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若杉弘指揮NHK交響楽団によるモーツァルト『交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」』(1995年5月18日)

 W.A.モーツァルトが1782年に作曲した『交響曲第35番ニ長調K.385「ハフナー」』を、若杉弘指揮NHK交響楽団による演奏で聴いてみました。

 まぁ、こちらもここのところ繰り返し耳にしている曲の一つなのですが・・・

 

 

 ところで、ウィキペディア解説によると、このモーツァルトの交響曲第35番の標題として付いている「ハフナー」とは作曲当時ザルツブルクにいた大富豪の名前だそうで彼のために作曲したともいわれているそうです。

 この「ハフナー」交響曲は1783年3月、ウィーンに於いてモーツァルト自身の指揮で初演されているのですが、日本初演は1927年に早稲田大学交響楽団によってなされているのだとか。

 

 今回聴いているこのモーツァルトの「ハフナー」交響曲の演奏は、今から13年前の1995年5月18日にNHKホールで行われた若杉弘指揮NHK交響楽団によるもの。

 聴いた感じからすると、弦楽合奏(Vl・Vla・Vc・Cb)だけでざっと40~50人程度はいそうな感じかな(何だか標準的な規模とでもいおうか…)。

 で、この若杉弘の指揮による演奏でありますが、出だしから”速すぎず遅すぎず”といった感じのテンポで、しかも下支えとなる低音域に属する音についても一つ一つ丁寧に指揮をしているといった印象をも抱き、天真爛漫と言うよりは堅実なモーツァルトをイメージしてしまいそうな演奏のように思えました。

 とはいえ、第2楽章ではそこそこ綺麗にメロディーラインを歌い上げ、「笑いさざめくような」雰囲気を醸し出すところと言われる第2主題の部分でも若杉は堅実にその雰囲気をつくっていた感じだったし、第3楽章以降もしっかりした下からのサポートをつくりながら上では主旋律をきっちり歌っていた・・・そんなところでしょう。

 オーケストラ自体もそこそこ響かせていましたね。

 

 

 モーツァルトもこの演奏の如く堅実に生きていたら、もう少し長生きしていたのかも・・・

 

 とはいえ、全体として堅実的な仕上がりになっていますので、変な話、仕事等をしながらでも安心して聴けますね。

 

 

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