東京「国技館5000人の第九コンサート」、明日”発会式”・・・公演25回目の節目に向けていざ「発進」!
NHK-FMによる、昨夜(9月23日の夜)行われたウィーン・フィル来日公演のサントリーホールからの生放送に続き、今夜も同じくサントリーホールからNHK交響楽団・定期演奏会(第1627回N響定期公演。「ベストオブクラシック」放送枠内)の生放送が現在行われています。
昨夜に続き、今夜もエアチェックしようかどうか迷いましたが、今回のN響定期では現代音楽作品〔中国出身の作曲家、譚盾(タン・ドゥン)の作品〕をメインに据えたプログラムが組まれていたことから、エアチェックは見送りとしました。
別に現代音楽を否定するつもりは毛頭無いのですが・・・ま、単なる私個人の好みの問題ということで。
尤も、普段からベートーヴェンやブラームス等の大作曲家の作品にすっかり慣らされている身(耳?)としては、たまにはこうした新しい作風にも触れておくのも、ある種の気分転換になり得ることですし、また音楽的見聞を広げることにもつながり得るとは思うんですが・・・
とはいえ、現代音楽に象徴される新しい音楽を敬遠するあたり、私自身に自閉症のケがあるということなのだろうか・・・
さて大阪の「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」では、経験者向け”6回クラス”に於いて既に全体の半分の回数(3回目)まで進んで「第九」合唱部分の全てをさらい終えたというクラスが既に現れ始めているところですが、そんな中、来年(2009年)で公演25回目というひとつの節目を迎えることになっている東京の「国技館5000人の第九コンサート」では、明日、レッスン(練習)の開始を告げる「発会式」が行われることになっています。
「5000人の第九」を主催する国技館すみだ第九を歌う会Webサイトによると、「発会式」は明日〔9月25日(木)〕の夕方18時から墨田区役所内にあるすみだリバーサイドホールで行われることになっていて、来年(2009年)の2月22日(日)に開かれる公演本番に至るまでの約5ヶ月間にわたるレッスン(練習)の口火が切られることになっています。
この「発会式」に寄せる格好で読売新聞Web版に『国技館で第九 四半世紀』という記事が掲載されているのですが、それによると、これまで開かれた24回もの公演で合唱参加者が5000人を割ったことはなく、うち約400人が過去20回以上この国技館の「第九」イヴェントに合唱参加している一方で、毎回全参加者の2~3割にあたる人数の初参加者を迎え入れては練習会に於いてベテラン陣がドイツ語の発音や発声練習などの指導にまわる等、ベテランらの献身的サポートが1985年の創始以来四半世紀にわたる人気を支え続けている、としています。
今年2月に行われた「5000人の第九」第24回公演には私自身も4年ぶりに参加させて貰いましたが、民間放送事業者が主催する大阪「1万人の第九」や広島「第九ひろしま」に対し、地元の合唱参加者(正確には「国技館すみだ第九を歌う会」会員・・・規約上、「5000人の第九」への合唱参加には、その都度、主催者である「すみだ第九を歌う会」の会員になる必要がある)がスタッフの一員として様々なセクションで動き回っているものだから、同じ国技館の屋根の下で合唱参加していて、何だか”手作りの「第九」イヴェント”のように改めて思えたものでした。
その「5000人の第九」、節目の年にあたる来年はドイツから女性指揮者(ケルスティン・ベーンケ)を迎え入れることになっているわけですが、日本国内で存続する3つの大規模「第九」イヴェントの中で、外国人指揮者を迎え入れた例は広島「第九ひろしま」にもありますが、国内外を問わず女性指揮者を迎え入れるのは、3つある大規模「第九」イヴェントを通じて、今度の「第25回5000人の第九」が史上初めてのこと・・・私も、経済的な目途が立てば、前向きに考えるところなのですが。
現実は厳しい・・・・・・
けれども、経済的な目途を付けて前向きに考えられるようになるよう、頑張ってみます。
とはいえ、まずは地元・大阪の「1万人の第九」への合唱参加を確実なものにしなければ・・・
P.S.
前置きで触れました今夜のサントリーホールからのN響定期のNHK-FM生放送についてですが、夜19時からの放送開始予定だったのが、衆議院に於ける内閣総理大臣指名が行われたとのニュースが入った関係で30分遅れの放送スタートとなり、その結果一部曲目(実はバルトーク作品)が放送されず終いとなってしまったため、11月24日(月・振休)放送予定分の「ベストオブクラシック」の枠内で今夜の公演全般の再放送が行われることとなったみたいです。
今回見送りとした譚盾(タン・ドゥン)の作品ですが、今度の再放送決定を機に、触れてみようかな・・・
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「東京「国技館5000人の第九」2009年(第25回)開催分の関連リンク集・・・2010年(第26回)開催分リンク集を兼ねる」《中継ページ》
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ご無沙汰しております。
私はこの夏、ベートーヴェンのシンフォニー全曲演奏に取り組みました。(抜粋ですけれど)
第九も演奏してみました。
たった一人での第九。
笑聴くださいまし。
http://papalin.yas.mu/W219/
投稿: Papalin | 2008年9月26日 (金) 06時22分
Papalinさん、おはようございます。
先日は久々のお邪魔でしたが、ありがとうございました。
早速拝聴しました。
自宅で聴いていても、何だか教会でオルガンの調べを楽しんでいるような気分になりますね、これは。
秋の夜長にも似合いそうです・・・
投稿: 南八尾電車区 | 2008年9月27日 (土) 08時58分