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JR北海道「Kitaca」、JR東日本「Suica」と相互利用実現へ・・・JR四国と四国民鉄の「四国共通カード」の話も

 昨日、北海道の鉄道に纏わる話を書いたので、もう一つ北海道の鉄道に纏わる話を。

 とはいっても、今回は車両面の話ではなく、旅客サービスに関わる話になりますが・・・

 

 本ブログに掲載の『「どうする~○○○○~」・・・JR北海道もICカード型乗車券「キタカ」導入へ』という記事の中でも触れました、JR北海道が今年秋に導入を予定しているICカード型乗車券「キタカ(Kitaca)」の話の続きをしたいと思います(半年以上間が空いてしまいましたが…)。

 

 

 「JR北(キタ)海道のICカード」から取ったとされる「Kitaca(キタカ)」、既に各種メディアで報じられていますように、当初は2009年初めに導入の予定だったのが、システム面の検討等が順調に進んでいることから、前倒しして2008年秋に導入予定となっています。

 その「Kitaca」、昨年暮れになって、JR北海道に隣接しているJR東日本の首都圏・新潟都市圏・仙台都市圏に導入されているICカード型乗車券「Suica」と電子マネー機能も含めての相互利用を来春(2009年春)に開始する予定であるとの発表が、JR東日本・北海道の各ニュースリリースから明らかとなっています。

【JR東日本】
 『IC乗車券・電子マネーの相互利用サービス開始
【JR北海道】
 『Kitaca電子マネーサービス開始
 『IC乗車券・電子マネーの相互利用サービス開始
【参考・・・過去のリリース(何れもJR北海道発)】
 『ICカード出改札システムの導入について
 『導入開始時期変更及び名称決定について

 上記のリリースから確認出来るわけですが、今秋に導入予定なのはIC乗車券としての機能のみで、電子マネー機能については少し後にあたる2009年春の導入を予定しており、この際にJR東日本の「Suica」との電子マネー機能も含めた相互利用を同時にスタートさせるとしているわけですね。

 

 で、各種メディアによる報道では・・・

スイカとキタカ、相互乗り入れ 09年春をめどに
《朝日新聞Web版(asahi.com)・2007年12月13日付け掲載記事》
 ICカード乗車券Suica(スイカ)について、JR東日本は、JR北海道が08年秋に発行予定のKitaca(キタカ)と09年春をめどに相互利用サービスを始めると12日発表した。
 
 首都圏や札幌周辺を中心に700以上の駅で、カードをかざすだけで自動改札を通過できる。同時に電子マネー機能も両地域で使えるようになる。スイカの電子マネー機能は11月末現在、首都圏を中心にコンビニなど約2万3000店で使える。キタカが使える店についてJR北海道は発行後に拡大に努める方針だ。
 スイカは、首都圏の私鉄やバス会社が発行しているPASMO(パスモ)とも相互利用できるが、キタカとパスモの相互利用の予定はないという。

JR北海道の「キタカ」、スイカと相互利用可・09年春メド
《『NIKKEI NET』2007年12月12日付け掲載記事》
 北海道旅客鉄道(JR北海道)は12日、2009年春をメドに、来秋導入予定の前払い式ICカード乗車券「キタカ」を東日本旅客鉄道(JR東日本)の「スイカ」と相互利用できるようにすると発表した。どちらかのカードがあれば両地域で切符を買わずに乗車できるようになる。
 
 カードが使えるのは道内55駅と首都圏や新潟、仙台などの約680駅。導入から約半年は道内でのJR乗車用に限るが、相互利用に合わせ電子マネー機能を付け、両地域の加盟店で買い物もできるようにする。
 JR東のスイカは西日本旅客鉄道(JR西日本)の「イコカ」と04年8月から乗車券での相互利用を開始。来春からは電子マネーでも相互利用を始める。東海旅客鉄道(JR東海)の「トイカ」とも来春乗車券の相互利用を始めるほか、九州旅客鉄道(JR九州)が導入予定の「スゴカ」との連動も検討している。スイカを軸に、JRのICカード網が広がる構図となっている。

Suica、JR北海道のKitacaと相互利用可能に、ICOCAとの電子マネー相互利用は08年3月より
《『日経トレンディネット』2007年12月14日付け掲載記事》
 東日本旅客鉄道(JR東日本)、北海道旅客鉄道(JR北海道)、東京モノレール、東京臨海高速鉄道の4社は、JR東日本の乗車券機能付き電子マネー「Suica」と、JR北海道が2008年秋より提供する同様のICカード「Kitaca」で、IC乗車券/電子マネー機能の相互利用サービスを提供する。JR東日本は、「Suica」と西日本旅客鉄道(JR西日本)の「ICOCA」との電子マネー相互利用サービスも2008年3月18日に開始する。
 
 SuicaとKitaca間の相互利用は、Kitacaに電子マネー機能が搭載される2009年春を目途に始める予定。首都圏、仙台圏、新潟圏、札幌圏のSuica/Kitaca対応地域の交通機関が、どちらか1枚のカードで利用できるようになる。約2万3560軒あるSuica加盟店と今後JR北海道が拡充するKitaca加盟店での支払いにも使える。
 また、JR西日本のICOCAは2005年10月1日に電子マネー・サービスを開始し、対応店舗数は京阪神および岡山/広島エリアを中心に約5500軒。SuicaとICOCAのIC乗車券機能は、既に2004年8月1日より相互利用可能となっている。

SuicaとICOCAが2008年3月、SuicaとKitacaが2009年春から電子マネーの相互利用を開始
《『ITmedia News』2007年12月13日付け掲載記事》
 交通乗車券としてはすでに乗り入れているSuicaとICOCAが、電子マネーとしても相互利用が可能になる。またJR北海道が導入予定のKitacaは交通乗車券としても電子マネーサービスとしても、Suicaとの相互利用が可能になる。
 JR東日本が発行する「Suica」とJR西日本が発行する「ICOCA」が、2008年3月18日から電子マネーとしても相互利用できるようになる。Suica、ICOCAはIC乗車券としては2004年から相互利用が可能になっていたが(別記事参照)、電子マネーとしてはそれぞれのエリア内でしか利用できなかった。
 
JR北海道のKitaca、IC乗車券と電子マネーの両方でSuicaと相互利用
 JR北海道は12月12日、2008年秋に導入予定のIC乗車券「Kitaca」(別記事参照)について、電子マネーサービスも提供することを発表した。電子マネーサービスは2009年春から提供予定。
 またJR北海道とJR東日本は、同じく2009年春からIC乗車券・電子マネー両方の機能でSuicaとKitacaを相互利用できるようにする。
 首都圏・仙台圏・新潟圏のJR東日本路線のほか、東京モノレール線、りんかい線、埼玉新都市交通線「ニューシャトル」、仙台空港アクセス鉄道もKitacaで乗車できる。ただし、首都圏のPASMOエリアはKitacaでは乗車できないので注意したい。
 Suica、ICOCA、Kitacaはいずれも、日本鉄道サイバネティクス協議会出改札システム委員会が定める「ICカード規格」(通称:サイバネ規格)に準拠しており、基本的な技術仕様が共通しているために、相互利用をしやすい。

JR北海道が来秋導入、ICカード「Kitaca」 買い物も可能に ~2009年春に電子マネーサービス開始。
《BNN [Brain News Network]・2007年10月20日付け掲載記事》
 現在、首都圏の駅構内では、カード1枚で鉄道の利用と買い物ができる。さらに都内のバスにも小銭を取り出すことなく、乗り継ぎができる。
 JR北海道は、来秋、札幌圏で利用開始を予定しているICカード「Kitaca」に2009年の春、電子マネーサービスを導入する。
 
 「Kitaca」はJR東日本の「Suica」、JR西日本の「ICOCA」、JR東海の「TOICA」と同様のプリペイド方式の乗車券。利用者が改札機の読み取り部にタッチするだけで通過でき、現行のようにきっぷを購入したり、精算する必要がない。1枚のカードで定期券とプリペイドの利用ができ、定期券区間外で乗降したとき、精算は改札機が自動的に行う。
 電子マネーサービスは、現在、JR東日本の「Suica」が導入している機能。自動販売機や加盟店のレジで読み取り部分にカードをタッチするだけで料金を支払えるため、財布から金を出したり、釣銭を受け取る手間が省ける。
 また、JR北海道は「Kitaca」の電子マネーサービスの開始とともに、JR東日本の「Suica」と、IC乗車券、電子マネーの相互利用サービスを開始する予定。札幌圏だけではなく、首都圏、仙台圏、新潟圏での利用が可能になる。

 「Kitaca」との相互利用の対象は、今回は同じJRグループの仲間のひとつであるJR東日本の「Suica」だけのようですね。

 

 ところで、JRグループ内では、既に「Suica」と「ICOCA」(JR西日本)の両者間でIC乗車券としての機能での相互利用が行われている他、今年3月29日(JRグループ定例ダイヤ改正の2週間後)からはそこにJR東海のICカード型乗車券「TOICA」も加えた”三つ巴”での相互利用(IC乗車券機能)がスタート、更にJRグループ定例ダイヤ改正の3日後にあたる3月18日からは「Suica」と「ICOCA」の間の電子マネー機能(「Suica」の”Suicaショッピングサービス”と「ICOCA」の”ICOCA電子マネー”)に於ける相互利用も始まり、「ICOCA」でもさいたま市にある鉄道博物館への入場(「Suica入館システム」を利用しての入場)が可能になる模様。

 ここで、来る3月18日以降可能となる”「Suica」と「ICOCA」”、そして来春(2009年春)以降可能となる”「Suica」と「Kitaca」”の何れも電子マネー機能に於ける相互利用に関連して、「ICOCA」や「Kitaca」の各々「Suica」との電子マネー機能に於ける相互利用開始以降、以下に挙げるものについても出来るようになるものか、私自身ふと疑問に感じた次第・・・

◆ 「Kitaca」による鉄道博物館(さいたま市)への入場
  《「ICOCA」についてはアナウンス済み》
◆ 「ICOCA」或いは「Kitaca」による
  ”Suicaグリーン券”による普通列車グリーン席利用

 というのも、ウィキペディア解説「鉄道博物館→”Suica入館システム”」の中に「具体的な入館方法はSuica電子マネー(Suicaショッピングサービス)を利用したグリーン車Suicaシステムのような電子チケット方式を採用している」との記述があり、この記述から、鉄道博物館への「Suica入館システム」を利用しての入場、及び”Suicaグリーン券”の購入は何れもSuicaの電子マネー機能を利用したものであることが推測出来るためなのですが、上記2項目に関する具体的な公式リリースの類が今のところ一切無いため、本当のところはわからないところですが、相互利用の開始時期が近づけば何らかのアナウンスはあると思われますので、それを待つしかないようですネ。
 ちなみに、既に「Suica」と電子マネー機能も含めた相互利用が実施されている「PASMO」については鉄道博物館への「Suica入館システム」を利用しての入場、並びに”Suicaグリーン券”購入の何れもが可能となっています。

 

 ところで、「Suica」と「Kitaca」の相互利用開始に絡み、『アメーバニュース』に以下の記事が掲載されているのが見えました。

JR北海道「キタカ」登場 全国でダジャレカード増殖
《Ameba News [アメーバニュース]・2007年12月14日付け掲載記事》
 JR北海道が採用しているICカード乗車券「キタカ」(来秋導入予定)が、2009年春ごろからJR東日本のICカード乗車券「スイカ」と相互乗り入れできるようになると、12日に発表された。どちらかのカードを持っていれば、両地域で切符を買わずに乗車できるようになる。カードが使えるようになるのは道内の55駅と首都圏、東北、新潟などの680駅。
 
 JRの各事業所によって異なるICカード乗車券の名称。各地の名称と語源はどのようなものか?
 まず、JR東日本の“Suica”(スイカ)。2001年にソニーの“FeliCa”(フェリカ)技術を用いて作られたこのカードは、切符を買わなくても楽に乗車降車できるカードとして、また電子マネーとして利用できる便利さもウリが人気だ。名称は“Super Urban Intelligent Card”の略称で、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持たせている。ちなみにFeliCaは、“Felicity”(至福)と“Card”(カード)の合成語である。
 次に、JR西日本の“ICOCA”(イコカ)。こちらは“IC Operating Card”の頭文字と、関西弁の「行こか!」の語呂合わせ。
 2006年11月にJR東海が導入した“TOICA”(トイカ)は“TOCAI IC CARD”(東海ICカード)の略語と、非常にシンプルだ。
 今回ニュースとなっている“Kitaca”(キタカ)は「JR北海道(キタ)のICカード」なのでキタカ、という名称。エゾモモンガをキャラクターとして採用している。
 福岡を中心として展開する西日本鉄道は、2008年春を目処に導入予定の、ICカード交通乗車券兼電子マネーについて、名称は“nimoca”(ニモカ)、イメージキャラクターはフェレットにすると発表した。語源は、「バスにも、電車にも、買い物にも、いろいろ使えるオールラウンドなカードの意味」である。
 また、JR九州が2009年から導入するICカードの名称は10月29日に“Sugoca”(スゴカ)と発表された。「Smart Urban GOing CArd」の略と、「すごいカード」の語呂合わせだ(九州弁の“すごい”でもある)。
 これらのネーミングに、ネット上では「センスは疑うが、ここまで来るとよく考えるなと思う」「Inaca(イナカ)はいつ出来るんだ」など様々な声が飛び交っている。

 どうやらICカード型乗車券自体の呼称を巡っての記事のようですが、それにしても「Inaca(イナカ)」とはまぁ・・・この呼び名を採用しそうな鉄道(バス)事業者の名前が出てこない《当たり前か…》。

 で、上記記事の中でJR東海のICカード型乗車券の呼称「TOICA」が非常にシンプルであるということについて、シンプルすぎてあまり親近感が沸かないとの声も聞かれます《→『このICカード、凄か~』》。

 また、上記『アメーバニュース』掲載記事では、JR北海道の「kitaca」と共に、JR九州の「SUGOCA(スゴカ)」の名前も見えますが、この「SUGOCA」の導入予定時期は2009年春だそうで、「Kitaca」の電子マネー機能開始予定時期(2009年春)と時期をほぼ同じくしている格好となっているわけですね《→『JR九州ICカードの名称とデザインが決定!!』》。

 こうなってくるとJRグループ内でICカード型乗車券の発売開始に関する公式リリースが無いのはJR四国だけとなるわけで、このあたり、かつて某消費者金融のテレビCMの中で出てくる「どうする~○○フル」という言い回しを思い起こさせるところなのですが・・・

 

 

◎ 四国内に於けるICカード型乗車券の話も・・・

 で、そのICカード型乗車券の分野で唯一取り残される形となってしまうJR四国に関してでありますが、実は6年前(2002年)にそのJR四国と四国内の民鉄各社との間でこのICカード型乗車券に関する協議が持たれていたことが、以下に列挙する四国内の各地元紙に掲載の記事から、明らかになった次第《今日まで私自身知りませんでした、この新聞記事の存在を…》。

共通カード導入へ JR四国など3社
《四国新聞Web版・2002/02/26付け掲載記事》
 JR四国は二十五日、同社と高松琴平電気鉄道(高松市)、伊予鉄道(松山市)、土佐電気鉄道(高知市)の四社で使用できる「四国共通カード」(仮称)を導入することに合意したと発表した。導入時期は二〇一四年がめど。一枚のカードで四社の区間をキャッシュレスで行き来できるのが特徴で、利便性向上により鉄道利用者の底上げを図るのが狙い。三月八日に第一回検討会を開き、実現に向けた本格的な協議をスタートさせる。
 
 JR四国の梅原利之社長が同日開いた定例記者会見で明らかにした。
 同社と伊予鉄、土佐電の三社は昨年十一月、企画切符の開発などでの事業協力に合意。その一環として共通カードの構想が浮上し、三月の検討会発足を契機に、経営再建中の琴電も事業協力に参加することを決めた。
 計画では、共通カードはキャッシュレス化を可能にするのに加え、一枚のカードで四社の区間を切符の買い換えなく乗り継ぎできるメリットがある。カードの仕様や制度清算方法、投資規模については今後の協議で具体化させる方針。
 第一回検討会には、四社の実務レベルの担当者が参加。JR東日本から、定期券とイオカードの機能を併せ持つ「Suica」の開発担当者を招き、ICカードによる改札システムを中心に検討する。

JRと伊予鉄など4社 四国共通カード導入へ来月検討会
《愛媛新聞Web版・2002/02/25付け掲載記事》
「2ちゃんねる」過去ログを通じて取得】
 JR四国(高松市)は25日、伊予鉄道、土佐電気鉄道(高知市)、高松琴平電気鉄道(高松市)と連携し、1枚で4社の鉄道を利用できる「四国共通カード(仮称)」の導入の検討を始めると発表した。3月8日に、JR四国本社で第1回検討会を開催する。
 
 JRは私鉄との連携を進めており、これまでに伊予鉄や土電の路面電車とJR乗車券をセットにした共通企画切符を発売している。共通カードは連携をさらに進めるもので、ビジネスや観光などで四国内を移動する際の利便性を高め、鉄道利用者の増加につなぐのが狙い。
 検討するのは▽磁気式かICチップ式かなど、カードの仕様▽電車限定かバスも含めるかなど、カードの適用範囲▽割り引き制度や精算面の整備▽設備と投資規模▽導入方法―など。
 検討会の事務局は当面、JR四国営業部が担当する。

 今から6年後にあたる平成26年(2014年)を目途にJR四国を含む四国の鉄道事業者間で共通して使える「四国共通カード」を導入することで一旦は合意に達し、ICカード型乗車券の元祖を作ったJR東日本関係者を招いて検討会を開くことを決めていたところまではよかったのですが・・・

 この「四国共通カード」に関して、『このICカード、凄か~』というブログ内記事に昨年(2007年)の12月3日付けで寄せられたコメントによると、システム開発途上に於いて関係省庁との連絡調整がうまくいかなかったため、現状では、伊予鉄道がシステムを大改修するか、伊予鉄道の「ICい~カード」のシステムを他社のシステムに組み込まないと共通化出来ないらしい、とした上で、前者のやり方では「四国共通カード」の実現と共にSuica等との共通化も可能だが、後者のやり方では「四国専用カード」になってしまう、とのこと。

 で、国土交通省鉄道局Webサイト内に『鉄軌道におけるICカード乗車券の概要等について』というコーナーを見つけ、行ってみますと、そこには既にICカード型乗車券を導入している鉄道事業者毎のレポートが置かれていました。
 そこで、その中から、琴電と伊予鉄の各レポートを以下に抜き出してみました《参考までに、ICカード型乗車券を導入しているJR旅客会社及びそのJR旅客会社のICカード型乗車券と相互利用を行っている民鉄側のICカード型乗車券の各レポートも列挙しておきます》。

【四国内鉄道事業者】
高松琴平電気鉄道「IruCa」
伊予鉄道「ICい〜カード」
【参考:JR旅客会社、民鉄等】
JR東日本(東日本旅客鉄道)「Suica」
JR東海(東海旅客鉄道)「TOICA」
JR西日本(西日本旅客鉄道)「ICOCA」
パスモ(首都圏公営交通・民鉄加盟)「PASMO」
スルッとKANSAI協議会(関西公営・民鉄)「PiTaPa」

 これらのレポートの中で「カード規格」の欄に注目してみますと、上記列挙分のうち、高松琴平電気鉄道「IruCa」、JR旅客会社3社、「PASMO」、「PiTaPa」が何れも”サイバネ規格”(日本鉄道サイバネティクス協議会策定規格、CJRC規格)となっているのに対し、伊予鉄道「ICい~カード」だけが”非サイバネ規格(独自規格)”。

 カード自体については、伊予鉄も含め、上記列挙のICカード型乗車券については全てソニーが開発した非接触型ICカードの技術方式「FeliCa」が採用されている模様ですが、ソフト面に於いて伊予鉄だけが孤立してしまっている形になっているんですね。

 伊予鉄道「ICい~カード」といえば、2005年8月23日の導入当初から「おさいふケータイ」で電車に乗れるサービス「モバイルい〜カード」も開始、日本で初めて携帯電話のおサイフケータイ機能を利用したサービスを導入した鉄道事業者としても知られており〔JR東日本「モバイルSuica」供用開始はその約5ヶ月後にあたる2006年1月28日;→『伊予鉄道、おサイフケータイで電車に乗れる「い~カード」にショッピング機能を追加』(但し現在はNTTドコモ端末のみ)〕、更に日本航空(JAL)や地元百貨店(伊予鉄高島屋)と組んで共用版「ICい~カード」をリリースさせる等なかなか意欲的で、そのことから、昨年(2007年)4月1日現在の発行枚数(カードホルダー数)は約13万枚と、琴電の92,722枚(2007年4月1日現在)と比べて4千枚近く差をつけている形となっています。

 その意欲的な伊予鉄なのですが、ソフト面で”非サイバネ規格(独自規格)”となっているあたり、内部での利用促進に躍起になる一方で、同じ四国内の他の鉄道事業者(JR四国含む)と、将来、提携(相互利用)するところまでは想定していなかったような印象ですね。

 何と勿体ない・・・

 そして、四国内の民鉄3社(JR、第3セクター鉄道除く)の中で、最後までICカード型乗車券の導入の無かった高知の土佐電気鉄道についても、同じく地元高知で営業しているバス事業者・高知県交通と組む形で、来年度中にICカード型乗車券の導入が発表されています《国の補助を受ける形のようですが…》。

土佐電鉄と高知県交通が共通ICカード・環境省補助事業に
《『NIKKEI NET』2007年10月20日付け掲載記事》
 路面電車などを運行する土佐電気鉄道(高知市)とバス会社の高知県交通(同)は2008年度に共通ICカードを導入する。乗り換えを円滑にすることで利用拡大を目指す。「公共交通ICカード・エコポイント事業」として環境省の補助事業に採択された。公共交通の利用を促進、マイカーが排出する二酸化炭素(CO2)の削減を目指している。
 
 高知県中央部を運行する路面電車約60台、バス約200台が対象。利用に応じてポイントを発行し、たまったポイント分の利用料金を割り引く。希望すればポイントを森林整備など社会貢献に使えるようにする。総事業費は5億8000万円で環境省が一部を補助する。
 同事業の実施により06年度に比べCO2排出量を年間451トン削減することを目指す方針だ。

 この土佐電気鉄道で導入されるICカード型乗車券の採用規格が”サイバネ規格”ということになれば、伊予鉄道は、ICカード型乗車券の採用規格に於いて、いよいよ「四面楚歌」状態に陥ることになるわけですね《JR四国がまだ動いていないので、厳密にはそう言えないのかも知れませんが…》。

 

 以上のことから、6年後(2014年)を目途としているICカード型乗車券「四国共通カード」の実現には伊予鉄道の大英断が必要となるわけで、それによって「ICOCA」や「Suica」との相互利用が実現出来るのか、それとも四国全体がICカード型乗車券の分野で四国以外の鉄道ネットワークから孤立してしまうのか・・・まさしく運命の分かれ道と言える状況にあるわけですね、これは。

 で、そのことに関連して(!?)、仮に将来JR四国もICカード型乗車券を導入することになった場合、呼称はどうするのかということになるわけですが、多く聞かれるのがJR東海の「TOICA」と同様の発想から出たとみられる”sicoca”(→『JR四国のICカード、必要かどうかはおいといて。』、『Sugoca。』、『JR九州のICカード、名は「SUGOCA」~』)で、他にJR四国のコーポレートカラーである青色にちなんで”アオカ”というのも聞かれました(→『〔交通ICカード〕凄ぉかぁ~』)。
 ちなみに私自身はというと、やはり四国のICカードということで、単純に「sicoca」と考えていました・・・

 

 JR九州のICカード型乗車券「SUGOCA」導入の少なくとも更に5年先の話となってしまうわけですが、JR四国、そして四国内の民鉄3社の合作による「四国共通カード」が果たして日の目を見るのかどうか、気長に、かつしっかりと見届けたいと思います。

 

 

 『PASMOとSuicaとICOCAとPiTaPa…そしてTOICAも』の中でも主張されていることですが、妙な島争い(というか意地っ張り)をせず、利用者の利便性を第一に考えてもらいたいところですネ。

 

 

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コメント

おお~。
とうとう北海道も参入ですか。
ちなみにKITACAの相互利用の対象がSUICAのみとありましたが、孫相互利用はできないんですかね~。

電子マネーも含めて、どこまでが相互利用OKの範囲になるんでしょうね。

ICOCAとSUICAはOKなんだから、そう考えると全部ICOCAでいけそうな気はするのですが…

ちなみに、電子マネーの相互利用は早く解禁してほしいです。

東京出張の時に、駅コンビニ(名前は忘れてしまった)で買い物するときに、ICOCAで買えないのは不便ですからね。

ご指摘のとおり、各会社の面子等はおいといて、利用者の利便性第一に考えたシステム連携を切に願います。

それでは。

 MOLTAさん、コメントありがとうございます!


 う~ん、今のところ公式なリリースが出ていないため、とりあえずは「Kitaca」と「Suica」の両者の相互利用だけ、と考えて貰ったほうが無難かも知れません。

 「TOICA」や「ICOCA」も含めて、皆ソニーの「Felica」技術を採用したものなのですが、ソフト面で各社毎の違いがあると思われ、そのあたりについては残念ながら私自身よく知りません。

 何処まで相互利用の範疇にあるのか等については、やはり公式リリースを待つしか術はありませんね。


 とはいえ、私自身が現在抱いている願望としては、将来、JRグループ内で発行されている(或いは今後発行予定の)、「Suica」や「ICOCA」等、全てのICカード型乗車券の電子マネー機能も含めた相互利用を実現させてほしいということですね。

岐阜のツシマです。ご当地でも岐阜バスのICカード・アユカが登場しましたが、運賃は割引になるのですが目下岐阜バスでしか使えません。名古屋地下鉄や名鉄もそれぞれICカード乗車券導入にふみきるようですが、相互利用の利便性は全く考慮されていないようです。もっと消費者・ユーザーからみた視線を大事にしてほしいものです。最初から共通仕様のカードを製作してコストダウンをはかるとかしないんですかね?。電子マネー機能も当然関東・関西に比べて未整備ですね。

 ツシマさん、こんにちは。
 ようこそ当ブログへ!

 確かに利用者の視点で考えるならば、仰るように、最初から複数の事業者が組んで共通で使えるICカード型乗車券を作ったほうが断然いいわけですし、そうすることによって、付随する設備の共通化やメンテナンスの共通化等で、コスト軽減も図れることは間違いないところでしょうね。

 しかし、悲しいかな、現実には交通事業者毎の思惑次第で導入が進んでいるわけで(一部、特定エリア内で運行している複数の事業者が共通して導入している事例有り→長崎県内のバス事業者たちが共同で導入している「長崎スマートカード」とか)、私の知らない間にも実に40種類以上ものICカード型乗車券が誕生しているわけで、これだけ乱立して大丈夫なの、と思ってしまうくらいです。

 私個人としては、やはり最低でも各地域毎に存在する複数の交通事業者間でICカード型乗車券の相互利用が出来ることが望ましいと考えているわけで、例えば、仰っている中京圏で言うならば、岐阜バスの「ayuca」や名鉄・名古屋市営地下鉄で近い将来導入予定のICカード型乗車券(ICカード版「トランパス」?)とJR東海の「TOICA」との相互利用は最低でも実現されるべきではないか、と考えています《もう少し言うならば「ayuca」とICカード版「トランパス」との相互利用もやはり実現して欲しいところですね》。

 ただ、「ayuca」が行っている運賃割引特典等のプレミアム要素というのは、ある交通事業者のCカード型乗車券の他の交通事業者との相互利用を検討していくに際して、特に運賃精算面で調整が難航することも予想されるとの話も聞きますので、なかなか一筋縄にはいかないみたいですね。

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