【「第26回1万人の第九」レッスン(6終)】第1部合唱参加曲の練習と”「第九」ステージ演習”・・・次は”佐渡練”
ついに・・・というか、泣いても笑ってもこの時を迎えてしまいました。
去る11月27日、今冬の「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」で私の属する「大阪5」クラスに於ける最終回レッスンがありました。
9月4日の開講以来2~3週間に1回の割合で行われてきたレッスンも、この日を以て全6回の締めくくりとなったわけですね。
で、そのレッスン最終回を迎えたこの日、切手・ハガキ類を求めて大阪駅前第2~4ビル地下街に散在する金券ショップを物色しようと、少し早めに自宅を出てJR線のおおさか東・学研都市両線回りで大阪の北新地駅へ・・・久しぶりに駅前第2ビル地下2階へと足を踏み入れた私は地下街北側に軒を構える3~4軒ほどの金券ショップをまわりました。
既に年賀ハガキが10枚単位などで販売されていた他、切手も店舗によっては記念切手が額面の90%前半で陳列されるなど、思わず目移りしてしまったものでしたが、次第に品定めで頭を抱えてしまって臆病に・・・
そうこうしているうちにレッスン開始時刻の10分前となってしまったため、12月初めの夜に開講予定の”佐渡練”(佐渡裕特別レッスン)への行きしなに改めて物色することとして、とりあえずはその場を辞して急ぎ足で駅前第2~4ビル地下街を通り抜け、次いで地下鉄梅田駅前(阪神梅田駅前)などを通り過ぎ、そして阪急梅田駅真下(紀伊國屋書店前)を通過してレッスン会場(梅田東学習センター体育館)へと向かった私でありました。
レッスン会場受付にて出席チェックを受けた後、黒表紙をした楽譜を手渡されました。
前回(5回目)レッスンの際に予告されていた、第1部ゲスト(CHEMISTRY、ケミストリー)と共に合唱参加することになっている楽曲2曲分が収められた楽譜でした。
そして、この日のレッスンの前半部分を使って、この第1部で歌うことになる2曲分の練習が足早に行われました。
少し慌ただしく「肩たたき」と顔づくり体操(ニッカ、モルツ…;あと隣同士による「スマイル体操」も)、そして発声練習(音階2度→3度→5度)と続いた後、受付で手渡された黒表紙の楽譜を使い、第1部ゲストが受け持つヴォーカル部分を有元先生が歌いながら練習は進められていきました。
曲名については、既に有元先生開設の『有元正人のホームページ』内に於いて2曲分とも公開されていますが、ひとつは旧文部省唱歌の『冬の星座』で分量にして2ページ、もう一つはCHEMISTRYの持ち歌の一つで2年前にシングル・リリースされた『約束の場所』〔『YouTube』内の『ケミストリー 約束の場所 chemistry yakusoku no basho』と『約束の場所(chemistry)を新と藤で歌ってみた ver.2』にて当該楽曲を視聴可能(歌い手は別にして)〕で分量にして4ページ・・・
特に2曲目の「約束の場所」は全般的にアップテンポ調な感じの楽曲になっていて、この日の練習では有元先生がヴォーカル部分を歌うことで進んでいったわけですが(1曲目の「冬の星座」も同様)、どこの箇所を歌っているのか譜面上にて目で追ってみてもわからないし、混声合唱が入るところで初見にて歌ってみるも、リズムについていけなかったりして混乱してしまう。
周囲の人たちはみなスラスラと歌えているのに・・・やるせなさを感じる私。
尤も練習では部分ごとに2~3回繰り返ししながら進んでいったので、繰り返しているうちに何とかリズムの形がわかるようになってきましたが・・・
まぁ、豊中に於ける”佐渡練”や大阪城ホールに於ける総合リハーサル(本番前日)やゲネプロ(本番当日)に於いても第1部合唱参加曲の練習を行うとしているみたいなので、そう悲観的になる必要はないかもしれませんね。
第1部合唱参加曲の練習が一通り終わったところ(19:08頃)で休憩となり、いつものように(?)会場後方にあるパンフレット類配布場所へと向かった私・・・パンフレットが置かれている机の上を見ると、アンケート投函箱が新たに置かれる一方で、11月上旬で終わっているはずの「第九ひろしま」募集パンフは置かれたままで(放置プレイ状態!?)、あとは公演本番の前日から当日にかけて特別料金で宿泊できるホテルの案内チラシが2種類と公演本番当日に於ける昼食用弁当の申込用紙・・・・・・
あ、大阪城ホールと川を挟んで反対側に所在する「シアターBRAVA!」で大晦日(12月31日)の夜に開かれる劇団「ヨーロッパ企画」による年越しカウントダウン公演のチラシもありました・・・黒を基調とした小振りなチラシでしたが、手作り感があって感じよかったなぁ。
休憩が終わり、後半は場内を2つのグループに分け、一つのグループが壇上とその付近に陣取って「第九」混声合唱部分の始めから終わりまでを歌い通し、それをもう一つのグループが聴いて感想を述べるという、有元先生クラス名物(!?)の”「第九」ステージ演習”が行われました。
私は後ろのほうの席に座っていましたので後発組となり、先発組がステージ上にて「第九」合唱しているのを聴く側に回っていたわけですが、ソプラノ陣(ステージに向かって左側ステージ前のゾーン)が他の3パートを声量面で圧倒していたことが一番印象に残っています。
それと、人数的且つ位置的ハンディからか、男声陣(テノールとバス)が声量面で完全に女声陣に押され気味だった感があるのですが、人数的ハンディに関しては大阪城ホールに於ける公演本番に於いても同様なので、ここは毎日放送(MBS)の技術陣が男女の人数差から来るであろう声量のアンバランスを電気的に何処までカヴァー出来るのか、彼らの持つ音響技術に期待するしか無さそうですね《尤もこのことは私たち後発組に於いても同じなのですが…》
声量面以外では、各パートとも一通り出来上がっていたように感じています。
先発組のステージ演習が終わり、交代で今度は私たち後発組がステージ側へと回ったわけですが、密かにデジカメを持参した私は、こともあろうに、先生の指揮姿などをカメラに収めていました《他のクラス生の方々の顔もまともに写っているため載せることは出来ませんが…》。
で、演習中は、引っ込み思案で声を出さずに後で後悔するくらいだったら一通り声を出してつまみ出されたり糾弾された(突っ込まれた)ほうがいい・・・大凡こんな気持ちで声出ししていました。
幸か不幸か、それによって怒られたりとか殴られたりといったことはありませんでしたが、帰り際、クラス生の一人に「楽しそうに歌っていたね」とのお言葉を頂戴しました《ありがとうございます!》。
歌っていて恐い顔になっていたら「第九」という楽曲の趣旨から外れてしまう・・・気をつけなければ。
それにしても私の右隣で歌っていたテノールの人、声量といい、見事な歌いっぷりだったなぁ・・・
ステージ演習が終わるとフィナーレ部分〔846小節目(Prestissimo)から曲終まで〕の再確認が行われ、それが終わると全6回にわたる「大阪5」クラスに於けるレッスンはこれにて終了ということになり、最後に主催者であるMBSの担当者から公演本番に向けての諸注意があり、その後、クラス担任である有元先生とピアノ伴奏者に対する花束贈呈が行われました。
そして花束を贈られた有元先生は、アンコール(?)として、自らのレパートリー1曲(曲名失念…)をピアノ伴奏に合わせて披露・・・クラス担任から本業であるオペラ歌手への変身を遂げた瞬間でもありました。
う~ん、一抹の寂しさというものを禁じ得なかったです。
大阪(梅田)からの帰りは大阪駅から「関空&紀州路快速」と大和路線快速(JR難波始発)を乗り継ぐ形で帰路についた私・・・このあとは12月2日(火)夜の”佐渡練”と6・7両日の大阪城ホールを残すのみとなってしまいましたが、引っ込み思案して後悔するくらいだったら一歩でも”前に出る”ことを心掛け、行動したいと考えているところです。
まずは有元先生に対して「全6回のレッスン、お世話になりました」と申し上げると共に、私自身、後々後悔しないためにも最後の最後まで頑張る所存です。
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
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突然ですが初めまして。
「約束の場所」の合唱を,楽譜通りに打ち込んだ動画を作ってみました。
是非,音取りや練習に使ってみてください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5381666
ニコニコ動画のアカウントをお持ちで無ければ,次のアドレスから再生できます。(再生ボタン)
http://dic.nicovideo.jp/v/sm5381666
投稿: Kongmu | 2008年11月29日 (土) 19時54分
Kongmuさん、こんにちは。
こちらこそ初めまして。
私自身「ニコニコ動画」のIDを保有していないので、2つ目のURLから試聴させて貰いました。
背後に聞こえるのはもしかするとメトロノームの音だろうか・・・とはいえ聞いているうちに心が落ち着きそうな感じがします。
練習用教材としてはよく出来ていると思います・・・自主練習用の教材として使わせて貰いますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年11月30日 (日) 17時57分