「第26回サントリー1万人の第九」無事終わりました・・・ちょっと厳しいCD・DVDの内容
26回目を迎えた今年の「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」は、佐渡裕の指揮・監督(プロデュース)の下、大阪城ホールに於いて盛会のうちに無事終わりました。
顛末については後日記すとして、今回の「万九」では最年少が6歳で最高齢が92歳、小中学生の合唱参加者が300人ほどで80歳以上の高齢者の合唱参加者が104人であることが司会を務めた小倉智昭の口から明らかとなりました。
それにしても今回の「1万人の第九」で予約販売されるライヴ収録音楽ソフト(CD・DVD)、内容面でちょっと厳しいものとなっていますね。
まぁ著作権の絡みがあることは容易に想像がつくところなのですが〔実際チラシには「CHEMISTRYの楽曲は収録されません」と明記されている〕、第1部演奏曲の中で収録されているのはオープニングで演奏されたメドレー「歌のある星へ」(リュート伴奏と4人の独唱によるメドレー)のみで、しかもCDのみ。
映像を伴うDVDに収録されることになっているのは第2部演奏曲である「第九」と「蛍の光」のみで、これに今冬開催分の「万九」公式サイトにアップされた動画計11本(内訳は合唱団募集告知CM2本と「謎の合唱団9つの物語」9本)がボーナストラックとして入る格好となっています。
メドレー「歌のある星へ」が音声のみの収録となったあたり、音楽とは関係ない変なたとえとなってしまいますが、議院証言法改正前(1998年以前)の国会に於ける証人喚問を見る思いがしましたよ《この1998年以前に於ける証人喚問では音声部分のみの生中継が認められていて映像部分は予め準備された静止画像が映し出されていた》。
それはさておき、今日の公演本番に於いて、第1部ゲストの「CHEMISTRY」が何故”音楽の化学反応”をデュオユニット・コンセプトとしているのかが明らかにされたわけですが〔私自身、公演本番を迎えるまで全く知りませんでした〕、それは後日顛末を記す際に併せて書こうと思っています。
とりあえず、今年もありがとうございました!
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
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お疲れ様でした~。
DVD&CD.
そんなことになっているとは知りませんでした!
パンフも、今年は値上げしていたし。
なんだかな~って感じですよね。
著作権の縛りもわかるけれど、後千円上げてもいいから、きちんと全編収録して欲しい!って思います。
と言ってはいますが、僕は一度もCD&DVDは買ってませんが・・・(ごめんなさい)。
上の発言は、毎回律儀に買っている友人のものです。はい。
追伸
国会中継のたとえ、懐かしくて笑ってしまいました。
投稿: MOLTA | 2008年12月 9日 (火) 00時10分
MOLTAさん、こんにちは。
先日の「万九」合唱参加、お疲れ様でした。
プログラム冊子、やはり値上がりしていましたか・・・このままいくと、近い将来、「1冊5,000円」なんてことになりかねないあたり、ちょっとヒドイ感じがしますね《あのウィーン・フィルによる来日公演ですら、最近では小振りなサイズのプログラム冊子を無料配布しているくらいですから…》。
あと、CD・DVDのことについてですが、ここのところ、著作権処理の関係から、第1部演奏曲目のうちゲスト出演者(特にポップス系)による演奏曲についてはカットされる傾向にありますね。
昨年(2007年)の「万九」に於いても、第1部ゲスト出演者・中島美嘉による歌唱(演奏)曲はCD・DVDの何れにも収録されませんでした。
私としては、せめてでも実際のレッスン風景や公演前日・当日に於けるリハーサル(ゲネプロ)風景からのカットは、思い出づくりの観点から、本番に於ける「第九」演奏などと共に、最低限入れてほしいと思っています《そうでなければ「万九」CD・DVDとしての価値は半減してしまいます》。
”国会中継”のたとえですが、今年のCD・DVD案内パンフを眺めていて、ふと思い浮かんだものなのです。
投稿: 南八尾電車区 | 2008年12月10日 (水) 11時07分