アニハーノフ＝レニングラード国立歌劇場管の「第九」 in オーチャードホール（2003年12月）・・・『YouTube』より

　９月に入りましたネ。

　でも、こちら大阪は好天に恵まれ（雲は出ていますが）、そのせいか昼間は暑かったデス。

　今日、父親の介護に関連して、ケア・マネージャの人が来てくれて介護サービスに関して小一時間説明していました。

　その後、介護保険の認定の話もあり、その後母親が何やら書類に記入しているのが見えたのですが、介護保険証の番号も書かれていることから、どうやら来てくれたケア・マネージャの側で代理申請してくれているみたいです《更に暫く後には障害者認定に関する話もちょろっとありました》。

　でもそのケア・マネージャは、役所の人は動いてくれない、とぼやいていたそうな・・・

　まあ現実は厳しい、というべきでしょうか《それとも単に役所のほうが動いていないだけ!?》。

　さて、今回もネット上で公開されているベートーヴェン「第九」演奏のマルチメディア・ファイルを紹介していきたいと思います。

　今回は『YouTube』に寄せられている「第九」関連動画からの紹介となります。

　今回紹介するのは４年前の2003年の暮れ（年末期）に東京・渋谷のオーチャードホールで開催された海外オーケストラによる「第九」公演を収めたものです。

　出演者の紹介は後ほど行うとして、誰が投稿したかの検証を先にしたいと思います。

　勿論具体的に誰かというところまではわかるはずはないわけですが（投稿者のＨＮは出ていますが）、投稿者がどこの国の人なのかについてはある程度調べがつくと思います。

　今回紹介する「第九」演奏動画に収録されているのは第４楽章のみで、動画自体は５分割となっています。

　そしてその分割された５本の動画に共通して付いているタイトルは「Beethoven novena Sinfonia (japon-dic-2003)」。

　このタイトルで、「novena」はスペイン語で「９（の）」を意味する序数詞、「dic」はやはりスペイン語で「12月」を意味する「DICIEMBRE」の略語であること〔→「LESSON　3　 特殊な数・曜日・月（スペイン語講座）」〕、そして動画に添付されている『YouTube』公表データ（というより動画毎の解説文か！？）も、翻訳サイトを使って確認した結果、スペイン語で書かれていることが判明・・・・・これらから、この動画はスペイン人或いはラテン系の人が撮影したか、或いは別の誰かが撮影したものをスペイン人或いはラテン系の人が投稿したか、の何れかが考えられます。

　それにしても、ちょっとヤバイ映像ですネ《何故ヤバイかはわざわざ私が申し上げなくともおわかりになるかと思います（特にコンサートによく行かれる方）》。

　それはさておき、出演者でありますが、今回の「第九」演奏動画に添付されている『YouTube』公表データから、ここのところ年末に東京と横浜で「第九」公演を行っているのみならず年末から年始にかけて日本全国を精力的にまわることで知られるロシアのレニングラード国立歌劇場管弦楽団〔正しくは「ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立歌劇場管弦楽団」→詳しくは「サンクトペテルブルクのオーケストラ～ムソルグスキー記念サンクトペテルブルク国立歌劇場管弦楽団（レニングラード国立歌劇場管弦楽団）」を参照（後記の芸術監督アニハーノフのことも含めて詳細に解説されています）〕、そして指揮はこの歌劇場の芸術監督に26歳だった頃（1992年）に就任しているアンドレイ・アニハーノフ（Андрей Аниханов／Andrei Anikhanov／Andrey Anikhanov）が務めていました。

　４人のソリスト陣についてはネット上で調べてみてもわかりませんでしたが、５本ある動画一つ一つに添付されている解説文の中にソリストの名前とおぼしきものが見え、それらの解説文を総合すると・・・・・・

　　　ソプラノ：Amelia Corilloclla
　　　アルト：Susana Ponce
　　　テノール：Harui Honda
　　　バリトン：Mario Ponce

と推測されます《間違っている可能性があります》。

　合唱団はＴＣＦ合唱団が務めているのですが、このＴＣＦ合唱団は辻正行（2003年11月死去）が指導していた合唱団の集合体を指しており、その中でコア的存在と位置づけられているのは大久保混声合唱団といわれています《変な話、「晋友会合唱団」と同じ類の合唱団でもあるわけですネ》。

　ところで、初めのほうで、今回の演奏動画は「第九」終楽章のみの収録で動画自体は５分割されていると申し上げましたが、各動画の収録範囲は次の通りとなっています。

◎ 第１分割：１小節目→207小節目
◎ 第２分割：208小節目→434小節目
　《２度目のファンファーレ（？；直後にバリトン独唱）から》
◎ 第３分割：435小節目→626小節目
　《男声合唱による「マーチ」部分の終了直後から》
◎ 第４分割：627小節目→762小節目
　《合唱の難関の一つ「Ihr, stürzt nieder」直前の序奏から》
◎ 第５分割：763小節目→曲終
　《ソロ四重唱による「Freude, Tochter aus Elysium」以降》

　なお、楽譜上から確認されたい方は「「第九」の楽譜が無料で手に入る！《オーケストラ用、合唱用とも》」をご参照下さい《無料で入手できる「第九」楽譜の話を記しています；なおご利用は自己責任にてお願いします》。

　それでは、以下の動画を順次お楽しみ下さい。

◎ 第１分割：１小節目→207小節目

Beethoven novena Sinfonia (japon-dic-2003) I
【この動画は削除されました】

◎ 第２分割：208小節目→434小節目

Beethoven novena sinfonia (japon-dic2003)
【この動画は削除されました】

◎ 第３分割：435小節目→626小節目

Beethoven novena sinfonia (japon-dic2003) III
【この動画は削除されました】

◎ 第４分割：627小節目→762小節目

Novena sinfonia de Beethoven (Japon dic-2003)

◎ 第５分割：763小節目→曲終

Beethoven novena sinfonia (japon-dic2003) V

　ここ最近、毎年年末年始に来日しては「第九」等のコンサート・プログラムを初めオペラやバレエをもこなしてしまうというアニハーノフとレニングラード（サンクトペテルブルク）国立歌劇場管弦楽団、つまみ食い的に上記動画の演奏を聴いてみてもそこそこ楽しめそうな感じであり、まさしく超人（というか鉄人）にふさわしい活躍ぶりを今も見せてくれています《ちなみに今年も12月27・29・30日の３日間、東京と横浜で「第九」公演が予定されています》。

【おことわり】
　『Google Video』や『YouTube』等の動画投稿サイトにて公開されている動画については、今後、投稿者或いは運営サイドの判断等により削除される可能性があります。その場合、お楽しみいただけなくなりますことを予めご承知おき下さい。

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