東京「国技館5000人の第九」に低コストで合唱参加することを考える・・・第25回公演の本番まで残り約1ヶ月半
25回目を迎える東京の「国技館5000人の第九コンサート」公演期日〔2月22日(日)〕まで残り約1ヶ月半と迫ってきました。
私自身、今度の「第25回5000人の第九」にはとても興味を感じていて、合唱参加には前向きなのですが、現実問題、デスクトップPC更改などがあったりして経済的に苦しい状況にあります《恥ずかしながら…》。
もし経済的に少しでも余裕があれば、今春のJRグループ定例ダイヤ改正で廃止されることが決まっている寝台特急「富士」と「はやぶさ」(2つ合わせて”ふじぶさ”)を何としてでも利用して行き来するところなのですが《勿論”お別れ乗車”をかねて》・・・・・・
で、この「5000人の第九」公演期日である「2月22日」という日付は、大阪「1万人の第九」と同様、「青春18きっぷ」の販売期間内には入っているものの通用(利用可能)期間には入っていないため、JRの普通列車乗り継ぎで安上がりに・・・という手が使えません《春季発売分の発売期間「2月20日~3月31日」、通用〈利用可能〉期間「3月1日~4月10日」(左記は何れも例年の設定期間で記載)》。
そして大阪(大阪市内)から東京(東京都区内)までのJR線片道運賃は8,510円・・・当然のことながら、もし新幹線を使うともなればこの運賃に新幹線の特急料金など(自由席or指定席orグリーン車指定席)がプラスされます。
新幹線利用を前提とした割引きっぷの類も幾つか存在するも、誰でも使えるものとなると、割引率は概して悪そうな感じ《昔「新幹線エコノミーきっぷ」が出ていた頃はそうでもなかったんですけどね…》。
航空機にしても、最近では様々な種類の運賃が登場しているので、条件が合えば普通片道運賃と比べて結構安く乗れたりするところなのですが、そうは言ってもやはり高めであることには変わりない上〔元々の普通運賃がすごぶる高い〕、航空機利用のひとつの宿命として、発着空港までの交通アクセス利用に係る費用というものが別途生じたりすることから、やはり躊躇してしまう。
昨年(2008年)の今頃、このブログで、やはり「国技館5000人の第九」合唱参加に絡んでの「東京~大阪」間に於ける交通手段毎の運賃比較などについて書いてみたわけですが〔→(1)・(2)・(3)〕、鉄道利用の場合、どんなに頑張っても片道で6,620円程度にまで抑えるのが関の山なのです《夜行とする場合はこれに「ムーンライトながら」指定席料金510円も別途必要》。
これより安く済ませるということになると、現状ではやはり高速バスに頼らざるを得ないところですね。
それで、実は今年の年明けから公演本番に至るまでの練習日程が「国技館5000人の第九」を主催する国技館すみだ第九を歌う会Webサイトに於いて既に発表されていて、これによると、公演の2日前にあたる2月20日(金)に国技館に於ける本番指揮者ケルスティン・ベーンケの直接指導によるコーラス合わせが設定されています。
当然、昨年までと同様、公演前日にも国技館に於けるリハーサル(オケ合わせとか)が行われることが予想されますので〔今回はこのあたりのことについてはネット上などで公表されていない〕、よって25回目を迎える今度の「5000人の第九」の国技館に於けるスケジュールについては、創始時の指揮者・石丸寛の存命時以来、「金~日」の全3日間体制が復活するものとみられます。
本来ならばその国技館に於ける全3日間スケジュールの全てに参加(というか出席)すべきところなのですが、地方在住者の一人である私自身からすると、正直悩ましいところがあります《なぜ悩ましいのかは残念ながら言えませんが・・・ゴメンナサイ》。
これに絡んで(無理矢理!?)、今回、「5000人の第九」合唱参加に伴う東京都区内滞在でどの程度の費用を要するのかを記すことにしました。
昨年の「第24回5000人の第九」合唱参加時と同様、本番前日(今年の場合は「2月21日(土)」)から出席する場合に必要な「往復交通費+宿泊費(宿賃)」を中心に、きっちり3日間出席する場合の滞在費も併せて、考えてみたいと思います。
現在、私が住む大阪から東京までの片道バス運賃(但し格安便)はというと・・・
【高速路線バス(格安便)】 ◎ 近鉄(東北急行)・・・4,800円 ◎ JRバス・・・・・・・・・・4,300円(※) 【高速ツアーバス】 3,900円程度から(4列シート車使用便) |
※=前日までに『高速バスネット』(要会員登録)またはJRバス電話予約サービスを通じて予約&購入(JRバス窓口orネット上)した場合は「4,000円」(乗車日が金~日曜日・祝日などの場合)となり、ネット上で購入(決済)までを完結させた場合は更に2%引きとなる |
となっています。
高速路線バスで言えばJRバスの格安便のほうが安上がりといえますし、更にネット上で予約&購入することを考えれば、JRバス格安便と高速ツアーバスとではいい勝負になるのでは、と思うところです。
次に東京都内滞在中における宿についてですが、単に安上がりに済ませようと思えば、いわゆる”カプセルホテル”の類が思い浮かぶところなのですが〔少数ながら”ドミトリー”も有り〕、なにも横になるだけのスペースしかない”カプセルホテル”としなくても、アウトバス(共同浴場)ながら室内で立ったり座ったりも出来る個室形式であっても低料金で結構快適に過ごせたりするもので〔勿論施設具合・サービス具合により快適度は違ってきますが…〕、私自身、昨年4年ぶりに「5000人の第九」に合唱参加した際には南千住界隈にある比較的新しいアウトバス形式のホテルに1泊3千円少しで泊まれたものでしたが(確か『楽天トラベル』通じて予約を入れたっけ…)、施設全体が清潔に保たれ(比較的新しいということもありますが…)、スタッフ応対も良好だったこともあり、快適に過ごすことが出来ました。
それで、『楽天トラベル』でざっと見た限りでは、東京都区内において、アウトバス形式の個室だと1泊あたり3千円台で泊まれそうな感じがします《詳しく見ていないので、全部が全部”3千円台”で泊まれるか否かはわかりませんが…》。
尤も選定の際には、施設写真などの公式情報とともに、実際にその施設を利用したユーザから寄せられた声(レビュー)にも十分耳を傾ける必要がありますが《現地で後悔しないためにも》・・・
以上から、「5000人の第九」本番前日から東京都区内に滞在する場合、往復交通費と宿賃とを合わせて11,000円程度で済み、更に本番前日に於いてフリーの時間帯にJRや地下鉄(東京メトロor都営地下鉄)、都営のバス&電車(荒川線)&新交通システム(日暮里・舎人ライナー)を利用して都区内巡りをする向きのための1日乗車券がJR・東京メトロ・東京都交通局の各事業者に於いて用意されているので(事業者毎単独か複数事業者共通で)、その分を入れたとしても新幹線片道利用分(東京~大阪間、自由席利用で「13,240円」)より安くつきます《尤も実際には現地に於ける食費や公演本番当日に於ける移動費なども加わるので新幹線片道利用分とトントンになっていたりして…》。
また、本番2日前の国技館に於けるコーラス合わせからの出席を考えた場合には、滞在費としては上記”本番前日から東京都区内に滞在する場合”の滞在費合計にもう1泊分の宿賃が加わって14,000円少しとなり、都内滞在中の食事や交通費などを加えても新幹線グリーン車片道利用分(東京~大阪間、ひかりorこだま号利用で「18,390円」)程度かそれ以下で済むと思います。
ただ、以上記した費用パターンで実行した場合、公演を終えて大阪に帰着するのは早くても公演翌日の朝ということになってしまいます。
もしどうしても終演後当日のうちに大阪に帰り着きたければ、ちょっと高くつきますが、東京からの帰りを”ぷらっとこだまエコノミープラン”を利用しての新幹線「こだま」とすることで、深夜時間帯にはなりますが、帰り着くことは可能です《尤も、大阪府内のどこに住んでいるかによっては、自宅帰着が日付の変わった後になりそうなところですが…;ちなみに費用にして6千円程度のアップとなります》。
私だったら、東京からの帰りは「こだま」にしそうかなぁ・・・朝帰りだと家に帰り着いた後バタバタしそうだし、そのあたりちょっとヤな感じがするなぁ。
まぁ、それはともかくとして、このくらいの費用で済むのならば、合唱参加を諦めなくてもいいのかな・・・と思う私です《それでも「5000人の第九」参加費と合わせると2万円程度になるから、正直ちょっと悩むなぁ…》。
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
←ソーシャルブックマークです
←ランキング参加してます
【関連記事(「第25回5000人の第九」関連情報)】
「東京「国技館5000人の第九」、来年開催分(第25回)の指揮者・ソリスト陣発表・・・初の外国人女性指揮者迎える」
「東京「国技館5000人の第九コンサート」、明日”発会式”・・・公演25回目の節目に向けていざ「発進」!」
「東京「第25回5000人の第九」チケット前売開始日発表さる…「ぴあ」通じて《+25周年記念限定版第九楽譜のこと》」
【関連記事(”ベートーヴェン雑記2008”の「5000人の第九」関連)】
8月6日号《合唱団員(会員)募集開始へ》
8月26日号《主催者と合唱参加者等を結ぶコミュニケーション・ツール》
【関連記事(2008・2010両年開催「5000人の第九」関連)】
「東京「国技館5000人の第九」2008年(第24回)開催分の関連リンク集・・・2009年(第25回)開催分リンク集を兼ねる」《中継ページ》
「東京「国技館5000人の第九」2009年(第25回)開催分の関連リンク集・・・2010年(第26回)開催分リンク集を兼ねる」《中継ページ》
« 「第九ひろしま2008」顛末記(3)・・・寝台特急“ふじぶさ”(「富士」+「はやぶさ」)の撮影 | トップページ | ついに現る、近鉄の標準軌向け汎用型新型特急用電車22600系「ACE」…今春デビュー、そして阪神なんば線にも? »
この記事へのコメントは終了しました。
« 「第九ひろしま2008」顛末記(3)・・・寝台特急“ふじぶさ”(「富士」+「はやぶさ」)の撮影 | トップページ | ついに現る、近鉄の標準軌向け汎用型新型特急用電車22600系「ACE」…今春デビュー、そして阪神なんば線にも? »
コメント