近鉄車両の阪神線内に於ける試運転について(阪神なんば線開業に向けて・・・非公式情報ですが)
ご存知のように、現在、阪神の1000系電車と9000系電車(相直対応施工済み編成)の各1編成が近鉄奈良線内に於いて試運転を行っているところですが、逆に近鉄車両の阪神線内に於ける試運転に関して、先日、本ブログに情報が寄せられました。
それによると、先月発売された『鉄道ジャーナル』2008年8月号誌上に掲載の『阪神電車が近鉄奈良線内で試運転を開始』という記事の中で、8月中旬か下旬くらいに近鉄車両が高安から阪神の尼崎車庫(工場)に陸送・搬入されると伝えているとのこと。
近鉄車両の阪神線内に於ける試運転に関しては、一部報道で、来春予定の阪神なんば線(阪神西大阪線延伸区間)開業後に行う、と伝えていて、私自身はというと、今秋頃に予定されている阪神西大阪線延伸区間に於ける試運転の開始後に行われるものと思っていたのですが、今回の『鉄道ジャーナル』誌による報道はそれよりも更に早い時期からの試運転開始を示唆していることになるわけですね。
今のところ、この近鉄車両の阪神線内に於ける試運転に関する公式発表等はありませんが、速いテンポでの試運転実施に、阪神なんば線開業とそれに伴う相互直通乗り入れ開始に向けた近鉄・阪神双方の意気込みの一端を窺い知ることが出来ます。
ところで、阪神なんば線開業に向けての試運転といえば、『阪神相直運転に伴う乗務訓練開始』という記事の中で、7月8日から近鉄奈良線の「東花園~大和西大寺」間に於いて奈良線を担当する全乗務員を対象とした習熟運転(乗務員訓練)が開始となり、試運転のため奈良線入りしている阪神1000系電車と9000系電車(相直対応施工済み編成)各1編成を使って、「回送」表示にて、昼間時間帯に実施されている模様で、平日のみならず、週末(7月12日)にも行われたとか。
今秋頃には阪神西大阪線延伸区間が完成して同区間に於ける試運転が開始となる予定となっているわけですが、その頃には近鉄奈良(+難波)線全線(近鉄難波~近鉄奈良間)で習熟運転を行っていることでしょう。
私としては、近鉄奈良線にとどまらず、近鉄大阪線でも阪神車両の試運転を是非行ってほしいと願っているところですが、果たしてどうなることやら・・・
また、阪神1000系電車についてでありますが、現在製造元である近畿車輛に於いて順調に製造が進められている模様で、『阪神1000系』によると、現在は「1104・1254・1304」の3両と車番不詳の中間車2両が完成間近と思われるところまで進行している模様だとか。
この夏も近鉄と阪神の動向から目が離せそうにありませんね…
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南八尾電車区殿、
鉄道ジャーナル誌2008年8月号の『阪神電車が近鉄奈良線内で試運転を開始』の記事にはほかに相直運用される車両について、興味深い記載がありました。
一部引用しますと、下記のようになります。
阪神は昨2007年度の代替新造車として、相直運転対応の新形式車両1000系6両編成3本と2両編成6本計30両を投入し、これに伴い同年度末に急行系の従来「赤胴車」12両を廃車とした。1000系新造分の残り18両の代替廃車は2008年度に持ち越され、2000系6両編成2本と8900系6両編成1本が廃車になる予定。さらに相直運転開始による運用増加に伴う純粋な増備車として、2008年度中に1000系48両を新造する。
一部略、
阪神の相直運転対応車両としては、以上の1000系78両のほか、ステンレス車体の従来「赤胴車」9000系6両編成5本30両を改造して充当する。新造車・改造車合計108両をもって、尼崎以西の阪神本線は1000系・9000系の6両単一編成とし、尼崎以東の阪神なんば線~近鉄奈良線内は奈良方に1000系2両編成、または2両編成2本を増結した8両・10両編成で運転することになっている。
引用終わり、
阪神は「1000系を48両新造する」とありますが、どのような編成を新造するのかについては記述はありません。私が勝手に想像するところでは、6両編成を4本、そして、2両編成を12本なのか、あるいは6両編成を5本、2両編成を9本でしょうか、もしくは、6両編成を6本、2両編成を6本ずつという考えもあります。
今後、近畿車輛で製造される阪神の車両についても目が離せないですね。
また、別の部分を引用しますと、下記のようになります。
相直運転に使用する近鉄車両は、「シリーズ21」の5820系L/Cカー6両編成5本、9020系2両編成19本、9820系6両編成10本、従来VVVF制御車の1026系6両編成3本、1252系2両編成6本、5800系L/Cカー6両編成5本の計188両で、いずれも西大寺車庫配置車、阪神仕様のATS、列車無線、列車種別選別装置の追設、電気連結器の変更などの改造を順次施工のうえ充当することになっている。
引用終わり、
ということは、5820系6連5本は5821F~5825F、9020系2連19本は9021F~9039F(9039Fは現在、近畿車輛で製造中)。9820系6連10本は9821F~9830F(9830Fは現在、近畿車輛で製造中)ということになります。つぎに1026系6連が3本とありますが、なぜ、3本なんでしょう?1026系6連は現在、1026F~1029Fの4本ありますが、そのうちの3本しか相直改造されないということのようです。6連の数が足りたのでしょうか?私の考えでは、おそらく、1026Fが仲間はずれになると思います。1026Fは先般、五位堂検修車庫で検査を受け、同時に棒状の転落防止装置を取り付けています。そのときに相直改造はされていませんでした。1026系6連は新造時は1027F~1029Fの3本だけでした。しかし、その後、4連の1030Fの中間車2両を抜いて、同じく4連だった1026Fに組み込んで、6連にしています。そして、1030Fの先頭車を2連を、1277Fに改番しています。このあたりの編成組み換えが原因なんでしょうか?あるいは何か別の要因があるんでしょうか、謎です。また、1252系は2連が6本とありますが、これは1271F~1276Fのことですね。1270Fや1277Fが対象にならなかったのも謎です。もしかすると、車番の下一桁が「1」からスタートするからでしょうか?ほかの編成も下一桁「1」からスタートしてます。5800系6連は5801F~5805Fの5本ですね。「シリーズ21」以外の既存の編成は車歴の新しいもの、VVVFインバータ制御、ボルスタレス台車の編成が選ばれたようです。また、一部編成が検査などで「ドック入り」するときの「予備」も含まれていると思います。
私は近鉄電車の阪神乗り入れは「シリーズ21」だけだと思っていましたが、昨年の10月に近鉄五位堂検修車庫で行われたイベントで、1271Fが相直改造されているのを見てびっくりしました。「シリーズ21」の車両が不足で、「場つなぎ的」に既存の車両を改造したのかもしれません。1252系のブレーキはHSCで「シリーズ21」とは違います。また、マスコンの「抑速」の表示、操作も若干異なります。5800系、1026系もそうです。近鉄は通勤用車両でHSCを永らく使ってきました。でも、そんな操作感覚の違う二種類の車両が相互乗り入れするのは阪神の乗務員の方の負担にならないかと心配しています。近鉄から阪神に訓練のために貸し出されるのは、もしかすると、「シリーズ21」とHSCブレーキ搭載車両かもしれませんね。阪神は9000系を近鉄乗り入れ改造する際に1000系と同じ運転席レイアウトに変更しています。ので、違和感ないように思われます。阪神の運転手さんは三社(阪神、山陽、近鉄)の車両を運転することなるから大変ですね。
阪神は9000系6連5本を相直改造する予定ですが、現在、9000系の改造車は奈良線に貸し出し中の1本と、先日ようやく改造完了した2本目が、現在試運転をしているようです。阪神の9000系相直改造のペース自体も遅いように思われます。残り3本が改造完了するのは、もしかすると、阪神なんば線開業の直前になるかもしれません。現在、近畿車輛では阪神1000系6連の第4編成が製作中ですが、あと、8ヶ月ほどで予定の残り編成が新造できるでしょうか、阪神なんば線開業時は全部の編成がそろわないのではないかと危惧してます。近鉄の場合は相直改造の残りは3本ですが、そのうち1本は改造中ですから、いままでのペースでいけば、年内にも楽勝で完了しそうです。近鉄は逆算して、早くから相直改造を行ってきました。それに比べて阪神の対応は遅いように思われます。もっと早い時期に取り掛かれたと思うのですが、、、まるで、夏休みの宿題の取り組み方みたいですね。
また、阪神の近鉄乗り入れ車両が108両、近鉄の阪神乗り入れ車両が188両とあります。車両の乗り入れは同率ではなかったんですね。この差はおそらく、ダイヤの差にもなるでしょう。
阪神からオフィシャルの阪神なんば線の開業日についての発表はありませんが、私は開業の日を2009年3月29日になるのではないかと思っています、特に根拠はありませんが、考えられる理由として、その日が大安だからです。たいてい鉄道新線開業の日は大安の日が多いです。(JRおおさか東線は違いました)他にも大安の日がありますが、29日は日曜なので、開業イベント等もしやすいからではないかと思ってます。もし、3月29日が開業日なら、その日まで、あと、8ヶ月と12日、つまり255日です。
昨日(7月16日)も奈良線内での阪神9000系の慣熟運転を見ました。私は生駒駅で見たのですが、停車時間はごくわずかで、数秒後には大阪方面に発車してしまいました。特に教習はしていなかったようで、慣れた感じで運転されていました。これからは、だんだんと阪神の車両が見慣れて、当たり前になるんでしょうね。近鉄奈良駅まで京都市営烏丸線の地下鉄が乗り入れています。時々、私も途中の西大寺駅まで乗ることがあります。当初、奈良まで乗り入れたときは違和感ありましたが、最近は見慣れてしまいました。来春には京都市営地下鉄と阪神電車の並びも見られますね。
長々と書きましたが、興味は尽きませんね。
投稿: 奈良の鹿やん | 2008年7月17日 (木) 17時21分
奈良の鹿やんさん、こんばんは。
いつも興味深いお話をありがとうございます!
阪神の新系列「1000系電車」については、来春開業予定の阪神なんば線のために新規製造された車両、というイメージを抱いていたのですが、その影では老朽化した車両を廃車にするといった”新陳代謝”的な役割も果たしているような感じですね。
阪神なんば線開業に向けての車両面での備えという点では、近鉄側のほうには勢いというものを感じる一方で、阪神側のほうは、果たして開業までに間に合うのか、やきもきしてしまうところが確かにありますね。
そんな中で、阪神9000系電車で2本目の相直対応施工済み編成が先日完成したとの由・・・これは初めて知りましたが、となれば開業までに残る3本の相直改造が間に合うかどうか、私も気になります。
あと、相互直通用に準備する車両数に両社間で差が出ているのは、ダイヤの差もさることながら、恐らく車両使用料の関係もあるのでは・・・と睨むところですが、本当のところはちょっとわかりませんね。
8月から9月にかけてまた一つ大きな動きがありそうな気配なので、引き続き阪神と近鉄双方の動向に注視する必要はありますね。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年7月18日 (金) 00時57分
南八尾電車区殿、
昨日、8月1日に阪神電鉄が「阪神なんば線」の開業日、及び、国土交通大臣並びに近畿運輸局長に認可申請した、旅客運賃設定を発表しました。
阪神なんば線の開業日は2009年3月20日、春分の日であります。私の予想は見事に外れました。開業まで7ヶ月と17日、つまり、229日となりました。
また、同時に発表となった、同区間の認可申請中の旅客運賃は基本運賃に加算運賃を上乗せする方法となりました。延伸部分建設費用を、同区間を利用する乗客に負担してもらう形です。
旅客普通運賃表を見ると、近鉄難波から、阪神三ノ宮までは400円、近鉄難波から、阪神甲子園までは350円です。近鉄奈良から、近鉄難波までの運賃は540円ですので、加算すると下記のようになります。
近鉄奈良から、阪神三ノ宮までは940円、近鉄奈良から、阪神甲子園までは890円となります。ちなみに、JR利用でJR奈良から、JR三ノ宮に行くとすると、1210円かかることになります。
私の住んでる奈良から、阪神甲子園まで行く場合を考えてみます。今までですと、難波まで出て、大阪市営地下鉄御堂筋線に乗り換え、梅田から阪神を利用するという行き方では、近鉄540円、地下鉄230円、阪神260円で合計1030円かかっていました。また、鶴橋でJR環状線に乗り換えて大阪まで行き、梅田から阪神を利用する行き方ですと、近鉄480円、JR環状線170円、阪神260円で合計910円です。このほかにも、JR環状線西九条駅で阪神西大阪線に乗り換えるという行き方もあります。この行き方ですと、近鉄480円、JR環状線190円、阪神230円で、合計900円です。
つまり、阪神なんば線開業後は、乗り換えなしで早く行ける、新しい路線のほうが安くなるのです。これはうれしいです。正直、「もっと高い運賃になるのでは」、と思っていました。
しかし、JR利用の方が安い場合もあります。たとえば、鶴橋から西九条までなら、JRのほうが断然安くなります。環状線利用で190円です。阪神なんば線利用なら近鉄が200円、阪神が200円で、合計400円となります。このように、利用する区間によっては逆転する場合もあります。
くわしい料金表は下記URLからご覧になれます。
http://www.nishiosaka-railway.co.jp/information/
どうしても、自分の住んでいる地域からの計算をしてしまいました。どうも失礼しました。
投稿: 奈良の鹿やん | 2008年8月 2日 (土) 12時44分
奈良の鹿やんさん、こんにちは。
詳細な料金比較等をして下さり、感謝に堪えません。
「三宮~奈良」間のような比較的中長距離な区間の場合にはJRのほうが高くつくのに対し、おっしゃっている「鶴橋~西九条」間のような短距離区間の場合私鉄(阪神&近鉄)のほうが、複数(2つ)の会社を跨ぐことによる運賃積算と別途設定された加算運賃のため、逆に高くつくんですね《JRだったら環状線一本で行けますし》。
う~ん、旧国鉄から引き継いだJRの運賃体系は、ある距離までは運賃の上がり方が大手私鉄と比べて大きくなっているみたいですから(私鉄と競合する一部区間を除いて)、こうした運賃格差となって現れてくるというものなんでしょうかね・・・
投稿: 南八尾電車区 | 2008年8月 5日 (火) 16時46分
南八尾電車区殿、
ごぶさたしております。
さて、もうご存知だと思いますが、本日、8月19日未明に、近鉄高安車庫から、阪神尼崎車庫に近鉄の車両が陸送されました。陸送されたのはシリーズ21ではなく、1252系のVE73、1273Fでした。
7月17日にコメントさせていただいたように、この編成は近鉄のHSCブレーキ搭載車です。やっぱり、最初にマスコン、ブレーキ操作の違う車両が陸送されたようです。
ついに阪神線で近鉄のマルーン、シルキーホワイトのツートーンが走る日が来ますね。
投稿: 奈良の鹿やん | 2008年8月19日 (火) 12時33分
南八尾電車区殿、
現在は北海道の鉄道の旅を堪能されていることと存じます。
8月20日未明に、2本目の近鉄車両が阪神尼崎車庫に搬入されました。搬入されたのは1252系のVE75、1275Fでした。同編成は新型ATS、デッドマン装置を搭載しています。操作の違いの教習のためでしょうか?
さっそく、1273Fは自力で車庫内を走行しているようです。
鉄道ジャーナル誌の記事によると、近鉄から阪神への貸し出し車両は8両とありましたので、残りは9020系の2連、2本が貸し出されるものと思慮されます。阪神に行くのは、相互乗り入れのラッピング車両でしょうか?
どうか、気をつけて、旅行楽しんできてください。
投稿: 奈良の鹿やん | 2008年8月21日 (木) 13時34分
奈良の鹿やんさん、こんにちは。
いつもレポート頂き、感謝しています。
今日付けで『近畿日本鉄道博物館』に掲載された記事(→『1252系VE73/VE75 阪神尼崎車庫に併結で留置』;http://www.k-m.jp/news/2008/08/200808250009.html)の中で、陸送された近鉄車両計4両が阪神尼崎駅構内に停まっているところをとらえた写真が掲載されているのが見えました。
それも尼崎駅ホームからよく見える位置に・・・
あと4両阪神線内に搬入されるとの話ですが、順当に考えて、鹿やんさんがおっしゃっている”シリーズ21”の仲間(9020系電車あたり?)が充てられるように私も思うところです《「阪神なんば線」ラッピング車両・・・可能性大有りですね、それ》。
あと、旅行中であることをお気遣い頂き、痛み入ります。
お陰様で無事帰還しましたので、報告しておきます。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年8月25日 (月) 15時39分