「Seoul Philharmonic Orchestra」=「ソウル市立交響楽団」?…チョン・ミョンフン指揮ソウル・フィルの公演チケット
ここのところ、自宅デスクトップPCの更改などで、このブログを留守がちにしてしまってます。
留守がちな昨今にもかかわらずご訪問される方々には申し訳ない限りです・・・
で、今日の夕方、外から帰ってみると郵便受けに「チケット在中」と書かれた郵便物が・・・
自室にて開封してみたところ、このあいだ新聞広告として掲載されていたソウル・フィルハーモニー管弦楽団=大阪公演のチケット懸賞に当選した旨の通知と当該公演のチケット2枚(ペア1組分)が封入されているのが見えました。
オーケストラ物が大好きな私自身、嬉しい限りです!
しかも今回タクトを執るのは、このソウル・フィルの地元である韓国のソウル(当たり前か…)に生まれ、7歳の頃に成し遂げた同フィルとの共演から音楽キャリアをスタートさせたともいわれているチョン・ミュンフン(チョン・ミョンフン、鄭明勳)で、現在は同フィルの音楽監督を務めると同時に、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、及び東京フィルハーモニー交響楽団の”スペシャル・アーティスティック・アドバイザー”をも務めるなど、私自身にとっても気になる指揮者の一人として目している存在です。
そのソウル・フィル、英語表記では「Seoul Philharmonic Orchestra」となっていて、この表記を見ただけだと、どう考えたって、日本語では「ソウル・フィルハーモニー管弦楽団」(或いは英語表記の発音そのままに「ソウル・フィルハーモニック・オーケストラ」)となりそうなものなのですが、公演チラシを見ると「ソウル市立交響楽団」と表記されている。
えぇっ、どうして・・・思わず戸惑ってしまう私。
しかし、ネットで調べていくうちに、このソウル・フィル、どうやらソウル特別市が運営するいわば”自治体オーケストラ”だそうで、このためなのか、今回のチラシ上表記と同じく、”ソウル市立交響楽団”と表記するサイトをちらほらと見かけることが出来ました《ちなみにチケット取扱所の一つである「イープラス」では英語表記に沿った「ソウル・フィルハーモニー管弦楽団」という表記が使われていました》。
そういえば、日本国内に現存するプロ・オーケストラの中にも類例を見ることが出来ましたね《「京都市交響楽団」→”Kyoto Symphony Orchestra”》。
まぁ自閉症のケがある私ならでは・・・というのも変ですが、またもこうした表記モノに対してツッコミを入れてしまいました。
とはいえ、チョン・ミョンフン指揮ということで、どのような演奏が繰り広げられるのか、楽しみにしています。
ちなみに公演日時は11月12日(水)の夜19時・・・これは「第26回1万人の第九」公演本番に向けてのレッスン5回目(「大阪5」クラス)の前日にあたります。
演奏予定曲目はチャイコフスキーの『ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35』とドヴォルザークの『交響曲第9番ホ短調作品95”新世界から”』の2曲となっています。
このうち、最初に置かれているチャイコフスキーのコンチェルトでは同じく韓国生まれ(1986年生まれ;ただ韓国の何処出身なのかについては未公開なため不明)の若手女性ヴァイオリニスト、ハン・ソージンがソリストを務めることになっていますが、実はこのハン・ソージンとチョン・ミョンフンについては昨年(2007年)11月に行われた東京フィル定期に於いても顔合わせしていて、この時にはブルッフの『ヴァイオリン協奏曲第1番』が演奏されたそうですが、この当時の演奏に接したという人たちの間からは、あっさりとした演奏、未熟で凡演・・・といった声が聞こえてきています《勿論ネット上に於いてですが…》。
これらの評判を聞いている限り、彼女はアクの少ないヴァイオリニストと想像出来るところなのですが、果たして実際のステージではどうなのか・・・来週水曜日の夜開演の公演を楽しみにしたいと思っています。
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