寝台急行「銀河」の寝台券を取りに行きました・・・第24回「5000人の第九」絡みで《キャンセル待ちも》
こちら大阪は朝から雪が本格的に降り、一軒家の屋根に雪がうっすらと積もるほどでしたが、昼頃からは冷たい雨に変わっていました。
とはいえ、夕方頃に自転車置き場を歩いていた時には所々で雪が解けきれずに残っていて、怖々しながら歩いたものでした《ちなみにサンダル履きで歩きました》。
で、先日インターネット(サイバーステーション)上から予約を入れておいた寝台急行「銀河」の寝台券を、今朝7時頃、取りに行きました。
来る2月24日に開かれることになっている「国技館5000人の第九コンサート」第24回公演への合唱参加に際して利用することにしている寝台急行「銀河」の寝台券です。
同時に速達の手紙2通を出すことにもしていたので、先に最寄りの集配郵便局に向かい、男性局員と「ゆうメイト」と思しき女性が一人ずつ詰めていた「ゆうゆう窓口」(時間外窓口)にその速達の手紙2通を出してきた後、駅のほうへと向かいました。
折しも通勤・通学時間帯にあたっていて(そりゃそうか…)、駅に着いた頃には男女高校生たちがたむろしていました。
今回、インターネット上から予約を入れたのは「5000人の第九」本番2日前(2月22日)に大阪を発車する寝台急行「銀河」のB寝台・喫煙上段と本番当日(2月24日)に東京を出発する同じく「銀河」のB寝台・禁煙下段。
平日だったら駅に行く前に立ち寄った集配郵便局でお金を引き出し、それから駅に向かう芸当が可能なわけですが、今日は土曜日なのでATMはクローズ状態。
コンビニATMで引き出すことも考えましたが、提携手数料を取られてしまうので、やむなく手持ちのクレジットカードを使うことに。
ところがクレジットカードで購入した乗車券類(いわゆる”「C制」きっぷ”)の変更(乗車変更)や払い戻しは購入した窓口でしか出来ないようなことを以前耳にした覚えがあり、心配になってきた私・・・まぁ今回は自宅最寄り駅での購入だし、変更や払い戻しの必要が生じたとしても自転車で駅まで走らせればいいだけの話なので、気にすることはないか。
というわけで、自宅最寄り駅の窓口に向かった私・・・自宅で印刷しておいた予約メモ2枚を差し出しながらクレジットカードで購入したきっぷの変更や払い戻しについて訊いてみると、JR西日本のみどりの窓口で取り扱いますので、と何やらマニュアルを読み上げているかのような口調で答えていたのですが、私自身は「???」とプチ・パニック状態に。
それで、自宅に戻ってからWebサイトで調べてみたところ、JR東海Webサイト内に掲載の『クレジットカードで買ったきっぷの払戻しはできますか?』に以下の記述が・・・
「JRカード」以外のクレジットカードを用いてJR東海以外のきっぷうりばでお買い求めになったきっぷについては、当社窓口では払戻しの手続きをいたしかねますので、お求めになったJRまたは旅行会社の窓口にお申し出下さい。 (JR東海の窓口でお申し出いただいた場合は、払戻しの申込があった旨の証明をさせていただきます) |
ここで、上記文中に出てくる「JRカード」とは1985年8月23日に当時の国鉄がクレジット会社との提携により発行を始めたもので、当初は「JNRカード」と名乗っていました。
全国のJR主要駅のきっぷうりば(みどりの窓口)に於ける乗車券の購入で利用することが出来、JRカードで購入した乗車券類は全国のJR駅にて払い戻しが出来る等の特徴があります。
それで、上記の記述から解釈すると、今回のように「JRカード」以外の一般クレジットカードで購入した乗車券類(「C制」きっぷ)の変更や払い戻しは当該乗車券を購入した窓口の属しているJR旅客会社が管轄するきっぷうりば(みどりの窓口)ならば何処でも取り扱ってくれるみたいですね《例えば今回のようにJR西日本管内の駅の窓口に於いてクレジットカードで購入した乗車券類はJR西日本管内のきっぷうりばで変更や払い戻しが可能》。
ただ、以前はやはり当該乗車券類の購入窓口に於いてしか変更や払い戻しが出来なかったようでしたので(少なくとも2003年10月時点ではそうでした→『(2003年10月)クレジットカードで購入したきっぷの変更や払い戻しについて』)、ここは極力購入した窓口に申し出たほうが無難かも知れませんね《なお、この「C制」きっぷには面白い話が2~3存在します→『2004年04月03日(土曜日)→”C制の変更”』にて(今もこの話が通用するのかどうかは不明)》。
それにしても、いつ頃から一般のクレジットカードで購入した乗車券類の変更・払い戻し取扱場所が「購入窓口のみ」から「購入窓口の属するJR旅客会社が管轄する全てのきっぷうりば」に変わったんだろうか・・・
それはともかくとして、結局はその場で予約済み寝台券の発券を依頼し、手持ちのクレジットカード(勿論一般のクレジットカードです)で購入したのでありました。
で、ここで終わってもいいわけですが、何しろこの時点では、帰りはいいとしても行きは喫煙車のそれも「上段」・・・出来たら下段にしたい、それも出来れば、高額だが、車窓を独り占め出来るA寝台の下段を狙ってみたい、ということで、キャンセル待ちを入れようと考えていました。
なぜなら、行き帰りともA寝台に関しては満席の状態だったから。
そのため、窓口に向かう際、備え付けの指定席券申込書にキャンセル待ちしておきたい寝台種別等と共に名前と電話番号をきちんと書いて準備した上で窓口に並んだ次第《「名前と電話番号をきちんと」書いたのは、もしキャンセル待ちで引っかかった場合に電話してくれることになっているため》。
ネット予約しておいた寝台券2枚の購入が済んだ私はすかさず書き込んだ指定席券申込書を差し出し、とりあえず空席照会するように依頼、以下の流れで照会をしてくれました。
◆ 2月22日大阪発「銀河」A寝台・下段 ▽ ◆ 2月22日大阪発「銀河」B寝台・禁煙下段 ▽ ◆ 2月24日東京発「銀河」A寝台・下段 |
初めに2月22日大阪駅発車分の空席照会から入ったのですが、A寝台は予定通り満席だったものの、B寝台・禁煙下段の照会のところでなんと17席の空きが(列車全体では28席くらい空いていたかな)画面に出てきました。
数日前にサイバーステーションを通じて予約を入れた際にはB寝台・禁煙は「×」表示となっていたのだが、何故なんだろう・・・・・・もしかしたら、その後、旅行会社あたりが余り物を一気に放出したためだろうか。
既にB寝台・喫煙上段を購入してしまっているため、ここで変更してしまうと、次もしA寝台で引っかかった場合に払い戻してからの購入を余儀なくされる、勿論手数料は持っていかれるし・・・
でもやはり上段よりは下段かな・・・というわけで、2月24日東京駅発車分のA寝台・下段の照会の後、既に購入しておいたB寝台・喫煙上段の寝台券からの変更を依頼し、新たに見つかった空席の中から押さえたB寝台・禁煙下段の寝台券と取り替えてもらいました。
で、一通り照会してもらって、行き帰りともA寝台は全て満席と確認出来たことから、その行き帰り両方の「銀河」A寝台・下段のキャンセル待ちを所望したわけです。
ところが、大阪駅発車分の「銀河」A寝台・下段はスンナリとキャンセル待ち登録出来たものの、帰りの東京発車分の「銀河」A寝台・下段のほうのキャンセル待ち登録をマルス(MARS)端末がなかなか受け付けてくれません。
何度操作しても埒があかないのか、この時窓口を受け持っていた若い駅員はついに何処か上部組織に電話をかけ、指示等を受けながらマルス端末をたたく羽目に・・・
それにしても、私自身、これまでに指定席券のキャンセル待ちを何度か依頼してきているのですが(尤も今回のキャンセル待ち依頼は実に数年ぶりのことなのだが…)、依頼して立ち会うことなくさっさと帰ったこともあるものの、複数列車分依頼した時でもこれほど手間がかかった記憶が無かったなぁ・・・
最初の用事であるネット予約分の指定券の発券依頼から10分、そして20分・・・私自身はこれが終われば自宅に戻るだけなので多少長くても構わなかったのですが(あまり長過ぎてもちょっと困るが…)、後ろに2~3人の列が出来ていて、彼らは恐らく通勤途上に窓口の用を足そうとしているものと思われたことから、次第に肩身の狭い思いに苛まれることとなりました《事実、後ろで待っていたうちの1人は「何してるんや」とぼやきながら、あきらめ顔で改札をくぐっていったようでした》。
窓口で待っている間にもう一人年配の駅員(というか駅長…わからんけど)の姿を見るも、キャンセル待ち登録で電話と格闘している間にはその年配の駅員は奥に引っ込んだまま。
出たらんかい・・・と奥に引っ込んでいる年配の駅員に向かって口には出さずに心の中でぼやいてみても、発券装置であるマルスは1台だけ。
こりゃどうしようもないなぁ・・・葛藤状態に陥る私。
そしてネット予約分の寝台券発券依頼から約30分経ったであろう、8時少し前、格闘中の若い駅員の「もう少し待って下さい」の言葉に対し、たまりかねた私は「後ろの人の分を先にして、その後でキャンセル待ちを入れて下さい」と話し、依頼の中断を所望、引っかかったら電話するよう念を押しながらそそくさと窓口をあとにしました。
駅を出る際、後ろで待っていた人が窓口で駅員に話す声が聞こえてきた時、少しホッとした気持ちになったのですが、恥ずかしさのほうが先に出てしまい、さっさと駅コンビニ店舗の踏切寄りに停めてあった自転車のほうに向かい、さっさと家路へと向かったのでありました。
今後、もし今回と同様のケースで窓口に行くのであればもっと早めの時間帯、例えば窓口が開く早朝5時半頃にでも行ったほうがいいかもしれない・・・そう強く感じた私デス。
ただ、キャンセル待ちの入れられる時間帯というのがあったような気がするのですが(マルスが稼働する時間帯全てでキャンセル待ち登録が出来るわけでは無かったような…)、そんな場合でも、入れられる時に入れておいて下さい、と言い残して窓口を去ればいいわけですし。
それにしても、本当に申し訳なかったデス、私の後ろで待っていた人たちには・・・
<(_ _)> お読み下さってありがとうございます <(_ _)>
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さっそく、おじゃまさせていただいてます。
「寝台に乗る」のは私の目標のひとつでもあり、
音楽に携わっておられるというのも
うらやましい・・・(笑)
なにか、サークルにでも入りたいんですが・・・。
8年前から、うつ病を患っておりまして、
まあ、だいぶ回復してきたんですけど
まだまだ新しいことに挑戦するには、厳しい感じです。
人の多いところは基本的に嫌いなんですが
駅は平気なんですよね(笑)
経済的に苦しいので、今年に入ってバイトしてます。
人嫌いなんて言ってられませんよ~・・(泣)
稼ぎまくって、いつか寝台に乗りたいです。
投稿: ゆき | 2008年2月10日 (日) 05時02分
ゆきさん、こんばんは。初めまして。
コメントをありがとうございます!
>音楽に携わっておられるというのもうらやましい・・・
いえいえ、携わって・・・と言うほどのことではないですよ。単なる趣味の一つに過ぎませんから。
>8年前から、うつ病を患っておりまして、まあ、だいぶ回復してきたんですけど、まだまだ新しいことに挑戦するには、厳しい感じです。
だいぶ回復されているというのは喜ばしいところですね《大変失礼ですが(言うまでもないことかも知れませんが)、きちんと精神科医等から診断をもらっていますよね》。
その調子で、医師等の専門家のアドバイスに従いながら、あせらず気長に治していけばよろしいと思いますよ。
>経済的に苦しいので、今年に入ってバイトしてます
あまり無理し過ぎない範囲でされるとよろしいでしょう《下手したらまた再発しかねませんので》。
あと、サークルについてのお尋ねもされていますが、もし少しでも鉄道に興味をお持ちならば、ネット上からでも気軽に参加出来るという点では、やはり鉄道趣味に特化したSNS、ということになりそうですね《勿論、mixiの鉄道関連コミュという手も考えられなくもないところですが、生憎私自身mixiに関しては門外漢(会員ではない)ですので…》。
それと、これは余談になりますが、私自身も、うつ病ではないにせよ、まだ医師の診断をもらっているわけではありませんが、内的(というか精神的)に問題を抱えているところがあるように感じています。
そのため、このブログに掲載の記事毎に頂いたコメントの類には極力返答するよう心がけていますが、返答が少々遅れたりとか、返答の内容が長くくどいものとなっていたり、一癖も二癖もある内容となっていたり等してしまうことがありますことを何卒ご容赦頂ければ幸いに存じます。
また何かあれば遠慮無くコメントなり、メール(アドレスは左側上部にある「お問い合わせ先」に記載)なり下さいね。
今後ともよろしくお願いいたします!
投稿: 南八尾電車区 | 2008年2月12日 (火) 00時17分