「第九ひろしま2008」顛末記(1)・・・自宅を出てから「青春18きっぷ」を使って広島入りするまで
クリスマスも過ぎ去り、いよいよ年越しを残すのみとなりましたね。
私の部屋もそろそろ不要なものの処分や大掃除とかに取りかかるべき時期に来ているのですが〔とっくに…〕、遅々として進みません(爆)
とはいえ、年内のうちに出来るところはしていこうと考えています。
今回から、去る12月21日(日)に広島で開催された「第九ひろしま2008」への合唱参加のため、公演前日(12月20日)に広島入りしてから公演当日にかけての顛末を順次書いていこうと思います。
第1回となる今回は自宅出発時から広島入りするところまでを記してみようと思います。
早朝5時か6時台くらいに出るつもりにしていた私でしたが、準備などに時間がかかってしまい、結局自宅を出たのは8時半を回った頃・・・とにもかくにも大阪まで出ようと、JR線の自宅最寄り駅で「青春18きっぷ」に日付を入れてもらい、新今宮乗り継ぎで大阪へ。
大阪駅構内のコンビニでパン3つと飲み物を朝食用に仕入れ、5番のりばにて09:30発の姫路行き新快速を待っていると、隣のホームの4番のりばにキハ181系による播但線経由浜坂行き特急「はまかぜ1号」が入ってきたので、思わずカメラを向けてシャッターを向けた私・・・
そして5番のりばに入線してきた、223系電車12連による姫路行き新快速・・・
ドア横の補助イスに腰掛けた私は、大阪駅構内で仕入れたパン類3つによる朝食を済ませたり、新大阪に向かう181系気動車特急「はまかぜ2号」とのすれ違いを眺めたりしながら、終着駅・姫路に着くまでの1時間強を過ごしていました。
姫路で播州赤穂行き普通列車(223系4連)に乗り継いだ私は、やはり補助イスで手持ちの携帯を使ってのメール(とはいってもサイトへの投稿のためですが…)等して過ごし、山陽本線と一旦別れる相生にて下車。
相生では約30分後に同駅での折り返し列車としてやって来る三原行普通列車に乗り継ぐことにしていたので、接続待ち合わせ時間を使って昼食用の食糧を仕入れようと思い立ち、一旦改札外へ。
その改札の右横にあるキヨスク、見た感じ”ミニミニコンビニ”といった感じの造りになっているみたいで、弁当とかありそうだな・・・と期待しつつ中へ。
果たして、店内奥の右手の棚に弁当が陳列されていて、数は少ないながらも、この時期限定の”390円弁当”も2~3種類置かれていたので、温かいお茶と共に、仕入れる。
ところが狭い店内を見渡したところ、レジ内も含めて温めるための電子レンジの類が見当たらず、まさか冷たいままで食べることになるのか・・・と不安に。
とりあえずレジで精算をしてもらい、ついでに電子レンジのことを訊いてみたところ、右手のパン棚のところにあるとの返事・・・しかしそのあたりを見渡してみてもなかなか見当たらず、その周りも含めて必死(!?)に探しているうちに、パン棚の一番下のほうに電子レンジを発見。
ところがその電子レンジ、通常コンビニで見かけるような業務用っぽいものではなく、白色をした小振りの家庭用と思しきシロモノで、「弁当△分」などといった指示書きなどもあるはず無く、いったいどの程度の時間でいいのやら・・・途方に暮れた私。
適当にダイヤルを回してスイッチを入れるも、あまりやりすぎると弁当が破裂するかも・・・そんな不安からすぐにスイッチを切るも早すぎてあと少しだけ回してみたり・・・・・・
あとで、そのレンジの右の側壁のところに「弁当△分×秒、おにぎり○分」と温める時間が書かれた貼り紙を見つけるも、時既に遅し・・・・・・半ば温もった感じの弁当とお茶を手にしたまま、再び改札くぐり、三原行普通列車が入線するであろう2・3番島式ホームへ。
三原方先頭車両が停まるであろう3番のりば側の乗車位置に荷物を置いた私・・・1~2本の上り貨物列車をやり過ごした後、上郡方から折り返し三原行きとなる列車が入ってきました。
4両編成のうちの三原方先頭車両に乗り込んだ私でしたが、まだ転換クロスに取り替えられてない、国鉄時代からのボックス混在型(いわゆる”近郊型”)車両だったため、何処に座ればいいのやら一瞬戸惑い、結局三原方進行方向右手のドア横の2人掛けミニロングに荷物を置くこととなった次第《ちなみに私の乗った先頭車両と最後尾車両がボックス混在型車両で、中程の2両は転換クロスではあるもののロングシート部分が大半を占めるというレイアウトになっていました》。
不運というのはこういう事をいうのだろうか…
発車4~5分前に反対側の2番のりばに入ってきた播州赤穂行き新快速からの乗り継ぎ客で座席がほぼ埋まり、若干の立ち客も出たところで、相生を発車・・・上郡を出たところで関西圏とはお別れし、三石から岡山県即ち中国地方、そして広島県との県境に近づきつつある笠岡あたりで昼食と相成りました。
岡山駅を通り過ぎたことは覚えていないなぁ・・・眠ってしまったからだろうけれど。
で、この列車の終着駅・三原の一つ手前に当たる糸崎(運転上の拠点駅なのか、構内にでっかい車庫を抱えています)に於いて、この三原行きが出て行ってから約10分後に糸崎始発の岩国行き普通列車が発車することを手持ちの『JR時刻表』にて確認、尾道を出てからしばらくのあいだ海沿いを走り、やがて大きな車庫が見えてきたところで姿を現した糸崎駅下り島式ホームへと降り立ちましたが、私と同じようなことを考えていた人が他に10人程いた模様・・・
それはさておき、次乗る岩国行普通列車で公演会場である広島サンプラザの最寄り駅・新井口(広島から数えて下関方3つ目の駅)に向かうことになるわけですが、新井口に於ける出口が後ろのほう(広島方先端部)にしか無いことから、一番後ろの車両が停まるであろう位置へと移動、しばらく待機していました。
すると三原方からこの車両が・・・
クリーム地に紺色の帯のかかった、主に広島以西で見られる塗装パターンの車両なのですが、4両編成のこの車両もまた国鉄時代そのままの近郊型レイアウトでした。
今度は進行方向右側にあるボックス席の一つ(進行方向に向いた側のみ)を確保した私・・・果たして、糸崎を発車して3分程走ったところで着いた次駅・三原では、糸崎で約10分前に発車していった三原行きからの乗り継ぎ客などがドッと乗り込んでくるのが見えました。
三原駅発車後、新井口到着までの一時を携帯メールなどで過ごしていた私でしたが、広島に近づくに連れて徐々に混み出し、八本松(瀬野だったか?)あたりでは隣に置いている荷物(大きなカバン)を指さして「にいちゃん、ちょっとこれどけて!」と言って荷物をどけさせて座るオッサンも出現・・・
正直言って、一瞬心の中でキレた私・・・まぁ混み合っている車内に於いては、荷物は膝の上か網棚、足下の床によけるのがマナーの一つになっているので、オッサンの言うことは正しいんですけどね《キレた私のほうが悪い》。
それはさておき、広島で乗客の大半が入れ替わり、隣に座っていたオッサンは別の空いた席に移ったことで再び横の席が空きました。
2~3分停車した後に動き出すと、可部線が分岐する横川、そして西広島と停まっていき、ついに公演会場最寄り駅である新井口に到着・・・大きな鞄と衣装鞄を抱えてホームへと降り立った私、ヨソ者丸出しの出で立ちのまま公演会場である広島サンプラザへと向かったのでした。
ちょっと恥ずかしかったかなぁ、あれは・・・・・・
こうして公演前日のリハーサルに臨むわけですが、続きはまた次回以降ということで。
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
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