ウィーン・フィル日本公演、今年9月に予定か・・・リッカルド・シャイー病気でゲヴァントハウス管弦楽団来日中止に
今日は月に1度の父親の診察日で、私も付き添いで病院に行ったわけですが、久しぶりに介護タクシーを利用しての病院通いとなりました。
その病院というのは昨年6月に脳梗塞で倒れて入院したところであり、今も月1回診察と薬のために通院している状態なのですが、今日がいわばその通院日に当たっていたわけです。
診療予約は当日の朝8時頃からとっているみたいで、ウチではここのところ8時半頃に病院に行って順番取りをするわけですが、今回取れた順番は「42番」・・・11時少し前に自宅を出て介護タクシーに乗り込み、病院に着いた頃にはまだ20番台前半。
そこから延々と待ち続け、順番が回ってきたのは昼の13時前くらいでしたが、その後も身体障害者認定申請のための診断書作りのために更に約30分ほど費やし、最終的に自宅に戻ったのは昼の13時40分頃。
実はその間にテレビ朝日の『徹子の部屋』の放送があり、新聞欄で今日のゲストが指揮者の西本智実であることを掴んでいながら、録画予約のセットをせぬまま家を出てしまったため診療待ちの間中焦っていたものですが、頃合いを見計らって病院と自宅を駆け足で往復、何とか放送時間前に録画予約セット出来たのでひとまず安心の私・・・
さて、今日になって音楽に関する話題を2つ拾うことが出来ましたので、それについて伝えてみようと思います。
一つは、一部マスコミでも報じられていますのでご存じの方もおられると思いますが、2005年秋にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(楽長、常任指揮者)に就任したイタリア出身の指揮者、リッカルド・シャイーが病気にかかり、2月1日から9日にかけて彼の指揮により行われる予定だったライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団・日本ツアーが中止になったというもの。
リッカルド・シャイーの日本国内に於ける所属先である梶本音楽事務所の発表によると、今回の日本ツアーはシャイーのカペルマイスターへの就任以来初めてのことだったそうで、オーケストラ・サイドでも、相応しい指揮者が見つからない以上ツアーを延期したい、との意向もあったそうで、2010年頃を目途に延期することにしたとのこと。
具体的な病名等については公表されていないため皆目わかりませんが、「カペルマイスター」シャイーの1日も早い回復を願うところです。
もう一つはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)の日本ツアーに関する話。
この話についてはブログサイト『南イタリアの申し子~リッカルド・ムーティ』が精力的に報じているところですが・・・
の記事2本が伝えるところによると、今年の9月中旬から下旬にかけて、イタリア出身の指揮者リッカルド・ムーティが同行してのウィーン・フィル日本公演が行われる模様で、以下のスケジュールにより行われる予定であることが、これまでのところ、判明しているそうです。
9月14日(日) … 神奈川・ミューザ川崎シンフォニーH 9月15日(月・祝) … 大阪・フェスティバルホール 9月16日(火) … 東京・サントリーホール 9月18日(木) … 東京・サントリーホール 9月22日(月) … 北海道・札幌コンサートホールKitara 9月23日(火・祝) … 東京・サントリーホール |
なお、9月14日の川崎公演分については外部の情報提供者からもたらされた情報とのことであり、当該ブログ管理人は、確認がとれ次第改めて伝える、としています。
で、今回発表されたウィーン・フィル日本ツアーの上記日程のうちの大阪公演については、大阪は西日本地域に於ける唯一の公演地との話もありますが(→『西日本は大阪だけ』)、この大阪公演が行われる「9月15日」というのはフェスティバルホールの建て替えに伴う一時閉鎖の時期(2008年秋)に近い日付になっていることから、地元・大阪に住む私自身としては、まだ発表されていない具体的な演奏予定曲目等と共に、とても気になるところです《フェスティバルホールのことについては本ブログの『フェスティバルホールと大阪国際会議場(グランキューブ大阪)のこと・・・『大阪厚生年金会館、存廃の危機』の余録として』という記事の中で詳しく触れています》。
大阪と並んで地方都市に於ける公演となる札幌公演については、地元紙(北海道新聞)による報道によると、1997年以来11年ぶりのことになるのだそうです《→『札幌公演はマエストロ指揮』》。
ところで今回予定されているウィーン・フィル日本ツアーに於ける演奏予定曲目については勿論未発表でありますが、これに絡んで、リッカルド・ムーティ指揮(出演)関連で申し上げるならば、今年4月12・13両日に予定されている2007年度(2007-2008シーズン)第8回定期演奏会ではブルックナーの『交響曲第2番ハ短調』等が取り上げられる予定である他、6月7・8両日に開催予定のウィーン芸術週間の一環公演ではヴェルディの『レクイエム(Messa da Requiem)』が、また今年夏のザルツブルク音楽祭期間中の8月15・16・18各日にはブラームスの『ドイツ・レクイエム』が、それぞれ取り上げられる予定であることが、ウィーン・フィル公式サイトやザルツブルク音楽祭公式サイトを通じて、既に発表されています。
となると、9月中旬から下旬にかけて予定されているムーティ率いるウィーン・フィルの日本ツアーでは声楽曲が取り上げられるのかも・・・ま、あくまで推測ですけれどもネ。
今後発表されるであろうリリース等に注意していきたいと思っています。
【関連記事(2008年ウィーン・フィル来日公演関連)】
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