トラベルライター横見浩彦、「ＪＲ＋私鉄」で通算10,000駅下車を達成・・・近江鉄道ひこね芹川駅。伊藤桃らが祝福

　今から約14年前の1995年10月に達成したＪＲ線全駅下車を綴った著書『乗った 降りた ＪＲ4600駅』で一躍有名となった鉄道系トラベルライターの横見浩彦が、去る８月22日、滋賀県彦根市にある近江鉄道本線に去る４月に開業したばかりの「ひこね芹川駅」に於いてＪＲ線並びに私鉄線合わせて通算10,000駅目の下車を達成していたことが明らかとなりました。

　これは『横見浩彦さまこんにちわo(^▽^)o』というブログ内記事等により明らかにされているもので、横見自身も自ら開設しているブログサイト内に掲載した『１万駅下車達成』の中で告知しています。

　1995年10月にＪＲ因美線・美作河井駅に於いてＪＲ線全駅下車達成の後、約４年半前にあたる2005年２月20日には上信電鉄上州福島駅にてＪＲ線と私鉄線の合計9843駅（当時）の全駅下車も達成しているわけですが、その後も新線或いは新駅の開業がある度に出かけている模様で〔例えば『１万駅下車達成へのお膳立て』というブログ内記事によれば、去る３月20日に延伸開業した阪神なんば線（旧阪神西大阪線）線内の新駅下車にも着手、１万駅の大台まであと一つ残すだけとしていました〕、紀勢本線全通記念列車”急行「紀勢本線全通50周年フィナーレ号」”の指定席券前売開始の２日後にあたる８月22日、滋賀県彦根市芹川町にある近江鉄道本線・ひこね芹川駅での下車により「ＪＲ＋私鉄」通算10,000駅下車という”鉄的”偉業を成し遂げました。

　そのひこね芹川駅には鉄道好き女性タレントとして知られる伊藤桃とあと１人（恐らく中嶋春香とみられる）がお祝いに駆けつけたほか、先の『横見浩彦さまこんにちわo(^▽^)o』の記者で同駅に向かっていた車内で横見を目撃したよねざわいずみ氏も、大勢の鉄道ファンらが集まる中で繰り広げられた同駅での祝祭の現場に立ち会っていた模様。

　ちなみに、１万駅目として横見が選定したひこね芹川駅は去る４月８日に新規開業した近江鉄道本線上にある１面１線の棒線駅（終日無人駅）で、昨年（2008年）12月18日に近江鉄道の手により着工され、5000万円を費やして約４ヶ月かけて完成させたものです。

　近江鉄道に於ける新駅開業は去る2008年３月に多賀線上に開業した「スクリーン駅」以来のことでありますが、この「スクリーン駅」は同駅を含めた敷地を保有する大日本スクリーン製造の請願により誕生したいわば”請願駅”であり、近江鉄道自身の手による新駅開業は1989年４月５日に開業した「水口城南駅」以来、実に20年ぶりのこととなっています。

　最近「２ちゃんねる」筋からは「最近女の子を追っかけてばかりいる」等といった苦言が漏れ聞こえてくるところですが、そんな中にあって近江鉄道にとってはある意味曰く付きの駅ともいえる新駅に於いて10,000駅下車の金字塔を打ち立てた”偉大なる鉄ヲタ”は、来年（2010年）の開業を控えている京成成田新高速鉄道線、そして同じく来年の10月に京急空港線の天空橋～羽田空港間に新規開業予定の「国際ターミナル駅（仮称）」〔同地点には東京モノレールも一部ルート変更の上で新駅を設置〕などに照準を合わせていることでしょう。

　これからも鉄道趣味界の発展のため、頑張ってほしいところです。

◎ 参照記事（本文紹介分を除く）
『その後。』
『おはよーございます』
『羽田国際線新駅を公開/京急電鉄/２０１０年10月開業予定』
『国際線地区に東京モノレールの新軌道が出現　路線移設・新駅建設工事順調に進む』

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