フォト

ご来訪の皆様へ…

  •  コメント、トラックバック大歓迎です!
     ご来訪の記念に是非どうぞ(ご意見、苦情等もどうぞ遠慮無くお寄せ下さい)!

     但し、当ブログの内容・趣旨に合わない(例えばアダルト系、出会い系)コメント及びトラックバック、或いは当ブログと内容・趣旨の合うものであってもこちらへのリンクの無いトラックバックにつきましては、当方の判断により、予告なしに削除する場合がありますので、予めご了承下さい。

     また放送番組等のダビング依頼についても、著作権の問題等により、基本的にお受けしておりませんので、併せてご承知置き下さい。

     当ブログサイトに掲載の各記事については、可能な限り、正確を期しておりますが、当ブログサイトに掲載の内容を利用して行う一切の行為について、当サイト管理人は何ら責任を負うものでは無いことを予めご承知おき下さい。

携帯電話から当ブログにご訪問される方々へ
《ご注意》

  •  当ブログではパソコン(PC)からの閲覧を前提として運営しています。
     そのため、携帯からアクセスされた場合、記事によっては本文内容の一部についてお見苦しい表示方となってしまったり、また各種動画共有サイトから引っ張ってきている動画の類など一部表示されないコンテンツ類もあります。

     

     以上の制約事項につきご承知頂ける方のみ、以下に表示のQRコード等により、ご訪問お待ちしております。

お問い合わせ先

  • piano-train1971◆kdm.jrnet.ne.jp

    《お手数ですが、送信の際には、上記の「◆」を半角の「@」にお書き換えの上、ご送信下さい》

気象情報(天気予報、雨雲レーダーなど)


  •  
    天気予報(全国・大阪府)と気象衛星画像(雲画像)、雨雲レーダー画像を用意しています

最近のコメント

Trackback People

  • ◎ クラシック(全般)
  • ◎ オーケストラ
  • ◎ ピアノ
  • ◎ 鉄道(全般)

新幹線

  • 【山陽新幹線】

    ありがとう0系新幹線 ブログパーツ

     『JRおでかけネット』(JR西日本)内に特設されている「0系新幹線」特集サイトへと飛びます

     

  • 【九州新幹線】

     2011年春、鹿児島ルート(博多~鹿児島中央間)全線開業予定

無料ブログはココログ

« これも経営統合効果!?・・・・・・神戸高速鉄道株、神戸市から阪急阪神HDに譲渡へ | トップページ | 正式合意の陰に潜む闇を見つめて・・・・・・山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れ(2) »

JR西日本とJR九州の正式合意そして記者会見へ・・・・・・山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れ(1)

 先日「ついに相互直通乗り入れ実現へ・・・・・・九州新幹線と山陽新幹線、JR西日本・JR九州双方で合意に達す」にてお伝えした、山陽新幹線九州新幹線の相互直通乗り入れの話でありますが、昨日から今日にかけて各種メディアにてさんざん報じられていますように、昨日(17日)、JR西日本JR九州との間で山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れについて正式合意に達し、記者会見を開きました。

 

 まさしく、歴史に新たな1ページが書き加えられた瞬間でしたネ。

 

 

◎ 記者会見から・・・

 まずは経済紙(日本経済新聞)による報道から・・・

 

新大阪―鹿児島中央4時間・新幹線直通運転へ
《『NIKKEI NET』2007年10月17日付け掲載記事》

 西日本旅客鉄道(JR西日本)と九州旅客鉄道(JR九州)は17日、2011年春に九州新幹線の鹿児島ルートが全線開通するのに合わせ、新大阪―鹿児島中央間で新幹線を直通運転すると発表した。関西から南九州まで「乗り換えなし」の利便性を売り物に、ビジネス、観光の利用者を取り込む。
 九州新幹線は04年3月に新八代―鹿児島中央間で部分開通。11年春に博多―新八代が完成する。直通運転には九州に急こう配の区域があり、山陽新幹線の車両の乗り入れが難しいという課題があったが、2社は新型車両を共同開発することなどで解決した。「N700系」をベースに2社で計29編成の新型車両を準備、時速300キロでの営業運転を目指す。関連経費も含めた投資額はJR西が約1000億円、JR九州が約400億円。
 直通列車は新大阪―鹿児島中央を現行より1時間短い約4時間、新大阪―熊本を約3時間20分で結ぶ。鹿児島や熊本は市街地と空港が離れているため、飛行機との競争でも優位に立てるとみている。(22:14)

 

 次に一般の全国紙による報道から・・・

 

新幹線:大阪-鹿児島、4時間で直通運転 11年の開通時
《毎日新聞Web版(毎日jp)・2007年10月18日付け掲載記事》

 2011年春の九州新幹線(博多-鹿児島中央)の全線開通に合わせ、山陽新幹線との直通運転について検討してきたJR西日本とJR九州は17日、新大阪-鹿児島中央間で乗り換えなしの直通列車を運転することで正式合意したと発表した。新大阪から熊本までは約3時間20分、鹿児島中央までは約4時間で結ばれる。現在よりも1時間前後短縮され、飛行機とのシェア争いが激しくなりそうだ。
 
 九州新幹線は04年に新八代-鹿児島中央(約137キロ)で部分開業。現在、新八代-博多間で工事を進めている。
 直通列車は、九州区間のホームの長さなどから8両編成。本数は上下線とも1時間に1本程度となる見込み。列車の愛称や停車駅は、これから調整する。また九州区間は急坂が多く、山陽新幹線車両では上りきれないことや、山陽区間の最高時速300キロに対し、九州新幹線「つばめ」車両(800系)は同260キロとやや遅いことから、両社は乗り入れ用として東海道・山陽新幹線の最新型「N700系」をベースに、高性能の新型車両を新たに製造する方針。費用は西日本が約1000億円、九州が400億~500億円を負担する。
 一方、空路をみると、大阪(伊丹空港)と熊本、鹿児島両空港間は現在、いずれも1時間10分前後。しかし両空港から市街地までは、それぞれバスで1時間近くかかる。搭乗手続きや乗り継ぎ時間などを考慮すると、新幹線も飛行機も所要時間に大差がなくなり、両社は「シェア争いでも十分対抗できる」とみている。【小林祥晃】

 

鹿児島~大阪の直通新幹線は8両編成…JR九州・西日本が正式発表
《読売新聞Web版(YOMIURI ONLINE)「九州発」・2007年10月18日付け掲載記事》

 JR九州の石原進社長とJR西日本の山崎正夫社長が17日、福岡市内で記者会見し、2011年春に全線開業する九州新幹線(博多~鹿児島中央)と山陽新幹線(新大阪~博多)の相互乗り入れに合意したと正式発表した。
 
 現在、新大阪~博多間を1日24往復している「ひかりレールスター」の大半を鹿児島中央まで延長させる案が有力。約5時間かかる新大阪~鹿児島中央間が、全線開業後は4時間程度に短縮される。直通列車は九州新幹線より2両多い8両とし、両社合わせて29編成を発注する。総投資額は1400億円となる見込み。
 山陽新幹線の現行の車両は、急斜面が多い九州側の軌道に対応できないため、JR西とJR東海が共同開発した新型新幹線「N700系」をベースにモーターなどを増設した改良型の車両を製作する。
 ダイヤ編成などは今後詰めるが、JR九州の石原社長は「直通列車を1時間に1本は走らせたい」と述べた。

 

大阪-鹿児島4時間 山陽・九州新幹線乗り入れ
《『FujiSankei Business i.』2007/10/18付け掲載記事》

 JR西日本とJR九州は17日、2011年春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせて、山陽、九州の両新幹線を相互乗り入れさせると正式発表した。新大阪-鹿児島中央は最短で現行より約1時間短い約4時間、新大阪-熊本は約30分短い約3時間20分で結ばれ、飛行機に対抗する。鹿児島中央までの直通は、1時間に1、2本で調整している。
 
 JR西日本の山崎正夫社長は会見で「熊本、鹿児島は空港が都心から離れており、中心部に直接乗り入れる新幹線は時間面でも遜色(そんしょく)ない。運賃も競争を意識して決める」と飛行機旅客の取り込みに意欲を表明。JR九州の石原進社長は「九州にとって観光面で大いに期待できる」と強調した。
 最高時速300キロを誇るN700系をベースに、急こう配の多い九州新幹線の区間に対応できる登坂性能を持った新車両を開発。計232両導入する。山陽新幹線は最大で16両編成だが、直通運転は鹿児島ルートの駅ホームに対応できるよう8両編成とする。_
 現行の「のぞみ」や「つばめ」などとは違う愛称を公募などで決めたい考え。
 相互乗り入れに伴う新たな投資額はJR西日本が約1000億円、JR九州が約400億円の見込み。
 九州新幹線鹿児島ルートは新八代(熊本県八代市)-鹿児島中央が既に開業。残りの博多-新八代で工事が進んでいる。今回、JR東海の東海道新幹線との相互乗り入れも検討されていたが、8両編成では輸送力に問題があるため断念した。

 

 そして地方紙の報道から・・・

 

大阪―鹿児島 直通4時間 1時間短縮 『空』と争奪戦
《東京新聞(東京中日)Web版・2007年10月18日付け掲載記事》

 JR西日本とJR九州は十七日、二〇一一年春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせて、山陽、九州の両新幹線を相互乗り入れさせると正式発表した。新大阪-鹿児島中央は最短で現行より約一時間短い約四時間、新大阪-熊本は約三十分短い約三時間二十分で結ばれ、飛行機に対抗する。鹿児島中央までの直通は、一時間に一、二本で調整している。
 
 最高時速三百キロを誇るN700系をベースに、急こう配の多い九州新幹線の区間に対応できる登坂性能を持った新車両を開発。計二百三十二両導入する。
 山陽新幹線は最大で十六両編成だが、直通運転は鹿児島ルートの駅ホームに対応できるよう八両編成とする。
 現行の「のぞみ」や「つばめ」などとは違う愛称を公募などで決めたい考え。
 相互乗り入れに伴う新たな投資額はJR西日本が約一千億円、JR九州が約四百億円の見込み。
 JR九州とJR西日本が新幹線相互乗り入れを実施する背景には、激しさを増す航空会社との競争に共同で取り組もうとする狙いがある。乗り入れにより、飛行機が圧倒的なシェアを誇る大阪(伊丹)と熊本、鹿児島の間は、所要時間短縮で時間面の競争条件はほぼ等しくなる。今後、旅客取り込み競争は料金やサービスの面に移りそうだ。
 
 一般に所要時間が四時間程度までならば、旅客の多くは鉄道を利用し、それ以上になると飛行機にシフトするとされる。山陽、九州の両新幹線が直通運転をすれば新大阪-鹿児島中央は四時間前後。乗り換えもなくなりJR側は「旅客獲得への射程圏に入る」(幹部)と分析している。
 これに対し、航空会社側が運賃割引などで旅客シェア維持に出るのは必至。大阪-鹿児島の普通運賃は約二万五千円だが、事前予約に対する大幅割引で対抗することなどが予想される。
 ある航空会社幹部は「座席間隔が広くて豪華な食事を振る舞いサービスを充実すれば富裕層は飛行機を使う」と自信を見せている。

 

九州・山陽新幹線 相互乗り入れ合意 大阪から4時間 鹿児島直通1時間1、2本
《西日本新聞Web版・2007/10/18付け掲載記事》

 JR九州の石原進社長とJR西日本の山崎正夫社長は17日、福岡市のJR九州本社で会見を開き、2011年春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせて山陽新幹線と同ルートを相互乗り入れさせることを正式に発表した。新たな投資額は両社で計約1400億円に上る見通し。新大阪‐鹿児島中央は、最速の現行(乗り換え時間含む)より約1時間短い約4時間、新大阪‐熊本は約30分短い約3時間20分で結ばれる。鹿児島中央までの直通は1時間に1、2本で調整している。
 
 JR側は飛行機旅客の取り込みに意欲を表明。JR西日本の山崎社長は「飛行機とは時間面では遜色(そん しょく)ない」と強調した。また、JR九州の石原社長は「韓国、中国の人たちにも大きなインパクトになる」などと語った。
 両社は新大阪‐鹿児島中央を走る直通新幹線について新車両を共同で開発することで合意。最高時速300キロを誇るN700系をベースに、急こう配の多い新幹線の区間に対応できるタイプを誕生させる。新車両は8両編成で、JR西日本が19編成、JR九州が10編成をそれぞれ製作予定。本年度中に量産先行車の製造に着手する。
 新車両製造や自動列車制御装置の変更など、相互乗り入れに伴う新たな投資額はJR西日本が約1000億円、JR九州が約400億円になる見通し。
 直通新幹線の停車駅は未定。ダイヤ発表は開業の3カ月前、運賃設定も開業の半年前になるという。また直通新幹線には愛称を公募によって付ける方針だ。
 九州新幹線鹿児島ルートは新八代(熊本県八代市)‐鹿児島中央間(約127キロ)が2004年3月に開業。残る新八代‐博多間(約130キロ)の工事も進んでおり、同区間の進ちょく率は06年度末で約50%(事業費ベース)。JR九州は全線開通をにらみ、博多駅に新駅ビルを建設中。

 

新幹線 鹿児島-大阪直通4時間
《南日本新聞Web版・2007/10/18付け掲載記事》

 JR九州(石原進社長)とJR西日本(山崎正夫社長)は17日、2011年春の九州新幹線全線開業に合わせて運行する、鹿児島中央と山陽新幹線の新大阪間の相互乗り入れを正式に発表した。直通用に新車両を開発し、少なくとも1時間に1本以上走らせる方針。新車両のデザインやダイヤ編成、運賃体系は今後詰める。福岡市のJR九州本社で両社長が会見して発表した。
 
 所要時間は鹿児島中央-新大阪が最短で約4時間(現行約5時間)、熊本-新大阪が約3時間20分(同約3時間50分)とそれぞれ1時間から30分短くなる。
 新車両は最高速度300キロを誇る東海道、山陽新幹線の「のぞみ」(N700系)を基に、第6薩摩トンネル(鹿児島市)など急こう配の多い九州新幹線区間を上れるように強力なモーターを装備する。8両編成でJR九州が80両、JR西日本が152両導入する。本年度中に試験車両の開発を始める予定。
 投資額はJR西日本が1000億円、JR九州が400億円の見込み。
 新車両の愛称は公募して決定する考え。九州新幹線「つばめ」の名称は「そのまま残す」(石原社長)という。
 九州新幹線は04年3月に鹿児島中央-新八代間が開業。現在、残る新八代-博多間の工事が進んでいる。要望が出ていた東京への乗り入れについては、8両編成では輸送力が足りないため断念した。

 

 どうやら新大阪~鹿児島中央間直通の列車を1時間あたり1~2本程度設定することで引き続き調整すると共に、今のところは山陽新幹線区間内のみを走る「ひかりレールスター」を九州新幹線区間にまで延長させる案が有力視されているとのことのようですネ《ちなみに”8両編成”というのは現在山陽新幹線を走る「ひかりレールスター」と同一の編成両数となっています》。

 で、車両面は結局去る7月1日にデビューを果たしたN700系車両をベースにして九州新幹線区間内に存在する急勾配区間にも対応する造りにすることで決着したようですが、変な話、700系車両のデビューの後にJR西日本が山陽新幹線区間専用「ひかりレールスター」用に700系7000番台(E編成)を別途つくったのと同じ印象を受けます《違うのは山陽新幹線区間だけに収まらないというところですね》。

 そして列車名称についてでありますが、現在九州新幹線を走っている「つばめ」の名称はそのまま残しながらも、今度九州新幹線全線開業時に設定される予定の直通運転の列車には一般公募により新たな名称を与えるとの話ですが、となると名称は現在博多~熊本間を走っている「有明」をそのまま当てるのもいいかなぁ・・・まあ蓋を開けてみなければわからない話ですけれどもね。

 

 

◎ 九州新幹線沿線の思惑・・・

 山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れが正式に発表されたことによる、九州新幹線の沿線の動き等を見ていきますと・・・

 まず読売新聞。先日このブログでも紹介しましたが、今回の山陽・九州両新幹線直通運転に絡んで、全国紙の中では最も意欲的に報道しているような印象を受けます。

 

九州・山陽新幹線相互乗り入れ、飛行機に対抗…JR2社合意
《読売新聞Web版(YOMIURI ONLINE)「九州発」・2007年10月18日付け掲載記事》

 JR九州とJR西日本は、九州新幹線と山陽新幹線の相互乗り入れに合意した。直通列車の運行で利便性向上を図り、飛行機に対して競争力を高める戦略だ。ただ、新型車両の開発に膨大な費用がかかるなど懸念材料も多く、相互乗り入れが利用促進の起爆剤になるかどうかは未知数だ。
 
◆思惑
 移動距離が1000キロ・メートルを超えると、飛行機を使う人の比率が急上昇するとされる。新大阪~鹿児島中央は約900キロ・メートルある。国土交通省の統計では、鹿児島~大阪間の移動手段は、飛行機が85%のシェア(占有率)を握り、鉄道は3%に過ぎない。
 九州新幹線の全線開業で、新大阪~鹿児島中央は1時間ほど短縮され、約4時間で結ばれる。直通列車なら乗り換える煩雑さも解消される。この日会見したJR九州の石原進社長は「直通への要望は非常に強かった。観光客誘致にもプラスにしたい」と語った。
 伊丹空港(大阪府豊中市)~鹿児島空港の飛行機の所要時間は1時間余りだが、鹿児島空港は市街地から遠い。JR西日本の山崎正夫社長も「新幹線は都市中心部に停車し、(全体の所要時間は)航空機に比べ遜色(そんしょく)ない」とし、シェア引き上げに努める考えを示した。また、熊本~新大阪も重要路線ととらえ、飛行機利用客の取り込みを目指す方針だ。
 
◆期待
 沿線自治体も大きな期待を寄せる。熊本県は「博多で乗り換えの場合、人の流れに大きな壁ができていた」(交通対策総室)と胸をなで下ろす。
 鹿児島地域経済研究所(鹿児島市)は、2004年の九州新幹線部分開業(新八代~鹿児島中央)に伴い、鹿児島県に初年度は165億円超の経済効果がもたらされたと試算した。全線が開通し、新大阪まで直通列車が走れば、さらなる波及効果も見込める。
 同研究所の鳥丸聡・経済調査部長は「『乗り換えなし』というのは、利用者心理に大きく影響する。甲子園球場へ野球観戦に行くといった新しい需要も生まれるかもしれない」と話す。
 
◆課題
 一方で課題もある。坂が多い九州の軌道に対応するため、山陽新幹線の車両に改良を加える。両社合わせて29編成の新型車両を導入するが、投資額は計1400億円にのぼる。JR九州が建設を進める新しい博多駅ビル2棟分もの金額だ。
 両社は「精いっぱいの投資に見合う乗客を獲得したい」(山崎社長)としているが、航空会社の反撃も予想され、増収への効果は現時点では測れない。
 ダイヤ編成を左右する停車駅の選定も今後の協議事項だ。「停車駅が多いと所要時間が長くなり、敬遠する人が増える」(鉄道評論家の川島令三氏)との指摘もある。沿線の期待に配慮しつつ、乗客の利便性と新幹線の競争力を損ねないダイヤ編成が要求される。

 

 空港までのアクセス(鹿児島も熊本も大阪も、街中から空港までは離れているんです)や空港内での手続き・待合い時間等を勘案すれば新幹線でも巻き返しが図れるとの算段を踏んでいるJR西日本とJR九州ですが、沿線自治体では新幹線からの乗り換え無しで九州や鹿児島まで来れることに対する期待感は相当のものがありそうですネ。

 あとは具体的に停車駅をどうするかで最終的な所要時間が割り出されるわけですが、新幹線建設でよくありがちな「おらが町にも・・・」といった地元のエゴに乗せられるようでは、所要時間面等から、利用者に見放されることにもなりかねないので、そのあたりはしっかり締めてもらいたいところでしょう。

 

 他には・・・

 

観光、経済に効果期待 関西との時間短縮歓迎の声
《読売新聞Web版(YOMIURI ONLINE)・2007年10月18日付け掲載記事》

九州・山陽新幹線相互乗り入れ
 JR九州とJR西日本が2011年春に全線開通する九州新幹線と山陽新幹線の相互乗り入れを正式発表した17日、県内では「関西との時間的距離が縮まり、観光やビジネスへのプラス効果が期待できる」と歓迎する声が相次いだ。
 
 新大阪―熊本間は現在、新幹線と在来線特急を乗り継いで約4時間かかるが、直通運転が実現すれば約3時間20分に短縮される。
 県は昨年11月、経済界や観光団体などと「新幹線くまもと創り『KANSAI戦略会議』」を設け、「阿蘇」や「清らかな水」など熊本のイメージを生かしたPR戦略を検討している。
 JRや国に対し、直通運転の実現を繰り返し要望してきた潮谷知事は「大変うれしく思う。これを機にKANSAI戦略にも弾みがつくと期待している」とのコメントを出した。
 相互乗り入れによる交流人口や商圏の拡大で、県内の観光や経済面への波及効果が期待される。熊本商工会議所の中尾保徳会頭は「人の交流がより一層活発になり、九州の一体的な発展につながることを期待する」と歓迎。県観光連盟の木原望東男専務理事も「交通手段の選択肢が増える。大勢の方に来県していただきたい」と期待を込めた。
 熊本市は現在、大阪で熊本城の写真を載せたラッピングバスを走らせたり、関西の旅行会社に商品開発を呼びかけたりしている。今年度からは、山陽道の主要都市を対象に本格的なPRキャンペーンに取り組み、大きなイベント会場でブースを設け、グッズ販売や観光案内を配布するなど、知名度アップを図っている。
 同市観光政策課の平川一喜課長は「来春、熊本城内にお目見えする本丸御殿大広間や、肥後藩主・細川家伝来の芸術品を収蔵した永青文庫の常設展示などを核にPRを進め、九州の観光拠点を目指したい」と意気込んでいる。

 

 熊本では、山陽新幹線の起点にあたる大阪に留まらず、高速道路である山陽道沿いにある主要都市(山陽新幹線沿線にある主要都市とも解釈可能?・・・でもこれはドライバーたち相手と言うことでやっているものなのだろうか)にも観光PRをかけ始める等、観光資源のPRに躍起になっているようですネ。

 あと、熊本といえば、去る10月9日に京都市内にある立命館大学に於いて開かれた「第3期全国知事リレー講座」の中で、受講していた学生約600人を前に、誰もが安心して暮らせる社会を目指す「ユニバーサルデザイン(UD)」などの重要性を力説した講師の潮谷義子熊本県知事が九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を睨んで関西圏からの集客に力を入れていることも紹介、「黒川温泉やタイピーエンなど熊本には観光地もおいしいものもたくさんある。ぜひ、熊本に来てください」としっかりPRしていたそうです。

 

 そして、日付が少し遡りますが、新大阪駅と広島駅で拾ったという利用者の声は・・・

 

「帰省に利用したい」と歓迎の声 九州新幹線鹿児島ルート
《産経新聞(MSN産経ニュース)・2007年10月13日付け掲載記事》

 「便利になる」「帰省にぜひ利用したい」。九州新幹線の鹿児島ルート全線開通に合わせ、山陽新幹線の新大阪から博多経由で鹿児島中央まで直通で結ばれることに、新大阪駅や広島駅では13日、利用客からは歓迎の声が上がった。
 
 新幹線で新大阪から東京へ出張する会社員の女性(35)は「直通になれば便利。荷物があっていつも乗り換えが大変なので」とにこやかな表情。
 出張から帰宅途中の会社員の男性(40)は「非常に助かる。田舎が鹿児島なので、帰省のときはぜひ利用したい」と期待を込めた。
 一方、新幹線をよく利用する無職男性(80)は「直通になるのは構わないが、スピードが速いのが快適とは思わない」との声も。
 広島駅では会社員の男性(28)が「便利になる。飛行機はフライトは短いけど結局、時間がかかる。新幹線だと乗っているだけで、年配や女性は楽になるのではないか」と話した。

 

 実は私の自宅でとっている朝日新聞の今日(18日)付け朝刊の第2面に掲載されていた山陽・九州新幹線相互直通乗り入れに関する特集記事の中で、関西では冷めた見方をしているようなことが書かれていたのですが、上記産経の記事を見る限りでは、少なくとも一般の利用者の間では概ね相互直通乗り入れに対する期待を膨らませているような感じですネ。

 

 

 というように、今回正式合意と相成った山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れでありますが、手放しで喜べるものかといえば、必ずしもそうは言えない事情等も見え隠れしているようで、そのことに関しては次回以降に紹介等をしていきたいと考えています。

 

 

▲ 以下のランキングに参加中デス(鉄道)!! ▼
にほんブログ村 鉄道ブログへ 人気ブログランキング「くつろぐ」

 

【関連記事(九州新幹線・鹿児島ルート関連)
九州新幹線・鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)関連記事専用リンク集──「2011年3月12日全線開業」に至る軌跡

 

【関連記事(その他、山陽新幹線関連)
”初代「のぞみ」”として活躍の300系、東海道新幹線から引退か・・・・・・新型「N700系」、前倒し投入へ
新幹線500系車両、来春にも東海道・山陽新幹線「のぞみ」定期運用から撤退へ・・・以後は山陽新幹線「こだま」に
山陽新幹線「新大阪~姫路」間、トンネル気にせず携帯通話可能に…2010年3月、3大キャリア等でサービス開始予定

« これも経営統合効果!?・・・・・・神戸高速鉄道株、神戸市から阪急阪神HDに譲渡へ | トップページ | 正式合意の陰に潜む闇を見つめて・・・・・・山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れ(2) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197671/16794665

この記事へのトラックバック一覧です: JR西日本とJR九州の正式合意そして記者会見へ・・・・・・山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れ(1):

« これも経営統合効果!?・・・・・・神戸高速鉄道株、神戸市から阪急阪神HDに譲渡へ | トップページ | 正式合意の陰に潜む闇を見つめて・・・・・・山陽新幹線と九州新幹線の相互直通乗り入れ(2) »

ブログランキング

  • にほんブログ村 クラシックブログへ

    人気blogランキングへ(音楽)

    にほんブログ村 鉄道ブログへ

    人気ブログランキング「くつろぐ」(鉄道)

    応援のクリックをよろしくお願いします《最新の情報、ここには無い情報にも出会えますよ!》。

「ブックマーク」
(お気に入り)に追加

一般公募型大規模「第九」イヴェント

ベートーヴェン「第九」ポータル

  • こちらからどうぞ
    《2009.11.02.更新!》

     このブログで紹介してきたベートーヴェン「第九」演奏動画を初め、無料楽譜のこと、ダウンロードした動画などの活用方法を記しています。

演奏動画の更新履歴

視聴覚室
ベートーヴェン「第九」(交響曲第9番ニ短調作品125”合唱”)

音楽関連レポート記事

音楽と鉄道のコラボ(??)記事

私家版
鉄道ファン(マニア)
有名人一覧

お気に入りサイト集
(音楽)

お気に入りサイト集
(鉄道)