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スイーツ列車、こたつ列車、「のだ塩かりんとう」・・・・・・第3セクターの三陸鉄道、巻き返しなるか

 昨年11月上旬、岩手県のリアス式海岸沿いを走る第3セクター鉄道三陸鉄道が折からの原油価格高騰の煽りを喰らって経営に行き詰まっているとの報道がなされ(→『三陸鉄道 原油高、泣き面にハチ』)、当ブログの中でもその話について触れました。

 この原油価格高騰による影響は、何も三陸鉄道に限ったことではなく、これは鉄道ではありませんが、首都圏と九州とを結ぶフェリー航路を運行していた会社が自己破産に追い込まれるという事例となって出てきています。

 

 

 そんな中で、三陸鉄道では何とか生き残りを図ろうと、ここのところイヴェント列車運行等の利用促進策を次々と打ち出してきているみたいですね。

 

 

◎ 久慈市の菓子店とタイアップ「スイーツ列車」

 12月1日・・・こちら大阪では大阪城ホールに於ける「サントリー1万人の第九」の本番前日リハーサルが行われていたわけですが、八戸線久慈駅山田線宮古駅とを結ぶ三陸鉄道北リアス線では、久慈駅を擁する岩手県北部にある久慈市内の菓子店とのタイアップで「第2回スイーツ列車」が運行されていました。

 三陸鉄道が告知していた、この「第2回スイーツ列車」の概要は以下の通り。

【運行日時】
 2007年12月1日(土)
 久慈14:12発→(普代駅折り返し)→久慈16:30着
【運行車両】
 36-600形気動車「さんりくしおさい」
【仕出しスイーツ】
 ドイツ、フランスの伝統的なクリスマスケーキ等
                          5種類
【その他】
 降誕劇紙芝居、キャンドルサービス等のクリスマスイベントも用意

 ちなみに今回の運行区間、「久慈~普代」間は第3セクター転換前には国鉄久慈線だった区間です。

 

 さて、その「第2回スイーツ列車」の模様については三陸鉄道Webサイトに掲載の『「第2回 スイーツ列車」一足お先にクリスマス』にて伝えられている他、東北地方の地方紙でも報じられています。

景色眺め〝甘~い旅〟 三陸鉄道スイーツ号
《デーリー東北Web板・2007/12/04付け掲載記事》
 三陸鉄道は一日、久慈―普代間で特別列車「スイーツ号」を運行し、乗客が車内で岩手県久慈地域のお菓子に舌鼓を打ち、一足早くクリスマス気分を満喫した。
 
   同列車は、車窓の景色を楽しみながら地元のお菓子を堪能してもらおう―と三鉄が今年から運行している。六月に続き二回目となる今回は、親子連れなど約六十人が参加した。
 今回のテーマは「一足お先にクリスマス」。車内では、久慈地域の五社が提供したイチゴのショートケーキやシュトレン、フランスの伝統菓子「ビュッシュドノエル」などクリスマスにちなんだケーキが次々と出され、乗客が三陸海岸の景色と地元の名菓を満喫した。
 また、サンタクロースの格好をした職員らが紙芝居やキャンドルサービスを行い、クリスマスムードを盛り上げた。
 家族で初めて参加した久慈市の中居美穂ちゃん(5つ)は「どのケーキもとてもおいしかった」と満足げな様子だった。野田村の道上夢子ちゃん(7つ)も「クリスマスの雰囲気が味わえて楽しかった。来年もまた参加したい」と目を輝かせていた。

 三陸鉄道が出していた告知チラシの中で予め写真入りで予告していた、ドイツで降臨節(アドベント)に欠かせないとされる伝統的菓子「シュトレン」やフランスの「ビュッシュドノエル」を初めとする、クリスマスに因んだお菓子が出され、サンタクロース姿の職員によるキャンドルサービスが花を添えた格好となったみたいですネ。

 

 ところで、この「スイーツ列車」でありますが、1回目の運行は昨年の6月24日のことだそうで、久慈市のWebサイトはこの時の模様を次のように伝えています。

三鉄の”あま~い”列車運行! ~三陸鉄道で特別企画列車「スイーツパーティー列車」
《久慈市Webサイト『まちのわだい』・2007年6月25日付け掲載記事》
 三陸鉄道㈱(山口和彦社長)では6月24日、久慈地域のスイーツを通して、地元の良さを見直そう―という、特別企画列車「スイーツパーティー列車」を運行しました。岩手県菓子工業組合久慈支部との協力で行われました。
 
   列車は17時15分に久慈駅を出発。21人の乗客は、久慈―普代間の道のりを、甘味と三陸の風景を楽しみながら向かいました。
   出品されたのは、久慈地域6社からのスイーツ8種類。ヤマブドウを使用したチーズケーキや、久慈特産の四季成りイチゴ「こはく姫」を使用したケーキなどを堪能しました。
   家族4人で訪れた皆川みちこさん(天神堂)は「景色を見ながら、のんびりと食べられていいですね。三鉄に乗ったのは初めて。”お寿司列車”とかがあったらまた乗ってみたい」と笑顔を広げていました。

 初回の運行では夕方17時過ぎにに久慈駅を出発していたんですね。

 そして、東北の地方紙の一つでは・・・

三陸鉄道でスイーツパーティー号運行
《デーリー東北Webサイト・2007/06/25付け掲載記事》
 岩手県の三陸鉄道は二十四日、北リアス線の久慈―普代間で特別列車「スイーツパーティー号」を運行し、乗客が三陸海岸の美しい景色と久慈地域のおいしいお菓子を満喫した。
 
   同列車は、車窓の景色を楽しみながら地元のお菓子を食べて、久慈の魅力を再発見してもらおう―と三鉄が初めて企画し、甘いものが大好きな女性や子供など約二十人が参加した。
 車内では、久慈地域を代表するお菓子業者六社が黒豆ゼリーやかぼちゃまんじゅう、チーズケーキなど八種類のスイーツを提供した。乗客は、車窓に映る三陸海岸の美しい景色を眺めながら、地元の味を満喫した。
 久慈市から職場の同僚五人で参加した菊地真理子さん(24)は「ケーキバイキングに行ったことはあるが、海を見ながら食べるのは格別」と満足した様子。高橋由佳さん(22)も「特にヤマブドウケーキがおいしかった。機会があればまた参加したい」と笑顔で窓外の景色にも見とれていた。
 今回はお菓子とコーヒー代、運賃込みで二千五百円の企画。北リアス線運行本部の尾山健二本部長は「多くのお客さまに喜んでもらえたようだ。改良を重ねて第二弾、第三弾も検討したい」と張り切っていた。

 コーヒーにチーズケーキや黒豆ゼリー等8種類のスイーツ・・・ふと、岐阜の第3セクター鉄道・明知鉄道のイヴェント列車「寒天列車」を思い出してしまいそうですネ《ちょっと違うか…》。

 それにしてもこの久慈市内の菓子店と組んでのイヴェント列車「スイーツ列車」、なかなかいい仕事をしてくれているような印象を受けました。

 

 

◎ 「こたつ列車」

 「第2回スイーツ列車」の運行から3週間経った去る12月22日、三陸鉄道はお座敷仕様の36-2100形気動車「さんりくしおかぜ」を使った「こたつ列車」の運行を始めました。

 この「こたつ列車」に使われる「さんりくしおかぜ」車両の案内が『お座敷車両「さんりくしおかぜ」のご案内』に掲載されているのですが、なんでも「畳敷き」と「掘り炬燵」の2タイプ(というか2パターン)が互いに転換可能となっていて、定期列車で運用される時には「掘り炬燵」状態にしておくのだとか。

 今回運行されている「こたつ列車」の概要について、三陸鉄道Webサイトによると・・・

【運転日】
 2007年12月22日~2008年1月6日、
 2008年1月12日~2月24日の土休日
【運転時刻】
 久慈12:15発→宮古13:46着
 宮古15:07発→久慈16:43着
 《往復とも各駅停車》
【編成】
 「さんりくしおかぜ」(こたつ列車;指定)
               +一般車両(自由)

となっています。

 この昨年12月22日から運行開始の三陸鉄道「こたつ列車」については各種マスコミで取り上げている模様で、このうち岩手の地元紙による報道では・・・

こたつ列車ぽかぽか 三鉄が運行を開始
《岩手日報Web版・2007/12/23付け掲載記事》
 三陸鉄道(山口和彦社長)のこたつ列車は22日、北リアス線久慈―宮古間で運行を開始した。県内外から訪れた乗客はこたつのぬくもりを感じながら、列車の旅を楽しんだ。
 
 出発式は久慈駅ホームで行われ、テープカットで運転開始を祝った。鉄道愛好家や家族連れが乗り込み、「三鉄赤字せんべい」や特製弁当を味わい、車窓からの雄大な海の景観に見入った。
 地元の観光ボランティアのメンバーが扮(ふん)する県北沿岸部の伝統行事「なもみ」も登場し「うおー」「こたつ列車を楽しんでるが」と雄たけびを上げて雰囲気を盛り上げた。
 北上市和賀町から訪れた松下宗雄さん(64)、小枝子さん(56)夫妻は「掘りごたつに入ってのんびり景色を眺めることができる。こういう旅もなかなかいいものだね」と満面の笑みを浮かべた。
 こたつ列車は来年1月6日までの毎日と1月12日から24日までの土日、祝日に久慈―宮古間を1日1往復する。運転時刻は久慈発が午後零時15分、宮古発が午後3時7分。

こたつ列車でのんびり 三陸鉄道北リアス線
《河北新報Web板・2007年12月23日付け掲載記事》
【キャッシュから取得(要会員登録)】
 岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道の北リアス線(宮古―久慈)で22日、冬季限定「こたつ列車」の運行が始まった。
 
 こたつ列車は2両編成のうちの1両で、足元に温風を送る掘りごたつタイプのお座敷車両を使用。大漁旗が車内に飾られ、三陸沿岸の雰囲気を演出している。
 車内ではストーブであぶって味わう「おつまみこんぶ」や三陸鉄道の名物菓子「赤字せんべい」が振る舞われた。家内安全を呼び込む県北部の風習「なもみ」も披露され、鬼の面をかぶった男衆が乗客を歓迎した。
 家族3人で乗車した八戸市の教員細川靖さん(38)は「速い新幹線と違い、ゆっくりとした雰囲気が心地良かった。掘りごたつは懐かしい」と満足そうだった。
 こたつ列車は来年1月6日まで毎日1往復、その後は2月24日まで土曜日と休日に限り1往復運行する。全席指定(指定席料金300円)。カニ、イクラの海鮮ごはんとアワビなどが入った「しおかぜ弁当」(1500円)も予約販売する。
 連絡先は三陸鉄道0193(62)8900。

三鉄のこたつ列車が運行を開始
《デーリー東北Web板・2007/12/25付け掲載記事》
 三陸鉄道の冬の風物詩「こたつ列車」が二十二日、岩手県の久慈―宮古間で運行を開始した。車内には名物の掘りごたつが並び、足元はぽかぽか。一番列車には親子連れや鉄道ファンなど約二十人が乗り込み、ゆったりとくつろぎながら三陸海岸の冬景色を満喫した。
 
   久慈駅のホームで行われた出発式では、三陸鉄道の山口和彦社長が「さまざまな工夫を凝らしてお客さまをもてなしていきたい」とあいさつした。続いて関係者がテープカットを行い、運行開始を祝った。この後、列車は宮古駅に向けて出発した。乗客は早速、暖かい掘りごたつに入り、弁当やせんべいを食べながら車窓の景色を楽しんだ。
 地元の観光ボランティアガイドも同乗した。さらに、野田村の郷土芸能「なもみ」に扮(ふん)した鬼が「泣く子はいねえが」「親の言うこときがねえ子はいねえが」と車内を歩き、無病息災や家内安全を祈願した。
 友人三人と乗車した久慈市の主婦中田ケイ子さんは「こたつと景色とおいしい弁当が楽しみで、初めて乗りました。足元が暖かくて気持ちいい」と満足そうだった。
 こたつ列車は、久慈駅を午後零時十五分に出発する。一月六日まで一日一往復、一月十二日から二月二十四日までは土曜、日曜、祝日に運行する。なもみも随時登場する予定になっている。こたつ列車についての問い合わせは、三陸鉄道(株)宮古本社=電話0193(62)8900=へ。

 こたつの他にストーブも装備されているんだろうか・・・

 そして目玉は岩手県北部に位置する野田村に古くから伝わる風習「なもみ」の車内披露だそうで、実際にこの「こたつ列車」に乗車したという人の体験記『三陸鉄道「こたつ列車」に乗ってきました!^^V』では乗客と「なもみ」を一緒に入れての記念撮影写真も紹介されています。
 このブログ内記事では海側富山側とで掛け布団の柄が異なっていることが写真で紹介されている他、サービスで出されていた「三鉄赤字せんべい」に満足そうな様子が綴られています。

 三陸鉄道の希望の星となるでしょうか、「三鉄赤字せんべい」。

 

 ところで、これまでの新聞記事たちの本文中にも出てきました「なもみ」について、「なまはげ」ではないとの説明も聞かれますが、ウィキペディア解説「なまはげ」によると、秋田に伝わる「なまはげ」の語源について、冬に囲炉裏にあたっていると手足に「ナモミ」という火傷が出来る。それを剥いで怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与える「ナモミはぎ」から「なまはげ」と呼ばれるようになった、とのことで、何らかのつながりがあるとの印象を抱いたわけですが、でもこの解説文では「なもみ(ナモミ)」は長いこと手足を囲炉裏に当たっていて出来る火傷のことを指しているので、岩手県の野田村に伝わる「なもみ」とはちょっと違うかな・・・
 「なまはげ」と「なもみ」の両者の格好を見比べてみて身纏っている物等が異なっていそうですし・・・

 

 

◎ のだ塩使用の新製品「のだ塩かりんとう」

 前項で「こたつ列車」車内を練り歩く岩手県・野田村に伝わる「なもみ」の紹介をしましたが、その野田村の特産品である「のだ塩かりんとう」が三陸鉄道で新たに販売されていることが岩手県の地元紙で伝えられています。

のだ塩を活用のかりんとう販売 三陸鉄道
《岩手日報Web版・2008.1.1付け掲載記事》
 三陸鉄道(山口和彦社長)はオリジナル新商品「のだ塩かりんとう」を宮古駅などで販売している。野田村特産の天然塩を使ったあっさり味に仕上げた。
 
 野田湾の海水を煮詰めて作る「のだ塩」の素材を生かし、甘みを抑えてごまを練り込んだ。商品の製造は知的障害者福祉工場みずき(久慈市)がすべて手作りで担当している。
 のだ塩かりんとうは1袋10枚入りで、価格は300円。パッケージには三陸鉄道のレトロ列車「さんりくしおさい」のラベルを付けた。
 発売しているのは三陸鉄道久慈、宮古、釜石、盛駅のほか、田野畑駅など8委託駅。団体利用客らには車内販売も行っている。問い合わせは三陸鉄道(0193・62・8900)へ。

 詳しい見本写真が『のだ塩かりんとう』にて掲載されているのですが、パッと見た感じ、薄焼きせんべいと思わせるような作りになっているみたいですね。

 ところで、ウィキペディア解説「かりんとう」では「小麦粉を砂糖・水・イーストや、食塩、重曹などと共に練り合わせ、棒状に成形してつくった生地を植物油で揚げ、黒砂糖や白砂糖でつくった蜜でからめて乾燥させた駄菓子の一種」と説明されていて、私自身も「かりんとう」といえば短い棒状の硬めの菓子というイメージがあったので、今回三陸鉄道が発表した「のだ塩かりんとう」については、パッと見た感じ、あまりピンと来ない感じでした。

 しかしウィキペディア解説「かりんとう」によると、かりんとうにも東西地域差が存在する模様で・・・

◆ 関東のかりんとう … 生地の発酵を長めに行い、比較的柔らかくて軽く、からめる蜜には白砂糖が用いられる事もある
◆ 関西のかりんとう … 硬めにこねた生地を用いるために比較的硬めの食感を身上としている

 つまり、私が普段目にしているかりんとうは関西風かりんとう、ということになるのだろうか・・・

 それはともかくとして、更に地方によっては短冊状に加工したかりんとうというものも存在するみたいであり、「所変わればかりんとうも変わる」とでもいいますか、今回三陸鉄道が新たに売り出した「のだ塩かりんとう」もまさしく”所変われば・・・”という感じですネ。

 

 う~ん、いつか試してみようかなぁ・・・

 

 

 原油高に苦しんでいる三陸鉄道、様々な施策で寄り多くの利用客を呼び込めるかどうか、そして少しでも巻き返せるのかどうか・・・今後とも見守っていきたいと思っています。

 

 

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コメント

こんばんは。
鉄道事業の場合、運行経費に占める動力費の割合は7%程度だと聞いたことがありますが、この事業者(三陸鉄道)の場合は元々赤字続きで、公的支援頼みの経営で体力がなかったからなのでしょうか。

本来であれば一過性のイベント的企画ではなく、沿線地域の人々が日常の移動手段としての利用を促進する企画をして欲しいとは思うのですけどね。
もっとも地域性を考慮すればそのようなことは望めないのかな・・・・・とも考えますが。

でもこのようなイベント列車の運行では、それによって得られる運賃収入よりも運行経費の方が勝っているのではないですかね?
企画の主たる目的は収益率のアップではなく、将来の公的支援を受け易くするための実績作り(利用者の確保)ではないかと思います。

それにしても地方の鉄道路線にとっては辛い時代ですよね。

 An die Freude(「歓喜」?)さん、おはようございます。
 いつもありがとうございます!


>将来の公的支援を受け易くするための実績作り(利用者の確保)ではないかと思います

 つまり国や地方自治体からの援助を引き出すための既成事実作りのための行為ということですか・・・これは私もうっかりしていました。
 だとすると、今回取り上げた三陸鉄道に限らず、全国の第3セクター鉄道が各々行ってきているイヴェント列車運行等の取り組みも、実はそれらの根本にこの”既成事実作り”というものがあるかも知れませんね。

 イヴェント参加者にしてみればこの”既成事実作り”にいわば駆り出されている格好となるわけで、これはこれでたまったものではないということになるでしょうが(イヴェント参加者だけにとどまらず、公的支援の増加は、将来、一般庶民等に対する増税という形で跳ね返ってくることになりかねませんし)、ただ裏を返せば、そうでもしなければ生き残っていけないという第3セクター鉄道の厳しい現実があるとも受け取れそうなところですね《今更私が言う必要も無いけれど…》。


 イヴェントを次々と打つのもいいけれど、私自身、勿論沿線地元民による「マイレール」意識の涵養も大切なことかも知れませんが、ただ鉄道事業者や地元自治体が声高に叫ぶだけではなく、An die Freudeさんも仰っていますような、もっと地元民に思わず利用してみたくなるような運行ダイヤの構築、「パーク&ライド」に代表されるようなクルマ族であっても気軽に利用出来る仕組み作り・・・等といった利用促進策を真剣に考え、行動に移していってほしい、と思いますね《茨の道になることは目に見えているのかも知れませんが》。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1601210.html
《第三セクター(鉄道)の事情について - 教えて!goo》

 2年以上前に提起された質問なのですが(質問投稿日:2005年08月24日)、今でも思わず納得させられてしまいます。

この記事へのコメントは終了しました。

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