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鹿児島の最新の動き《九州新幹線と絡めて》・・・・・・その1「鹿児島市中心部の動きと九州新幹線意識調査」

 2011年春に予定されている九州新幹線の新八代~博多間開通に伴う全線開業を控え、建設工事は現在のところ順調に進行中のようで、「福岡県内の事業進捗状況(平成19年7月末現在)」によると、福岡県内でも9割以上の用地取得が完了しており、工事進捗率も56%と、順調に進んでいます。

 

 そんな中、以前本ブログの「のりば増設の新大阪駅、地元デパート増床の鹿児島・・・・・・2011年春予定の九州新幹線全通に向けて」の初めのところで、九州新幹線全線開業に備えて鹿児島の地元デパート山形屋が、鹿児島市の区画整理を兼ねて増床計画を打ち出していることを書きましたが、その後山形屋が増床計画策定に伴って鹿児島市に申請していた土地区画整理がこのほど認可され、九州新幹線の全線開業に間に合わせるべく、いよいよ計画の本格的な実行へと移ることとなりました。

 

 

 まずは鹿児島市からの区画整理事業の認可が下りたことを報じている記事から・・・

 

山形屋増床計画 区画整理事業を認可 鹿児島市 「通路協定」に調印
《西日本新聞Web版・2007年08月17日付け掲載記事》

 鹿児島市は16日、増床計画を進める同市の山形屋(岩元修士社長)が申請していた土地区画整理事業の施行を認可。同日、森博幸市長が岩元社長に施行認可通知書を手渡した。両者は同日、増床計画に伴う土地交換で、山形屋の所有となる市道部分の管理協定に調印した。
 森市長は「ぜひこの事業を成功させ、鹿児島の発展に協力を」と話し、岩元社長は「中心商店街活性化のさきがけとなるよう、天文館の核としての店づくりを進めたい」と述べた。
 同事業の施行地区面積は約1.2ヘクタール。山形屋2号館や、現在事務所や荷さばき場などが入る同3号館を増床、増築。全体の売り場面積を現行の約3万平方メートルから約5万平方メートルにする。2号館と3号館は、3階以上と地階で一体化。約500平方メートルのイベント広場も整備。同市で相次ぐ、郊外型大型店進出に対抗、天文館地区の活性化に役立てる核店舗を目指す。九州新幹線鹿児島ルートが全線開業する2011年春の全面オープン予定。
 両館に挟まれる市道(97メートル)は同社所有となるが、管理協定により市民が24時間、通行できる通路となる。

山形屋:売り場面積5万平方メートルへ 九州新幹線開業に向け増床計画 /鹿児島
《毎日新聞(MSN毎日インタラクティブ)・2007年08月19日付け掲載記事》

 鹿児島市の百貨店・山形屋が九州新幹線の全線開業に向け、売り場面積を現在の約3万平方メートルから約5万平方メートルに広げる増床計画を進めている。16日には計画に伴う区画整理事業を鹿児島市が認可した。山形屋は「天文館地区の核店舗としては手狭で、増床を決めた。(全線開業予定の)2011年春までに完成したい」としている。
 山形屋の売り場は1~4号館に分かれているが、計画では、3号館を増改築して延べ約2万平方メートルの売り場を確保したうえ、東側の2号館と連結させて「新2号館」に新装する。3号館と2号館を「分断」していた市道については、山形屋が換地取得し、24時間通行可能な歩行者用通路(長さ97メートル、幅6・6メートル)を整備。1、2階部分は吹き抜けとなる予定だ。市道の廃止は既に6月議会で可決された。
 3号館の大半を占めている機械室や事務機能は、新たに同館の北側に建設する新5号館に移設する。
 土地区画整理事業はこの増床計画に伴うもので、現在の2、3号館と新5号館を含む計約1・16ヘクタールが対象。市は市道と引き換えに、山形屋から同面積の国道225号沿いの土地(同市東千石町)を取得し、中心市街地活性化の用地として活用する方針。区画整理事業費1億5000万円は山形屋が全額負担する。
 新2号館には、地元商店街なども利用できる約500平方メートルのイベント広場を建設する予定。山形屋は「増床が、中心市街地活性化の起爆剤となれば」と話している。【福岡静哉】

 

 分断のもととなった元の市道は、鹿児島市との協定で、いわば「山形屋の歩行者天国」みたいな感じに作り替えるようですネ・・・

 

 で、ウィキペディア解説「山形屋」にもありますが、実は九州新幹線の新八代~鹿児島中央間の先行開業に合わせて新規開業した鹿児島中央駅商業施設「アミュプラザ鹿児島」に一時テナントとして入居することを検討するも断念し、その後そこにライバル店がテナントとして入居したことで一時客足が遠のいていた山形屋でありましたが、その後、周辺の地元商店街との協力調和と地域活性化を図っていくこと等によって、今では徐々に客足を取り戻しつつあるとのこと。

 

 しかし今秋、鹿児島市内を走る産業道路(県道217号)沿いの地域にあたる鹿児島市東開町にイオン大型ショッピングセンターが建設を進めていることが報じられ、その床面積は山形屋の増床工事完了後の総床面積に相当するとか・・・

 

イオン10月6日開業/鹿児島市
《南日本新聞Web版・2007年08月31日付け掲載記事》

 鹿児島市東開町に建設中の大型商業施設・イオン鹿児島ショッピングセンター(SC)は10月6日開業することが、30日、南日本新聞の調べでわかった。交通渋滞や施設内の混雑を避けるため、開業日前に近隣住民を対象にしたプレオープンもある見込み。
 同SCは県内初進出。運営するイオン九州(福岡市)は今秋の開業を目指していた。現在、工事は外観がほぼ完了。店内工事が急ピッチで進められている。9月4日、松井博史社長らがSCの概要について記者会見を開くほか、9日には2000人が参加し、SCで植樹祭をする予定。
 店舗面積は約5万平方メートルで山形屋(同市)を抜き、県内最大の商業施設となる。総合スーパーのジャスコ鹿児島店を核店舗に、専門店約160店が入る。半数は鹿児島初出店になるという。従業員数は2500人。駐車場台数は3500台を備える。年間来場者数1000万人を目指している。

 

 そして、この記事の掲載日付と同じ日に、山形屋は動きました・・・

 

山形屋:鹿児島市と地域貢献協定を締結 /鹿児島
《毎日新聞(MSN毎日インタラクティブ)・2007年9月3日付け掲載記事》

 鹿児島市の百貨店・山形屋は8月31日、地域貢献についての協定書を鹿児島市と締結した。山形屋の岩元修士社長と森博幸市長が協定書に調印した。市や山形屋は、同市東開町に今秋、大規模商業施設が開業することや約4年後の九州新幹線全線開業を見据え、天文館地区を中心とする中心市街地活性化策を模索。市と核店舗の山形屋が、改めて協力関係を深めようと締結した。
 協定書は山形屋の取り組みを定めており、(1)市が進めるまちづくりの取り組みに協力する(2)地元から優先的に雇用する(3)地産地消の取り組みを推進する--など7点。岩元社長は「地域貢献は百貨店の使命。従業員一同、精進していきたい」と意気込みを述べた。【福岡静哉】

 

 イオンの大型ショッピングセンターが建設されるのが、JRの駅で言えば指宿枕崎線で鹿児島中央から数えて4つ目の「谷山」駅あたりという、中心部からやや南に外れた場所であるとはいえ、山形屋にしたら大いなる脅威に感じたことでしょう。

 

 更に、各種マスコミで大々的に報じられていますように、日本の百貨店業界に於いても、売り上げの低迷から、ここのところ業界再編が進んでおり、最近では今年7月に三越伊勢丹の経営統合が発表され、大きな話題となっていましたネ。

 その伊勢丹は1973年設立の日本最大の百貨店共同開発機構、「全日本デパートメントストアーズ開発機構」(ADO)を主導、地方に点在している地場百貨店の多くが加盟しており、鹿児島の山形屋もこの団体に加盟している百貨店の一つなのですが、その山形屋、ADOを通じた伊勢丹との協力関係は維持しながらも独立路線を進む構えを見せています。

 

巨大百貨店グループ相次ぎ誕生、どうする地場百貨店
《『NIKKEI NET』2007年08月24日付け掲載記事》

 巨大百貨店グループが相次ぎ誕生する一方で、九州では各県に地場百貨店が残る。伊勢丹が主導する共同仕入れ組織の全日本デパートメントストアーズ開発機構(ADO)に加盟する店も多く、今後の地場百貨店の動きも注目される。
 「大手との資本提携などは考えていない。北九州で独立独歩でやっていく」。井筒屋の江本幸二社長は20日の定例会見で強調。三越・伊勢丹の統合については、「百貨店はそれぞれの店に個性があり、銀行のような店舗統廃合を通じた効率化はなじまない」と指摘した。
 山形屋(鹿児島市)もADOを通じた伊勢丹との協力関係を維持しながら独立路線を進む構え。岩元修士社長は23日、「三越鹿児島店との関係は変わらない。お互いの取り組みが鹿児島にプラスになる」とコメントした。
 一方、三越鹿児島店の平正秀店長は「商品政策や業務改革で(伊勢丹との)統合メリットを生かし、鹿児島の天文館地区の活性化につなげたい」としている。

 

 そして、先に記したイオンの大型ショッピングセンター進出で鹿児島市中心部の天文館界隈は危機感を募らせている中、それまでライバル関係にあった山形屋と同じく天文館界隈に構える三越鹿児島店が、鹿児島中心部の振興のためスクラムを組み、周辺の地元商店街等も仲間として引き入れて、行動を起こしていました。

 

WeLove天文館協議会、山形屋・三越初の共同イベント…鹿児島
《読売新聞Web版・2007年08月05日付け掲載記事》

 いつまでも輝き続ける天文館に――。九州有数の繁華街・天文館の商店街振興組合や町内会、百貨店など13団体・企業が6月、「We Love 天文館協議会」(会長=有馬勝正・中央地区商店街振興組合連合会理事長)を結成した。鹿児島市南部で相次ぐ大型商業施設進出に伴う買い物客の減少に歯止めをかけよう、と「オール天文館」で結束する組織だ。発足から約2か月。関係者の努力が実を結び、「これまで考えられなかった」と商店主らも驚く仕掛けや取り組みがスタートした。
 
 「8月の毎週土・日は浴衣の日」。浴衣を着たお客さんで夏の天文館をにぎやかにしよう、と協議会が定めた。初日の4日、山形屋、三越鹿児島店、タカプラの3店は、受付の女性スタッフが浴衣を着て来場者を出迎えた。山形屋や三越鹿児島店は、浴衣を着て商品を買った客に粗品をプレゼントするサービスも行った。
 山形屋の東洋一・販売促進部長は「浴衣姿で『天まちぶらり』してもらえれば、夏らしさも出るし、活気も出る」と期待する。若者の間では、天文館のことを親しみを込めて、「天まち」と呼ぶ。
 また、9月には、山形屋と三越鹿児島店が初めて共同企画を展開する。「天文館へ行こうキャンペーン」(仮称)と銘打ち、お互いの店に足を運んでもらう取り組みだ。山形屋は9月5~10日、若い女性の間で流行している商品を集めた「MoNoフェア」を開催する予定で、フェアで商品を購入した客が三越鹿児島店の「スイーツ庭園」などでも買い物をして、計4個のスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリー形式で計画が進められている。
 長く天文館でライバルの間柄だった両店。企画担当者同士は実は4月ごろから毎週1回、合同でミーティングを行っている。初の共同企画もここで発案された。「こんなこと、これまで考えられなかった」と三越鹿児島店の平川隆照・営業推進部マネジャー。背景の一つは来店者数の減少、と明かす。同店の2006年度の来店者数は約350万人。4年前から90万人減った。「この数字が中央地区の魅力の薄れを象徴している。顧客の視点に立った街づくりができなければ、回復できないんです」
 
 天文館の商店主らが結束した大きなきっかけは、今秋、鹿児島市東開町にオープン予定の県内最大級の商業施設「イオン鹿児島ショッピングセンター」の存在だ。「イオンが来たら、120億~130億円は影響を受けるだろうね」。有馬会長は強敵の進出をこう分析する。
 有馬会長によると、天文館全体の06年度の売上高は約1900億円。ピークの02年度の約2400億円から500億円落ち込んだ。背景には「アミュプラザ鹿児島」(04年開業)、複合商業施設「フレスポジャングルパーク」(06年開業)と相次ぐ大型商業施設のオープンがあるという。
 
 協議会は今月11~26日には、有名な仙台七夕まつりで使われた七夕飾り約70本を天文館に飾りつけ、期間中に浴衣の女性がジャズやボサノバを演奏するコンサートを開くなど、今後も季節感たっぷりのイベントを計画。天文館のあちらこちらには「We Love 天文館」の文字と赤いハートマークをあしらった共通ロゴの旗が掲げられ、連帯感を醸成している。「各店の気持ちは一つになってきている。どんどん集客作戦を打ちます」。中央地区商店街振興組合連合会の田中明人事務局長は、郊外大型店への対抗心を燃やす。
 「鹿児島の顔」が輝き始めるのは、何より県民にとって大きな利益につながる。いっそうの奮起は県経済界に活況をもたらす可能性も高いだろう。

 

 イオンの大型ショッピングセンター進出も勿論脅威の対象でしょうが、2011年春の九州新幹線全線開業により懸念される福岡への「ストロー効果」で鹿児島全体が枯れてしまうことをも、地元に生きる企業として、危惧していることもあるでしょうネ。

 

 山形屋に纏わる話題をもう一つ・・・

 

「ディズニー」専門店、鹿児島に開店…350人が列
《読売新聞Web版・2007年9月2日付け掲載記事》

 「ディズニーストア鹿児島山形屋店」が1日、鹿児島市中町に開店した。午前10時のオープン前には県内外から訪れた約350人が列を作るなど、入場制限を行うにぎわいとなった。
 ディズニーのキャラクター商品を専門に扱う店で、ミッキーたちが壁に描かれた店内は、ディズニー映画の撮影現場をイメージ。ぬいぐるみや文具、小物など約2000種類の商品をそろえているほか、東京ディズニーリゾートの前売りチケットも購入できる。
 中でも、ジョーカーに黒豚を登場させたトランプやミッキーが桜島を見上げるデザインのハンドタオルなど鹿児島限定グッズには人気が集まり、女性客らが「かわいい」と声を上げながら買い求めていた。
 同店では開店記念として2日は買い物した先着300人に非売品の風船をプレゼントする。開店時間は午前10時~午後8時、問い合わせは同店(099・224・3932)へ。

 

 ディズニーストアWebサイトによると、この山形屋内にオープンした店舗は8月19日まで天文館界隈に構えていた旧店舗(ディズニーストア鹿児島天文館店)の移転という形で新たにオープンさせたものでありますが、九州内にはこの鹿児島の店舗を含めて4店舗しかなく、あとの3店舗は全て福岡県内に所在するため、ディズニーストアの移転先にもなった山形屋としてはちょっとした集客源を得たという感じなんでしょうね。

 

 

 さて、その山形屋が見据えている対象である九州新幹線でありますが、2011年春に予定されている博多~鹿児島中央間全線開業によって経済の流れが福岡に集中するのではとの懸念の声も聞こえそうなところなのですが(いわゆる「ストロー効果」)、その一方で、ちょっと興味深いデータも存在します。

 熊本に本拠を置くシンクタンク、地域流通経済研究所が行った九州新幹線絡みの以下の調査2本・・・

 

 (1)『九州新幹線全線開通の影響調査
 (2)『九州新幹線に関する意識調査

 

 (1)は熊本市・鹿児島市に在住の男女計800人を対象に九州新幹線全線開業後の福岡地区への利用動向について調査したものであり、(2)は大阪府と広島県に在住の男女合わせて700人を対象に九州新幹線全線開業に対する認識や全線開業後に訪れてみたい九州の地域について調査したものとなっています。

 つまり、(1)は鹿児島や熊本といった九州新幹線沿線の地方都市から”九州のメトロポリス”福岡への流れについて問うたものであり、(2)は逆に熊本・鹿児島といった各地方都市への人の流れについて問うたものになっている、ということも出来そうですネ。

 

 まず(1)ですが、九州新幹線全線開業後に福岡に行く際の交通手段について、熊本・鹿児島両地域とも「九州新幹線」を挙げる人が最も多かったのですが、特に距離的に離れている鹿児島地域在住者の間ではその割合は他の手段(マイカー、バス等)と比較して突出していたことが特筆されています。

 次に全線開業後の福岡地区の利用の増加について問うた設問では、熊本地域在住者では「変わらない」と回答した人が54.9%に上り、次いで「増えそう」が44.2%、「減りそう」は0.9%。これに対し、更に遠距離となる鹿児島地域在住者では「増えそう」が64.6%を占め、「変わらない」が35.4%、そして「減りそう」と答えたのはゼロ・・・距離的に遠くなる鹿児島地域のほうが全線開業によるインパクトは大きいものとなるということが浮かび上がってきます《まあ、ちょっと考えてみればピンと来そうなものですが…》。

 そして、先の「全線開業後の福岡地区の利用の増加」のところで「変わらない」と答えた人に対してその理由を尋ねてみたところ、両地域とも「地元のお店でも満足できそうだから」を挙げた人が最も多く、次いで「新幹線の運賃(交通費)が高そうだから」・・・と続くわけですが、福岡地区の利用が増えるという認識がある一方で、それぞれの地元にも一定の魅力を感じているとも読むことが出来る訳で、福岡との棲み分けを意識しながらそれぞれの地域の都市機能等を高めるべきだ、というふうに述べてレポートを締めくくっています。

 

 次に(2)ですが、まず2011年春予定の九州新幹線全線開業を知っているかどうかの問いには、大阪府在住者で42%、広島県在住者で29%の人が全線開業そのものを「知らなかった」と答え、九州に近い広島県在住者のほうが認識度で上回っていることを示しています。

 そして、全線開業後に九州に行きたいかどうかという問いでは、両地域とも9割強の人が「行きたい(訪れてみたい)」と回答、そしてそう答えた人に九州内のどこの県に行きたいかを訪ねたところ、両地域とも「鹿児島県」を挙げた人が最も多く、次いで「宮崎」、「長崎」、「福岡」・・・と、両地域とも共通の順番となっています。

 なお、調査(2)では、この後、九州に対するイメージや自然環境等に関する設問もありますが、それらに関してはここでは紹介しません《調査レポート本体をご覧下さい》。

 

 以上、(1)・(2)の2つの調査から言えることは、九州新幹線全線開業後には”九州のメトロポリス”福岡への集中がある程度起こりうるところなのですが、一方でその福岡には無いセールス・ポイント(観光資源、特産物等)を前面に押し出す等、魅力ある街づくりを推進していくことにより、鹿児島や熊本等といった地方都市であっても希望が持てるのではないか、ということです《尤も現実問題、殆どの地方自治体が財政面でナーバスな状態にあるようですが…》。

 

 

 話はまだ続きますが、長くなってしまいましたので、この続きは次回へ・・・

 

 

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