ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)新潟公演のチケット予約に参戦…唯一シューベルト「ザ・グレイト」を演奏
今日7月20日はリッカルド・ムーティ率いるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)・新潟公演(於・新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」コンサートホール)のチケット一般前売開始日でした。
大阪在住の私からすれば遠隔地に於ける公演となるわけで、普通ならば考えもしないところなのですが・・・
今回、そんな私も今回のウィーン・フィル新潟公演のチケット前売の電話予約に参戦しました。
もしこの新潟公演のプログラムが東京など他都市に於ける公演と同様のものとなっていれば参戦することはなかったと思うのですが、参戦することとなったのは新潟公演に限ってある作品が演奏されることになっているから。
その作品とは・・・
〔交響曲第8(9)番ハ長調D.944「ザ・グレイト」〕
です。
私自身、シューベルトが作曲したこのハ長調交響曲「ザ・グレイト」が大好きなのですが、実は3年前に同じくムーティと共に来日した際にもこの「ザ・グレイト」が取り上げられ、その時には「ザ・グレイト」を含むプログラムで行われた岡山公演(於・岡山シンフォニーホール)に聴きに出かけていました《当時、公演日がたまたま『鉄道の日記念西日本1日乗り放題きっぷ』の通用期間内にもあたっていたので、岡山までの往復にこのきっぷを使いました》。
今度の一連のウィーン・フィル来日公演に於いては、何故か新潟公演に限ってこの大ハ長調交響曲が演奏される予定となっていること、そしてその新潟公演の公演期日(9月20日)が週末(土曜日)にあたっていることから、大阪府内在住でありながら、今日開始となったウィーン・フィル新潟公演の電話予約への参戦に至った次第。
今回のチケット前売りは公演会場(新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」)のみでの受付で、指定された電話番号による電話予約のみとなっていたわけですが、これが一般の電話番号(いわゆる「ナビダイヤル」等の特殊な番号ではない)となっていたことから、その予約受付専用電話番号の前に「0077」(KDDI)や「0088」(ソフトバンクテレコム)の識別番号を付けたりして、2台の電話を使ってかけまくりました。
受付開始時刻(朝10時)の約1分前から電話をかけ始めるも、いわゆる「話し中」の信号音が聞こえるばかりで、数分経つと今度は「着信規制メッセージ」も聞こえ、その後約20分間、かけまくっても繋がらない状態が続きました《尤も、今になって、かけ方がちょっと性急過ぎたかな、と反省していますが…》。
そして受付開始時刻から24~25分くらい後、ここまでいやというほど聞かされた「着信規制メッセージ」とは違うような音声が聞こえてくるのに気付き、耳を近づけると「混み合っています。順番におつなぎしますのでそのままお待ちを…」というメッセージが・・・ようやくにして繋がった瞬間でした。
暫くして先方独自の呼び出し音が聞こえてきた後、次いでオペレータの声が聞こえ、今の時点で一番安い券を、ということで照会してもらったところ、D席(10,000円)は売り切れたがC席(18,000円)ならば用意出来る、との返事を得たので、少々残念に思いながらも、C席で1枚ということで所望しました。
チケットについては、先に送付するコンビニ用払込用紙を使ってチケット代金と手数料400円を送金すれば普通郵便で送る、と言われたように記憶しているのですが、仮にこの記憶が正しければ”別途手数料400円で普通郵便”とはちょっとボッタクリっぽい気がしなくもないかな・・・
まぁそれはともかくとして、とりあえずはその払込用紙等が届くのを待つことにします。
とはいえ、4年前(2004年)の石川県金沢市に於けるベルリン・フィル来日公演(於・石川県立音楽堂)みたいに、今度の新潟に於けるウィーン・フィル来日公演でも高額券(「S席」券とか)を中心に当日券が出たりして(つまり売れ残り)・・・
「りゅーとぴあ」館内に響くウィーン・フィルの音色・・・今から楽しみにしています。
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はじめまして。
新潟県在住にHIROPONです。
私もウィーンフィル新潟公演に行きます。地元に来てくれるのはありがたいことです。新潟のみの単独プロというのも「特別」な感じがして良いです。
「グレート」冒頭のホルンが頭に鳴り響いています。
投稿: HIROPON | 2008年7月21日 (月) 05時56分
HIROPONさん、こちらこそ初めまして。
私も「ザ・グレイト」冒頭のホルン・ソロによる”天空”を思わせるような響きがとても気に入っています。
余談になりますが、私が初めて耳にした「ザ・グレイト」演奏はジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団により収録されたCD(EMI)で、収録された音源の音質面で少々劣るものの、几帳面な性格のセルの本領発揮とでもいいますか、適度な抑制を加えながら響かせる彼の指揮手法から生み出された音楽はまさに絶品ものです。
新潟までの足代はまた別途知恵を絞らなければならないものの、「りゅーとぴあ」で聴くのは初めてなので、どのような音の響きとなるのやら、楽しみにしています。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年7月21日 (月) 12時26分