今春分「青春18きっぷ」”消化乗り鉄”のこと・・・【1】鳥取の巻=〔4〕鳥取駅で見つけたモノ、そして因美線へ
一つ前の「青春18」シーズンにあたる今春分「青春18きっぷ」の”消化乗り鉄”の1日目として去る4月8日に実行した鳥取行き日帰り旅程を綴る、その4回目。
前回は浜坂始発の鳥取行き普通列車に乗って近畿圏から中国地方へと抜け、終着駅の鳥取に到着後、倉吉との往復トンボ返りをしたところまでを綴りました。
ふと思ったのですが、未だ昼の13時になるかならないかくらいの早めの時間にもかかわらず下校中の生徒たちを多く見かけたのは、この日は新学期の始業式にあたっていたからなんでしょうね《違うかも知れないけれども・・・;それにしても全く世間知らずな私(悲)》。
時間つぶしのための倉吉往復を終えた私でしたが、それでも次に乗ることにしている因美線普通列車(鳥取15:23始発智頭行き普通列車)の発車まで約40分の待ち時間があったので、一旦改札を出て昼食用の食糧の調達や駅前の散策などして、余った待ち合わせ時間を過ごしました。
その、一旦改札を出ようとした際にふと目線を少し上にやると、改札口の上のほうに何やら大きな飾り付けが・・・
これがいったい何なのか、生でお目にかかった際には全くわからなかったのですが、今し方調べてみたら、鳥取市内に於いて毎年夏に開かれている「鳥取しゃんしゃん祭」のシンボル的存在である「しゃんしゃん傘」だそうで、改札口上に飾られていたのはその巨大版ということになるわけですね。
正直に言うと、私自身、「しゃんしゃん傘」を知る以前に、「鳥取しゃんしゃん祭り」の存在自体も全く知りませんでした《鳥取県民の皆さん、スミマセン!》。
そして、鳥取駅南口に出たところで見つけた、この石像(というかオブジェ?)・・・
石像の裏側は、こうなっていました。
で、石像の側面下側に銘板がはめ込まれているのが見えたので、ついでに撮影・・・
あいにく、撮影はしたものの、その銘板をよく見ることをせずにその場を辞去したため、この石像の何たるかを知らぬまま今日に至ってしまっているわけですが、ネットで調べていくうちに、地元鳥取が生んだ彫刻家、山本兼文(1918-1992)の存在を知るところとなり、彼の彫刻作品が同じ鳥取駅前の北口側にあるケヤキ林の小さな公園の真ん中に据えられていることが紹介されている(→『(55)山本兼文「鳥取駅前の彫刻」』)ところから、改めて銘板をじっくり見たところ、石像の建造時期は「昭和56年(1981年)3月」と何とか読むことが出来、その下には「山本兼文作石工高橋」と何とか読めて、この石像もまた山本兼文の作品らしきことがわかったのですが、”石工高橋”と読めるのは作品名を指すのかどうか、ネット上で調べてみても正直わかりませんでした。
それにしても、何ともユニークな感じのするオブジェだこと…
食糧調達等を終え、再び改札をくぐった私は次に乗る智頭行き普通列車の発車する4番ホームへと向かいました。
3・4番島式ホームに続く階段を上がってみると、4番ホームに停まっていたのは2両編成の智頭急行線車両(HOT3500形普通列車用ディーゼルカー)でした。
反対側の3番ホームには米子・出雲市方面に向かうキハ187系・2両編成の益田行き特急「スーパーまつかぜ5号」が発車の時を待っていました。
そして、「スーパーまつかぜ5号」が発車していってからまもなく、我らが智頭行き普通列車も、下校中の生徒らを満載して、鳥取駅をあとにしました。
発車後まもなく列車は右にカーブし、3時間近く前に通ってきた山陰本線の線路が進行方向左手へと分かれていき、因美線の線路へと進入しました。
途中、始発駅・鳥取から3つ行ったところにある、若桜鉄道線が分岐する郡家駅・・・
「パーク&ライド」の利用案内ポスターのようですが、果たしてJRなどの目論見通りに普及しているのだろうか。
郡家を発車した我が智頭行き普通列車は若桜鉄道線と別れ、4つ行ったところの用瀬でJR車両による鳥取方面普通列車と行き違い・・・
そして用瀬の次の駅で、列車の終着駅・智頭の一つ手前にもあたる因幡社の駅ホームの端っこの風景・・・白と薄紅色の桜が咲き乱れているのが見えました《薄紅色の桜のほうはちょっと見えにくいかも…;何となく侘びしさを感じてしまう(何?)》。
終着駅・智頭に到着・・・ここで同じホームの反対側に停車していた、智頭始発の津山行き普通列車に乗り継ぎです《すぐの接続でした》。
停まっていたのは、車体色が異なるものの、関西本線・亀山~加茂間で運用されているのと同じキハ120形ディーゼルカー(というか”レールバス”)1両編成(単行)でした。
他の乗り換え客と共に、その津山行き”レールバス”に乗り込んでふと後ろを振り向くと〔というか車両最後方の後面窓から眺めてみると〕、跨線橋を渡って駅舎へと向かおうとする下校中の生徒たち等の姿が見えました。
まもなく智頭を発車、進行方向左手に智頭急行線の線路が分かれていきながら、因美線を更に南下していくわけですが、この続きは次回の記事にて。
<(_ _)> ありがとうございます。よろしくお願いします <(_ _)>
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