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四国にも念願の鉄道保存展示施設誕生へ・・・「四国鉄道文化館」、多度津工場保存の”0系新幹線”搬入へ

 国鉄時代には”交通博物館”と”交通科学館”という東西鉄道保存展示施設の雄が君臨していた感がありましたが(歴史的には”交通博物館”のほうがずっと古いですが…)、国鉄分割民営化で7つのJRが発足してからは各JR旅客会社毎に保存展示施設を設置しているみたいですネ《それと各々の施設では、分割民営化以降今日までの分については施設が各々属するJR旅客会社に関する資料等が展示される傾向にありますネ(まぁ当然でしょうが…)》。

 

 東の雄だった”交通博物館”は、分割民営化後、JR東日本の一施設としてそのまま承継したものの、施設が手狭になってきたことから昨年を以て閉館、埼玉にある大宮総合車両センター(旧大宮工場)横に新たに建設されている鉄道博物館に移転、今月の「鉄道の日」(10月14日)に開館することになっています。

 一方、西の雄だった”交通科学館”は、分割民営化後、JR西日本の一施設としてそのまま承継、JR発足から3年後の1990年に名称を”交通科学博物館”と改めたものの、施設自体は今もそのままとなっています。

 そしてJR発足後、JR東海管内には「佐久間レールパーク」が、JR九州管内には「九州鉄道記念館」(JR九州は施設所有のみ)がそれぞれ作られてきていますが、JR北海道とJR四国の両管内にはJRが管理・運営する鉄道保存展示施設は現在のところ存在しません。

 ただ北海道の場合、JR北海道が管理・運営している施設こそ無いものの、かつて道内のあちらこちらで走っていたローカル線の廃止後に地元が記念のため作られた鉄道展示施設等が点在しており、中でも北海道最初の鉄道路線だったJR幌内線(1882年開業→1987年廃止)を記念する”三笠鉄道村”の核施設「三笠鉄道記念館」は、北海道内で使用された鉄道車両等の保存・展示は勿論のこと、小型の産業用タンク機関車「S-304」の動態保存も行われて入場者を愉しませている他、”分館”として「クロフォード公園」という鉄道公園施設も持ち、こちらにも北海道内で使われたディーゼルカー等が保存・展示されている等、道内では最大級といったところでしょう《間違っていたらスミマセン!》。

 

 

 それで、四国には現在常設の鉄道保存展示施設というものが存在しませんが(1989年に琴平駅併設の形で「鉄道資料館」が開館されるも、最近になって閉鎖された模様)、先月、『産経イザ!』に掲載の以下の記事で、愛媛県西条市に建設中の鉄道保存展示施設”四国鉄道文化館”の存在を知るところとなりました。

 

初代新幹線が船で到着 愛媛・西条市で展示へ
《『産経イザ!』2007年9月27日付け掲載記事》

 愛媛県西条市にオープンする四国鉄道文化館で、展示品の目玉となる初代新幹線「0系」が27日、船に載せられ瀬戸内海を航行、愛媛県西条市の東予港に到着する。今治造船西条工場に搬入後、28日に同館へ運ぶ。
 車体は先頭車両を半分ほどにカットしたもので全長約12メートル。保存されていた香川県多度津町のJR四国多度津工場で解体し、多度津港から船で運んだ。
 0系新幹線は昭和39年に開通した東海道新幹線で使われた新幹線の元祖。11月26日オープン予定の同館では、旧国鉄の第4代総裁で「新幹線生みの親」とされる故十河信二氏の遺品なども展示する。

 

 また、愛媛の地元ローカル紙でも報じられています《勿論より詳しく》。

 

展示用新幹線車両をクレーンで陸揚げ 西条
《愛媛新聞社Web版・2007年09月27日(木)付け掲載記事》
【記事掲載元サイト、掲載期間終了・削除済】

 11月26日オープン予定の四国鉄道文化館(西条市大町)に展示する0系新幹線車両が海上輸送され、27日朝、同市ひうちの今治造船西条工場内の岸壁から巨大クレーンで陸揚げされた。
 輸送されたのはJR四国が多度津工場で保管していた初期型新幹線先頭車両の前半分で、全長約12メートル、重量約25トン。26日昼前に、台車を外した約16トンの車両を載せた船が多度津を出港、夜は同工場沖合で停泊し、27日午前8時ごろに接岸した。
 車両は、造船用のゴライアスクレーン(高さ約90メートル、幅168メートル)で高さ約50メートルまでつり上げ、200メートルほど水平移動してトレーラーの荷台に下ろした。
 トレーラーは28日早朝、同工場を出発して市街地を走り、四国鉄道文化館に到着予定で、台車などの部品を取りつけてから車両を館内に入れる。
 同館は財団法人日本ナショナルトラストがJR伊予西条駅東側に建設し、西条市が運営管理。ほかにDF50形電気式ディーゼル機関車などを展示する。市は隣接地に「新幹線生みの親」と呼ばれる十河信二元国鉄総裁(第2代西条市長)を顕彰する記念館と、観光交流センターも整備しており、同時オープンする。

 

 そして「初代新幹線「0系」が船の旅・愛媛県西条市で展示へ」という新聞記事では、今回運ばれた0系新幹線車両はもともとJR西日本から譲り受けたものであることを伝えると共に、多度津を出て愛媛県の東予港(西条地区、今治造船西条工場内の岸壁)に於ける陸揚げに至るまでの情景を以下のように伝えています。、

 

…保存されていたJR四国多度津工場(香川県多度津町)で解体、船に積まれ、26日に多度津港を出航していた。
 東予港の岸壁で、800トンの大型クレーンを使って慎重に降ろされた車両は、トレードマークの丸い鼻部分が取り外されており、中から連結器がのぞいていた。親しみのある姿が現れると、作業員らが手を止めて眺めていた。…

 

 1964年(昭和39年)の開業以来、国鉄からJRに移り変わって以降も走り続けてきた0系新幹線車両・・・それだけ人々の心に刻みつけられているということですネ。

 

 ところで、上記『イザ!』と愛媛新聞の両記事本文中に登場する「四国鉄道文化館」でありますが、これに関しては、建設地にあたる愛媛県西条市のWebサイト内に2006年5月12日付けで「「(仮称)四国鉄道文化館」の建設が決定しました」が掲載されていて、その約4ヶ月後の2006年9月19日の日付で「ヘリテイジセンター「(仮称)四国鉄道文化館」新築工事の起工式が行われました」が掲載されていることから、昨年の初夏あたりから建設に向けて動き出していたと言うことがいえますネ。

 で、これら西条市Webサイト内に掲載されている資料並びに上記愛媛新聞掲載記事から、今回建設されている「四国鉄道文化館」は日本ナショナルトラスト(財団法人・日本ナショナルトラスト)が推進している、自然・歴史環境を守り活かし学ぶ拠点としての”ヘリテイジセンター”の9番目の施設として建設されているもので、JR四国の多度津工場内に今も眠っている新幹線0系車両やDF50形ディーゼル機関車を初め、上記新聞記事たちでも報じられていますが、新幹線の生みの親で第4代国鉄総裁・十河信二の遺品類等が展示されることになっているそうです。

 

 

 で、来る11月26日オープン予定のこの「四国鉄道文化館」を巡ってはブログサイトを中心に”実況”等が公開されています。

 まずは「西条に新幹線がやってきた!?」と「西条に新幹線がやってきた!その②」。こちらは記事2本にわたって「四国鉄道文化館」に新幹線車両が運び込まれるところをリポート、四国に無いはずの新幹線車両が西条の街に現れたことに対する好奇心などが綴られています。

 次はブログサイト『派遣くんの「うどんとか・・・のモンゲレ日記」』に掲載の以下の記事7本。

四国鉄道文化館(十河信二記念館かも・・・)ができよる。
鉄ちゃんに朗報!。。。四国鉄道文化館が西条市に建設される・・・らしい!
四国鉄道文化館の情報・・・。
今日は早う寝んといかん・・・明日、早朝より0系新幹線搬入じゃ!見ないかん!
四国鉄道文化館・・・新幹線0系電車の搬入・・・朝4時・・・眠い・・・zzz
0系新幹線は・・・やっと建屋におさまった。
四国鉄道文化館の0系新幹線はJR四国・多度津工場からやってきたのだった。

 で、上記7本の記事を眺める限りでは、どうやらこの「四国鉄道文化館」の建設等に何らかの形で関わっている方のようで、施設概要から始まって、未明の新幹線搬入の模様やその前夜の様子等、かなり間近からこの鉄道展示施設建設の模様等をリポートしてくれているような感じがします《読みやすいし…》。

 そしてブログサイト『岡崎直司の岡目八目』に掲載の「四国鉄道文化館 (1・2・3・4・5・6)」。
 このうちの1本目の記事では「四国鉄道文化館」の建物自体が去る6月29日に落成したことが伝えられていますが、これら記事6本はその落成翌日にこの施設の外観や内部を様々な角度から見つめたものになっていて、ことに5本目の記事で「プラットホームをイメージした」との解説には目から鱗が落ちる思いでした《その解説を頭に入れた上で3本目記事の写真を眺めてみると思わず納得デス…》。
 また、最後の記事には「大正期に西条まで開通した旧国鉄時代の雰囲気を残す駅の構内が、通過車両と共にこの内部から眺められるよう、外壁はガラス張りとなっている」と記されている等〔ちなみに予讃線が伊予西条駅まで通じたのは1921年(大正10年)6月21日のこと〕、写真中心ながらこの展示施設のコンセプトについて明快に示してくれているところが良いですネ。

 

 

 こと「鉄道保存展示施設」に限っていうならば”不毛の地”であった四国。その四国の、新幹線の生みの親の故郷の地に建てられた、初代・伊予西条駅の構内を摸したデザインの鉄道資料館は、11月26日(月)、開業します。

 

 

P.S.
 今回、四国の愛媛県に11月26日オープン予定の「四国鉄道文化館」は「財団法人・日本ナショナルトラスト」により建設されたものと伝えられているのですが、実は”日本ナショナルトラスト”と名の付く団体にはもう一つ、「社団法人・日本ナショナルトラスト協会」も存在します。
 両者の違いについて、「社団法人・日本ナショナルトラスト協会」Webサイト内に掲載の「よくあるご質問(Q&A)」ページによると、「財団法人・日本ナショナルトラスト」は1968年に運輸省(現・国土交通省)の認可を受けて設立された観光資源保護財団で、自然や文化遺産の観光資源保護調査の実施を初め、買取り、遺贈、委託を受けて主に文化遺産を保全する等、ナショナルトラスト運動の実践を主目的としているのに対し、「社団法人・日本ナショナルトラスト協会」は1983年に設立された「ナショナル・トラストを進める全国の会」が1992年に環境省の認可を受けて公益法人として組織替えされた団体で、こちらは日本国内に於けるナショナルトラスト運動の啓発や国内各地で活動中のナショナルトラスト運動組織の連絡・協力が主目的となっています。

 あ、「財団法人・日本ナショナルトラスト」といえば、現在、大井川鐵道「C12-164」蒸気機関車と旧型客車たちの動態保存活動(ナショナルトラストトレイン)を思い出しますネ《生憎私自身は眺めるだけの身ですが・・・う~ん》。

 

 

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コメント

初めまして。
当方のブログにトラックバックして頂いてたので、アクセスさせて頂きました。
有難うございます。
詳しい情報が色々と掲載されていて、とても参考になりました。
四国鉄道文化館のある西条市は、私事ながら子どもの頃に住んでいたのですが、イイ町です。建設計画に多少関わったので、11月のオープンを楽しみにしているところです。

 岡目八目さん、ようこそおいで下さいました。
 また先日はTB失礼いたしました《都合計6枚のお写真のおかげで「四国鉄道文化館」の具体的な姿を楽しませてもらいました》。

 実は私自身、寡聞にして「四国鉄道文化館」のことをつい最近某全国紙のWebサイト上に掲載された新聞記事に接するまでその存在を全く知りませんでした。

 一方で、四国には現在、常設の”鉄道関連展示施設”が一つも無いとのことで、今度の予讃線・伊予西条駅隣にオープンとなる「四国鉄道文化館」は、地元の人はもとより、四国の人々にとっても誇りとなることでしょうね。

 蛇足ながら、新幹線の生みの親・十河信二(第4代国鉄総裁)の”第2の故郷”(旧制中学時代を過ごした地であり、市長として活躍した地でもあるので…)が西条市だったことも、今回の記事を書く過程で、恥ずかしながら初めて知りました《記事本文の締めのところで「新幹線の生みの親の故郷の地」と十河信二のことを形容していましたが、本来の意味での故郷は現在の愛媛県新居浜市でした。スミマセン!》。

 「四国鉄道文化館」、機会があれば私も是非訪れてみたいです。

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