東海道・山陽新幹線の新型電車「N700系」ついに登場・・・・・・時代の移り変わり
既に各種メディアで大々的に報じているところでありますが、昨日、東海道・山陽新幹線に新型電車「N700系」が正式にデビューしました。
これに伴うダイヤ改正が同時に行われ、初の「品川始発」の列車を設定・・・その列車こそがまさに「N700系」による「のぞみ99号」であり、新たな東海道・山陽新幹線の1番列車かつ「N700系」トップランナーとなったこの「のぞみ」に鉄道ファンを初めとする数百人のオーディエンスが品川駅プラットホームに集結(その模様は「早朝、品川駅。」にて詳報)、『産経イザ!』に掲載の「新幹線N700系デビュー JR品川駅で出発式」という記事にもありますように、JR東海社長ら関係者と共に新型車両の1番列車出発に立ち会っていた様子でした。
この「N700系」出発式については同時刻に東京に向けて出発した「N700系」による「のぞみ100号」の始発駅・新大阪駅でも行われ、その模様を映した動画が『YouTube』にもアップされています。
その中の一つである、3本セットの動画を、時系列に沿って、以下にて紹介していますが、宴の後始末やその後の顛末も見えてしまって、私も見ていて何だか切ない気持ちになってしまいマシタ。
◎ Part-1 「N700系のぞみ100号 新大阪出発式」
↓
◎ Part-2 「のぞみN700系新大阪出発式のくす玉回収」
↓
◎ Part-3 「驚き?新大阪N700出発式直後の回送N700系」
とはいえ、これからの”ユビキタス社会”をも見据えた新時代の新幹線車両の門出を、まずは祝したいと思います。
一方で、かつて日本の鉄道界にセンセーションを巻き起こした新幹線「0系」車両でありますが、これも時代の流れでしょうか、同じく『産経イザ!』に去る6月27日付けで掲載された「“新旧”新幹線勢揃い N700系デビュー目前」という記事とそれに関連した「0系はなし?? 」という記事を見て、0系はいよいよ過去帳入りだな、という感慨にとらわれてしまいました。
小学生だった頃に初めて対面した0系新幹線車両(この頃はまだ”国鉄”で、新幹線といえば0系オンリーでした)の外観とモーター音(?)は今でも忘れられない記憶として残っています。
それから20年以上の歳月が流れ、”国鉄”は”JR”となり、そして今回東京~新大阪間で最速2時間25分で結んでしまう「N700系」の登場・・・東海道・山陽新幹線もガラリと変化したという印象を改めて抱いている次第デス。
いつか機会を作って「N700系」新幹線電車に乗ってみたいなぁ・・・・・・
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ベートーベン
歓喜の歌ドイツ語版(ショパン)
歓喜の歌~ベートーヴェン(混声)


こんばんは。
TBありがとうございます。過去にもICカード「kitaca」でTBいただいたような。すいません、挨拶もせずに申し訳ありませんでした。
東海道新幹線に300系のぞみが投入されたころまだ走っていた0系のこだまに乗ったのが0系は最後かもしれません。
考えて見ると新大阪-博多の新幹線はバリエーション豊富ですね。6種類?でしょうか。
投稿: nekoni-matatabi | 2007年7月 2日 (月) 22時44分
nekoni-matatabi さん、コメントありがとうございます。
こちらこそロクに挨拶もせず、大変失礼いたしました!
おっしゃるとおり、今の山陽新幹線区間を走る新幹線電車はバリエーションが豊富と言いますか、これまで活躍してきた新幹線車両の全種類が走っているのですから・・・
0系、100系、300系、500系、700系、そして今月から走り出したN700系・・・6種類ですネ。
尤も700系については通常仕様とJR西日本独自仕様(レールスター)の2種類が存在しますので、捉え方によっては「7種類」にもなりそう・・・
まあ、大まかに言えば”6種類”でしょうね。
で、私が最後に0系新幹線列車に乗ったのは一昨年の9月下旬のことで、京都と南宮崎を結んでいた寝台特急「彗星」廃止の少し前に南宮崎からその「彗星」にお別れの乗車した際、大阪から九州に向かう際に利用した東京発の「富士」(だったような記憶…)が東海道線・吹田付近で発生した人身事故の影響で大幅に(確か1時間以上)遅れてしまい、徳山(だったように記憶)から実施された新幹線振り替え輸送にて割り当てられた博多行の「こだま」で運用されていた0系(6両編成)に乗ったのが最後の乗車体験です。
投稿: 南八尾電車区 | 2007年7月 3日 (火) 20時32分