「第九ひろしま2009」合唱団員証等、手元に届く──締切日ギリギリにFAX送信にて申込《「MLながら」のことも》


先日掲載の『バーンスタイン=VPOによるベートーヴェン「第九」・・・1979年。ジョーンズ、コロらを従えての極上の”人間臭さ”』という記事の前置きのところで、大阪「1万人の第九」の2週間後に開催予定の広島「第九ひろしま」今冬開催分(第25回…第九ひろしま2009;公演期日「12月20日」)への合唱参加を、締切日(11月1日)当日の夜間にFAX送信(+インターネット経由の参加費払込)により申し込んだことをお話ししましたが、それに対する返事が一昨日届きました。

昨年に引き続き、本当にギリギリの申し込みだったにもかかわらず受理してくれたみたいで、折り返し「合唱団員証」(首掛け式)を初めとする資料一式が無事送られてきました《中国放送さん、いつもスミマセン・・・》。
その中の「合唱団員証」についてですが、そこに刷り込まれている団員番号は1200番台を付けていました。
昨年(2008年)同じく締切日ギリギリに申し込んだ際には1000番台を付けていましたので、もしかすると今冬の合唱団規模は昨年を上回る可能性有りですね《ちなみに昨年開催分(第24回、第九ひろしま2008)では合唱団員数1300人余りと報じられていました》。
それと、先般このブログで全7回構成の『広島から離れた地での「第九ひろしま」のこと』を書いてきており、そのうちの第4回記事『首都圏から合唱参加する際の広島までの”足”(続;”18”のことも)』のところで首都圏からの合唱参加を「青春18きっぷ」を使って出来るのかどうかを検証したわけですが、その際に前提条件として”公演2日前(12月18日)に東京駅を発車する臨時夜行快速「ムーンライトながら(MLながら)」が運転されること”を提示しました。
この「ムーンライトながら」運転日について、去る10月16日付けでJRグループ旅客6社から一斉に発表された今冬季〔12月1日(火)~2010年2月28日(日);90日間〕の臨時列車運行計画のうちのJR東日本とJR東海から発出されたリリース文の中で、今夏に引き続いて今冬も以下記載の日程で夜行快速「ムーンライトながら」を運転することが発表されています《下記運転日は何れも始発駅基準にて表記》。
【下り(東京→大垣)】 12月11日~2010年1月17日 【上り(大垣→東京)】 12月12日~2010年1月18日 |
今冬季に於ける「青春18きっぷ」の通用(利用)期間が「12月10日~2010年1月20日」となっていることから、若干短めの設定となっているわけですが、「第九ひろしま2009」公演2日前から公演当日にかけての3日間は運転されることになっていますので、前記の「青春18きっぷ」を使っての首都圏からの合唱参加の前提条件はこれでクリアしたことになります。
その一方で、首都圏に限らず中京圏(名古屋圏)・関西圏など広島県外からの合唱参加者については、公演終了後に於いて主催者の一つである中国放送(RCC)により放送される「第九ひろしま」関連番組を視聴(聴取)するのは事実上不可能であるという問題が存在するわけであり、これについては、今やインターネットのブロードバンド接続が普及していることを踏まえて、合唱参加者や聴衆を対象とした期間限定の番組ネット配信(ストリーミング)を実施することで解決できるように思うところですが〔配信場所としては年毎に都度作成されてきている「第九ひろしま」公式サイトを利用すればよろしいわけで〕・・・これは主催者の出方次第といえますね。
何も、売れ行き不振で在庫を抱えてしまうというリスクを伴ったDVD等音楽ソフト販売とする必要は無いわけです《余談ながら、初のDVDリリースとなった「第九ひろしま2007」のDVD、今もRCCのWebサイト内で販売されています》。
そして、当日公演会場(広島サンプラザホール)にて販売されるであろう公演プログラム冊子と完全連携させることで、公演当日の合唱参加者と聴衆に配信対象を絞り込むことは可能なはず《”公演プログラム冊子と完全連携”→例えばプログラム冊子の表紙裏などに配信動画閲覧に必要なIDとパスワードを刷り込んでおき〔或いはIDとパスワードを印刷した紙片を公演プログラム冊子に綴じ込む〕、「第九ひろしま」公式サイト内に於いてそれらを入力することで初めて配信動画を閲覧出来るようにするとか》。
更に、この「第九ひろしま」関連番組ネット配信は、PCだけでなく、携帯端末(携帯電話とか)にも対応させたほうが断然よろしいでしょう《というか、是非そうさせるべきだと思います;今や携帯電話からのネット接続利用者のほうがPCのそれを上回っているとの話があるぐらいなので…》。
公演時の感動を後日に再現できる機会を、現住地に関係なく、全ての参加者(合唱参加者と聴衆)に対して与える意味から、是非ともやってほしいところです。
ぐだぐだ書き並べてしまいましたが、大阪「1万人の第九」公演本番までついに1ヶ月を切ってしまい、そして「第九ひろしま」もまた公演本番まで残り1ヶ月余りに迫ってきている今日この頃。
「万九」本番に向けてのレッスンもいよいよ佳境に入りつつありますので、ここらで気持ちを引き締めて取り組んでいきたいと思います。
出演者用座席券の交付も控えていることですし・・・選に漏れた人たちの分まで頑張ります。
そして「万九」公演2週間後の「第九ひろしま」公演本番へもつなげていきたいと考えています。
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このところ急に寒くなり、空気も乾燥しがちで、のどの調子を崩しやすい時期ではありますが、お変わりありませんか?
こちら広島でも混声練習が始まり、次回はマエストロ山下先生を迎えたレッスンになります。
本番まで1ヶ月あまり、緊張感はまだほどほどですが、合唱団のできはいい方だと思います。(あくまで私の主観ですが。。。)
さて、RCCの関係者から聞いたのですが、今年の第九はDVDになるそうです。
ということは、ネット配信は今年はなさそうですね。。。非常に残念です。
RCCでは広島カープの春のキャンプなどをネット配信しているので、設備などの問題はなさそうなのですが、権利の問題が難しいのかもしれませんね。
それにしても、よくわからないのですが、チケットよりも、DVDの値段が安かったらあまりチケット売れないような気がするのですが。。。
”運営カツカツなんでチケット売ってくださいね!”とプレッシャーをかけてくるんですが、なんだか不思議です(笑)
参加者を増やす方策も特にこれといって何かやっているようにも感じないし。。。
商売っ気があるんだかないんだかよくわからない運営ですね。
投稿: とまこまゐ | 2009年11月13日 (金) 10時52分
とまこまゐさん、おはようございます。
実は時々お邪魔しているのですが、なかなかコメントできぬまま今日に至ってしまってます。
ごめんなさいね。
「第九ひろしま」DVDにまつわる情報をありがとうございます。
今年の「第九ひろしま」は2年ぶりのDVD化に踏み切るとの由ですが、2年前の制作分が未だにRCCの通販コーナーで売られている(つまり在庫を抱えている)現状を考えると、無理しないで、と言いたくなってしまう心境です。
もしDVDにして売り出すというのであれば、”「1万人の第九」方式”とでもいいますか、公演会場のみの完全予約制(受注生産)とすることで、少なくとも在庫を抱えるというリスクは回避できると思います。
まずDVD発売の告知だけしておいて、本番前日と当日の2日間にわたって公演会場で予約受付を行い〔合唱参加者だけでなく公演当日来てくれた聴衆にも売り込む〕、集まった予約申込数量分だけDVD生産を行って後日郵送する、代金決済は予約受付時点で行うか、或いは予約時には受付だけ行って後日郵送は「代金引換」扱いで発送する───この流れで行うわけです。
ここで一つ注意しなければならないのは、DVD向け映像とテレビ放映用映像とは内容面で差別すること〔異なる内容で制作(編集)する→それも互いに全く異なる視点で制作すること(内容を少しだけいじくる程度では無意味)〕───そうしなければわざわざDVDを別途制作する意味がありませんので。
あと運営の問題についてですが、もし本気で合唱参加者を増やしたいというのであれば、やはり広島以外の中国地方各県にもレッスン会場を最低1カ所設置するなりして「第九ひろしま」を広島県内だけに限定しない”中国地方最大の「第九」イヴェント”に育て上げる必要があるように考えています。
そのためには、広島を初めとする中国地方の各民放局が放送ネットを組むなりして互いに手を取り合う必要が出てくるように思いますが、昨今のインターネット普及で従前からのマスコミ各社が軒並み厳しい経営を迫られている中で、中国放送を初めとする中国地方に於ける各民放局にそれを実行するだけの気力を持ち合わせているのかどうか、まずはそれ次第ですね。
投稿: 南八尾電車区 | 2009年11月14日 (土) 09時36分