今年の『21世紀の第九』（佐渡裕指揮）前売開始へ ＆ 横浜交響楽団による「第九」・その３（終）

　今日の夜、洗濯機（うちのは全自動ではなく二槽式デス）用（というか”洗濯機に付属するオプション品”）の糸くずフィルターを求めて自転車で近くの家電量販店に出かけました。

　現在洗濯機に取り付けている糸くずフィルターに、絡まった糸くずを取ろうと励む余り大穴を開けてしまい、使い物とならなくなってしまったためデス。

　店内に入り、洗濯機のコーナーに向かってみると・・・・・あるわあるわ、メーカー・機種毎の糸くずフィルターや洗濯ネット（？）等のオプション品が並んでいるのが見えました。

　しかし、目当てにしている糸くずフィルターが見当たらない・・・そばにいた店員に尋ねたところ、ついさっき売れたばかりで取り寄せになる、とのこと。

　ああ悔しい・・・・・・

　店員に聞くと、明後日くらいには届くだろう、とのことなので、取り寄せを依頼、代金先払いとのことなので、レジで糸くずフィルター代（270円でした）を支払ってレシートと注文控えを受け取り、そそくさと店を後にしたのでありました。

　とはいえ、これで”洗濯時の糸くず取り”の悩みから解放できる・・・《？？？》

　さて、毎年大晦日近くに大阪のザ・シンフォニーホールにて開かれている『21世紀の第九』（佐渡裕指揮）の、今年公演分の内容が発表となっています。

　　ソプラノ：田村　麻子
　　メゾ・ソプラノ：林　美智子
　　テノール：吉田　浩之
　　バリトン：キュウ・ウォン・ハン
　　合唱：京都バッハ・アカデミー合唱団
　　管弦楽：大阪センチュリー交響楽団
　　指揮：佐渡　裕

　演奏曲目はベートーヴェン「第九」のみ。公演期日は12月27日（木）・28日（金）の２日間で何れも19時開演です。料金は「Ａ 7000円・Ｂ 5000円・Ｃ 3000円」の３種類で、９月９日（日）・朝10時から一斉前売開始となっていますが、主催者扱い元にあたるＡＢＣチケットセンターに限り、９月６日（木）・朝10時より電話による「優先予約受付」があります《全券種対象。但し「Ｃ席」券に限り１通話につき最高２枚まで》。

　ちなみに今年公演分の「21世紀の第九」のソリスト陣ですが、メゾ・ソプラノ（アルト）を除いて、昨年の「１万人の第九」と「21世紀の第九」、及び先日行われた『富士山河口湖音楽祭2007』に於ける「第九」公演の各ソリスト陣（３公演とも同一！）と同一のメンバーで揃えています《メゾ・ソプラノ（アルト）のみ、河口湖音楽祭の「第九」までは手嶋眞佐子が出演していましたが、今冬の「21世紀の第九」では林美智子に入れ替わりとなります（となると、今冬の「１万人の第九」のアルト・ソロが誰になるのか・・・興味深いところですネ）》。

　日本国内の主要オーケストラでは年末の「第九」公演の開催を既に発表しており、関西でも、

大阪フィル（ベートーヴェン交響曲全曲演奏会・IV）
　→指揮：大植　英次（大阪フィル音楽監督）
関西フィル（「第九」特別演奏会）
　→指揮：飯守泰次郎（関西フィル常任指揮者）
京都市交響楽団（「第九コンサート」）
　→指揮；大友　直人（京都市響常任指揮者兼Ａ．Ａ．）
大阪シンフォニカー交響楽団（感動の第九）
　→指揮：寺岡　清高（大阪シンフォニカー正指揮者）
《大阪センチュリー響＆テレマン室内管
　　　　　　　　　…楽団独自の「第九」公演は無し》

というように指揮者を既に決めています。

　また、在京のプロ・オーケストラでも、ＮＨＫ交響楽団ではアメリカ出身の指揮者で2003年からノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者に就任しているアンドリュー・リットンを、また読売日本交響楽団では鹿児島出身の指揮者で、2001年９月開催の第47回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、更に2006年11月より読売日響正指揮者に就任している一方で、第17回（2001年）から第20回（2004年）までの「第九ひろしま」に指揮者として毎回出演した経歴も持つ下野竜也を、それぞれ今冬の楽団が主催する「第九」公演の指揮者としてそれぞれ迎え入れることを既に決めています。

　夏の「河口湖音楽祭2007」は盛況のうちに幕を下ろす一方で、「１万人の第九」のレッスンはクラス単位で順次レッスンを開始してきている他、「第九ひろしま」も去る８月26日で初心者を対象としたお試し的位置づけとされる無料の「ビギナーレッスン」を終え、来月からはいよいよ本格的にレッスン開始となる等、残暑が続く中、”冬支度”は確実に進行しているようです。

　さて、ここで話は変わりますが、ここのところ横浜市内で活動している由緒あるアマチュア・オーケストラ、横浜交響楽団によるベートーヴェン「第九」演奏の、現在もネット上にて公開されている音源について紹介してきていますが、今回は昨年（2006年）の12月17日(日)に行われた第595回定期演奏会に於ける「第九」演奏の音源をご紹介したいと思います。

　当日の出演者データは以下の通り。

　ソプラノ：渡海　千津子（わたるみちづこ）
　アルト：朴　瑛実（ぼくてるみ）
　テノール：鏡　貴之（かがみたかゆき）
　バリトン：多田　康芳（ただやすよし）
　合唱：横響と第九を歌う会合唱団、横響合唱団
　指揮：甲賀　一宏

　この日は「第九」演奏の前にワーグナー作曲の『ジークフリート牧歌』が演奏されたわけですが、これについては音源掲載元ページに譲るとして、「第九」演奏のみ以下にてご紹介いたします。

　第１楽章（Allegro ma non troppo, un poco maestoso）
　第２楽章（Molto vivace）
　第３楽章（Adagio molto e cantabile）
　第４楽章（Presto ～）

　なお、横響による「第九」演奏音源のネット上公開分は今回紹介のものが最後となりますため、今回を以て終わりとさせて頂きます。

　次回以降はまた別の楽団等による「第九」演奏の動画などを紹介していきたいと考えています。

【おことわり】
　紹介しております音源（横響の「第九」の音源）については、今後、音源掲載元サイトの管理人の都合等により削除される可能性がありますことを、予めご承知おき下さい。
　また、横浜交響楽団公式サイトから音源掲載元ページへはアクセス出来ませんので、ご注意下さい。

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