「日暮里・舎人ライナー」試運転へ・・・・・・東京都交通局の新交通システム
つい最近知ったことですが、都営地下鉄等を運行している東京都交通局が、今度は新交通システムを東京23区内の北部地域に走らせることになり、現在試運転を行っている最中だそうで・・・
その新交通システム路線の名前は「日暮里・舎人ライナー(新交通日暮里・舎人線)」。東京都等の発表によれば、2008年3月(平成19年度末)の開業を目指しているとのこと。
初めて知った。もう既に1年切ってるじゃん・・・
『産経イザ!』に今日(8日)付けで掲載された「「日暮里・舎人ライナー」9・7キロ、初の試験走行」によると、昨日(7日)から試験走行を開始し、車両が軌道や構造物にぶつからないかどうかを確認しながら(車両に対する建築限界の確認ですね)、時速4.5kmのゆっくりした速さで走行していたとのこと。
で、この「日暮里・舎人ライナー」で運用される車両外観を見て、新橋から有明方面に走っている「ゆりかもめ」を思い出してしまいました。
「日暮里・舎人ライナー」の車両写真がこちらに、一方「ゆりかもめ」の車両写真がこちらとこちらにあるのですが、「日暮里・舎人ライナー」車両の扉の開閉方法とその配置、前面の窓の配置等が何となく「ゆりかもめ」に似ているような印象を受けました《勿論、塗装は異なりますが》。
「日暮里・舎人ライナー」の車両は、「ゆりかもめ」で運用されている車両の側面をまっすぐにした感じ、座席はロングシート主体・・・といった感じですね。
で、この「日暮里・舎人ライナー」が走るルートと終点となっている駅の位置について、地図サイトを使い、更に参考資料として東京都交通局のサイトや足立区観光案内の類のサイトなどを使って割り出してみました《尤も現地に行ってみればすぐわかりそうなものですが・・・何しろ私自身、関西住まいなもので》。
終点となる「見沼代親水公園」駅のすぐ北側は埼玉県草加市になっているものの、少し行けばもう川口市になっていますね《地図上で》。
ルートの左(西)側には埼玉高速鉄道が、右(東)側には東武伊勢崎線が走っているものの、その間のいわば空白地帯を今度の東京都交通局の新交通は走っているというイメージかな。
埼玉高速鉄道と東武線に挟まれているとはいえ、地図で眺める限りでは確かにスカスカの感がありますね、縦横無尽に鉄道網が張り巡らされているのが当たり前の東京都心部にしては…。
ところでこの「日暮里・舎人ライナー」についてですが、「新交通 日暮里・舎人線」という記事にもありますように、着工したのは平成9年のことで(全然知らなかった!)、当初計画では平成11年度中の開業を目指していたらしく、その後、東京都の財政難等から、開業時期が平成15年度中に延期となり、それでも収まらなかったのか、更に平成19年度中に延期となってしまったようですね。
その上、需要予測にしても、ネットで調べる限りでは、やはり当初需要予測からの下方修正が見られ(10万人→59,000人)、「交通網都市基盤整備調査特別委員会」という記事では今度開業する「日暮里・舎人ライナー」が新交通システム初の廃止例となってしまった愛知県の「桃花台交通」の二の舞になることへの懸念を暗に示しています。
果たして地元民に本当に必要とされているのだろうか、この「日暮里・舎人ライナー」・・・
あ、需要予測といえば、最近の例では、これは新交通システムではありませんが、昨年12月に開業した大阪市営地下鉄今里筋線が、当初需要予測「1日あたり12万人」に対して実際の利用者数3万7千人、と3分の1にも満たない利用者数にしかなっていない実態がある等、どうも以前から公営交通を新規着工・開業させようとする際、行政側がたいてい大甘な需要予測を立ててしまう傾向があるようで・・・
「日暮里・舎人ライナー」が「桃花台交通」の二の舞にならないことを、今は祈るのみです・・・
<(_ _)> お読み下さってありがとうございます <(_ _)>

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