「1万人の第九」、いよいよ大阪城ホールに於ける「総合リハーサル」へ・・・
こちら大阪は、青空も見えましたが、曇りがちということで、「晴れたり曇ったり」という天候でした。
そんな中で、「1万人の第九」はいよいよ公演会場である大阪城ホールに場を移しての総合リハーサルを迎えました。
「晴れたり曇ったり」の天候でしたが、幸い雨が降っていなかったので、ちょっと思い切って自宅から自転車で大阪城ホールに向かうことにしました。
といってもまっすぐに向かったのではなく、途中1箇所、鶴橋駅に寄り道した上での大阪城ホール行きとなりました。
というのも”赤い「青春18きっぷ」”(常備券式「青春18きっぷ」)を買い求めるためであり、立ち寄った鶴橋駅は某巨大掲示板群内に於いて過去に”赤い「青春18きっぷ」”の購入報告の挙がっていた駅の一つだったことによるものです。
途中、雨が降り出してきて「やばい」と思ったこともありましたが、暫くして雨はやみ、無事立ち寄った鶴橋駅で”赤い「青春18きっぷ」”を購入出来た私はそのまま自転車を走らせ、鶴橋駅の少し先(近鉄上本町駅方向)にある大きな交差点で右折し、大阪環状線沿いをそのまま大阪城ホールに向かって走りました。
続々と合唱参加者たちが大阪城ホールの中へと入っていく中、私も大阪城ホール北玄関への階段近くの植え込みに自転車を止め、後についてゆっくり入ったのですが、なんと中では既に発声練習とおぼしき声が聞こえてくる、しかも清原先生の声と共に・・・
券面記載の座席番号を確認の上、中に入ってみると、「歌えバンバン、歌えバンバン~」と、何やら聞き覚えのあるような歌詞が聞こえてくる・・・
どうやら中島美嘉の楽曲と共に第1部で演奏予定の「山本直純メドレー」で歌うことになる箇所の練習をやっていたようでしたが、私自身すっかり忘れていました(あらら~)。
で、券面に記載の番号の席を何とか探し当て、席に着くと、暫くして本日のオリエンテーションがあり、オープニング曲、続いて中島美嘉歌唱曲3曲、その後ベートーヴェン「第九」終楽章と『蛍の光』・・・以上の順番でリハーサルを行う旨説明がありました。
続いて行われたオープニング曲『Orbis』(久石譲作曲)のリハーサルで”第25回特別合唱団”のお披露目となったわけですが、見た感じでは男女合わせて50人程度の少人数で、しかも若い(音楽大学の学生?)・・・
ステージ上には電子式オルガン(パイプ無しのパイプオルガン!?)やシンセサイザー(ヤマハの”エレクトーン”か?)等も乗り、それにオーケストラ、合唱をも交えて、どこか神秘的な響きを出しながら『Orbis』は進行していきましたが、それにしても少人数による「第25回特別合唱団」の作り出すハーモニーの綺麗なこと(音程も含めて)!
次は中島美嘉歌唱曲3曲で、うち2曲には合唱も付くのですが、その中の1曲は「第25回特別合唱団」のみによるバックコーラス付き、残る1曲(3曲目の「きよしこの夜」)については「第25回特別合唱団」に加えて一般公募による「1万人の第九特別合唱団」もバックコーラスに参加することになっています。
肝心の中島美嘉の歌声ですが、う~ん、ま、こんなものかな、と思う程度《悲しいかな、私自身彼女のことを知りませんので…》。
これで第1部のリハーサルが終わり、舞台転換と共にステージ上の合唱エリア中央に陣取っていた「第25回特別合唱団」は解散となり、どうやらパート毎に与えられためいめいの席(勿論”舞台アリーナ”エリア内の席でしょうが…)に散らばっていった様子で、そこで第2部のベートーヴェン「第九」合唱等に臨むことになっているみたいですね《ちなみに第1部で「第25回特別合唱団」が陣取っていたエリアは第2部の「第九」演奏に於ける4人のソリスト陣のためのエリアとなっているみたいです》。
続いて行われたベートーヴェン「第九」のリハーサルは終楽章のみでしたが、ここで耳にした今年の佐渡裕指揮による演奏は、今まで耳にしてきた「第九」演奏とは少し違うような印象を持ちました。
合唱部分に入るまでのオーケストラのみによる演奏部分では、華やかさというものはそれほど感じさせず、純粋な響きといいますか、粒の揃った綺麗な響きとなって大阪城ホールの巨大空間を満たしているかのようでした。
合唱団員の一員として歌っていても、これまでの佐渡裕指揮の「第九」とは違う、何時になく澄んだ音色といいますか、純粋な形でベートーヴェン「第九」の音楽を作り上げている・・・
ま、要するにこれまでの「1万人の第九」に於いて聴かれた佐渡裕指揮による「第九」とはちょっと違う印象を抱いた次第。
その後の『蛍の光』のリハーサルが終わるとオーケストラは先に解散となり、合唱団は残って主催者側からの諸注意と清原先生による「第九」終楽章のダメ出しが行われましたが、加えて今回は合唱団エリアのうちの一部分を使って人文字をすることになり、男声エリアの中央部(テノール・バス両パートの一部)が指定されていました《ちなみに私はその指定エリアから外れていました》。
主催者側による諸注意の後に行われた清原先生によるダメ出し(5分間程でしたが)では、一番最後の「Prestissimo」の箇所を中心に、声の響かせ方や指揮棒を見ながら歌うこと等が、確認事項として、出されました。
この清原先生によるダメ出しを以て今日の大阪城ホールに於ける総合リハーサルは全て終了、合唱団は解散となりました。
明日はいよいよ「ゲネプロ&本番」。
8時半開場で集合9時、そして9時半には玄関閉鎖と、例年より30分前倒しされている形になっているので、これまで合唱参加していたときよりもうんと早く家を出る必要がありそう・・・
今日のところは早めに寝よっと・・・
P.S.
「第九」終楽章のリハーサルの最中、声楽導入部分の初めのところにあるバリトン・ソロのみ出てくるあたりでソプラノ・エリアを中心に何やら笑い声がわき起こっていました。
私自身、何故なのかわからなかったのですが、暫くして指揮の佐渡裕が「キュウちゃん~」とのかけ声が飛んでいました。
帰宅後、知り合いの「第九」仲間から受け取ったメールによると、その初めのバリトン・ソロのみ出てくるところで間違って座ってしまったとの由。
見えなかったなぁ・・・
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