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新幹線500系車両、来春にも東海道・山陽新幹線「のぞみ」定期運用から撤退へ・・・以後は山陽新幹線「こだま」に

 今年初め、JR西日本が1996年にデビューした、カワセミのくちばしを思わせるような前面形状と円筒形をした車体が特徴の500系新幹線車両が来年(2010年)春にも東海道新幹線区間から撤退する見通しであるとの報道がなされていますが、今回、このことについてJRから正式な発表がなされました。

 

 去る9月21日、JR西日本は東海道・山陽新幹線「のぞみ」の、一昨年(2007年)の7月にJR東海との共同開発によりデビューさせた新型車両「N700系」への置き換えの進捗に伴い、500系新幹線車両を来春(来年のJRグループ定例ダイヤ改正時期か)に東海道・山陽新幹線「のぞみ」の定期運用から引退させる方針を明らかにした他、現在2往復体制となっている定期運転の”500系「のぞみ」”を、11月10日以降、これを1往復に減らす、ともしています。

 

 

 500系車両の東海道新幹線区間からの撤退については、円筒形をした車体が災いして車内空間がやや狭まっていること、全車電動車が故にメンテナンスに手間や費用がかかることも理由の一つとして挙げられていますが、最大の理由は東海道新幹線区間を管轄しているJR東海が、不慮の事故や自然災害によるダイヤ混乱時に於ける突発的な運用などで支障をきたす、として1編成あたりの総定員(1323名)及び編成1本を構成する車輌一つ一つの定員と座席配置を完全統一させる意向を明確に示していて、そのことから他の運用車両(300系700系・N700系)と1編成定員と座席配置で食い違う500系車両を厄介者扱いしていたことにあるといえるでしょう。

 

 

 今年3月14日のJRグループ定例ダイヤ改正施行時点に於ける定期運転の”500系「のぞみ」”は・・・

 

【1】《東京駅「17番ホーム」折り返し》
のぞみ6号 博多7:00 → 東京12:13(徳山・福山停車)
のぞみ29号 東京12:30 → 博多17:44(福山停車)

【2】《東京駅「14番ホーム」折り返し》
のぞみ28号 博多12:00 → 東京17:13(福山停車)
のぞみ51号 東京17:30 → 博多22:44(福山停車)

 

の2往復となっていますが、このうち博多を正午に発車して夜遅くに博多に戻る運用パターン【2】を構成する「のぞみ28号」と「のぞみ51号」について、11月10日以降、最新型の「N700系」に置き換えられます。

 

 一方、今回のJR西日本による発表にはなかったことですが、臨時「のぞみ」のうち、現時点で今後500系車両による運転が今後予定されているのは、ウィキペディア解説及び『えきから時刻表』によると・・・

 

【上り(東京方面)】
のぞみ158号 博多9:13 → 東京14:30
 《9月23日、10月12日、11月20~23日》

【下り(博多方面)】
のぞみ179号 東京14:13 → 博多19:31(新山口停車)
 《9月23日、10月9・10・12日、11月13・20・21・23日
のぞみ183号 東京15:13 → 博多20:31(新山口停車)
 《9月23日、10月12日、11月20~23日》
※ 列車名・運転時刻の下に記載されている日付は500系新幹線車両で運転される期日《500系以外の車両も含めた全ての運転期日など詳細についてはリンク先を参照》

 

となっています。

 

 上記臨時「のぞみ」運転時刻などを見ていると、「のぞみ158号」と「のぞみ183号」は一対として成立するのですが〔尤も東京に於ける到着番線と出発番線は異なっていますが(到着14番ホーム、出発17番ホーム)…〕、「のぞみ179号」については博多からどのような形で東京まで500系車両を持ってくるのか・・・まさか博多(車両基地)からはるばる1000キロ以上の道のりを東京まで送り込み回送するとか《勿体ない…》。

 

 それにしても、確かに円筒形の車体故の車内空間の圧迫感(といういか狭さ)というのは私も少ない回数ながら乗っていて感じはしたものでしたが、車内の造りそのものは悪くなかったし、むしろ雰囲気よかったような・・・

 

 

 今後は山陽新幹線区間に於ける「こだま」に回されることになっているとのことですが、500系車両の性能からすると各駅停車の「こだま」は役不足な感が否めないところなのですが、既に700系「レールスター」車両(7000番台・E編成)が君臨している以上、やむを得ないことのようです。

 

 ここからは少し余談っぽくなってきますが、その現在山陽新幹線区間に於ける「ひかりひかりレールスター)」として君臨している700系7000番台「レールスター」車輌も、2011年春に予定されている九州新幹線鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)の全線開通及びそれに伴って開始となる山陽新幹線と九州新幹線との相互直通乗り入れで両新幹線区間に対応した「N700系7000番台」(白藍色仕様)が両新幹線を相互直通する列車「さくら」向けに新たに開発・投入されることにより、「ひかり」としての運用からはずされて「こだま」運用に回されることが既に報じられているため、現在進行中である500系車両の「こだま」への転用と相まって、既に「こだま」専門で運用されてきている、唯一旧国鉄時代から続く新幹線車両で最古参的存在でもある100系車両は、九州新幹線鹿児島ルート全線開業からそう遠くない時期に、完全引退に追い込まれるのは必至でしょう。

 

 

 九州新幹線鹿児島ルート全線開通を約1年半後に控え、ビジネス客重視などを打ち出しているJR東海の思惑も絡み合う中で、新幹線車両の世代交代は着実に進行している模様です。

 

 

◎ 参照記事
500系のぞみ引退へ 来春、こだま専用で活用
500系のぞみ引退へ 来春、こだま専用に
《→『500系のぞみ引退へ 来春、こだま専用に』》
「男前」新幹線500系、東海道から引退へ 来春にも

 

 

P.S.
 今回東海道・山陽新幹線「のぞみ」定期運用からの完全撤退が明らかとなった500系新幹線車両は1996年1月にデビューして以来、1998年10月に至るまでの間に都合9編成144両が投入されましたが、デビュー当時は山陽新幹線区間で史上初の300km/hによる営業運転が始まるとあって、テレビCMでも喧伝されていたものでした。


500系のぞみ デビュー
《『YouTube』以外でも視聴可→『500系のぞみ デビュー』》

 石坂浩二ナレーターによる渋い感じのCMだったわけですが、このCMが放映されてから十数年後に「のぞみ」運用から撤退することになるとは、誰も予想できなかったことでしょうね《まぁ無理もないことかも知れませんが…》。

 勿体ないし、寂しい限りです。

 

 

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コメント

こんばんは。
当ブログにコメントをして下さいまして、誠にありがとうございます。

500系新幹線ですが、仰る通り正式に東海道新幹線から撤退されると同時に「のぞみ」としての運行も終えるようですね。

「とうとうこの時が来てしまうのか…」というように寂しさを感じましたが、その時までまだ半年ありますので、見られるうちは見ておきたいものですね。

また訪問します。
最後までの御愛読、ありがとうございました。

 大場英哲(おおばひであき)さん、こんばんは。
 先日はお邪魔さまでした。

 それにしても、山陽新幹線区間で初の300km/h走行を可能にしたJR西日本ご自慢の新幹線車両であるだけに、何だか可哀想になってきますよ。
 来年のJRグループ定例ダイヤ改正までの間に1度でも東海道新幹線区間で駆け抜ける姿を自分の目で確かめたいです。

 今後ともよろしくお願いいたします!

まあわかってはいましたがショックです。広島駅でみた500系こだまはさすがに役不足というか寂しかったです。もうこんな夢のような車両出ないんでしょうね。

 きたじ~にさん、こんにちは。
 ご無沙汰です。

 私もかつて「300km/hのぞみ」として颯爽とデビューした500系が、こんな形で凋落していくのを見るのはちょっとつらいところですし、寂しい気持ちになります。

 現在追加投入され続けているN700系もまた科学技術の粋を集めた力作であることは認めるところですが・・・やはり寂しい限りです。

こんばんは
前にも記事を読ませていただいていたのですが、なかなかコメントする勇気が出なくて・・
今も少し不安ながらもキーを打っています。
先日、博多南まででしたが、初めて500系に乗車しました。
>車内の造りそのものは悪くなかったし、むしろ雰囲気よかったような・・・
記事に書いていらっしゃること・・私も同じように感じました。
そして、博多総合車両所で、500系が誕生するまでの経緯、その後の功績を知り・・
それなのに今の現状で「のぞみ」から退いていかなくてはならない500系のことを思うと、
複雑な気持ちになりました。
新幹線ホームで500系がやってくると、みんながカメラを構え、乗客の方さえも携帯を向け、小さな子供たちは「500系だ!」とはしゃぐ姿・・。
500系は、多くの人の夢も運んでくれているのだと思いました。
いつまでも「のぞみ~東京」でいて欲しかったです。

 saraさん、おはようございます。
 私のほうもにわかにバタバタし出してしまって・・・落ち着いたら遊びに行きますね。

 500系車両に博多南線に於いて初乗車されたんですね・・・私もデビュー当時はCMなどを通じてその斬新な姿に目を見張ったものでした。
 車内設備にしても、それまでの車両とは違う新しさに目を見張りました。

 今や8両編成にされた上にパンタグラフも新幹線としてはごくありふれたタイプのもの(シングルアームですが…)に取り替えられてしまい、何だか寂しさを禁じ得ないところですが、こうせざるを得ないのも、saraさんもご存じのことと思いますが、勿論後発のN700系車両に性能面の発展をみたのもあるでしょうけれども、結局のところは東海道新幹線を管轄するJR東海の施策によるところが大きいと考えています《他に車両コストがかさんでしまったという理由も存在しますが》。

 突発的事態に備えるため、東海道新幹線を走る全ての新幹線車両は、1編成あたりの総定員はもちろんのこと、1両あたりの定員と座席配置に至るまで完全一致させる。
 1人分でも1席分でも規定に反する車両は1ミリたりとも東海道新幹線に進入させない・・・厳格なまでの方針(というか鉄則)なのです《尤も”1ミリたりとも”とまではJR東海も言って無さそうですが…》。

 500系車両はこの方針にそぐわなかったため、JR東海から疎んじられていたわけです《JR西日本単独開発のためにJR東海から疎んじられたとの話もあるくらいです》。

 でも私自身は、新しさを感じる外観と車内設備もさることながら、自分の住む地域を管轄するJR旅客会社が開発した車両ということもあって、500系車両には愛着を感じています。

 来年のJRグループ定例ダイヤ改正より前に「のぞみ」運用から完全撤退するみたいですが、最後の最後まで無事駆け抜けてほしいところです。

この記事へのコメントは終了しました。

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