「第九ひろしま2008」顛末記(4)・・・いよいよ公演本番を迎えて
もう2月に入ってしまいましたが、昨年暮れ(12月21日)に広島で行われた「第九ひろしま2008」への合唱参加のため、広島市内に滞在していた際の顛末をシリーズ形式で記してきています。
前回は今回の広島滞在のもう一つの目的でありました、今春のJRグループ定例ダイヤ改正で廃止される寝台特急”ふじぶさ”(「富士」+「はやぶさ」)の見送りについて記しました《実は前回記事を記したのはちょうど1ヶ月前のことです(ぉぃ)》。
公演が終わってから既に1ヶ月半以上経ってしまっていますが、4回目となる今回はいよいよ公演本番当日、本番を迎えるところまでを記していきたいと思います。
早朝(いや未明)の下り”ふじぶさ”(寝台特急「富士」+「はやぶさ」)等を小1時間撮影し、ホテルに戻った私は、持参の古ミニノートPCでホテル内LANを利用してインターネットに接続するなどして休息をとっていました。
それにしても、私のこの古ミニノートPC、スペックもさることながら、大したデフラグ(最適化)処理もせぬまま長らく使ってきていることもあり、インターネット接続そしてブラウザ表示の何と遅いこと(泣)・・・
最近話題になっている”ネットブック”(新しいミニノートPC)の類に買い換えればいいようなものなのですが、ある一定のこだわりがあり、なかなか購入に踏み切れないでいます。
朝7時台、昨夜のうちにホテルの隣にあるコンビニで仕入れておいた食料で朝食を済ませ、ついでシャワーを浴る等して身支度と荷物まとめに着手、9時前に一夜お世話になった客室を後にしてチェックアウト。
それにしてもこざっぱりとした感じのホテルでした・・・また利用したい気分でした(今もそうですが…)。
チェックアウトを済ませ、雨降る中を持参の折りたたみ傘を開いて広島駅へと向かった私・・・改札口前にたどり着いたとき、駅舎直結の1番のりばに山陽本線下り列車がドアを開けて停まっているのが見え、あわてて「青春18きっぷ」を見せて改札をくぐって駆け込みました《間に合いました!》。
3駅分乗車して公演会場(広島サンプラザホール)の最寄り駅・新井口に到着。
昨日と同じような時間に到着した私でしたが、今回は少しでも早く会場入りすべく、歩道橋を使わずに下の歩道を急ぎ足(?)で会場へと向かいました。
昨日のリハーサル参加の際には殆ど人気がない中を会場へと向かった私でしたが、本番当日であるこの日は若干ながら同じく会場へと向かう人の姿を見ることが出来ました。
とはいっても”若干”ですので、人気がないことには変わりないか・・・それはともかく、その”若干”の人の菅を追う格好で公演会場へと向かう私。
日本庭園を抜けたところに見える公園側玄関近くには、昨日とほぼ同じ位置に、広島県外向け合唱団員募集を通じての合唱参加者を乗せてきたとみられる阪急観光バス(前面窓に見える行先標に「第九ひろしま2008」の表示有)が停まっているのが見えました《余談ですが、一昨年の「第九ひろしま2007」では、県外向け募集を通じての参加者を大阪から乗せてきたバスは本番前日と当日とで異なる場所に停めていました・・・恐らく昨年の場合は場所の関係から同一の場所に停めていたみたいですね》。
この日は会場隣のサブ・アリーナが男女更衣室として使用可能となっていたので(ちなみに今年は手前に女子用、奥に男子用と、一昨年までとは逆のパターンで配されていました)、急いで2つのカバンを置き、貴重品を身につけていることを確かめながら会場内へと駆け込みました。
ちょっと焦り気味だった私・・・それでも座席最終調整が始まる直前に何とかステージ上に於ける自分の席にたどり着くことが出来ました。
20~30分くらいかかって、散見していた各パート毎の空席が埋まったところで座席調整は一段落し、その後は発声練習、ゲネプロと続いたわけですが、主催者側の都合で逆順〔第2部(「第九」演奏など)→第1部(ゲスト出演)〕で実施したことを除いて、滞りなく進められていきました。
そしてゲネプロを終えようとしたところで公演指揮者・山下和史から本番前の最後のアドバイスを一つか二つしてくれていたように記憶しているのですが、たしか795小節目から始まる”練習番号S”の箇所に於ける声の出し方とかを指摘していたっけ・・・《本来ならばここのところは公演終了後すぐ書くべきでした。スミマセン》
ゲネプロ終了後は休憩時間となり、開場時刻(14時)までは客席側での昼食もOKということで、私も合唱団員席の真向かいに位置する2階正面スタンド席にて、本番を前にして最終調整に追われるステージを眺めつつ、持参の食糧にて昼食を済ませました。
ちなみにその”持参の食糧”、発声練習が終わってからゲネプロ開始までの小休止の間に公演会場の近くにあるアルパーク・西棟の更に隣にあるコンビニ(ローソン)にて仕入れたもので、金額にして500円前後だったか・・・主催者サイドで用意された昼食用弁当(お茶付きで900円)より安上がりに済ませようと今回も調達に走ったわけですが、まぁこんなものでしょう(ぉぃ)
昼食を済ませた私は一旦1階ロビーに出たあと、1階客席区域を通って外に出たわけですが、1階ロビーでは、今回、福祉施設からの出店(2件くらいだったか…)も見られた他、外に出てみると、公園側玄関前に開場を待つ聴衆たちの長蛇の列・・・
主催者の中国放送(RCC)によると、今回の「第九ひろしま2008」公演チケットの売れ具合が思わしくないことから公演数日前に急遽追加PRのための放送を行ったそうで、公園側玄関前からのびる大気列の長さを見る限り、どうやらその効果が出ていたような印象でした。
その長蛇の列に別れを告げ、広島サンプラザの周りを散策しながら過ごしていた私は、開演の30分くらい前にようやく前記のサブ・アリーナに入って本番用服装に着替え、急いで会場内へ・・・縮こまりながら(?)ステージ上の自席に戻ると、会場内では開演を目前にした恒例の聴衆向け「第九」歌唱指導が始まるところでした。
都合10分余り続いた歌唱指導が終わり、つかの間の小休止を経て、いよいよ「第九ひろしま2008」公演本番へ・・・・・・
ステージ上に布巻き風(???)の独特な衣装をまとった第1部ゲスト矢野顕子が姿を現し、自身のピアノによる弾き語りで幕開きとなりました。
ということで、ついに「第九ひろしま2008」公演本番を迎えたわけですが、この続きは次回ということで。
<(_ _)> ありがとうございます <(_ _)>
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「(2) 本番前日リハーサル参加」
「(3) 寝台特急“ふじぶさ”の撮影」
「(5) 終演、そして広島をあとに」
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8月26日号《コミュニケーション・ツールのこと》
9月5日号《広島県外向け合唱団員募集》
9月11日号《発会式そして本レッスン開講》
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