【「第27回1万人の第九」レッスン記;2】”第2部”を越えて”二重フーガ”のところまでをおさらい。写真撮影も
あれも書きたい、これも書かなければ・・・と次々と思っていくうちに頭の整理がつかなくなり、今回、結局レッスンから3日後の投稿となってしまいました(自爆)
そのくせ、いざ書いてみると拙い文章になっていたりする・・・私自身の文章能力の低さです、スミマセン。
勿論、間違いの無いよう(というか嘘を書かないよう)気をつけているつもりなのですが、もし読まれていて誤りに気づかれた方は、遠慮無くコメントなどでご指摘いただければ幸いです《この記事以外の当ブログ掲載記事についてもご指摘歓迎です》。
というわけで、3日遅れとなってしまった「1万人の第九(10000人の第9)」に向けてのレッスン(大阪5)第2回の私的レポートです。
初回レッスンで、開始時間(「大阪5」クラス→18:15)に間に合わなかったものの、自宅からレッスン会場(梅田東学習センター体育館)までの所要時間を大凡つかめていたつもりだったので、夕方16時を回ったら昼食準備に取りかかる(遅いけど…)などスムースに準備作業に入ることが出来たのですが、やはり色々の作業が急遽入ったりしてしまって、身支度などを急いですませて自宅を出ることが出来たのはレッスン開始時刻の1時間足らず前くらい。
JR線の自宅最寄り駅から天王寺方面に向かう電車に乗る頃には、これはまた開始時刻ギリギリか少し遅れそう、と半ば諦めの境地(?)に達していた私。
新今宮で環状線外回りの電車に乗り換え、関空特急「はるか」の通過を待って改めて大阪方面へ・・・弁天町を出てから1~2分走ったところでさしかかる安治川で進行方向右手車窓に見える阪神なんば線の安治川橋梁(トラス橋)を眺めながら「電車の姿がいつも見えないなぁ~」とぼやき加減につぶやいているうちに西九条、そして少々ノロノロ加減になりながらも野田、福島と停まっていきながら進み、最終的にすんなりと大阪に滑り込んだのはいいけれど、既に18:10を回っていたみたいで、早足でレッスン会場にたどり着いたときには人はまばら・・・出席受付を行っていた玄関ホールには4~5人ぐらいいた程度だったかな。
玄関ホールに入ってみると、左手の場内入口扉の窓からは「隣の人の肩たたき」が行われているのが目に飛び込んできました。
それを目の当たりにしつつ、正面の出席受付デスクへ・・・そこで参加証にスタンプを捺してもらいながらスタッフの人に促され、右横に目をやると、そこにズラッと名簿が並べられたデスクが見えました。
そうです・・・今回と次回(第3回)のレッスンは我らが「大阪5」クラスに於いてクラス生個々人の氏名正誤確認が行われることになっていて、そのために設置されたデスクでした。
数ある名簿の中からテノールの名簿を探し出し、整理番号で探し当てた私は、隣で名簿に極端に近づきながら自分の名前を探しているであろう人を横目で見ながら、自分の名前の漢字・読みがなを確認して印を書き入れ、場内へ。
中に入ったときには顔の体操(というか顔解し・・・いつものように「サントリー」や「モルツ」などの言葉を言わせながらの体操)をやっている最中でしたが、まもなくして体を解すための泳ぎの動作運動に移っているのが見えました。
その様子を場内最後方から眺めていた私でしたが、やはりまもなくして徐に椅子の並べられているゾーンのすぐ後ろにまで移動───その後まもなく発声練習に入り、私もそこから参加しました。
この日の発声練習は3度音階で「マママ…」、及び5度音階で「マママママ…」と「隣のビヤガーデン」だったかな・・・5度音階の発声練習は記憶しているけれども、その前にやったのが3度音階だったのかが記憶がハッキリしない《うぅぅ…》
それはさておき、5度音階による発声練習のところで「マママママ…」とやっているところを、私は母音だけ(つまり「アアア…」)でやってみるも、高い音程の時にちょっと不安定になってしまって・・・素直に「マママ…」とやるべきだったかなぁ(悩)
発声練習の後は本題の「第九」練習に入ったわけですが、初めに前回練習した終楽章”第1部”のところの復習で、「練習番号M」の箇所までに8つの主題変奏パターンが存在すること等を簡単に確認し、その上で今回の練習に移りました。
今回は”第2部”と称される部分全て・・・前回に続いて面喰らってしまったわけですが、”第2部”と称される部分というのは男声合唱による出だし部分「Seid umschlungen …」から、いわゆる”二重フーガ”の直前にあたる混声四部合唱による「… muß er wohnen.」までを指すとのこと。
前回のレッスンで、「第九」終楽章は”第1部”・”第2部”…と分けられるようなことを教わり、私自身は「練習番号M」の箇所で”第1部”が終わり、そこから終わりまでが”第2部”と思いこんでいた節がありました。
けれども今回のレッスンではいわゆる”二重フーガ”の箇所の直前までを”第2部”と教わったところから頭の中でプチ・パニック状態に・・・いったい「第九」終楽章は幾つの部分に分かれているというのか。
このあたり、ネットサーフィンするなりして調べる他なさそうなところですが、次回レッスン(10月15日)以降にも注意しておかなければ。
それはさておき、今回は前半で男声合唱による「Seid umschlungen …」から混声四部合唱による「… Vater wohnen.」までをやり、後半では「Ihr stürzt nieder,…」から”第2部”の終わりである「… muß er wohnen.」までをやりました。
前回の初回レッスンの時と同様、各パート毎のレッスンでは初めに他のパートも一緒にレッスン中のパートで歌わせて、次にレッスン中のパートだけで歌わせる(他のパートは休止)・・・という要領で進捗したわけですが、他のパートにも公然と触れられるところから、私も結構楽しませてもらっています《歌えるか否かは別にして…》。
それでレッスン前半に於いては、男声合唱だけの部分から女声パートも加わった混声四部合唱部分に入るところで、男声合唱が頑張りすぎて女声合唱を打ち消してしまわぬよう、柔らかめ(?)に・・・との注意が飛んできました。
それと、男声合唱のみの箇所に於いてもあまり厳めし過ぎず頑張り過ぎず・・・というようなことも言われたような《あやふやな記憶ですが…》。
以前、この「Seid umschlungen …」から「… Vater wohnen.」までのところについて、男声合唱のみの箇所はいわば”天からの啓示”を表し、混声合唱となる箇所は”(天からの啓示に対する)民衆の返事”を表すようなことを教えられた覚えがあるのですが、それに沿うような歌い方を今回教えられた格好ですね。
休憩を挟んで後半は「第九」合唱の中で鬼門とされるものの一つである「Ihr stürzt nieder, Millionen?」で始まる箇所のレッスンでしたが、発音のタイミングなどは特にこれといったアドバイスが無く〔というか記憶にない…〕、パート毎の音列(音程)の確認に終始していた感じでした《ちなみに前半も基本的に同様の感じで進行しました》。
そして”第2部”と称される箇所が終わったところで、次の”第3部”の出だしである”二重フーガ”の箇所をおさらいを兼ねてパート毎に練習し、そこで今回のレッスンは幕となりました。
この時、時刻は20:10くらい・・・所定の終了時刻の約20分前だったわけですが、今回は我らが「大阪5」クラスに於ける写真撮影日に当たっていて、このあと集合写真の撮影へと移りました。
クラス生たちは会場後方に設定された予め定められた場所に集合・・・その”定められた場所”は、休憩時間の間、スタッフらしき人たちの手により椅子収納用台枠を使って設営されたものであり、実はその中の一人が今回集合写真の撮影を行ったカメラマンでした。
両端の人と手をつないだうえでその握りしめた手を上にかざし、そのままの状態で「1・2・1・2…」と皆一斉にかけ声を上げているところを撮影となったわけでありますが、撮影に入るまでの間、有元先生が指定ポジションに向かいつつ手持ちのデジカメで皆のほうに向けてみせる等、終始リラックスした雰囲気に包まれていました。
それにしても、今回の「1・2・1・2…」とのかけ声上げながらの集合写真、まぁ新しい趣向だとは思いますが、私も思わずノッてしまいました(笑)
次回(第3回)レッスンは3週間後の10月15日───既に発表されている「1万人の第九」公演チケット前売開始日の2日前にあたる日ということになるわけですが、この回を以て曲の最後までおさらいを終え、後半の回(第4回以降)では細かいところのダメ出しをとことんやられそう・・・そんな予感がしてくる私なのでした。
P.S.
今回の第2回レッスンは我らが「大阪5」クラスに於ける写真撮影日にもあたっていたこともあり、授業中そして休憩中に於いてもスナップ撮影が行われていました。
尤も孤独かつ暗めな私には無縁のことですが・・・
それはさておき、今年、配布物の置かれているデスクを初めて撮影できました(笑)
前回の初回レッスンの時に見かけたチラシに合唱参加者向けチケット先行前売の案内ビラが加わった程度でした《すぐそばに置かれたホワイトボードにもチケット先行前売案内ビラが張り出されていました》。
「第九ひろしま2009」広島県外向け合唱団員募集チラシも引き続き置かれていたわけでありますが、昨年まで催行旅行代理店店頭での受付と同時に行われていたインターネット受付が、今年は一向に行われる気配が感じられません。
このことについては後日改めて書くつもりでいるのですが、県外向け募集に係るパッケージツアーを企画・催行する旅行代理店店舗lは「土休日休業」となっているだけに、特に勤め人の方々にとっては不便に感じられるところでは、と思っているところです。
P.S.(2)
クラス担任である有元正人氏自身が開設している『有元正人のホームページ』内に置かれている『'27th「一万人の第九」2009年』ページの下半分を使って『演奏上の注意点(有元の解釈)』欄が新たに設けられているのが見えますが、「第九」終楽章の合唱部分のことについてなかなか興味深いことが書かれていて、私自身もまたとても勉強になりそうな内容です《尤も「なりそう」なだけではダメなのですが…》。
ちなみに今回のレッスン第2回のことは『9月24日 大阪5クラス-2回目』ページでも写真入りにてレポートされています《より専門的なレポートとなっています(当たり前だろうけれど…)》。
<(_ _)> ありがとうございます。よろしくお願いします <(_ _)>
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