東京・銀座の歌舞伎座に於けるベートーヴェン「第九」公演(中央区第九の会主催)のこと・・・
実は、ネット上で九州内で行われる某鉄道関連行事(正直に言うと九州鉄道記念館主催行事)に目がとまっていた私でしたが、その案内の中に記されている催行日の欄には「4月27日(日)」と記されていて、それを目にした時点では何も気付くことはなかったのですが、またあとで見ておこう・・・ということで一旦そのページを閉じたところ、間もなくして・・・
その日、ひょっとすると
何かあったような・・・
と薄々感じるようになり、そして更に・・・
もしかしたらその日は
歌舞伎座に於ける「第九」演奏会が
行われる日だったかなぁ・・・
というふうに具体像をふと思い出すようになり、それを確かめるべく、その歌舞伎座に於ける「第九」を主催することになっている中央区第九の会のWebサイトを訪ねてみたところ、果たして4月27日(日)が公演日になっていることを確認、と同時に前売券は完売した旨のメッセージも添えられているのが見え、思わずガッカリ・・・・・・
数多くのお問い合わせ・・・と記されているあたり、この歌舞伎座に於ける「第九」コンサートに対する人々の関心は高かった、ということになるんでしょうね。
で、その断り書きの上には当日券販売に関する告知文が記されてあり、そこには以下のように記されていました《該当箇所を引用します》。
公演当日(2008年4月27日)午前10時より当日券を販売いたします。 ● 販売場所 歌舞伎座正面右側「切符売場」 ● 販売価格 1,000円を予定 通常「一幕見席」と呼ばれる、最上階の座席をご案内の予定です。 70席程度のご提供と数に限りがございますことをご了承ください。 |
つまり、言ってみれば、最上階にある通常「一幕見席」と呼ばれる場所〔4階席だそうです→コンサートホールで言うところの”ガレリア(天井桟敷)席”に相当するかな〕から聴くことになりそうな感じですが、一般的に最上階の席というのは全体の響きを味わうには都合がいいとの話を耳にしたことがあり、その意味で、この「一幕見席」と通常呼ばれるポジションは歌舞伎座の場内に於ける音の響き具合等を確認するにはうってつけの場所と言えそうなところですね。
私自身、この歌舞伎座に於ける「第九」については、歌舞伎座に於けるオーケストラの音の響きを確認出来るまたとない機会であることは勿論なのですが、日本国内に於ける年末「第九」フィーバー発祥の地ともされているこの銀座の歌舞伎座でベートーヴェン「第九」を聴くこと自体に何やら特別な意味を帯びてきそうな気配もしてきます《とまぁ偉そうなことを言っている私自身ですが、その肝心の私の頭がどの程度この歌舞伎座に於けるベートーヴェン「第九」公演のことを本質的に理解してくれているのかはかなり怪しかったりして…》。
当日券しか無いともなれば、経済的に決して豊かではない私のこと、少々キツイ思いをしてでも安上がりに、かつ1分でも早く上京し、並んでいくしか無さそうですね。/p>
歌舞伎座に於けるベートーヴェン「第九」演奏を聴くため、ここは頑張るしかないか・・・
<(_ _)> お読み下さってありがとうございます <(_ _)>
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南八尾電車区さん、 歌舞伎座での「第九」公演の紹介ありがとうございます。おもしろい試みですね。歌舞伎座で歌舞伎をみたことが3回ありますが、オーケストラが入るとなるとどんな雰囲気になるのでしょうか?27日は東京に行きますが、朝から夕方まで東京フォーラムで会議です。もし、行かれたらレポートを楽しみにしています。
投稿: nori | 2008年4月 9日 (水) 23時42分
noriさん、こんばんは!
私もこの歌舞伎座で古典洋楽(クラシック音楽)のオーケストラ公演を行った場合の音響具合等に興味を持っているのですが、実は歌舞伎座自体、戦前にはオーケストラ公演を時々開いていたそうで、東京フィルハーモニー交響楽団の前身である中央交響楽団が1940年(昭和15年)1月29日に第1回定期演奏会を行った際にもこの歌舞伎座を会場として使った等の記録が存在するみたいです。
ま、戦前行われていたであろう歌舞伎座に於けるオーケストラ公演に想いを馳せながら聴くのも有りかも知れませんね。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年4月11日 (金) 23時07分