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近鉄車両、阪神線内へと旅立つ・・・1252系と9020系各2本、阪神尼崎車庫へ《9月試運転開始か》

 近鉄車両がついに阪神線へと旅立っていきましたね・・・

 

 4月から5月にかけて、先に阪神車両(1000系電車9000系電車)が近鉄線内へと順次運び込まれ、奈良線内に於いて試運転が繰り広げられてきているところですが、その逆の動き、つまり近鉄車両の阪神線内への貸し出しはいつ行われるのやらで様々な情報が飛び交っていました。

 今回、阪神車両の近鉄線への搬送から遅れること3~4ヶ月で逆の動きが見られた格好となったわけですが、私自身、今秋あたりに始まるであろう阪神なんば線の新規建設区間(阪神西大阪線延伸区間)に於ける試運転の際に貸し出されるであろう、と思っていただけに、今回の一連の動きは、正直、少し驚いています。

 

 ま、それだけ早くから準備しておくことで粗相無く開業を迎えたい近鉄・阪神両社の意気込みというものを感じてしまいますね。

 

 

 『近畿日本鉄道博物館』に掲載されている以下列挙の記事たち・・・

 

  『1252系VE73 阪神尼崎車庫へ陸送か
    ↓
  『1252系VE73 阪神尼崎車庫へ陸送
    ↓
  『1252系VE75 阪神尼崎車庫へ陸送
    ↓
  『1252系VE73 阪神尼崎車庫内で阪神車営業列車と並ぶ
    ↓
  『1252系VE73/VE75 阪神尼崎車庫に併結で留置
    ↓
  『9020系EE32/EE33 高安北車庫へ回送
    ↓
  『9020系EE32 阪神尼崎車庫に陸送

 

 これらの記事から、近鉄車両のうちの以下に挙げる編成が阪神線内へと旅立ったことになります《何れも2両編成》。

◆ 1252系電車
 VE73(難波←「1273-1373」)
 VE75(難波←「1275-1375」)
◆ 9020系電車(シリーズ21)
 EE32(難波←「9032-9132」)
 EE33(難波←「9033-9133」)
【記事】
◆ 「シリーズ21」系列の一つである9020系電車の阪神線内への貸出分については2本編成とも阪神相互直通運転PRラッピングの施された編成が充てられている
◆ 9020系電車・第EE33編成については、現時点では”陸送見込み”の状態(実際に陸送されたとの情報は入ってきていない)

 

 先に近鉄の1252系車両が阪神線へと搬送されていった際、次は「シリーズ21」に属する車両になるな、と思っていたものでしたが、果たしてそのとおりに「シリーズ21」系列のひとつに属する2両1ユニットの9020系の2本編成が充てられることになり、そして選定されたのは阪神相直PRのラッピングが施された編成・・・・・・

 何だか運命的なものを感じてしまいますね。

 

 あと、阪神線内への搬送時期についてですが、実は西大阪線内・伝法千鳥橋間にある正蓮寺川橋梁の立体交差工事の完了に伴う西大阪線列車ダイヤの変更を今月30日に予定していて〔→『阪神 西大阪線でダイヤを一部変更』〕、近鉄車両の阪神線内への搬送は恐らくこの工事完了時期を意識して設定されたものと思われます。

 前置きで”少し驚いています”と記しましたが、これが背景にあるのならば、何となく納得出来そうなところですね。

 

 

 さて、阪神線内へと搬送された近鉄車両は、今後、尼崎車庫に於いて最終調整を受けた後、いよいよ試運転へと入るわけですが、やはり一番のポイントとなりそうなのは阪神御影駅構内に於ける急カーブを、事前の調査通りに、本当に通過出来るのかどうか・・・でしょう。

 何しろ、以前から言われていることですが、阪神車両の車両長19mに対して近鉄車両は20m台と若干図体が長めとなっていますので、その近鉄車両が曲率半径140mないしは160mの阪神御影駅構内のカーブをクリア出来るのかどうか、ちょっと気になりますね。

 あと、「阪神なんば線」開業予定(2009年3月20日)の約1年後にあたる2010年春頃に近鉄が阪神・神戸高速を通って山陽電気鉄道線(本線)へも乗り入れするという構想を既に明らかにしており〔→『姫路と奈良・伊勢結ぶ 近鉄、山陽に乗り入れ計画』〕、現在調整に入っていることも伝えられていることから、山陽電鉄線内に存在するといわれている断面の小さいトンネルの通過の可否についても実車を使って確認するのかどうかも気になるところです《尤も今回の試運転で確認がなされなかったとしても別に機会を設けて試験走行させることになるでしょうが…》。

 

 

 近鉄奈良線内に続き、阪神線内に於いても阪神・近鉄両社の車両の”競演”が間もなく見られそうです。

 

 

P.S.
 『YouTube』には阪神尼崎駅構内をゆっくり行き来する近鉄車両の姿をとらえた映像が早くもアップされているのが見えましたので、以下にて紹介しておきます《なお、将来、運営サイド或いは投稿者サイドの都合で以下列挙の投稿動画が削除される可能性があることを予めご承知おき下さい》。

 

 

<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>

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コメント

初めまして、こんばんわYKKです。
動画見る限り、阪神での宿泊留置は少し無理があるようですね。
フランジ音しすぎです。御影は本当に通過できるのか心配です。
この際、駅移転を考えた方が良いのでは?と思います。

南八尾電車区殿、

こんにちは、

遅くなりましたが、お帰りなさい。

やっぱり、9020系のラッピング車両が阪神に搬入されましたね。

鉄道の掲示板によると、すでに、阪神に搬入された近鉄の車両が、8月27日夜に阪神本線で試運転を行ったようです。そして、皆が心配している、御影駅を無事に!通過しました。

現在、近鉄に搬入された、阪神の9000系は10日程前に、西大寺から東花園に移り、日中は乗務員の教習に使われています。

さて、昨日、8月29日、阪神電鉄から、阪神なんば線の運賃認可とダイヤ概要についての発表がありました。

運賃については先日発表された運賃が認可され、運賃が決まりました。

また、ダイヤについては阪神なんば線開通時には三宮~奈良間で、急行系列車として「快速急行」をほぼ終日にわたって運転する予定するそうです。

阪神、近鉄の相互直通列車の運転本数は急行系は平日、朝ラッシュ時1時間当たり5本、昼間時、1時間当たり3本、休日、1時間当たり3本とのことです。

具体的なダイヤについては後刻発表とのことです。現行のダイヤだとラッシュ時は近鉄奈良駅発では、1時間あたり最大6本となっていますから、若干本数が少なくなる勘定です。
しかし、相互直通以外に奈良発、尼崎止まり、難波止まりが数本あるかもしれません。

また、昼間時、1時間当たり3本は少ないように感じますが、やはり、相互直通以外の奈良発、尼崎止まり、難波止まりが入って5本程度になるのではないかと思っています。

阪神梅田~三宮間のダイヤに割り込む形になるので、現行の梅田発着のダイヤにも変化があるように思います。そういえば、変則的な相互乗り入れですね。

また、新区間の通勤定期を持っている者は阪神梅田からの乗車もできるサービスも同時に開始されるようです。

オフィシャルの発表は下記です。

http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20080829-1.pdf

http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20080829-2.pdf

それにしても、きしみ音ひどいですね。

 YKKさん、こんにちは、こちらこそ初めまして。

 近鉄車両の阪神線内に於ける宿泊留置については、私自身恥ずかしながら意識していませんでしたが、言われてみるとそうですね。
 他に石屋川車庫や御影の電留線もありますが、その前に阪神御影駅構内の急カーブが控えていますので、やはりちょっと厳しいですか・・・

 その阪神御影駅ですが、もし阪急三国駅みたいに移設出来るのであればそうしたほうが断然よいわけですが、現状ではちょっと厳しいみたいですね。

 奈良の鹿やんさん、こんにちは。
 いつも詳細なレポートをありがとうございます!
 お陰様で、北の大地から無事帰還いたしました。

 近鉄車両、阪神御影駅を無事通過ですか・・・安心しました!。
 ただ通過の際、相当速度は落としていることでしょうね(構内は従前から35km/h制限となっているみたいで)。
 一方の、近鉄線内に”出張中”の阪神車両のほうも順調に開業への備えは進んでいるみたいですね。

 あと、今度認可申請が通った「阪神なんば線」に係る運賃に関連して、阪神線内の駅から「阪神なんば線」新規開業区間内各駅まで有効な通勤定期券所持者に対して設けられることになった”阪神梅田駅乗降”特例、確かに大阪市中心部のキタ・ミナミ両地区に足を踏み入れられる点では利用者にとって嬉しいことかも知れませんが(尤もキタ・ミナミ両地区にお金を落としてもらおうという阪神側の意図が見え見えだったりもしますが…)、この特例、阪神線内の駅から大阪難波(現在は「近鉄難波」)を越えて近鉄線内の駅まで有効な通勤定期券所持者(例えば「尼崎~生駒」の通勤定期とか)に対してはどうなのかは発表されていませんが、近鉄側との調整が必要となることから、もしかしたら対象外だろうか・・・
 ま、阪神独自のサービス的な特例といえるのかも知れませんね。

今月中旬頃に高安駅の、車両を搬入するあたりにシリーズ21のものと思われる車両の連結部が見えたことがありましたが、そうか、その時期に搬出されたのか。

奈良の鹿やん様が仰せの通り、東花園検車区でよう9000系見ます。以前は西大寺検車区を通るとき目を皿のようにしても見えんかったのに。

 「助かりました」さん、こんばんは。
 現場レポートをありがとうございます。

 奈良線で試運転中の阪神車両、今は東花園を拠点としている感じですね。
 近鉄車両も阪神線内へと拠出されていった今、両社とも来年春の開業に向けての備えをいよいよ本格化させていくことでしょう。
 引き続き成り行きを見守っていきたいと思っています。

南八尾電車区殿、

こんにちは、

まず、最初に動向がよくわからなかった近鉄の9033Fは8月28日に尼崎に陸送、搬入されているようです。この件については「近畿日本鉄道博物館」などにも記事がなかったですが、すでに、28日に搬入されていたようです。

近鉄の車両が阪神御影駅を試運転で通過した時は、一旦停止を繰り返し、少しずつ進んでホームと車体の接触がないことを確かめながら行われたようです。なお、通過したのは2、4番線です。カーブ曲線が若干ゆるいですね。また、阪神鳴尾駅でも同様にホームと車体の接触がないことが確かめられました。

阪神の運転手さんも慣れない車両での試運転は難しかったかもしれません。車両が搬入されてから、意外と早く本線走行試験をしたのに少し驚いております。

ところで、ふと思ったのですが、近鉄の車両改造の費用はどちらが負担しているのでしょうね?

さて、阪神なんば線の通勤定期券を持っていれば、阪神梅田駅からも乗車できるという、サービスの件ですが、これは今回新しく開業する、「九条」、「ドーム前」、「桜川」、そして、「近鉄難波」の四つの駅と、西九条より西の阪神の駅間の通勤定期券に対して行われるサービスのようです。ですから、「阪神尼崎~近鉄生駒」の定期券は残念ながら、サービス対象外です。このサービスの恩恵を受ける通勤定期券所有者はどのくらいの数になるのでしょうね。

近鉄に搬入された阪神9000系は東花園におりますが、ほとんど、動きがなく(検車区内を移動する程度)近鉄乗務員の教習に使われています。いままで、東花園にいた阪神1000系の姿が見えません。もしかすると、先日の試乗会の時から、西大寺に移動したのかもしれません。

先日、西九条から、難波までの工事現場を歩いて見てきました。見える範囲で一番遅れているは西九条のJRを越した東側あたりですね。あとはシェルターに覆われていて進捗状況はわかりませんでした。高架から地下に移行する部分で一部工事用の開口部があります。(ちょうど40‰の勾配の部分です、すごい勾配です)そこから遠目に見ると、軌道も完成し、架線も張られていました。架線はコンパウンドカテナリーでした。安治川鉄橋の見える部分でも架線が張られているのがわかりました。九条駅では入り口の工事も進んでいました。また、ついでですが、地下鉄中央線九条駅ではエレベータ工事が行われていました。このあたりの地下部分の工事も進捗していて、あちこちで仮設の鉄板が撤去され、アスファルトになっている部分が多くなっています。ドーム前では入り口の横にガラス張りのエレベータが設置されていました。桜川駅は地上部分がまったく未完成です。このあたりも一部仮設鉄板が撤去されていました。

やっぱり、開業前には見学会が行われるのでしょうね。

阪神なんば線、開業まで、あと200日となりました。開業すると駅や車内のアナウンス、行き先表示、案内板、路線図なども大きく変わりますね。

 奈良の鹿やんさん、こんばんは。
 新たなるレポートをありがとうございます!
 近鉄車両のうちの9033F(EE33)も無事尼崎入りしていましたか・・・ヨカッタヨカッタ

 ところで、近鉄車両による阪神線内試運転、9月に入ってから始めるようなことが伝えられているのですが、もう試運転を始めていたんですね!
 やはり御影駅通過時に於いて阪神の運転士は相当苦心していたみたいで・・・早いめに試運転を始めることで問題点等を洗い出し、一つ一つ確実に解決させていこうという意気込みを感じます。

 「阪神なんば線」新規建設区間のレポートもありがとうございます。
 全体的には8~9割方完成しているような印象を受けています。
 京阪中之島線の時のように、今秋頃予定されている新線区間の試運転を前にしたトンネルウオークを是非やってほしいところですね《どんな造りになっているのか、実地で確認してみたいので…》。

 あと、既存車両に対する阪神相直対応改造の費用についてですが、近鉄・阪神とも、各々の自己負担としているように思いますね。

 今日で「阪神なんば線」開業まで残りちょうど200日になりますか・・・これは寡聞にして知りませんでした。
 となれば、いよいよ開業に向けてのカウントダウンが聞こえてきそうな雰囲気ですね。

南八尾電車区殿、

こんにちは、

昨日、9月1日、日中に阪神本線で近鉄電車の試運転が行われたようです。また、阪神御影駅では、1番線を通過したそうですが、ホームと車両の間が、ギリギリだった部分もあったようです。

近鉄線内の阪神電車の試運転の時は、新聞、テレビなどの記事、ニュースになりましたが、阪神線内での近鉄電車の試運転は特にニュースにならず、静かなスタートになったようです。時間があれば、試運転の様子を見に行きたいです。

これからは、本線、西大阪線での試運転、乗務員の習熟運転が本格的になることと思います。9020系車両を使った試運転も、もうすぐ行われることでしょう。

阪神に近鉄車両が搬入されて早々に本線上で試運転が行われるということは、事前に阪神の乗務員、検車係員に対して近鉄車両の教習が近鉄の車庫、研修所などで行われただろうと思慮されます。また、本線を走行するというのは、近鉄電車に搭載された阪神用ATS、列車種別装置、列車無線等が、正常に作動しているということですね。

私は近鉄の既存車両の阪神直通対応工事の費用は、阪神が負担するのでは、と勝手に思っていました。まあ、こんなことは関係者に聞いても教えてもらえないですよね。

開業までの日数が減っていくのはワクワクしますね。

 奈良の鹿やんさん、こんにちは。
 いつも詳細なレポートをありがとうございます。

 9月1日の試運転を以て、最大の肝となる阪神御影駅通過を都合2回こなしたわけで、その中で4線ある中の3番線を除く3つの線を通過させたそうですが、やはり現状のままではかなりキツいみたいで・・・
 この阪神御影駅通過を初めとして、これは阪神・近鉄双方に言えることなのですが、相互直通乗り入れ開始後に想定されるありとあらゆる事象をあぶり出し、一つ一つ解決させていくためにも、早めの試運転開始というのはとてもいい判断のように感じます《首都圏に於ける某地下鉄新線の二の舞を踏まないためにも》。

 あと既存車両に対する阪神相直対応施工についてですが、これに関しては近鉄のみならず阪神でも実施されていることは今更申す必要のないところなのですが、実際の施工にかかった費用は最終的に各々の事業者が負担するとしても、当然の事ながら、技術交流(支援)の類はお互い行っていたように思いますね。
 乗り入れ相手先事業者が採用している運転保安装置(ATS装置とか)の追加装備と運用という、言ってみればこれまで無かったことをしなければならないわけですから・・・

 今後、試運転が進むにつれて、ネット上にはその試運転の模様をとらえた写真の類などが次々と寄せられることになるかと思いますが、まずは今秋頃に予定されている阪神なんば線新規建設区間(西九条~近鉄難波間)に於ける試運転開始に向けて、それぞれの事業者線に於いて試運転を重ねていき、問題点を洗い出しては一つ一つ解決させていくという作業を積み重ねていくことで、新規建設区間に於ける試運転開始の時を恙無く迎えるようにしてほしいところです。

南八尾電車区殿、

こんにちは、

阪神御影駅は近鉄の車両を通過させるために、もしかすると、ホームの改修や、線路の曲線緩和などがあったかもしれません。ホーム縁石は一部新しくなっていたようです。御影駅ホームの有効長からすると近鉄電車の6両編成はドアカットしないと同駅でのドア扱いはできないですね。魚崎、武庫川駅などはホームの延長工事をしていますが、御影駅はホーム延長できそうにないようですから、やっぱり、ドアカット対応でしょうね。

阪神線内の近鉄電車の試運転が、近鉄線内の阪神電車の試運転より、3ヶ月ほど遅くなったのは予定通りだったのでしょうか?もっと早くできたと思うのですが、、外からは見えない会社の事情があったのでしょうか?

2007年10月に五位堂検修車庫で行われた「きんてつ鉄道まつり2007」を見学した際、5800系の車両が阪神直通対応工事を行っておりました。運転台付近はほとんどバラバラの状態で、「ここまで分解するか!」というくらいでした。阪神用装置設置の配線本数も尋常ではなく、大変な工事に見えました。なお、阪神直通対応工事を受けていた、1020系6連、1027Fは9月4日、営業運転についておりました。

近鉄は早くから阪神直通対応の改造に取り掛かっておりました。一番早く改造されたのは確か、2006年4月に9721Fが改造されたと思います。開業の3年ほど前から準備は始まっていたんですね。

相互乗り入れの場合、集電方式はもちろんですが、使用される車両の規格を統一するのが一般的です。しかし、阪神近鉄の相互乗り入れの場合は路線も含めて、少々特殊な相互乗り入れだと思います。車両長、ドア枚数の違う車両が相互乗り入れするのは稀な例だと思います。(ほかにもあるのでしょうか?)このままでは優先座席位置も違う位置になりそうです。共通なのは「架線電圧」と「ゲージ」、「建築限界」位ですね。

阪神線内を試運転している近鉄の車両には複数の測定器が積まれていて、いろいろと測定が行われているようです。実際に車両を運転をすることで、気づかなかった問題点も見つかったことでしょう。

試運転の写真を見ると、阪神線内では、近鉄の車両は昼間、前照灯、列車種別灯、尾灯すら消灯しています。逆に近鉄線内では阪神の車両が常時、前照灯、列車種別灯、尾灯を点灯させています。互いの沿線の人が見ると違和感あるでしょうね。なお、数日前より、近鉄線内で阪神1000系を使った習熟運転が、以前の9000系の習熟運転と同じようなダイヤで行われています。また、近鉄難波駅では引き上げ線から2番線につながるポイントが新しいものに交換されていました。電気転てつ機も新しいものに交換されていました。これらは相互乗り入れに関係する工事かどうかはわかりません。

阪神西九条駅ではPC枕木、レールの敷設も始まったようです。そろそろ、西大阪線の延伸部分、全線で線路がつながりそうです。レール締結式を行うとしたら、やっぱり、西九条駅でしょうね。

 奈良の鹿やんさん、こんにちは。
 いつも詳細なレポートをありがとうございます!

 阪神御影駅の改修工事については、「2ちゃんねる」筋から入ってきた情報によると、8月中旬(8月14日~18日頃)に行われ、プラットホームの一部を削り取る等の工事が行われていた模様です。

 その阪神線内に近鉄車を搬入した時期が近鉄線内に阪神車を搬入した時期より約3ヶ月ずれ込んでしまった理由についてですが、これは単なる推測に過ぎないのですが、西大阪線・伝法~千鳥橋間にある正蓮寺川橋梁の立体交差工事の進捗状況を見ながら判断したためではないかと・・・
 実際、近鉄車の陸送が、第1陣(1252系のVE73・VE75)が8月19日から20日頃にかけて、第2陣(9020系のEE32・EE33)が8月27日から28日頃にかけて、それぞれ行われたわけですが、第2陣の最後の陸送から2日経った去る8月30日に正蓮寺川橋梁立体交差工事完了で伝法~千鳥橋間に於ける暫定単線状態が解消されたことによるダイヤ修正が行われ、その更に2日後に近鉄車の阪神線内に於ける試運転が開始したわけですから(尤もダイヤ修正前の8月27日深夜にも試運転は行われましたが…)、この”正蓮寺川橋梁立体交差工事の進捗状況”を見計らって近鉄車両の受け入れを決めたというのもまんざらウソではないように思うところですが・・・。

 それにしても今度の相互乗り入れ、変な話、お互いの立場を尊重し合いながら実施しようとしているような印象を抱いてしまいます。

 引き続き見守っていくつもりです。

南八尾電車区殿、

こんにちは、

そうですか、阪神御影駅においてはプラットホームの一部を削り取る改修工事が行われたようで、やっぱり、現状ではきびしかったんですね。

阪神線内に近鉄の車両を搬入した時期についてはいろいろ理由があるかもしれません、おっしゃるように、正蓮寺川橋梁の工事が関係しているかもしれません。試運転の時期とぴったりです。私の考えでは、時期的にはお互いの車両を搬入するのは、8月中で充分だったかもしれませんが、近鉄の場合は生駒山の急勾配での抑速ブレーキのテストなど、試してみたいことが多々あったため、かなり、前倒しして、阪神車を搬入したのかもしれません。あと、乗務員の数も違います、ので、車両の教習、習熟運転にかかる時間も変わってくるからではないでしょうか。

阪神三宮駅では近鉄車に対応したホーム延伸工事が完了して、昨日から使用を開始しているようです。本日は日曜日、阪神電車に乗り、あちこち見てまわりたいところなんですが、あいにくと、時間がありません。

ところで、先日、近鉄難波駅で電車を待っているときに次のようなことを考えました。今度、新設される難波の次の駅、桜川駅の西側には近鉄用の引き上げ線が2線用意されています。難波止まりの車両はその引き上げ線を利用して折り返しますが(この場合、引き上げ線に行くために、桜川駅を通過)、そのとき、近鉄の運転手がそのまま引き上げ線まで運転するのでしょうか、それとも、難波より西は阪神線ですから、阪神の運転手に交代して、引き上げ線まで運転するのでしょうか?また、近鉄の阪神非乗り入れ車両も引き上げ線まで行きますから、ATSなどの保安装置は阪神と近鉄の両方が設置されるでしょう。それなら、難波止まりではなく、桜川止まり、そして、同駅始発にするのが合理的とも思えますが、、、どうでしょう?桜川駅は通過が多い駅になってしまいます。おそらく、免許の関係で無理でしょうね。

近鉄は奈良発、難波行きもありますが、阪神は三宮発、難波行きはなく、優等列車は西大寺、奈良行き。準急、普通は東花園、瓢箪山、東生駒、西大寺行きになると思います。この辺りも変則的な乗り入れですね。

難波から、ほぼ確実に座って帰れたのに、開通後はどうなるでしょう?座れないほど利用客が多ければよいのですが、、、、

阪神なんば線開業まで、あと、193日、6ヶ月と12日になりました。

 奈良の鹿やんさん、こんにちは。
 いつもありがとうございます!

 近鉄難波(開業後は”大阪難波”に改称予定)に於ける列車折り返しの話についてですが、一駅間だけのために、それも回送扱いで、わざわざ阪神の運転士に交代して運転させるというのはちょっと考え辛いところがありますね。
 恐らくは近鉄の運転士が桜川の電留線まで引き続き担当することになると思うのですが・・・これもまた興味あるところですね。

 あと、阪神三宮駅に於けるホーム延伸工事もとりあえず完了したとのことで、順調に開業向けての準備が進んでいるような印象を受けました。

 引き続き見つめていきたいと思っています。
 鹿やんさん、どうかご自愛なさって下さい。

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