「どうする~○○○○~」・・・JR北海道もICカード型乗車券「キタカ」導入へ
昔、某大手金融会社のCMで「どうする~○○フル~」なんて節回しが盛んに流れ、私のアタマにもしっかり焼き付いてしまっています・・・
で、これと似たような状況が、JRのICカード乗車券の世界にも生まれようとしています。
一昨日(13日)、JR北海道は、来秋(2008年秋)の予定で、札幌圏内に於いてICカード型乗車券「Kitaca(キタカ)」を導入すると発表しました。
これは一昨日付で『産経イザ!』に掲載された「IC乗車券「キタカ」導入 JR北海道が来秋」という記事が報じているもので、札幌圏内の55駅で導入、内容的には先行のJR東日本「Suica」等と同様のものとし、将来は電子マネー機能や隣接するJR東日本が発行する「Suica」との共通化を計画しているとのこと。
JRのICカード型乗車券については、「Suica、ICOCA、TOICAに続け──JR九州、ICカード乗車券を導入」にもありますように、JR九州も2年後の2009年春に導入する予定と既に発表しており、今回のJR北海道の導入発表によって、ICカード型乗車券導入の発表を行っていないのはJR四国ただ1社だけとなりました。
まさに、某大手金融会社の真似とは言いませんが、「どうする~JR四国~」という状況が生まれているわけで・・・
ただ、JR四国にしても導入する意志は示している模様であること、そして四国ではJRより先に地元私鉄2社(高松琴平電鉄・伊予鉄道)がICカード型乗車券を既に導入していることから、変な話、今回のJR北海道の発表によって、2009年春頃までには少なくとも北海道・本州・四国・九州の日本列島4島でICカード型乗車券が全て出現する形となりそうですネ。
最後に、今回のJR北海道のICカード型乗車券導入の発表に合わせ、札幌市営地下鉄でも使えるようにしてほしいとの声も一部から挙がっていますが(「すいかいこかについにきたか」とか)、実はその札幌市営地下鉄でも2008年度末を目処にやはりICカード型乗車券の導入を計画しており(市営交通における「I Cカード」の導入について)、今回発表のJR北海道のICカード型乗車券との”相互乗り入れ”も検討しているそうで、私もこの”相互乗り入れ”は是非実現して欲しいし、また「Suica」にとどまらず「ICOCA」でも使えるようにしてもらえれば嬉しいですネ・・・
ICカード型乗車券のネットワークは、今後も益々拡大することでしょう。
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