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フェスティバルホールと大阪国際会議場(グランキューブ大阪)のこと・・・『大阪厚生年金会館、存廃の危機』の余録として

 大阪厚生年金会館が来年9月に廃止・売却されるとのニュースを耳にしたことを受けて『大阪厚生年金会館、存廃の危機』シリーズをこれまで都合6回、約1ヶ月かけて書いてきました《尤も5回目記事掲載から6回目記事掲載まで約3週間空いてしまいましたが・・・》。

 規模の割に廉価なホール使用料ということもあってか、あらゆるジャンルの催しに利用され、そこに集った数多くの観客・聴衆たちが感動を分かち合ってきていることを、記事を書いていて、つぶさに感じとることが出来ました。

 既に一部の年金福祉施設では売却が始まってきているところですが、その中で厚生年金病院については、今年5月頃、地域医療の水準維持のためにとりあえずの存続が決定しており、それはそれで良いこと(というか重要なこと)と思うのですが、身体の病気の治療の場としての病院と共に、真に心を豊かにしてくれる、或いは癒やしてくれる場としての文化施設も、病院と共に車の両輪を成す存在として、欠かせないものであるようにも感じています。

 勿論そのためには中身(つまりソフト面)が伴っていなければなりませんが、まずは文化施設の一つである、大阪を初めとする全国7箇所のホール併設型厚生年金会館の存続を願っている次第です《存続が叶ったところで、次に中身(ソフト面)をどうするかを真剣に考えなければなりませんけれどもね(ただの”貸し館ホール”となってしまったらオシマイですから)…》。

 

 

 で、前回は全国に点在するホール併設型厚生年金会館の存続を願っている一人である私なりの意見(!?)を何とか綴ってみましたが、如何お感じになりましたでしょうか。

 とりあえず前回で一応の区切りはつけたつもりなのですが、今回はいわば”余録”的に、視点を再び大阪に戻し、大阪厚生年金会館の廃止後に残る大阪に於ける客席数2,000超の文化ホール、フェスティバルホール大阪国際会議場(グランキューブ大阪)メインホールについて書いてみようと思います《大阪国際会議場メインホールについては、仕様面から、厳密には文化ホールの一つに入れるべきかどうか悩むところですが(全般的に会議場仕様となっているため)、ここでは便宜的に文化ホールの一つとして数えることとします》。

 

 

◎ フェスティバルホールのこと

● 建て替えの話

 厚生年金会館存廃問題に関する第1回掲載記事の中で、大阪市内には2000席以上の客席数を擁する劇場・ホールは大阪厚生年金会館大ホールとフェスティバルホールの2施設しかなく(正確にはこの他に大阪国際会議場メインホールもキャパシティー面で該当しますが、会議場仕様のため音響面からコンサートには不向きとの指摘もあります)、この2施設が揃って、期間限定ながらも、閉鎖されることをお話ししましたが、廃止・売却で揺れている大阪厚生年金会館と共にあらゆるジャンルを受け入れてきているフェスティバルホールについての話を一つもしていなかったので、初めにこの話について、関連する新聞記事等を交えながら、触れてみたいと思います。

 ご存じのように、フェスティバルホールは朝日新聞社の関連会社朝日ビルディングが保有する新朝日ビルディングのテナントの一つとして入居しており、メインのフェスティバルホールの他、小ホールにあたる「リサイタルホール」をも備えています。

 朝日新聞社の関連会社が保有していることもあって、やはり朝日新聞では2つの記事にわたって大々的にとり上げています。

 

水と再生 築く未来 朝日新聞グループビル建て替え
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年07月24日付け掲載記事》
 中之島は、東西に細長い中州で、北に堂島川、南に土佐堀川が流れる。京セラドーム大阪の14個分の広さに相当する約50ヘクタールの土地に、行政機関や企業、文化施設が集まり、「大阪の心臓部」とも言える都市機能を備えている。
 大阪の目抜き通り、御堂筋の東側には大阪市役所や大阪市中央公会堂がある。御堂筋から西へ四つ橋筋、なにわ筋へと進めば、日本銀行大阪支店や大手企業の高層ビルの列――。さらにその西側には大阪国際会議場などの巨大施設が続く。大阪市立近代美術館の建設構想もある。
 
にぎわい 中之島に創出
 さまざまな建造物がモザイクを織りなす中之島地区。その現在を語るキーワードは「再開発」だ。
 02年に都市再生緊急整備地域に指定され、大型事業には容積率や建ぺい率などが大幅に緩和された。地上41階、高さ195メートルの関西電力本店ビルが04年12月にオープンするなど、オフィスビルの建設が相次ぐ。朝日新聞グループの二つの超高層ビルも、四つ橋筋を挟んでツインタワーとして並び立つことになる。
 08年度中に予定される京阪中之島線の開業も、様変わりする中之島を象徴する。天満橋駅で京阪本線と分かれ、中之島の地下を東西2.9キロ貫く「動脈」に、なにわ橋、大江橋、渡辺橋、中之島(大阪国際会議場)の各駅ができる。毎日約14万人の乗り降りが見込まれる。渡辺橋駅は、中之島地下街を通じて大阪市営地下鉄四つ橋線の肥後橋駅とつながり、新たなにぎわいをつくりだす。
 「再開発」が中之島の現在なら、その未来はどうなるのか。将来像を描く動きもある。
 拠点を置く企業29社でつくる「中之島まちみらい協議会」(座長=秋山喜久・関西経済連合会会長)は、「水都・大阪」の復活を中之島で実現する構想を温めている。中之島の対岸にある「八軒家浜(はっけんやはま)」を拠点に、中之島周辺に遊覧船を運航させる。張り巡らされた水路を多くの船が行き来した江戸期の風情と重なる。
 朝日グループの新ビルは、水辺の景観になじむよう設計し、読者との接点を深めるホールの設置も検討する。緑もふんだんに採り入れる。
 川沿いの桜並木の遊歩道を散策すると、船着き場に出入りする遊覧船が見える――。「水と親しむ都市空間」が実現へ向け動き出す。
 
■建築家・安藤忠雄さん 魂こめて まち咲かせよう
 中之島の象徴、朝日新聞グループのビルの建て替え構想は、その姿に慣れ親しんだ者として「時代の波」を感じる。周辺のビルも次々に高層化している。その中之島から、朝日新聞は日本へ、世界へと、情報を発信し続けてきた。
 朝日新聞ビルは外壁の曲面に特色があり、名建築だと思っている。フェスティバルホールは高い志で建てられた芸術性の高いホールだ。指揮者の朝比奈隆、カラヤン、ストラビンスキーらが舞台に立ち、心にしみる音を響かせた。子どものころ、フェスティバルホールに行くとワクワクしたものだ。
 建物の老朽化は避けて通れない。建て替えにあたっては、大阪の都心部の新しいシンボルとなるような「魂」のこもったものを望みたい。
 再開発ビル群は景観、精神両面で大阪の中心になる。市民の期待も大きい。それを次代に引き継ぎ、これからの1世紀、朝日新聞グループの拠点として中之島の新しいランドマークになってほしい。
 中之島は江戸時代から栄え、明治時代以降も経済、文化の中心だった。いわば大阪人の「心のふるさと」だ。
 私が実行委員長を務める「桜の会・平成の通り抜け実行委員会」が、中之島一帯で桜の植樹運動を展開しているのも、「市民の手で桜の新名所を」という気持ちからだ。04年末からこれまでに、1口1万円の募金に4万4千人近い人たちが応じてくれた。
 中之島は、新線工事などで大きく変わろうとしている。東端の剣先地区に大噴水を建設する構想も進んでいる。放物線状の夢の懸け橋を描く、スケールの大きなものだ。
 私にも「夢」ができた。再開発ビル群には桜並木を採用してもらいたい。実現すれば、周辺の桜並木とつながり、大阪人の「心の森」になるだろう。(聞き手 編集委員・林梓生)
 
■佐藤茂雄・京阪電鉄社長 新線で京都の中心と直結
 超高層ビル建設の話を聞き、中国の思想家、荘子の「図南鵬翼(となんほうよく)」の言葉を思い出した。「大志を抱いて一大事業に乗り出す」。中之島周辺で進む再開発に波及効果は絶大で、大きな志を感じる。
 京阪中之島線の開業で、京都の四条、三条などの中心街と直結するのが中之島の強みになる。新しいビルの地下と堂島地下街がつながれば、JR大阪駅から中之島への人の流れもスムーズになる。
 再開発した中之島が、文化の発信地として、観光地として魅力を増せば、多くの人を呼ぶことができるだろう。そのためにも、リニューアルするフェスティバルホールでは、様々なジャンルの催しを年中開いてもらいたい。大勢の観客が集まれば、大阪国際会議場などのある中之島西側へも人が繰り出すだろう。
 
■奥田務・大丸会長 いこいの場作り 心がけて
 中之島周辺では高層マンションの建設が進んでおり、中高年が購買層の中心と聞く。そうなると、これからの中之島に求められるのは、質の高い文化事業を軸にした、ナイトライフの充実だ。
 リニューアルするフェスティバルホールには、大阪のナイトライフを担う一大拠点になってほしい。会員制度や割引サービスなども充実させて、ファンを増やす努力を続けてほしい。
 オフィスビルばかりだった中之島に、美術館や大学などが整備されていく。飲食店に数多く出店してもらうなど、「いこいの場」としての街づくりも大切だ。人が集まり、語り合う場になれば、中之島の魅力はぐっと増す。
 フェスティバルホールが入る新しいビルには、人と人とが心を通わせる場としても期待したい。
 
■秋山喜久・関経連会長 人の流れ 東西によびこむ
 大阪で人が集まる場所は、キタとミナミの繁華街と、その間を結ぶ御堂筋周辺で、「鉄アレイ」のような形だと言われてきた。中之島再開発は、貧弱だった東西の都市空間に人の流れをよびこむ空間づくりとして意義が大きい。新しいフェスティバルホールも多くの人を引きつけ、にぎわいに弾みをつけるだろう。
 この夏からは、大阪・梅田北ヤードの開発も本格化する。先端技術や新しい価値を生み出す北ヤードが「未来都市」なら、中之島の再開発は、大阪のかつての姿だった「水都」の再生につながる。
 大阪の未来と過去を象徴する二つの都市空間が生まれることになる。朝日新聞グループの超高層ビルは、こうした歴史の重みを感じさせてほしい。新生・中之島の象徴になるよう期待している。
 
■関淳一・大阪市長 一帯は交通の結接点に
 大阪市立大の学生だった1960年、まだ新しかったフェスティバルホールの舞台に立ったことがある。西日本の医大生が集う体育大会の開会式であいさつした。「すごく広い」と感じた記憶がある。大阪国際フェスティバルにもたびたび行かせてもらっている。
 新装されるフェスティバルホールではこれまで以上に、本格的なオペラ上演が可能と聞いている。大阪にオペラハウスがないことは画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く、と指摘され続けてきたので、市にとってもありがたい施設だ。
 大阪市にとって、御堂筋が南北の軸なら、中之島はそれと直角に交差する東西の軸だ。京阪中之島線が開通し、地下鉄四つ橋線が北に延伸すれば、一帯は交通の結節点にもなる。多くの市民が集う、楽しいエリアに育ってほしい。

文化・情報 膨らむ夢 フェスティバルホール新時代へ
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年07月24日付け掲載記事》
 「水の都」、大阪の都市機能の中枢を担う大阪市北区の中之島で、朝日新聞グループのビルが二つの超高層ビルに建て替えられることになった。情報発信拠点としての機能を強化するとともに、地域の防災拠点を目指す。建て替えに伴い、大阪の「芸術の殿堂」として長年親しまれてきた「フェスティバルホール」も生まれ変わる。京阪中之島線が開通し、地下鉄四つ橋線の北への延伸が構想されている。人の流れは新たな「にぎわい」を中之島にもたらすだろう。
 
愛され50年…「艶ある音」さらに
 海外の優れた芸術をいち早く紹介、日本の創作の拠点となる――。フェスティバルホールは、来春50回を迎える大阪国際フェスティバルの会場として、この半世紀、全国へ文化の発信を続けてきた。
 誕生は58年4月3日。名称には、英国エディンバラやオーストリアのザルツブルクに並ぶ、世界に冠たる音楽祭の会場に、との思いがこもる。クラシック音楽のコンサートやオペラ、バレエに加え、ポップス、ジャズ、ロック、能・狂言まで、幅広い分野の祝祭の空間として、多くの音楽家や聴衆に愛されてきた。
 2階建て2700席。幅30メートルという間口の広い舞台が特徴だ。音楽評論家の小石忠男さんは「このホールができて、関西、ひいては日本の音楽活動が一気に本格化した」と話す。
 カラヤン率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団も、60~70年代に3度公演した。音響担当を27年間務めた堀江正さんは「気難しいといわれたカラヤンが、リハーサル終了時は親指を立て、にやっと笑った」。
 「伝説」と語り継がれるのは67年、アジア初のバイロイト音楽祭の引っ越し公演だ。「日本の音楽界のグローバリゼーションのさきがけ」と音楽評論家の日下部吉彦さん。「ワルキューレ」などの鮮やかな演出に聴衆は圧倒された。
 70年の大阪万博では第2会場となり、ベルリン・フィルやリヒテルなど大物芸術家が登場、全国のファンが押し寄せた。
 山田耕筰「黒船」(60年)、團伊玖磨「ひかりごけ」(72年)など、日本の創作オペラも積極的に上演。大阪フィルハーモニー交響楽団を率いた指揮者の朝比奈隆は、このホールが大のお気に入りだった。大型だが横長、客席との一体感が強い舞台は、ポップスなどの歌手にも人気がある。
 08年秋ごろに一時閉館し、いまある四つ橋筋東側に13年度にできる超高層ビル内に開く。現在と同様、国内最大の規模を維持し、本格的なオペラ公演も楽しめるように舞台も広げる。最新鋭の音響・舞台装置を導入する。トップレベルの声楽家や演奏家らで専門家チームをつくり、カラヤンも絶賛し、世界的にも評価の高い「艶(つや)のある音」のさらなるグレードアップを目指す。小石さんは「これからも大阪へ来なければ聴けない、見られない舞台をどんどん発信してほしい」と期待する。
 
大正モダンや高度成長…社屋・ホール、地域とともに
 朝日新聞は1879年1月25日、大阪で産声を上げた。明治、大正、昭和、平成と、中之島を拠点に新聞をつくり続けてきた。2009年、創刊130周年を迎える。
 創刊時、江戸堀(現・大阪市西区)にあった木造家屋を月4円69銭で借りて社屋にした。中之島に進出したのはその5年後。旧宇和島藩の蔵屋敷を改造した。部数増とともに手狭となり、新社屋建設に着手。1916年、鉄筋コンクリート造りの洋風建築ができた。文字盤の直径が約3メートルもある屋上の大時計が目を引いた。
 当時の中之島は、中央公会堂やダイビルなど今なお残る近代建築が相次いで完成し、「大大阪(だいおおさか)」と呼ばれた当時の大阪市で、大正モダン文化の中心でもあった。26年には「文化芸術の殿堂」として、ホールのある朝日会館もできた。戦前は宝塚歌劇団の公演にも使われた。
 現役の大阪朝日ビルが新しい社屋として完成したのは31年、満州事変の起きた年だった。屋上には国内初のアイススケート場も設けられたが、戦時中に閉鎖された。
 フェスティバルホールのある新朝日ビルの完成は58年で高度成長にさしかかるころだ。現社屋の入る朝日新聞ビルが誕生した68年は、日本の国民総生産(GNP)が世界第2位になった。
 新聞製作とともに、音楽、演劇などを通じた文化の普及や交流の場づくりにも努めてきた。これからも情報や文化の発信を――。新ビル構想にはそんな決意が込められている。
 
■指揮者・井上道義さん さきがけ精神 担い続けて
 フェスティバルホールに初めて足を踏み入れたのは17歳のころ。朝比奈隆さん指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団を聴きました。指揮者として初めて舞台に立ったのもやはり大フィルの演奏会。妻に出会ったのもその時の楽屋です。
 当時、ホテルと一体になったホールは世界でも珍しかった。共演したドイツのオーケストラの団員が「これはいいアイデアだ」と口々に感心していたのを覚えています。
 舞台に立つと、球場にいるような気になります。大きくて端から端まではつかみきれないような。でも、間口は大きいが響きは非常にいい。歌手の声もよく通るんです。演奏の方法を間違えなければ、お客さんに感動が伝わるホールです。
 大阪国際フェスティバルでは、04年に上演したプッチーニ「ラ・ボエーム」、昨年のオペラ物語「ブリリアント・モーツァルト」などで演出も担当しました。使いやすいホールでしたよ。照明効果もよく出るし。
 忘れられない演奏があります。00年の大フィル定期演奏会で振った、ショスタコービチの交響曲第4番。僕は「ヘビメタ・シンフォニー」と呼んでいますけれど、缶詰の中身が腐って爆発したとでもいうか、あの空間が音でいっぱいになった。あんなことは、なかなかない。
 建て替えるのなら、本当にいい多目的ホールにしてほしいですね。「多目的は無目的」なんて言われた時代もありましたが、今ならいい多目的ホールもつくれるでしょう。
 入れ物だけじゃなくて、そこに人もいて組織もあって衣装もつくっている。でもオペラハウスじゃない。そんな世界にも例のないものにしてほしい。そこそこのホールならいらないですよ。フェスティバルホールは、大阪からいろいろな文化が始まった時代の、さきがけだったのですから。(聞き手 星野学)
 
■さだまさしさん 神様がつくったホール
 フェスティバルホールで初めてソロコンサートを開いたのは78年。この大ホールをお客さんでいっぱいにするのが夢だったので、感激のあまり足が震えました。以来、193回、この舞台に立ちました。僕はここの音響が大好きです。小さな声も2階席の一番奥までしっかり届く。ぬくもりのある「音楽的な音」がする。神様がつくったホールだと思っています。
 
■綾戸智絵さん 一緒に走り続けましょう
 もう50年目……そうですか!?
 あなたも、20年と20年と10年生きたんですね。
 来ていただいたお客様に作っていただいた50年。私は、あなたがもう中年になった頃から、やっとお仲間にしていただきました。
 これからも、一緒に走り続けていきましょう。私はゆっくりついていきたいと思います。(綾戸さんからのメール)
 
■山下達郎さん 観客との一体感 抜群
 フェスティバルホールは、まごうかたなき日本で最高のコンサートホールであり、私ももう25年以上お世話になっています。演じてよし、観(み)てなおよし、観客との一体感はまるで大きなライブハウスのようです。
 数々の伝説に彩られた50年が、また新たな未来へのスタートとなりますように。近いうちにまたフェスの舞台に立てる日を楽しみに。(山下さんからのメール)
 
ホールの一時閉鎖にご理解を
 半世紀にわたりご愛顧頂きましたフェスティバルホールが、新しく生まれ変わることになりました。ファンの皆様には心から御礼申し上げます。伝統に培われた新たな「音楽の殿堂」として、皆様のご期待にお応えしていきたいと思います。一時閉館の間、大変ご迷惑をおかけいたしますが、さらなる飛躍のために格別のご理解を賜りますようお願い申し上げます。(フェスティバルホール支配人・河口隆雄)

 

 いわば”朝日街”と呼ばれそうな(?)中之島界隈の中に構えているフェスティバルホール、幅広いジャンルの一流アーティストに愛されているのみならず、このフェスティバルホールを含む”朝日街”一帯は地元財界からも注目されていることが窺えます。

 朝日新聞からのニュースリリース『大阪・中之島に2つの超高層ビル 朝日グループ再開発構想発表』によると、来年(2008年)の秋頃に一時閉鎖、再来年(2009年)度中に解体工事を済ませ、その後、2013年度中の完成を目指して新しい超高層ビルを建設、その低層部に新しいフェスティバルホールを入れるとしています。

 

● 第3回「中之島ウオーク&トーク」(10月21日)

 このフェスティバルホール建て替えを翌年に控え、「第3回子どもと中之島の明日を考えるウオーク&トークのつどい」が去る10月21日、フェスティバルホールをメイン会場に行われ、その模様はやはり朝日新聞系統メディアにて報じられていますが、参加者によるレポート類から、この日、人によってはフェスティバルホール館内を”飛び回って”いたみたいですネ。

 

大阪・中之島を考える「ウオーク&トーク」に2千人参加
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年10月21日付け掲載記事》
「中之島の明日を考えるウオーク&トーク」に2千人参加
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年10月22日付け掲載記事(音声付)》
 「第3回子どもと中之島の明日を考えるウオーク&トークのつどい」が21日、大阪市北区中之島2丁目のフェスティバルホールを主会場に開かれた。桜の会・平成の通り抜け実行委員会と朝日新聞社などが主催し、親子連れら約2千人が参加した。
 
 「トーク」では、桜の植樹募金に取り組む建築家安藤忠雄さん(66)とピアニスト熊本マリさんが中之島の将来や芸術発信などをテーマに対談。安藤さんが「桜の植樹を通じて大阪を美しく元気のある街に」と呼びかけ、熊本さんが演奏を披露した。
 この後、参加者らは中之島周辺を巡る「ウオーク」(5コース)に出発。08年末に一時閉館するフェスティバルホールでは、合唱と舞台壇上見学コースの人々が1958年建築の「音楽の殿堂」を体感した。

「中之島ウオーク」2000人快歩
《日刊スポーツWeb版・2007年10月22日付け掲載記事》
 大阪・中之島の魅力を歩いて味わう「第3回子どもと中之島の明日を考えるウオーク&トークのつどい」(主催=桜の会・平成の通り抜け実行委員会、朝日新聞社、朝日放送、日刊スポーツ新聞社)が21日、当地とその周辺で約2000人が参加して行われた。
 
 フェスティバルホール(大阪市北区)で行われた開会式には“塩ジイ”こと塩川正十郎元財務相(86)がサプライズゲストで登場。「大阪を元気にしよう」と呼びかけた。続いて大阪市出身の建築家安藤忠雄氏(66)とピアニスト熊本マリが対談。出発前のウオーミングアップでは振付師でダンサーの真島茂樹氏が登場し参加者を盛り上げた。
 
 その後、参加者はそれぞれのコースに分かれ、中之島の魅力を堪能。家族3人で参加した神戸市の会社員神野広志さん(55)は「大阪をよく知らないので、楽しみにしていた」と笑顔を見せた。

 

 ”人によって”と記したのは、この「子どもと中之島の明日を考えるウオーク&トークのつどい」ではどうやら複数の分野(テーマ)に分かれて中之島界隈を眺める趣向になっている仕組みになっているみたいで、今年は5つのテーマが設定され、それぞれのテーマに沿った「ウォーク」が展開されていた模様ですね。

 その5つあるテーマ別「ウォーク」のうち、「船で見る中之島と船場」ウォーク(コース)で参加した人が書いたのが「安藤忠雄 in 中之島」というブログ内記事。
 このレポートでは前座にあたる建築家・安藤忠雄とピアニスト・熊本マリとの対談の模様から詳しく記されていて、なんでも市民から寄付を募って毛馬・桜ノ宮界隈から中之島界隈にかけて1000本の桜並木を植えるという企画を提唱していること等が話題に上っていた他、テーマ毎に行われたウォークでは屋形船に乗って1時間程中之島を眺めた後(落語家によるガイド付きだったとか)、重要文化財に指定されている大阪市立愛珠幼稚園(1880年6月1日開園)の旧園舎や今の大阪大学の事実上の前身となっている適塾等を巡っていた模様です。

 また、「お絵かき」コース(お絵かき大会)については・・・

 

「お絵かき大会」参加者を募集、中之島ウオーク&トーク
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年10月11日付け掲載記事》
 大阪中心部の魅力的な街なみをスケッチする「お絵かき大会」が21日午前9時40分から、大阪市北区中之島2丁目のフェスティバルホールとその周辺で開かれる。「第3回 子どもと中之島の明日を考えるウオーク&トークのつどい」(桜の会・平成の通り抜け実行委員会など主催)の催しのひとつ。
 
 当日は午前中、フェスティバルホールで建築家・安藤忠雄さんとピアニスト・熊本マリさんの対談や演奏を聞くなどした後、午後から大阪市役所プロムナードや中之島公園で写生。その後、フェスティバルホールで安藤忠雄さんが講評する。クレヨンなどの道具は各自持参で、スケッチ用紙(1人2枚)と画板は主催者が用意する。
 参加費は無料。昼食と飲料は各自持参。定員は小学生と保護者の計1000名(先着順)。申し込みは往復ハガキに代表者の名前と住所、電話番号、保護者の人数、小学生の人数、参加者合計の人数を記入(返信ハガキにも)して、〒530-8211(住所不要)朝日新聞宣伝部中之島ウオーク係へ。10月15日必着。問い合わせは同係(電話06-6201-9597)まで。

 

という風に告知されており、このコースに参加したという人の手による「中之島ウォーク&トーク」というブログ内記事によれば、先記のフェスティバルホールに於けるトークの後、中之島の大阪市中央公会堂を素材とした「お絵かき大会」が行われ、子供たちが思い思いの姿勢でその中央公会堂をスケッチ、終了時に建築家の安藤がスケッチしていた子供たち一人一人をまわっていたそうでありますが、その頃中央公会堂ではたまたま何かの会合で使われていたそうで、他に記者と子供たちとでチョッとのぞき見していたことも記されています。

 そしてもう一つ、「中之島ウオーク&トーク」の模様を紹介した記事中にも登場している「合唱と舞台壇上見学」コース(ウオーク)ではメイン会場となったフェスティバルホール自体を対象として館内をくまなく回ったり、ステージ上で合唱してみたり等という内容だったらしいのですが、このコースへの参加者によるレポートとなっているのが「初歌い!?」・「第3回中之島ウオーク&トーク フェスで歌おう」・「中之島ウオーク」の各ブログ内記事。
 「安藤&熊本」対談等のあと、四つ橋線の肥後橋駅と本町駅との間の少し本町駅寄りに位置する靱公園まで歩いて昼食タイム、その後再びフェスティバルホールに戻ってバックステージツアーが行われ、その後「1万人の第九」合唱指導者団リーダー清原浩斗の指導により、「歓喜の歌」(「第九」終楽章”練習番号M”部分)や「ふるさと」、「今日の日はさようなら」を舞台上で合唱し、お開きとなったそうな・・・

 ここで、前記の「お絵かき大会」コース参加者が終了間際に安藤忠雄からの講評等を受けるためにフェスティバルホールに戻ったとの話もあることから、時間的に、「合唱と舞台壇上見学」コース終了後にそのコースの参加人員との総入れ替えにより、進行していったみたいですネ。

 なお、「合唱と舞台壇上見学」コース参加者からのレポートによると、この「中之島ウオーク&トーク」の前座部分で熊本マリが演奏していたのは「ノクターン」(ショパン?)・「子犬のワルツ」(ショパン)他2曲だったそうです。

 

 余談ですが、この「第3回中之島ウオーク&トーク」の行われた10月21日(日)当日の大阪地方の天気は晴れ、西南西の風で風速2m/s、湿度42%、最高気温19.6℃、日の入り時刻は17時17分でした(データは「ヤフー天気予報」から貰いました)・・・ま、いい天候の下で参加者一人一人がめいめいに有意義な1日を過ごせたような印象ですネ。

 

 

◎ 大阪国際会議場のこと

 以前、大阪厚生年金会館のことを長々と書いた記事の初めのところで客席数が2,000を超える文化ホールの話をした際に、厳密には大阪国際会議場(グランキューブ大阪)のメインホールもキャパシティー上は該当するが会議場仕様のためコンサートには向かないという指摘もある、というようなことを話しました。

 これはウィキペディア解説「大阪府立国際会議場」(ただ一般的には「大阪国際会議場」或いは愛称の「グランキューブ大阪」で呼ばれることが多いとのこと)の中で、会議場の設計のため音を吸収する構造になっており、吹奏楽・管弦楽などの生音のコンサート・コンクールには不向き、との記載が見られることによるものであり、実際その大阪国際会議場のWebサイトで確認してみると、どうもメインホール1階席の床が絨毯敷になっているような印象を抱きました《メインホールの紹介ページではホール内を360度ヴァーチャルに見渡せるコーナーも用意されています》。

 ま、確かにこれでは音を吸いますわな・・・

 ところがこのメインホールに付随している備品類の一覧を見てみますと、会議場には付きものの演壇やプロジェクター、同時通訳レシーバー等とともに、なんとスタインウェイのフルコンサート・グランドピアノ「D-274型」や指揮者台(指揮者譜面台付)、そして弓置き付譜面台やオペラ演奏(舞台演出有の場合)時等に譜面台と共に使われる譜面灯等もリスト・アップされているのには驚かされますし、更に大阪国際会議場Webサイト内にアップされているメインホールの紹介ページに書かれているホール紹介文には・・・

 世界中からのお客さまをお迎えしての国際会議から各種式典、さらには音響が命ともいえるコンサートまで、さまざまな用途に対応するメインホール。

とあり、音響反射板も備わっている模様なのですが、「音響が命ともいえる」と力説しているのとは裏腹に、肝心の「残響×秒」の記載は何処を探しても見あたりませんでした。

 しかし、幸いにも、この大阪国際会議場メインホールの音響面について解説されているWebサイトを別に見つけることが出来ました。

 永田音響設計Webサイト内に設置されている『作品紹介』の中にこの大阪国際会議場メインホールの概要記載が見られ、これによると満席時に於ける残響時間は1.6秒(コンサート時)とのこと。

 更に同じく永田音響設計Webサイト内に掲載の『永田音響設計News 00-11号(通巻155号;2000年11月25日発行)』には大阪国際会議場全体の音響面から見た構造の解説等が記述されていて、それによると、折り紙をイメージしたという形状の壁と天井を擁するこの大阪国際会議場メインホールは、各種会議を本来用途としているため、短めの音響(残響)とすべく、背後にグラスウールを擁した有孔板が張り巡らされ、床は段床PC板をゴムで支持した防振床となっていて、ロックコンサート等のような大音量を発する催しを開いたとしても周辺の会議室に影響を及ぼさないほどに遮音出来る構造になっているとのこと。

 しかしこの構造のままは、クラシック音楽系統のコンサートのような、生の楽器音をそのまま楽しませるような催しには、どうしても残響が短くなるため、不向きとなってしまうわけですが、そのような催し物にも対応すべく、このメインホールにはヤマハの音場支援装置 Assisted Acoustics (AA、PA装置の一種!?)も導入されており、この装置と音響反射板を使うことで残響1.9秒(空席時)を達成しています。
 そして、実は2000年4月の大阪国際会議場オープンに先立って前月(2000年3月)に予行演習を兼ねたプレイベントとして大阪センチュリー交響楽団の演奏会が行われていて、その演奏会では前記のヤマハの音場支援装置を敢えて使わなかったそうですが、全体としてやはり響きが少ないとの印象を抱き、この手の催しには音場支援装置を用いるべきと実感したとのこと。
 後で出てきますが、来年(2008年)には地元大阪のアマチュア・オーケストラによるオペラ公演がこの大阪国際会議場メインホールにて開かれる予定となっていますので、その際には恐らくこのヤマハの音場支援装置を使うことになるでしょう。

 もう1回、関西のプロ・オーケストラによる公演をここでやってくれないかな、なんて思ってしまうのは私だけでしょうか《勿論、今度はヤマハの音場支援装置と音響反射板を使うことを前提としますが》・・・・・・

 

 ま、それはともかくとして、現在この大阪国際会議場全体の稼働率はざっと見た印象では5割弱見当といったところでしょうか。

 本来用途である各種会議に使われている他、コンサート用途でもポピュラー音楽系統のコンサートでも使用されているのですが、調べていくうちに、僅かな数ではあるのですが、クラシック音楽系統とおぼしき公演にもこの大阪国際会議場メインホールが使われていることがわかってきました。

 その大半が吹奏楽(ブラスバンド)関連のコンサートで使われてきている模様で、当方で確認出来る範囲に於いて・・・

 ◆ 近畿大学吹奏楽部第36回定期演奏会
  2000年4月9日
 ◆ 三大学吹奏楽部ジョイントコンサート2000
  2000年5月6日(土)・14:30開演

が開催されていたことを確認、これらは何れも大阪国際会議場オープンの年に開かれた催し物なのですが、このうちオープンの翌月(2000年5月)に開かれた『三大学吹奏楽部ジョイントコンサート2000』については公演の模様のレポートもなされていて、この中で、当時オープンして間もない頃の公演だったこともあり、新しくきれいで、ものすごく広い割には音響もいいし素敵なホールだった、と語っています。

 そして、これ以外にも全日本吹奏楽コンクールの全国大会の会場としても使われたことがあることも判明、ウィキペディア解説「全日本吹奏楽コンクール」によると、第50回大会(2002年)、第53回大会(2005年)の、何れも「大学」、「職場・一般」各部門の全国大会会場として使われていて、来年(2008年)開催予定の第56回大会でも「大学」、「職場・一般」各部門の全国大会会場としてこの大阪国際会議場メインホールが使われることになっているそうです。

 一方、ブラスバンド関連以外では・・・

 ◆ 創価学会関西21世紀交響楽団
  『21世紀開幕 新春「第九」演奏会』
  2001年1月14日(日)

の公演でも使われた模様である他、同じく来年の2月24日(日)には『トヨタコミュニティコンサート in 大阪』と銘打つ形で、1970年に発足した地元大阪のアマチュアオーケストラ・大阪市民管弦楽団によるオペラ公演プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』全曲)も予定されており、私自身も滅多にクラシック音楽系統のコンサートの行われないこの大阪国際会議場メインホールに於けるオペラ公演というものに興味津々なところでありますが、私事で恐縮ながら、生憎東京の国技館に於ける「5000人の第九」と公演日程面でモロにバッティングしてしまっているので、少し悩んでいるところです《尤も片や会議場、片や相撲の土俵上、ですのでどっちもどっちかもしれませんが(怒られるかもしれないけど)・・・・・・》。

 

 それともう一つ、実はこの大阪国際会議場の近くまで、現在、京阪天満橋駅京阪本線と分岐される京阪中之島線(中之島新線)の建設工事が進められていて(→『京阪中之島線(中之島新線)トンネル貫通・・・次は線路敷設、駅など諸設備工事へ』)、当初は2008年度中の開業を予定していましたが、先月中に全線が貫通したことを受け、今月19日に「2008年秋(10月~11月)に開業予定」と当初計画から前倒しされる形で改めて発表、来年の今頃にはグランキューブ大阪こと大阪国際会議場にも鉄道で直接向かうことが出来るようになっていることでしょう《ちなみにその京阪中之島線の終点駅となる中之島駅には併せて「大阪国際会議場」という副名称も付けられるとのことですので、駅から大阪国際会議場まではすぐそこという感じの位置関係になっているんでしょうネ》。

 

 

 以上、大阪厚生年金会館廃止後に残る、何れも中之島界隈に建つ2つの客席2,000超のホール、フェスティバルホールと「グランキューブ大阪」こと大阪国際会議場の2施設について見てきましたが、正確にはフェスティバルホールも、同ホールの入る新朝日ビルの建て替えのため、大阪厚生年金会館の廃止時期とほぼ同じく来年(2008年)の秋頃には一旦閉鎖となりますので、期間限定ながら、客席2,000超のホールは大阪国際会議場メインホールただ一つとなってしまい(これに梅田芸術劇場メインホールが続く形となる)、このことが大阪の文化界にどのような影響を及ぼすものなのか、ちょっと心配ですネ。

 

 あと6日すれば大阪城ホールにて年末恒例の「1万人の第九」が行われることになっているのですが、これを単なる”恒例行事”に終わらせるのではなく、東京の「5000人の第九」を足がかりにしてすみだトリフォニーホールの完成へと発展したように、この「1万人の第九」を足がかりに大阪府や大阪市あたりが、大阪厚生年金会館の存続のために何らかの行動をとる等、大阪の文化界を盛り立てていってほしいと思う次第です《こう思うのは私だけ?》。

 

 

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コメント

はじめまして。

 「大阪コンサートホール案内」というサイトをつくったのですが、つくってる最中に、厚生年金会館や森之宮ピロティホールの閉館ということを知りショックを受けました。

 「トピック・消え行く大ホール」という項目を立て、このサイトも引用させていただきました。

 グランキューブがうまいぐあいに使えればよいのですが・・・。どうなるでしょう?

 またよろしくお願いします。

 ヘフリガーさん、こちらこそ初めまして。
 ようこそお越し下さいました!

 引用の件、貴サイトにて確認致しました。

 それにしても、大阪から、どんな形であれ、ホールが次々となくなっていくなんて、これは異常事態と言わざるを得ないところでしょうね(大袈裟な言い方!?)。

 で、グランキューブ大阪の話ですが、本文中でも記しましたように、クラシック音楽系統のコンサートのような生の楽器の響きそのものが重要視されるような催し物にも何とか適応させようとヤマハの音場支援装置や音響反射板をも導入しているみたいですが、これらを正しく上手に積極的に活用出来るかどうかがクラシック音楽系統のコンサートにも使えるか否かのカギとなってきそうな感じがします《尤も催し物自体がなければ話にありませんが…》。

 来月24日に予定されているアマオケによるオペラ公演がちょっと気になりますね・・・

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