「第九ひろしま2008」顛末記(2)・・・本番前日リハーサル(オケ合わせ)参加
去る12月21日(日)に広島市西区にある広島サンプラザ(ホール)で開かれた「第九ひろしま2008」への合唱参加のため、本番前日(12月20日)から広島市内に滞在していた際の顛末を記しています。
「第九ひろしま2008」公演終了後から大晦日までの間に於ける唯一の投稿となってしまった前回の記事では自宅を出てから広島入りするところまでを記しました。
本来ならば年越しが済む前にこの顛末記を完結させておくべきところだったのですが、年明け後になってようやく2回目記事の掲載となってしまいました。
ゴメンナサイ・・・・・・
公演会場(広島サンプラザホール)の最寄り駅であるJR山陽本線・新井口に降り立った私・・・大きな鞄と衣装鞄とを抱えていて、まさしく”ヨソ者丸出し”の出で立ちでした。
で、当初の予定では、チェック・イン開始時刻の比較的早いホテル(というか宿泊施設)に開始時刻早々チェックインを行い、部屋に荷物を置いていって身軽な出で立ちで公演会場に向かうつもりにしていました。
しかし、自宅出発が遅くなってしまい、結局は昨年までと同様、大荷物を抱えたまま会場入りする羽目に・・・
新井口駅から会場までは歩道橋を伝っていったわけですが、アルパーク両棟(東棟と西棟)を過ぎると、同じく「第九ひろしま」リハーサルに向かっているであろう女性を一人見かけたのみで、誰もいない有様・・・焦る私。
歩道橋を降りて広島サンプラザ(宿泊棟)の正面入口前を通り、脇にある日本庭園の中の通路を通り抜けるとサンプラザホールの公園側玄関前に・・・近くには阪急観光バスの中型バス車両が停まっており、前面窓の右側下部に装着された標識板に「第九ひろしま2008」と掲出しているあたり、このバスにより今回も関西などからまとまった数の合唱参加者が広島県外向け団員募集に応じて参戦してきていることを窺わせています。
人気の無い、2〜3の扉が開いていた公園側玄関から何と無しに中へと入り、カバンの中から座席券を取り出して自分の座席位置を確認しつつ場内へ・・・
既に殆どの合唱団員(この日休んでいる団員を除く)は自席に着いていて、ステージ上では何やら打ち合わせの類が行われているみたいでしたが、そんな中を、1階客席最後尾右寄りから左寄りに移動し、そこからステージに向かってひたすら(!?)歩く私がありました。
そして自席に到着・・・なんとそこは舞台アリーナ区域最前列のソプラノ領域との境界線付近に位置する席でした。
オーケストラで多少は隠れることはあるかもしれないけれども、ここは自分自身がほぼ全面的に晒されるポジション・・・一瞬、晴れやかな気分になるのと同時に身の引き締まる思いもしたものでした。
そして左に目を向けてみると、2つ・3つ隣の座席には私と同じく大阪「1万人の第九」からの遠征組とみられる2人の団員(のちに広島県外向け団員募集に応じて関西から参戦してきた団員と判明)が座っていて、私の隣にいる年配の合唱参加者と大阪「一万人の第九」の話などで花を咲かせていました《ちなみに左隣の人は地元からの合唱参加者のようでした》。
私自身の着席後、程なくしてリハーサル(コーラス合わせ・オケ合わせ)開始となったわけですが、何しろその時点では大きな荷物2つを抱える身であり、書類やノートPCなどを詰め込んだ大きなカバンについては何とかイス下に収められたものの、公演本番で使う衣装を収納する衣装カバンが入らず、イスの横に置いていると、私の2つ右隣のソプラノ領域に座っている年輩参加者の方から、立つ時に邪魔になるからイスの後ろの隙間に入れたらどうか、と声をかけられて、無理矢理イスの後ろと一段高いステップの間の隙間に押し込んだものでした。
“ヨソ者丸出し”で少し恥ずかしい思いをしつつ、リハーサルに臨んだ私・・・先に「第九」終楽章のリハーサルが行われたあと、休憩を挟み、第1部のリハーサル、という順で進行していきました。
このうち「第九」終楽章のリハーサルでは、楽章全体ではなく混声合唱の入る部分のみで行われたわけですが、起立するタイミングのこととか、一部箇所で先走ってしまうこと等で注意がありました《う~ん、今となっては記憶が曖昧になってしまっている・・・アカンアカン!》。
また、15分ほど(?)の休憩を挟んで第1部のリハーサルが行われたわけですが、ここで初めて、ゲスト出演者(矢野顕子)はピアノの弾き語りにより歌唱することが明るみとなった反面、何も準備らしいことをしてこなかった私は、初めての合唱参加で、発音が覚束なかったりして、何とか音楽について行くのが精一杯という始末・・・
周囲にいる団員たちは皆、第1部で合唱参加する曲について準備をしてきているからスラスラと歌えているのは当然のこととはいえ〔実際そう聞こえていた〕、正直悔しかった・・・
で、第1部に於ける合唱参加曲についてのリハーサルが終わったところで合唱団のほうは解散となり、私は2つのカバンを抱えてステージを離れてホールの外へ・・・
そのステージからの離れ際に、リハ開始前に荷物のことで声かけして下さった、私から見て2つ右隣に座るソプラノの方に挨拶をしたところ、その方は中国放送(RCC)がここのところ毎年行っている大阪「1万人の第九」への「第九ひろしま」合唱団有志で結成される団体の形での派遣への参加を通じて大阪にも参戦されていることを明かしてくれたほか〔これまでに2回参加されているそうな・・・もし記憶違いならばすみません〕、私の右隣に座っているソプラノの方はテレビ局(局名失念・・・地元広島のテレビ局だったように何となく覚えているのですが)の社長さんの奥様であることも明かしてくれました。
正直、頭の中でちょっとしたパニック状態になっていた私・・・とにもかくにも会場の外に向けていそいそと足を運んだのでありました。
その後、休憩時に目にした街路樹イルミネーションに彩られた、公園側玄関から伸びるプロムナードの夜景を撮りたくなり、翌日(つまり公演当日)の終演後には絶対に出来ない・・・と思いながら最寄り駅(新井口駅)の方向にむきかけた足を急遽ホールから公演に向けて伸びるプロムナードのほうへと向き直らせ、続々と帰路につく合唱団員たちを尻目に西部第5埋立公園へと足を進めました。
そして、右手に見えるグランドで行われていたサッカー練習を横目にしつつ、広島サンプラザホール公園側玄関に向けて街路灯と街路樹イルミに彩られたプロムナードを手持ちのコンデジに・・・何だか幻想的な感じがしていい雰囲気。
何枚か撮影した後、やはり樹木イルミに彩られた広島サンプラザの宿泊棟正面をもカメラに収め、ようやくにして公演会場をあとにして駅に向かった私・・・昨年までは公演会場前にあるバス停留所からバスに乗って広島市内中心部へと向かったものでしたが、今回は旅費節約も兼ねて「青春18きっぷ」を使ってJRで広島市内中心部(広島駅)へと移動したのでありました。
この続きは次回にて・・・
P.S.
本来ならば写真も載せるべきところなのですが、事情があって載せることが出来ず、後日掲載ということでさせて頂きます。
重ね重ねスミマセン・・・
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
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8月26日号《コミュニケーション・ツールのこと》
9月5日号《広島県外向け合唱団員募集》
9月11日号《発会式そして本レッスン開講》
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