「5000人の第九コンサート」開催時期とレッスン会場の話・・・第24回「5000人の第九」まで残り20日足らず
久しぶりにこちら大阪は、時折雲が広がっていたものの、概ね晴天で推移しました。
そういうこともあって、久しぶりに布団干しが出来ました。
思う存分・・・とまではいきませんが、布団たたきでホコリを払い、ちょっとでもスッキリなったかな・・・
さて、こちら関西圏では兵庫県立芸術文化センターに於いてオーケストラ千里山の結成10周年記念と銘打ってのベートーヴェン「第九」演奏会が開かれることになっていて、一部の「1万人の第九」参加者有志もこの西宮に於ける「第九」演奏会に合唱団の一員として参加されるとのことで盛り上がりを見せているところですが、同じ日、東京ではこの時期の恒例となっている「国技館5000人の第九コンサート」が相撲の殿堂である国技館(東京・両国)にて開かれることになっています。
実は私自身、1991年から2004年迄の間、この東京の「5000人の第九」に毎年参加させて貰っていましたが、翌年(2005年)以降は一身上の都合から参加を見合わせていました。
それが今回、まかりなりにもこのように趣味の方面でブログを書かせて貰っていることに加え、来る3月15日に予定されているJRグループ定例ダイヤ改正により廃止となる夜行寝台列車3本のうちの寝台急行「銀河」のお別れ乗車もしちゃおう、とも考えるようになったことから、4年ぶりの参加を考えるようになった次第。
で、昨日、主催者である「国技館すみだ第九を歌う会」(墨田区役所内)にメールで問い合わせをしたところ、申込者数が所定人数(5000人)に達したので、座席についてはキャンセル待ち扱いとした上で、申込自体は受けますよ、という意味の返事が・・・
どうやら、参加自体は出来るが、どの席で合唱参加をさせてもらえるかは本番直前にならないとわからない、との由で、不安定な身での参加となりそうですが、本番まで残り20日を切っている中での申込である上に定員に達している状態だそうで、まぁこれはやむを得ないところでしょうね。
それで、当初は今日の早朝のうちに郵便局(ATM)から参加費を払い込んで申し込むつもりでしたが、費用面で新たに問題がひとつ発覚したため、まだ申込を済ませていません。
今日・明日中に払込を済ませ、メールで主催者に申し込んだことを伝えるつもりでいます・・・
その「国技館5000人の第九コンサート」についてですが、お世話になっているWebサイト『第九を歌おう!』内に設置されているブログサイトに去る1月29日付で掲載された『5000人の第九にも参加してみたいけど・・・』というブログ内記事に於いて、この「5000人の第九」について色々と書かれているわけですが、その補足も兼ねて、ここから先、「5000人の第九」に纏わる話を進めていきたいと思います。
実は「5000人の第九」を初めとして、大阪の「1万人の第九」、そして広島の「第九ひろしま」の日本国内に現存する3つの一般公募型大規模「第九」イヴェントには、あるひとつの共通点があります。
それは、3つの「第九」イヴェント共、現在公演会場として使用している文化施設の完成(開館)を記念して開いたことから端を発していること。
「1万人の第九」の公演会場・大阪城ホールが開館したのは1983年(昭和58年)10月〔ほぼ時を同じくして大阪城公園駅(当時は国鉄駅)も新設されています〕でこの年の12月に第1回公演を実施、「5000人の第九」の公演会場・国技館(東京・両国)が開館したのは1985年(昭和60年)1月9日で約1ヶ月後の2月17日に第1回公演を実施(この時には新国技館の落成祈念式典を兼ねていた)、そして「第九ひろしま」の公演会場・広島サンプラザについても「『第九ひろしま』は、1985年、会場の広島サンプラザの落成を記念して始まった」と主催者の中国放送(RCC)が公式に表明しています。
「5000人の第九」の2月中実施もこのような理由によるものでありますが、第11・14・17各回公演については、会場の都合で、3月以降に公演を行っています《第11回公演は4月2日、第14回公演は3月1日、第17回公演は3月11日》。
もう一つ、「5000人の第九」の練習(レッスン)会場についても触れておきましょう。
私の地元・大阪で開かれている「1万人の第九」の場合、レッスン会場は大阪を初め関西圏内2府3県(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)と東京都に設置されているわけですが、お膝元にあたる大阪府に関しては大阪市内中心部と東大阪市内の2つのエリアでレッスンが行われています。
そして更に大阪市内では都合4箇所程度の会場を確保した上で初心者向け・経験者向けとを合わせて実に20近いレッスンクラスを設定、大阪市内に限って言えばほぼ毎日どこかで必ずレッスンが行われている状態といえるでしょう。
これに対し東京の「5000人の第九」では、毎年9月頃に開かれる発会式を以てレッスン開始としているようですが、年末最後のレッスン日に行われる「歌い納め」と年明け最初のレッスン日に行われる「歌い初め」を境にレッスン会場の設置方に違いが見られます。
「発会式」から年末の「歌い納め」までの期間に於いては、基本的にレッスン会場は国技館裏手にある江戸東京博物館1階ホール1箇所のみで、他には墨田区役所内にあるリバーサイドホールも時折使う程度にとどまり、レッスン頻度も週1~2回程度と少なめの設定となっています《残念ながら手許にこの時期の練習一覧が残っていないので間違っている可能性もありますが→ご指摘大歓迎します!》。
それが年明けの「歌い初め」以降から本番にかけての期間になると、先に記した江戸東京博物館1階ホールと墨田区役所内リバーサイドホールの2箇所以外にもレッスン会場を設定するようになってきます。
ちなみに今度開かれる第24回「5000人の第九」に際して年明け以降にレッスンが行われている会場は以下列挙の通り。
【東京都内】
《墨田区内》江戸東京博物館1階ホール 墨田区役所リバーサイドホール 東武博物館ホール すみだトリフォニーホール6階練習室 《その他都内》 大田区民ホールアプリコ小ホール |
【東京都外】
相模大野グリーンホールリハーサル室《神奈川県》取手市民会館(ホール or 講座室C)《茨城県》 龍ヶ崎市馴芝公民館《茨城県;1回のみ》 |
青字の会場は年明け以降に新たに設定されたレッスン会場 |
見て頂いておわかりになるかと思いますが、東京都内でも北部地域や多摩地区にはレッスン会場の設定が無い他、東京以外の首都圏内では埼玉、群馬、栃木、千葉の各県にレッスン会場の設定がありません。
尤も上記列挙の年明け以降に設定されるレッスン会場は毎年一定しているわけではないみたいで、過去には品川区内にある「きゅりあん」でレッスンが開かれたことがあり、私自身もその「きゅりあん」でのレッスンに一度だけ参加したことがあります《ちなみにこれが私にとっての「5000人の第九」に於ける唯一のレッスン参加歴だったりします;その唯一参加した品川でのレッスンの終了後、関係者の方々と共に食事をしに出たものの、そこで恥ずかしい思いをしたことを覚えています(* v v)。》。
それで、話が少し戻る形となってしまいますが、この「5000人の第九」を主催しているのは、「国技館すみだ第九を歌う会」の他、墨田区と墨田区文化観光協会の3者となっているわけですが、ウィキペディア解説「国技館5000人の第九コンサート」によると、このうちの「国技館すみだ第九を歌う会」については「5000人の第九」の運営主体として、この「第九」イヴェントの企画・構想段階に於いて、墨田区文化観光協会によって設立されたものであることから、事実上墨田区の一行事となっているわけで、いきおいレッスンは東京都内でも東部地域に位置する墨田区内をメインに開かれることになり、そのため同じ東京都内であっても西部地域(多摩地区とか)に住む人が参加するには、距離的な問題等から、少々しんどいところかも知れませんね《一概には言えませんが…》。
最後にもう一つ、「5000人の第九」では、創始時に於いて墨田区内の小中学校等に対しても合唱参加を積極的に働きかけていた経緯もあって、学校単位での参加が目立つということも特徴の一つといえるでしょう《今も恐らく変わっていないと思いますが…》。
何だかオムニバス的な話で終始してしまいましたが(というか支離滅裂…)、本番まで残り20日を切ってしまった第24回「5000人の第九」、果たしてどうなることやら、楽しみです。
<(_ _)> お読み下さってありがとうございます <(_ _)>
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