今春分「青春18きっぷ」”消化乗り鉄”のこと・・・【1】鳥取の巻=〔3〕”鉄子の部屋”を経て鳥取そして倉吉へ
今春分「青春18きっぷ」の”消化乗り鉄”1日目、去る4月8日に実行した鳥取行き日帰り旅程を綴る、その3回目。
前回は豊岡からの浜坂行き普通列車に乗って香住駅の構内などを巡ったり、現在架け替え工事が進んでいる余部鉄橋(余部橋梁)を久しぶりに渡ったりしたことを綴りました。
久しぶりの余部鉄橋からの眺めと出会い、山陰本線最長の「桃観トンネル」をくぐり抜けた、我らが豊岡始発の浜坂行き普通列車は、ほぼ定刻に浜坂駅に滑り込みました。
次に乗る浜坂始発の鳥取行き普通列車の発車時刻は正午ちょうど・・・50分近くの待ち合わせとなっていましたので、一旦改札を出て周辺を散策してみました。
浜坂駅舎の左横に足湯を発見・・・しかしながらタオルなどを持参していなかったので、少し眺めただけで、その場から退散しました。
そして、駅舎内の左側に見つけた、この施設・・・
何故”鉄子の部屋”なのだろう・・・しばらく首をかしげながらも、いつしかその”鉄子の部屋”のネーミングが気になり始め、気づかれないようにガラス越しに中を覗くという行為に及んでしまい、ついには「エイッ」とばかりに中へ・・・・・・
実態はというと鉄道関連グッズ類、中でも山陰本線に纏わるモノを中心とした展示スペースだったわけですが、なかには山陰本線開業当時を偲ばせる物品も展示されていて、さながら”小さな鉄道博物館”の様相を呈しているような印象を受けました。
もうちょっと見ていたい気持ちもあったのですが、時間的なこともあったので、”鉄子の部屋”をあとにして駅舎内へ。
再び改札をくぐっってから左の方向に歩いていき、隣の島式ホームの向こう側に目を向けてみると、何やらカラフルな事業用車(というか事業用モーターカー)の姿・・・
前面ボンネット部には「NIIGATA」のロゴ、そして側面には「豊岡鉄道部」と描かれた除雪モーターカーのようでした。
「NIIGATA」のロゴ・・・つまりこのモーターカーは新潟トランシス(旧新潟鐵工所)製のもののようですね。
そして運転席窓の上に取り付けられている前照灯と尾灯のユニットの形状、何だかキハ120形に取り付けられているものと同じ型のような気がしてくる・・・
散策などをしているうちに、次に乗ることになっている浜坂を正午に発車する鳥取行き普通列車が駅舎側ホームである1番のりばに停まっているのが見えました。
入ってきていたのは、豊岡から乗ってきたものと同じキハ40系48形2両編成でしたが、2両目につながれている車両は見事なまでのタラコ色1色の車体をしていて、先頭車両(1両目)は薄緑(黄緑?)に赤帯などの模様をあしらった車体をしていて、前面貫通路の窓下には白ウサギのワンポイント画が・・・
恐らく「因幡の白兎」を意識したワンポイントでしょう・・・
我らが鳥取行き普通列車、ほぼ定刻に浜坂を発車・・・
浜坂から2つ目の駅にあたる居組を出たところで近畿圏内(兵庫県)を抜け、いよいよ中国地方(鳥取県)へと入りました。
この浜坂から鳥取にかけての区間、正直言って殆ど印象に残っていません(自爆)
惜しむらくは、福部と鳥取(終着駅)の間に位置する滝山信号場を意識していなかったこと・・・あとで調べると、関西本線の中在家信号場と似た感じの形態だとか《尤も中在家信号場のほうは、現在、待避線の使用を事実上廃している模様だとか…》。
1時間足らずで、鳥取に到着。
このあと、南方に分岐する因美線にて山陰側に別れを告げることになっていたわけですが、接続が悪く、次に姫新線と合流する東津山に抜けられるのは鳥取15:23始発の智頭行き普通列車(終着駅・智頭にて2分の待ち合わせで東津山行きに接続)まで無く、2時間半以上待たなければなりません。
そこで、時間つぶしとして、約10分後に発車する鳥取12:56始発の倉吉行き普通列車で終着駅・倉吉まで行き、そこで米子から来る鳥取行き快速「とっとりライナー」に乗ってトンボ返りすることを思いついた私・・・その鳥取始発の倉吉行きディーゼルカーが停まっている隣の3・4番島式ホームへとまわりました。
鳥取を発車すると、鳥取大学前などで下校途中の生徒たちを多く拾い、賑々しい雰囲気に《というか、正直言って、ちょっと怖い雰囲気だったか》・・・・・・
定刻通りにいけば、終着駅・倉吉にて7分の待ち合わせで米子から来る鳥取行き快速「とっとりライナー」に乗り込むことが出来る・・・つまり倉吉駅で7分間滞在できるわけですが、実際には数分間の遅れが生じてしまい〔行き違い列車の遅れだったような…〕、結局倉吉駅での滞在時間は約3分ということになってしまいました。
にもかかわらず、倉吉まで来た証を何としてでも残そうと、意地になって駅舎などをカメラに収めた私(爆)
駅舎内に戻ると、下校途中の生徒らでごった返していました。
そんな中で再び改札をくぐった私・・・程なくして米子からの鳥取行き快速「とっとりライナー」が入線してきました。
久しぶりのキハ126系車両との対面・・・以前、江津から快速に乗った際などにお世話になったことがあるのですが、造りもしっかりしていそうな感じで、走りっぷりも普通列車用としては申し分なく、何故他の非電化線区にも広められないのか、不思議に思うくらいです《尤もその理由はちゃんと存在しますが…》。
下校途中の生徒らを乗せて倉吉を発車した鳥取行き「とっとりライナー」は、次の松崎にて下り特急「スーパーおき」との行き違い(通過)待ちをしつつ、鳥取を目指して快走しました。
そして、鳥取大学前などで下校途中の生徒などを拾い、満員状態となって終着駅・鳥取に到着。
倉吉との往復を終えて鳥取に戻ったものの、まだ40分ほどの余裕があったので、昼食用の食糧の調達や駅舎周辺の散策をしたりしながら、鳥取をあとにするまでの一時を過ごしました。
しばらくして、再び改札をくぐり、次に乗る智頭行き普通列車の停まっている3・4番島式ホームへと向かったわけですが、この続きは次回にて。
<(_ _)> ありがとうございます。よろしくお願いします <(_ _)>
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