「第27回サントリー1万人の第九」公演本番まで残り丁度2週間──ようやく出演者用座席券券面に視線を向けた私
今冬の大阪「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」〔第27回公演〕公演本番まで残り丁度2週間となってしまいました。
そして、今年私が所属している「大阪5」クラスの最終回授業が、今週の木曜日に控えています。
我が「大阪5」クラス担任の有元先生が同じく担当している他の3クラス(何れも経験者向け”6回クラス”)は何れも所定回数のレッスンを既に終えていて、先生自ら開設している『有元正人のホームページ』には、その3クラスの最終回授業の模様が豊富な写真入りで紹介されているのが見えます《→『'27th「一万人の第九」2009年』からアクセス出来ます》。
で、その最終回授業の模様を伝えるページの下のほうに先生からの連絡事項──「今年の目標」と「本日のレッスン内容」の2項目──が書かれていて、その中に”母音だけ歌う”という小項目が見えます。
実を言うと、だいぶ前に「第九」以外のオーケストラ付き合唱曲(実は某オラトリオ作品)への合唱参加のためレッスン通いしたことがあり、その時に先生から母音だけで歌うということを教わりました。
早速やってみると・・・これがなかなかうまくいかない。
どうしても唇や舌が動いてしまって子音が出てしまいそうになるわけです。
けれども回数を重ねていくうちにどうにか子音抜きでも口を動かせるようになり、それと共に先生がこの練習をさせる意図というものが私なりに理解出来るようになってきました《「それを言葉で表せ」と言われるとちょっと困りますが…》。
結構、これは合唱練習に際しての口の運動になる感じでした。
今度の最終回授業の中で久しぶりに、周囲に気づかれない形で試してみようかな、と思っています。
話は変わりますが、以前にもこのブログでお話ししたことでありますが、夏の暑い盛り、まだレッスンが始まる前のことになりますが、今冬の「1万人の第九」合唱団員募集に応募して、それに対する抽選結果の発表で私は発表から6日間、不安のあまり開封出来ませんでした。
発表6日後にしてようやく”勢い”を借りて開封し、何とか「当選」を確認出来たわけですが、同じようなことが、去る11月12日の第5回授業への出席の際に手にした出演者用座席券に於いても出てきてしまっています。
昨年までは、他のクラス生たちと同じように、出席受付で交付される座席券券面を眺めつつ受け取っていたものでしたが、その際、券面に表示されている座席箇所により、その日のレッスンを受講する際の心情に違いが出てきてしまうのが悩みの種でした。
私自身、心に感じたことや思ったことをすぐ表に出してしまうようなところがあり、その上、その時の心情が後々にまで尾を引いてしまうようなところもあり、それがレッスン受講に際しての一種の妨げになっているように思っています。
それを恐れるあまり、今年は座席券という実体が自分の手に渡るのを”遠目に”に見ることで自分の手に渡ったことを確認したのみで、座席番号などが記載されている券面を眺めることはしませんでしたし、またデスク上に積まれていた出演者用座席券の山を眺めることもしませんでした。
勿論、再発行無しとの決まりなので、持ち帰りには気を付けていましたけどね(笑)
けれども、いつまでも座席位置を知らないままでいるわけにはいきません。
座席位置を知らないまま、公演会場である大阪城ホールの場内の何処かでただ突っ立っているだけというのは基本的に許されていません《障害持ちで車いすで参加する合唱団員は別ですが…》。
場内係員が目を光らせていますので、休憩でもないのに座席に着いていないと呼び止められてしまいます。
ちなみに、昨年(2008年)の「第26回1万人の第九」の際には下(舞台アリーナ)に降りての合唱参加だったように記憶しています。
ここ最近は回毎に上(スタンド)に行ったり下に行ったり───というふうに、ほぼ”代わり番こ”になってきているように思っていますので、今年は恐らく上じゃないかな、と必死に想像する私(苦笑)
『10000人の交換絵日記2009』に最近アップされたとあるメッセージを何度も繰り返し見ながら出演者用座席券に手をかけ、更に『ゲシュタルト9原則』なるものを何度も読み返しながら、視線を表返りしたチケット券面にやりました。
結果、目に飛び込んできたのは・・・・・・
下 (舞台アリーナ席)
でした。
ここまで、チケットに手を掛けてから約1時間半(ぉぃ)
そして、レッスン会場で交付を受けてから実に9日間・・・・・・
内面(というか精神面)に問題を抱える私が故の、何とも情けなき瞬間でした。
何も言うことはないです…
今はただ「佐渡裕、そして聴衆に歌声をしっかり届くように」頑張って歌う───これを心がけるのみと考えています。
そのためにも、今週木曜に控える最終回授業、そして公演3日前に組まれている「佐渡裕特別レッスン(佐渡練)」と、最後まで一つ一つのレッスンを大切にしようと思います。
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はじめまして、「山とカヌーの休日」のコメントを寄せて頂いてありがとうございました。私の第九経験回数は今年で2回目から連続で26回です。
アリーナにも何度か入ったことがありますが、席はスタンド席のほうが疲れないし、通路も歩きやすいと思っています。
昨日は早朝から六甲全山縦走に初参加して来ました、1年間のトレーニングのお陰で完走出来ました。第九本番も感動を受けられるようにがんばりましょう!
投稿: ころぼっくる | 2009年11月24日 (火) 22時29分
ころぼっくるさん、こんにちは。
先日はありがとうございました───あのとき以来、自分のことで手が混んでいたのと、精神的なことなどで、なかなか再度のご挨拶にあがれませんでした《どうもスミマセン》。
「万九」は第2回公演以来連続26回ですか───第2回公演といえば、その当時OBPを構成するビル群が着工してまだ間もなかったみたいで、ころぼっくるさんはその頃から大阪城公園北部界隈を見続けてきた、まさしく生き証人ですね。
大先輩として仰がせていただきます(笑)
ちなみに私自身は『サントリーオールド1万人の「第九」コンサート』と銘打たれた最後の公演(第8回公演)からの参加です。
それとアリーナ席のことについてですが、私も同様の考えです。
確かにステータス面ではいいのかもしれませんが、館内の至る所を巡るのを楽しみにする向きには正直ちょっと窮屈なところがあるように感じます。
蛇足ながら、私自身は昨年もアリーナに降りていたように記憶しているので、来年もし「万九」に引き続き参加するようなことがあれば、間違いなくスタンド席でしょう(笑)
あと、六甲全山縦走、初参加にして完走されたとの由・・・おめでとうございます。
景色もさることながら、さぞ過酷だったことと察するところです。
こちらも、「万九」本番に向けてお互いがんばりましょう!
投稿: 南八尾電車区 | 2009年11月28日 (土) 11時29分