ベートーヴェン「第九」雑記・・・9月5日《「第九ひろしま2008」、佐渡裕「21世紀の第九」》
今回のベートーヴェン「第九(交響曲第9番ニ短調作品125”合唱付”)」関連の雑記は2本立てです。
一つは大阪「サントリー1万人の第九」の2週間後に開催予定の広島「第九ひろしま2008」〔山下一史指揮広島交響楽団;公演期日「12月21日(日)」〕に纏わる話題。
昨日から大阪の「サントリー1万人の第九」の今冬開催分(第26回公演)に向けてのレッスンが始まったわけですが(私の所属する「大阪5」クラスに於ける話ですが…)、そのレッスン会場(梅田東学習センター体育館)内に於いて、昨年に引き続き、「第九ひろしま2008」の広島県外(関西圏)向け合唱団員募集パンフレット(チラシ)の配布が見られました《広島県外向け合唱団員募集→実際には”大阪発の貸切バス利用によるパッケージツアー”形式での募集となっています》。
そのパンフレットの実物(両面分)を左にて示します《クリックすることで拡大表示されます》。
昨年と違うのは、広島県内で配布されている広島県内向け合唱団員募集パンフレット(通常版募集パンフレット)と同様、裏面の約3分の1のスペースが参加申込書となっている点。
参加申込書という記入スペースが設けられることで参加への動機付けに一役買うことが期待されそうなところなのですが、惜しいことに、その参加申込書の具体的な取扱に関する文言が何処にも見当たりません。
広島県内で配布されている通常版募集パンフレットの裏面には「申込書に記入の上、RCC事業センターか各練習会場の練習日に参加料を添えて・・・」というふうに記入済み参加申込書の具体的な取扱指示文言が添えられているのですが、今回レッスン会場で配布されていた関西圏向け募集パンフレットには、申込先となる旅行代理店の名称と電話番号の記載はあっても、その前後を含めて、パンフレット裏面下部にある申込書の取扱方に関する文言は一切記されていません。
これでは合唱参加を申し込む際、戸惑う人も出かねないところですね。
もう一歩の工夫が欲しかったように感じます。
そして、昨年と同様、この「第九ひろしま」広島県外(関西圏)向け合唱団員募集(大阪発の貸切バス利用によるパッケージツアー)についてはインターネット上からでも参加申込が可能となっていますが、昨年の募集分ではシステムの関係からネット上からの参加申込が不可能だった1人での合唱参加申込が、今回から可能となっています《追加料金を要する1人部屋利用による参加申込も含めて》。
以下のリンクからお申し込み頂けます《当該パッケージツアーを企画・主催する阪急交通社のWebサイト内に掲載されている申込ページへと飛びます(別窓で開きます)》。
なお、今冬開催分の広島県外(関西圏)向け合唱団員募集の申込締切日は「11月3日(月・祝)」となっていますが、これは広島県内向け募集分のうちの「第九」経験者向け申込締切日と同一となっていて、この点に於いても昨年と異なっています《ちなみに、昨年までは、広島県外向け募集の申込締切は県内「第九」経験者向け募集の申込締切より早く設定されていました》。
そして、広島県外向け募集への参加申込に際しての条件については、日程部分の他は、昨年開催分と変わらず・・・
◆ 小学生以上で今年の「サントリー1万人の第九」に合唱参加する ◆ 過去3回以上「第九」への出演経験がある 上記の何れか一つに該当し、かつ本番前日(12月20日)のリハーサルから暗譜にて参加出来る方 |
以上の条件を満たしている人であれば誰でも申し込むことが出来ます。
もう一つは年末にザ・シンフォニーホールで開かれる同ホール主催(朝日放送主催)による佐渡裕指揮大阪センチュリー交響楽団の「第九」公演”21世紀の第九”。
公演期日、出演者等については先日掲載の『ベートーヴェン「第九」雑記・・・8月30日《大阪フィル「第9シンフォニーの夕べ」、佐渡裕「21世紀の第九」》』という記事の後半にて既に触れていますが、座席料金が未発表のままとなっていました。
それで、昨日、ザ・シンフォニーホール機関誌『Sinfonia(シンフォニア)』が届いたわけですが、中を見ると、9月14日(日)一般前売開始となる”21世紀の第九”の案内も掲載されていました。
そこに掲載された”21世紀の第九”の座席料金は「A¥7,000・B¥5,000・C¥3,000」・・・これは恐らく昨年通りかも。
そしてシンフォニア会員向けの優先電話予約受付は9月11日(木)・朝10時から・・・実はこの”優先電話予約受付”、昨年までは”シンフォニア会員向け”であることがわからぬままにこのブログでお知らせしたため、戸惑われた方が出てしまったみたいです《スミマセン…》。
で、このザ・シンフォニーホールでありますが、自らが朝日放送Webサイト内に設置している同ホールWebサイトからでもチケット申込が出来るとの文言を『Sinfonia』誌上で見つけ、早速アクセスして確認したところ、確かにチケット申込のボタンが設置されるなど準備は済んでいる模様でしたが、いざクリックしてみると・・・
実はCNプレイガイドのシステムに基づいた仕組みとなっていました。
そしてこの「CNプレイガイド」ベースのシステムは、ここザ・シンフォニーホールのみならず、同じく大阪にあるフェスティバルホールやいずみホールの各Webサイトにてそれぞれ用意されているオンラインチケット申込システムに於いても同じように採用されています。
私自身もシンフォニア会員の一人であり〔ちなみに”シンフォニア会員”自体は入会金・年会費とも無料(というか、入会して以来、会費の類を徴収されたような記憶が無い)〕、毎年の会員継続の際に専用のハガキを投函することになっているわけですが、その専用ハガキの意見・要望欄に「ザ・シンフォニーホールWebサイト上からでもチケットが買えるようにしてほしい」と、毎年の更新の旅に、書いていたものでしたが、とりあえずは実現したと言えますね。
尤も、チケット外部委託販売業者が構築したシステムを借用(?)する形での実現になりますが・・・
夜、外からは虫の音が聞こえてくるようになった今日この頃・・・そろそろ家の大掃除のことを考えなければ(気早すぎ)
ま、それはともかく、年末「第九」繁忙期への備えは、着実に進んでいるみたいです。
P.S.(080921追記)
「第九ひろしま」広島県外向け合唱団員募集についてですが、「ヤフートラベル」経由でも合唱参加申込が出来るようになっています《申込のためのリンクを追加しました》
【関連記事(ベートーヴェン雑記2008)】
8月6日号『「1万人の第九」、「第九ひろしま」、「5000人の第九」、「大阪フィル」』
8月26日号『「1万人の第九」、「第九ひろしま」、「5000人の第九」』
8月30日号『大阪フィル「第9シンフォニーの夕べ」、佐渡裕「21世紀の第九」』
9月11日号『「1万人の第九」、「第九ひろしま2008」、佐渡裕「21世紀の第九」』
9月15日号『佐渡裕指揮「21世紀の第九」、福岡県「嘉穂劇場第九(其ノ伍)」』
【関連記事(「第九ひろしま2008」顛末記)】
「(1) 「青春18きっぷ」にて広島入り」
「(2) 本番前日リハーサル参加」
「(3) 寝台特急“ふじぶさ”の撮影」
「(4) いよいよ公演本番」
「(5) 終演、そして広島をあとに」
【関連記事(「第九ひろしま2008」関連)】
「広島「第九ひろしま2008」(今冬開催分;第24回公演)、始動へ・・・今冬は12月21日(日)《+「万九」新動画》」
「「第九ひろしま2008」早くも第1部ゲストに言及か・・・泰日友好コンサートに於ける「第九」《タイ=バンコクにて》」
「「第九ひろしま2008」(広島)合唱団員募集チラシ届きました・・・7月7日(月)募集開始《今年も「山下一史指揮」》」
「「第九ひろしま2008」も公演要項を発表・・・矢野顕子オフィシャルサイト内に於いて先行公開か」
「「第九ひろしま」合唱参加者有志96人、「第26回1万人の第九(10000人の第9)」に団体参戦・・・」
「受理かボツか・・・「第九ひろしま2008」合唱参加申込」
「「第九ひろしま2008」関連書類一式、無事到着・・・合唱団員数のことも」
「公演本番当日に於ける昼食のこと・・・「第九ひろしま」の中国放送(RCC)から書類届く」
「合唱団員は1300人余りか・・・今年の「第九ひろしま2008」《公演本番に至る全2日間スケジュールも明らかに》」
【関連記事(「第九ひろしま」2007年以前開催分)】
「広島「第九ひろしま」2006年(第22回)・2007年(第23回)両開催分の関連リンク集」
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