今年は最終日とその前日でベートーヴェンの「合唱幻想曲」と「第九」を演奏か・・・BBCプロムス(PROMS)2008
ここのところ、毎年必ずベートーヴェンの「第九」(交響曲第9番”合唱付”)が演奏されてきているイギリスの夏の風物詩の一つ、BBCプロムス(PROMS)でありますが、今年は7月18日(金)から9月13日(日)までの日程で行われ、既に全日程分のプログラムが発表されています。
今年もBBCプロムスでは、昨年までと同様に、ベートーヴェン「第九」が演奏されることになっていますが、今年その「第九」を擁するプログラムで行われるのは、プロムス全日程の終わり近くにあたる、来る9月12日(金)にロイヤル・アルバート・ホールに於いて行われる予定の第75公演(Prom75)。
この第75公演では以下に示すプログラムにより行われることになっています。
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ワーグナー:舞台神聖祝典劇『パルジファル』から 第1幕への前奏曲 ペンデレツキ:哀歌『広島の犠牲者の追悼のために』 ベートーヴェン:『悲歌』作品118(四重唱+弦楽) ~ 休 憩 ~ ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」 |
| ▲ 2曲目のペンデレツキの”哀歌”から3曲目のベートーヴェン『悲歌』にかけては途切れ無く演奏されることになっている |
また、第75公演に出演するアーティストは以下の通り。
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ソプラノ:エンマ・ベル(Emma Bell) メゾ・ソプラノ:ジェーン・アーウィン(Jane Irwin) テノール:ティモシー・ロビンソン(Timothy Robinson) バス:イアイン・パターソン(Iain Paterson) 合唱:バーミンガム市交響合唱団 (City of Birmingham Symphony Chorus) 管弦楽:BBCフィルハーモニック(BBC Philharmonic) 指揮:ジャナンドレア・ノセダ(Gianandrea Noseda) |
この「第九」を含むプログラムによる第75公演の翌日、つまりプロムス最終日〔9月13日(土)〕に行われる第76公演(Proms76、「The Last Night of the Proms」)の前半でもベートーヴェンの作品が2曲演奏されることになっているのですが、そのうち2曲目に演奏されるのがプログラム前半の最後で取り上げられることになっている、「第九」のルーツ的存在とも言われる『合唱幻想曲』(作品80)《ちなみに1曲目に演奏されるのは、当該公演の最初に取り上げられることになっている”『プロメテウスの創造物』序曲(作品43)”》。
この前半最後で演奏される『合唱幻想曲』では、ピアノ独奏として、フランスのピアニストで、ドイツ・ロマン派の音楽に魅了されているといわれるエレーヌ・グリモーが招かれることになっています《エレーヌ・グリモーに関しては『症例狼女=エレーヌ・グリモー』というブログ内記事で興味深いことが書かれています(なんでも彼女は”強迫性”だとか…)》。
ちなみに、このプロムス最終日の第76公演で指揮台に立つのは、英国の古楽器オーケストラ、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズの設立者で、現在ではシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者をも務めているロジャー・ノリントンで、BBCシンガーズとBBC交響合唱団が合唱を務めることになっています《管弦楽は、プロムスの慣例に従い、BBC交響楽団が務めます》。
BBCプロムス各公演の模様はBBCラジオ第3放送(BBC Radio 3)にて生中継される他、公演後1週間はオンデマンドで聴くことが出来るようになっています《『BBCプロムス』特設Webサイトからでも聴取可能》。
また、プロムスのトリを飾る第76公演「The Last Night of the Proms」の模様については、上記BBCラジオ第3放送の他、BBCテレビの第1チャンネル(「BBC One」、後半のみ)と第2チャンネル(「BBC Two」、前半のみ)でも生放送され、更に世界各国のネットラジオ局等でも放送されることになっている模様です《日本でもNHK衛星第2(BS2)で放送されるとか…》。
ここのところネットラジオとは疎遠になってしまっている感があるのですが、何とか忘れずに聴ければ、と思う私でありました~
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ベートーベン
歓喜の歌ドイツ語版(ショパン)
歓喜の歌~ベートーヴェン(混声)


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