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特急「海幸山幸」、10月10日日南線に登場・・・高千穂鉄道TR400形の”復活”、JRと沿線自治体との連携がカギに

 本州~九州間ブルートレイン全廃後もブルトレ車両を使ったリバイバル列車を立て続けに運行させるなど、今や鉄道界に於いて話題豊富なJR九州なのですが、今度は観光特急を走らせようと動き出しています。

 

 6月23日付でJR九州から発出されたリリース文によると、今度観光特急を走らせるのは南宮崎駅から分岐している日南線で、列車名称として、日南線沿線に所在する青島神社などが舞台となっていて、日本神話の一挿話に数えられている『山幸彦と海幸彦』の俗称である”海幸山幸”を採用しています。

 

 

 この観光特急「海幸山幸」の、予定されている運転開始日は「鉄道の日」(10月14日)の4日前にあたる来る10月10日(土)で、運行区間は「宮崎南郷」間《宮崎~南宮崎間は日豊本線上を走行》。

 

 それで、今回発表されている運転日並びに運転時刻は以下に示すとおりとなっています。

☆ 運転日
 10月10日~来年(2010年)の2月末日迄の土休日
 《但し年末年始期間中は毎日運行》
 
☆ 運転時刻
 ◆ 下り … 宮崎11:10発→南郷12:53着
 ◆ 上り … 南郷15:45発→宮崎17:21着
  《下りのみ飫肥で10分間停車。特産品販売有》

 

 そして運用車両についてでありますが、昨年(2008年)12月28日に全線廃止されてしまった高千穂鉄道(旧国鉄高千穂線)が2003年に計約2億6千万円をかけて購入・保有していたのを、昨年暮れにJR九州が買い取ったTR400形車両2両(かつて「トロッコ神楽号」で使われていた車両とみられる)をリニューアル施工した上で充当することになっていますが、リニューアル施工を行うにあたっては、地元素材である飫肥杉をメイン材料として、「木のおもちゃのようなリゾート列車」をメイン・コンセプトに、行われることになっています《ちなみに種車となるTR400形車両2両は去る2月19日から20日にかけて高千穂町内に於いて搬出(移送)作業が行われ、北九州市内にあるJR九州小倉工場へと運ばれた模様;その高千穂町内に於ける搬出作業の模様は『さよならトロッコ神楽号 高千穂鉄道からの車両搬出終わる』にて写真入りで紹介されています》。

 

 座席は3列シートとするものの、列車としては普通車のみによる2両編成にて運転されることになっています。

 そして、そのうち南郷方1両(1号車「山幸」…定員21名)は指定席車両、宮崎方1両(2号車「海幸」…定員30名)は自由席車両として運用されることになっています。

 

 今回発出されたJR九州のリリース文には明記されていませんが、運転士の他に客室乗務員が乗務して観光案内や車内販売を行うとしているところから、恐らく2004年3月13日ダイヤ改正で登場した「九州横断特急」・「はやとの風」に続く3例目となるワンマン運転による特急列車として運行されるものとみられます《ちなみに「九州横断特急」・「はやとの風」にも指定席車の設定があります》。

 

 しかも今回は第3セクター鉄道が保有していた車両を種車としてリニューアル施工したものを充当する特急列車〔恐らくこんなケースは史上初めてでしょう〕・・・思わず運賃箱が設置された特急列車が走る姿をイメージしてしまったものですが、まぁそんなことにはならないでしょう《でも本当にそうなったら面白いかも》。

 

 

 ところで宮崎の地元紙は、今度の観光特急「海幸山幸」の新規設定は2011年春に予定されている九州新幹線・鹿児島ルート博多鹿児島中央)の全線開業を見据えた動きであると指摘、JR九州が南九州地域の集客効果を高めると共に宮崎県の観光の目玉とすべく、この観光特急列車を走らせることにした、と述べています《これと同様の指摘を行っている報道機関有り》。

 また、宮崎県を訪れる観光客の数について、九州島内各県から宮崎を訪れる観光客の数が最下位かそれに近い順位にとどまっているとの国土交通省調査によるデータもあり、今度の観光特急「海幸山幸」デビューを契機にして宮崎に滞在してくれる観光客の誘致に知恵を絞るべきだ、と地元紙は伝えています。

 

 一方で、今回発表された観光特急「海幸山幸」運転時刻を見ると、運転所要時間は下り1時間43分、上り1時間36分となっていますが、これは日南線・「宮崎~南郷」間(宮崎~南宮崎間は日豊本線)に於ける現行ダイヤの下での定期運行の普通列車の片道所要時間とほぼ変わらない程度の速さ。

 

 これだと「特急」としてではなく、例えば山口線を走る「SLやまぐち号」みたいに全車指定席の臨時快速として扱って然るべきといえそうなところなのですが〔JR九州内では一部の特定列車を除いて指定席料金は通年「300円」〕、そこを敢えて「特急」としたのは何故なのか。

 

 理由として、運行を基本的に週末中心に限定とする中で、材料調達とリニューアル施工に要する費用を早期に回収する必要があったため、と考えられるところなのですが、変な話、「特急」という優等種別とすることで一般的な観光客が安心して利用出来る環境を作り出すねらいもあるのでは、と思わず勘ぐってしまうところも正直ありますね《「青春18きっぷ」ユーザらを締め出せますし…》。

 

 ちなみに宮崎~南郷間の営業キロは55.6kmで、全区間乗車した場合に運賃とは別に必要な特急料金は、一般的なJR特急料金体系(B特急料金・JR九州)に当てはめた場合、「自由席:920円、指定席(通常期):1,420円」となります《但し10月10日の運転開始初日から「B特急料金・JR九州」の適用対象となった場合》。

 

 ただ、JR九州がこの観光特急「海幸山幸」向けに新たなトクトクきっぷの類を発売することを匂わせるようなコメントをしているとの一部報道もあり、条件如何では割引利用も可能になるかも・・・

 

 いずれにせよ、スピード的に定期の普通列車と殆ど変わらないこの観光特急「海幸山幸」が、水戸岡鋭治デザイナーの下、地元産出の飫肥杉をふんだんに使いながら”観光特急”として如何に魅力的な車両を生み出すのか、加えて沿線自治体と連携して”観光特急”利用客に対して如何に魅力的なサービスを提供出来るのか・・・JRと沿線自治体との連携プレーとそこから発揮される総合力が問われることになりそうですね。

 

 

 今後の動きに注目していきましょう。

 

 

P.S.
 今回発表された観光特急「海幸山幸」の停車駅の中に、南宮崎から日南線に入って最初に現れる駅である「田吉」が入っているわけですが、ここは島式ホーム1面2線を有する無人駅で、特急列車がこの駅に停まるのは恐らく1996年(平成8年)に駅として設置されて以来初めてのことでは無いかと思います。
 発表された田吉駅発車時刻によると、下りは11:18、上りは17:08となっています。

 そして、ここは宮崎空港線への分岐駅でもあり〔田吉駅設置はこの宮崎空港線のためでもあるのです〕、田吉停車は空路で宮崎を訪れる観光客を意識してのことかと思っていました《ちなみに宮崎空港線からの特急列車は田吉には停まりません》。

 で、時刻を調べてみたわけですが、宮崎空港線から下り「海幸山幸」に乗り継ぐ場合、田吉に停車する直近の列車は宮崎空港10:14発延岡行き普通列車で田吉には10:16着〔この1本後の列車は宮崎空港11:37発延岡行き普通列車となり、田吉11:39着となって乗り継ぎ不可〕、逆に上り「海幸山幸」から宮崎空港方面に乗り継ぐ場合、田吉に停車する直近の列車は延岡15:27始発の宮崎空港行き普通列車で田吉には17:08着〔この1本後の列車は南宮崎17:27始発の宮崎空港行き普通列車で田吉17:30着〕・・・となります。
 上り「海幸山幸」からの宮崎空港方面への乗り継ぎはまずまずである一方、宮崎空港から下り「海幸山幸」への乗り継ぎは現状では”悪い”と言わざるを得ないところですね。

 宮崎空港駅に於いては10:14発延岡行きのすぐ後には10:53発の別府行き特急「にちりん12号」があり、これを「海幸山幸」運転日に限って田吉に臨時停車させるということも考えられるところなのですが〔そうなった場合でも田吉で約20分間待つことになるのだが〕・・・JR九州がどう対応するのか、気になるところです。

 それにしても田吉駅停車の意図が見えてこない・・・地元の方々には失礼ですが。

 

 

◎ 参照記事
日南線で観光特急「海幸山幸」運行 JR九州
日南線に観光特急「海幸山幸」誕生へ。
JR九州 観光特急〈海幸山幸〉 10月10日運転開始
日南線で観光特急“海幸山幸”を運転へ
南九州をもっと面白く - 宮崎から日南線へ観光特急「海幸山幸」デビュー
JR九州が観光特急「海幸山幸」を運行へ
《→『JR九州が観光特急「海幸山幸」を運行へ』》
廃線の高千穂鉄道の車両、JR九州の特急で復活
JR九州:トロッコ改装、飫肥杉香る新特急 日南線「海幸山幸」10月から運行開始
JR日南線に観光特急、高千穂鉄道トロッコを改造
高千穂鉄道のトロッコ列車、廃線後も宮崎で活躍へ
日南線に木製列車「海幸山幸」登場 JR九州、10月 高千穂鉄道のトロッコ列車を改装
さよならトロッコ列車 TRからJRへ 今秋、日南線で再出発 宮崎県
外装に飫肥杉 観光特急「海幸山幸」運行へ
本県初の観光列車 - 社説
観光特急列車『海幸山幸』号が日南線を走ります。

 

 

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【関連記事〔九州島内鉄道の話題(新幹線除く)〕
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【関連記事(”観光特急「海幸山幸」”関連)
観光特急「海幸山幸」、順調な客足──運行開始から半年、地元特産・飫肥杉の多用が奏功か。観光資源として期待

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コメント

 これは一つの案ですが、にちりん1号からの回送列車を定期列車にして、宮崎空港発11:14田吉発11:18 南宮崎11:24 宮崎11:27を新設して空港利用客の利便性を図るか、もしくは田吉通過で空港着11:19 空港発11:22にして田吉手前までバックをして後は日南線の南郷まで行くという案です。いかがでしょうか?
 いずれにしろJR九州は宮崎を便利にすることは考えてないということがお分かりいただけたと思います。悪くきJR九州

この記事へのコメントは終了しました。

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