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リッカルド・ムーティ=ウィーン・フィル(VPO)の来日(大阪)公演、聴きに行きました…フェス一時閉鎖の約3カ月半前

リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団・来日(大阪)公演の立て看板《080915フェスティバルホール正面入口前にて撮影》

 鬱陶しい空模様だった昨日一日でしたが、そんな中で、イタリア出身の指揮者でウィーン・フィル名誉会員の一人に列せられているリッカルド・ムーティが指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(VPO)の来日(大阪)公演、私も聴きに出かけました。

 

 今年末で、約5年間(予定)に及ぶ全面的建て替えのため、一時閉鎖されてしまう大阪のフェスティバルホールに於ける来日公演とあって、チケット前売開始時点から注目していました。

 

 

 半ば慌ただしく昼食を済ませ、自宅を出たのは開演時刻(15時)の50分少し前くらい・・・それからJRの自宅最寄り駅まで自転車で急ぎ走らせ、大阪方面行き大和路快速で新今宮まで出た後、地下鉄(動物園前駅)に乗り換えて大国町経由(御堂筋線から四つ橋線に乗り継ぎ)で公演会場(フェスティバルホール)最寄りとなる肥後橋まで。

 開演約5分前に肥後橋に着いた私はそこで下車して駅の北側にある朝日ビル新朝日ビル地下街へと繋がる地下道を早足(!?)でフェスへと向かったわけですが、人通りが殆ど無し・・・

 開演時刻が迫る中、本当に今日コンサートするのだろうか、もしかして中止か・・・そんな心配(余計な)をしながら、それでもフェスへと足を進める私。

 地下街から1階へと上がり、フェス正面入口へと繋がるエスカレーターが見えたあたりで同じくこの日のウィーン・フィル公演に聴きに来たであろう年配男性の姿を見つけて少し一安心、そしてそのエスカレーターが動いているのが確認出来てもう一安心・・・エスカレーターに乗って正面入口前へと進むと、「間もなく開演します」と声を掛ける係員の姿と、その奥の入口横で改札(もぎり)にあたる女子改札員の姿が目に飛び込んできました。

フェスティバルホール正面入口前の様子。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団・来日公演を告げる立て看板が2枚立てかけられているのが見える《080915撮影》

 

 よかった。ちゃんとコンサートはあったんだ《当たり前だろうけれども》・・・・・・

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団・来日公演のチケット《080915フェスティバルホール正面入口周辺にて撮影》

 

 改札をくぐった後、ホール係員にチケットを見せながら指定された座席へと急ぐ私・・・2階席最後列から数えて1列前に位置する指定された座席に腰掛け、既にステージ嬢にセッティングされていた指揮台やイス・譜面台(プルト、Pult)を眺めながら開演を待ちました。

フェスティバルホール正面入口を入って右手のところにあるホール定員標(消防法に基づくもの)と衛生状態に関する認定証《080915休憩時に撮影》

フェスティバルホール開館記念碑とスーベニアショップ(オペラグラスの貸出などを取り扱うカウンター)《080915休憩時に撮影》

 やがて、拍手が巻き起こる中、ウィーン・フィル楽団員たちが入場してきてめいめいの座席につくとチューニング(ウィーン・フィルのチューニングは、通常行われるオーボエを基準にしたやり方ではなく、コンサートマスターの手にするヴァイオリンの音を基準にして行われます)、そしてしばらくするとステージ下手の舞台袖から徐にムーティが姿を見せ、演奏開始。

 前半はジュゼッペ・ヴェルディの作品が2つ続きましたが、最初に演奏された”歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』序曲”、別の言い方で”『ジャンヌ・ダルク』序曲”とも言うそうですが、だいぶ前にNHKラジオの5分間音楽番組「名曲の小箱」でこの曲がとりあげられたことがあり、それをエアチェックしたものを一時期何度も繰り返し聴いた覚えがあり〔その当時はNHK交響楽団を若杉弘コバケン(小林研一郎)あたりが指揮しての演奏だったような…〕、音が発せられた瞬間、あぁあのメロディーか、とかつて繰り返し耳にしてきたことで馴染んだメロディーを、いまステージ嬢で展開されている演奏を耳にしながら、頭の中でたぐり寄せたりしていました。

 ただ「名曲の小箱」は5分という放送枠の中で演奏を済ませるため途中要所要所でカットされるのが常であり、実際のステージでこの”『ジャンヌ・ダルク』序曲”を聴くのは今回初めてとなる私は「名曲の小箱」の中では演奏されなかった箇所も耳にすることとなったわけで、聴き終わった後、これまで持ち続けてきたこの曲に対する印象とのギャップを感じたものでしたが、そこはヴェルディと同じくイタリア出身であるムーティ、同郷人としてこの楽曲にすっかり馴染んでいたのか、この作品を一つの”物語”としてきれいに歌い上げさせたとでもいいますか、楽曲が備えている物語性というものを、巧みな各パート毎の音の扱い方などにより、損なうことなく歌い上げていたような印象でした。

 次に演奏された『シチリア島の夕べの祈り』からの”バレエ音楽「四季」”は初めて耳にする音楽で、演奏が始まってから間もないうちはバレエダンサーたちが曲に合わせて躍る光景を想像しながら聴けていたものの、時間が経つに連れて睡魔に襲われそうになったり・・・でも演奏自体は、曲毎に設定されているであろう情景を見事なまでに浮かび上がらせるかのような巧みな歌わせっぷりであったように感じました。

 20分間の休憩を挟んで、後半はチャイコフスキーの『交響曲第5番ホ短調作品64』が演奏されました。

 テンポ面、強弱面も含めて要所要所で起伏をつくりながら音楽作りを進めていったムーティ・・・何の変哲も無さそうなシンフォニーが一つの”物語”として生き生きと聞こえてくるような感じでした。

 ちょっと音割れっぽいところもありましたが・・・

 

 音割れ、といえば、今回久しぶりにフェスティバルホールの2階席最後方に近い席から聴いたわけですが、楽器の発する音そのものがほぼクリアに、しかも適度な残響を伴いながら、よく届いていたような印象でした《ちなみに、ステージ上やステージすぐ前の上部空間を見渡しても、マイクの類は何処にも見当たりませんでした》。

 

 万雷の拍手を受けてのカーテンコール(途中でムーティの立つ舞台に花束を寄せた聴衆1名有り)を経て、舞台下手から5人ほどの奏者を急遽迎え入れた上でヨーゼフ・シュトラウスの”ワルツ『マリアの調べ』作品214”をアンコール演奏、オーケストラのお国物だけあって、慣れた手つきでこの楽曲を、ウィーン・フィル名誉会員ムーティと共に、料理していたかのような印象を受けました《”味”は、そこそこかな・・・》。

フェスティバルホール正面入口を入って左手の上部に飾られているベートーヴェンとシェークスピアの円形レリーフ《080915終演後に撮影》

終演後、正面入口を入ったところに掲示されていたアンコール曲の曲名などが記された紙。その場に居合わせた聴衆たちが続々と携帯電話内蔵カメラなどに収めていった《080915撮影》

 

 終演後、正面入口を入って左手の小さなカウンターで販売されていた関連音楽ソフト群を覗いたり、ホール北側に隣接する旧リーガグランドホテル(現在閉鎖中)前に停まっていたウィーン・フィル楽団員たちを乗せたとみられる3台ほどの貸切バス(ちなみに大阪本拠の日本交通バスとみられます)を眺めたりしながら大阪駅方向へと歩き始めた私・・・途中で、北新地駅から京橋・おおさか東線を通っても帰れることに気付き、しかもあの尼崎始発の奈良行き”直通快速”に乗れるかも知れない・・・・・・

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の関係者たちを乗せたと見られる貸切バス。前面右下にある案内板に「WPH」と表記されているのが見える。都合3台くらい停まっていた《080915旧リーガグランドホテル(フェスティバルホールに隣接;現在閉鎖中)前にて撮影》

 そう勘付いた私は堂島アバンザの手前あたりから駆け足となり、やがて大阪駅前第1ビル手前の交差点前から地下に入って北新地駅改札へ急ぐと、果たして17:39発の奈良行き直通快速の電光表示が目に飛び込み、そして階段を駆け下りてホームに降り立ったところで直通快速の入線アナウンス・・・タイミング良くおおさか東線を通る直通快速に乗ることが出来、無事帰路についた次第。

おおさか東線経由奈良行き直通快速。1両目(8号車)の中間くらいの位置から前方に向けて撮影《080915撮影》

おおさか東線経由奈良行き直通快速。斜め前方から先頭部を撮影《080915撮影》

 

 

 残すところあと3ヶ月半ほどで一時閉鎖、そして来年には取り壊しとなってしまう大阪・中之島にあるフェスティバルホール、ホール正面入口の左右にある柱に立てかけられた2枚のウィーン・フィル来日公演告知の立て看板にケータイのカメラを向ける人の殊の外多かったことも印象的だったのですが、勿論ただ単に”公演に聴きに行ったことの記念に”というのもあるかもしれないけれども、それよりも、今生の別れとなる現状のフェスに於いてこのウィーン・フィルの公演が行われたという事実を記録しておきたいという心理が聴衆たちの間で働いていたから、なんでしょうね《間違っているかも知れないが…》。

 

 アーティスト側の思惑と聴衆側の思惑とが交錯する中、久しぶりにフェスティバルホールの響きに接することの出来た私自身・・・プロセニアム型をしていながらクリアに聞こえてくる楽器たちの音(というか響き)というものを改めて確認出来たような気がしました。

 

 あと数回、訪れる機会がありますので、引き続き響きの確認などをしていきたいと考えているところです。

 

 

<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>

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コメント

こんばんは

南八尾電車区さん、お久しぶりです。
チャイコフスキーの交響曲5番、私はホルンの所は残念でしたが、素晴らしい演奏感動しましたマエストロの熱い指揮も視覚的に楽しませて頂きました。
ヴェルディの曲、私も気持ちよ~~くなっちゃいました♪

そうかぁ…フェスティバルホール、きっと名古屋在住の私はこれが最後だったのにもかかわらず、写真を1枚も撮りませんでした…
ウィーンフィルの楽団員さんたちの見送り、私もお友達としていたのですよ!お会いしてたかもしれませんね

 cocoさん、こんばんは。
 こちらこそご無沙汰です・・・

 ムーティのお国物であるヴェルディ作品の演奏、同郷人として彼の体全体に作品が馴染んでいるような印象を持たせてくれるような良き演奏でしたね。
 そして後半のチャイコフスキー演奏では、アゴーギクを要所要所でかけることで、ストーリー性を浮き立たせていたように感じているところです。


 それで、名古屋といえば、ホール稼働率が良好な愛知厚生年金会館が悲劇的結末を迎えることになりかねないような悪い状況下にある旨を、最近の報道で知りました。

 私自身名古屋という土地柄をよく知らないのが悲しいところなのですが、この不況下で、ホールを潰してマンションを造ったところで果たして売れるのものなのか、ちょっと疑ってしまうところですね。


 終演後、cocoさんもVPO楽団員たちの見送りをされていたとの由・・・もしかしたらニアミスしていたかも知れませんね。

この記事へのコメントは終了しました。

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