2007年冬季「青春18きっぷ」”消化”乗り歩きの旅・・・その2「紀伊半島から四国へ」(2:第1日・名古屋まで)
2007年冬季発売分の「青春18きっぷ」の日付空白を埋めるべく、去る1月19日と1月20日の2日間にわたって大阪から米原・名古屋を回って紀伊半島を1周、そこから四国の徳島に渡って高松に北上、更に瀬戸大橋を渡って岡山から津山経由で姫路に向かい、大阪に戻るというルートで普通列車の乗り歩きをしました。
前回の記事ではこの1泊2日の全旅程の概要をざっと示しましたが、今回から具体的に順次振り返っていきたいと思います。
自宅を出発し、駅に向かうまでの間に朝食用のおにぎり類(緑茶も)やアルカリ乾電池(ポータブル携帯充電器等に使用)の調達を済ませ、区間快速に乗って奈良に向かったわけですが、途中の王寺にておおさか東線の試運転に駆り出されているものと思われる223系4連が王寺駅構内の電留線に留置されているのを目撃、たまたま朝食を摂取していた時だったので焦りを感じたものでしたが、幸いにも乗ってきた区間快速が王寺で暫く停車するとのアナウンスが流れたため、何とかキリをつけてその留置中の223系電車の撮影に成功しました。
それにしても王寺駅構内の電留線に223系電車が停まっている光景なんて、これまでの王寺駅構内を含む大和路線内に於いては見られなかったものだけに、デジカメに収めることが出来て一安心といったところでした。
王寺を発車した221系区間快速は無事奈良に到着、ここで奈良線「みやこ路快速」の京都行(221系4連)に乗り継ぎ、一路京都に向かいました。
この「みやこ路快速」で私は一番後ろの車両に乗り込み、木津から座れたわけですが、前2両には外国人観光客の姿を見ることが出来ました。
で、その「みやこ路快速」、城陽あたりから混み始め、以後の停車駅毎に客を拾いながら京都へ・・・・・・終点の京都では地下道を通って琵琶湖線(東海道本線・上り)ホームに向かったわけですが、その琵琶湖線ホームに上がってみると新快速・米原方面近江塩津行(223系12連)が既に入っているのが見えました。
この時点で、実は私自身、この時点では湖西線経由の敦賀行に乗り継ぐものと勘違いしていて、目の前に見えている米原方面近江塩津行の行先表示を前にして戸惑ってしまったわけですが、えーいままよ、とその近江塩津行き新快速電車に乗り込みました。
で、12両編成の前から2両目の車両に乗り込んだ私・・・晴天の中を疾走した新快速は米原駅6番のりばにに到着、ほぼ時を同じくして同じホームの反対側に名古屋から来た特急「しらさぎ」が入線してきました《名古屋から乗務のJR東海所属車掌の身を乗り出している姿が凛々しく映りました》。
この米原駅で、私の乗ってきた新快速電車は後ろ8両が切り離される一方、名古屋から入線してきた特急「しらさぎ」のほうは逆に京都側先頭車両(つまり北陸本線に向けて走る際の最後尾車両)に4両程度増結していた模様。
新快速と特急「しらさぎ」の並びを写真に収めた私は次の乗り継ぎ先列車が入ってくる隣のホームの8番のりばへと向かいましたが、既に人集りが出来ていました。
米原駅8番のりばに入線してきた普通大垣行は313系4両編成で、一番最後尾の車両の一番後ろの進行方向右側の窓側席(実をいうと「優先席」…)に何とか座ることが出来た私はそこから近江鉄道米原駅ホームに停車中の近江鉄道の電車2本を遠巻きに撮影していました。
ちなみにこの時、最後尾車両には一番後ろのところに数人の立ち客がいた程度で、さほど混んではいませんでした《尤も前のほうの車両はそれなりに混んでたことでしょうが…》
薄雲がかかりだした空の下を駆け抜けた大垣行313系電車は無事に大垣駅に到着。
ここで快速豊橋行(313系6連)に乗り継いだわけでありますが、最初乗り込んだ一番最後尾の車両は立ち客が出るほどの混雑ぶりで(実は後ろにも2両あったのですが、その2両は回送として切り離されたようでした)、座れずにドア付近で立っている私でしたが、ふとそこで、名古屋駅ホーム上にあるきしめんスタンドが金山方先端にあることを思い出し、急遽先頭車両へ駆け足で移動・・・・・・すると先頭車両は最後尾車両とは打って変わって空席が所々に見られるようなガラガラ状態で、悠々座ることが出来ました。
その先頭車両の進行方向左側の車窓からは樽見鉄道線のホームが見え、そこに沿線に建つ大型ショッピングセンター「モレラ岐阜」のラッピングの施された単行ディーゼルカー(ちなみに「ハイモ230-314」)が停まっていたものだから、思わずデジカメのシャッターを切っちゃいました。
大垣仕立て(始発)の快速豊橋行313系6両は無事に名古屋2番のりばに到着・・・反対側の1番のりばには313系0番台による編成の普通大府行が停まっていましたが、快速豊橋行の313系5000番台と前面を見比べると、行先表示の違い(0番台は幕巻取式、5000番台はフルカラーLED式)の他にも前面上部中央にある前照灯にも違いがあることに気付きました(0番台は電球式、5000番台は白色LED式)。
快速豊橋行と普通大府行が共に発車していった後に金山方先端近くにあるきしめんスタンドで昼食をとろうと店内に入って食券券売機の前へ。
2日前の名古屋日帰り消化旅行の際にはかき揚げ天きしめんを食していて、今回はカレーきしめんを食べたいと考えたのですが、あろうことかその食券券売機でカレーきしめんのところには「×」の赤ランプが・・・じゃあ他のところは、と隣のホーム上にあるきしめんスタンドにも駆け込んでみたのですが、ここに置かれている食券券売機もカレーきしめんのところには「×」が灯っていました《どうやらここも1・2番島式ホーム上にあるきしめんスタンドと同じ店みたい…》。
仕方なくカレーきしめんは諦め、ふと目についた「特製住よしきしめん」なるものを注文、出されたのは天ぷら3種がトッピングされたきしめんでした《この時の模様については『「青春18」消化1日目の昼食』にて書いてます》。
名古屋から先の行程については次回以降の記事の中で振り返っていきたいと思います。
今回はこのあたりで・・・
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