「第26回5000人の第九」公演チケット、11月19日前売開始──墨田区など発表、「ぴあ」でも《ネット配信のことも》
大阪「サントリー1万人の第九」(第27回公演。総監督・指揮→佐渡裕)公演本番まで残り3週間を切り、広島「第九ひろしま2009」(第25回公演)公演本番まで残り1ヶ月少しとなりました。
こちら大阪では「万九」公演本番に向けてのレッスンが各レッスンクラスに於いていよいよ佳境に入り、そして指揮者で音楽監督(総監督)の佐渡裕の直接指導を受ける「佐渡裕特別レッスン(佐渡練)」が間近に迫るなど、大詰めを迎えているところです。
そんな中、来年2月末に行われる予定になっている東京「国技館5000人の第九コンサート」にも新たな動きが見られました。
「5000人の第九」の公演会場・国技館を擁する東京・墨田区役所は、同区Webサイトに掲載の『すみだ区報”すみだ”NO.1584(2009年11月11日号)』Web版の中で、26回目を迎える来年の「5000人の第九」公演チケットの発売開始を告知、外部チケット・エージェントで唯一「5000人の第九」公演チケット前売りを取り扱うと見られる「チケットぴあ」も既に同社のWebサイト上に於いてチケット発売案内を掲載しています。
今夏始まった合唱団員募集の際には実際に募集を開始してから約2ヶ月経過したところでようやくネット上に於いて公式発表を行った主催者サイド(国技館すみだ第九を歌う会、墨田区)なのですが、今度の公演チケット前売りでは早々に公式発表をしてきているあたり、私としても色々と勘繰りたくなりそうなところですが、まぁそのあたりはグッと堪えて(笑)・・・何れの場合も主催者サイドに収入をもたらすはずなのに、何故なんだろう。
それはさておき、今度の墨田区による公式発表によると、チケット前売開始日は「11月19日(木)」となっており、席種及び隻手毎の座席料金は・・・
S席¥6,000円・A席¥4,000円・
B席¥3,000円・アリーナ席¥5,000
となっています。
例年のことかもしれませんが、唯一の外部取扱所である「ぴあ」に於いては上記券種のうち「S・A・B」各席種のみの前売取扱となっていて、「アリーナ」(”マス席”含む?)については主催者サイドに於いてのみの取り扱いとなっています。
なお、「ぴあ」で前売り取り扱いを行っていることから、「ぴあ」のシステムを利用している「ヤフーチケット」に於いても取り扱いがあります《リンク:「ぴあ」内・「ヤフーチケット」内;ネット上からの公演チケット予約購入には事前の会員登録(無料)が必要》。
ここでふと思ったのですが〔今頃こう思うのは遅すぎるってか…〕、この「アリーナ」席(マス席含む?)について主催者独占扱いとしているという現在のチケット販売方式、ちょっと違うかもしれませんが、大相撲本場所に於ける昔ながら(?)の「相撲茶屋によるマス席チケット独占」《現在はどうなのか定かではありませんが…》に通ずるものがあるように感じるところです。
尤も大相撲本場所に見られるような”「食事+相撲土産」付き”というのはありませんが・・・
ところで、「5000人の第九」といえば、以前は公演の模様をライヴ収録した音楽ソフト(古くはLPレコード、その後カセットテープ、CDと変遷)を予約販売していたものでしたが、販売数の減少などにより現在は消滅してしまっています。
一方で「5000人の第九」は、一般放送事業者(いわゆる民放)が主催する「1万人の第九」と「第九ひろしま」と異なり、番組として放送されることを前提としていないため、現在は国技館の地元・墨田区を放送区域としているケーブルテレビ局(「J:COM東京 すみだ局」)に於いて墨田区提供の『ウィークリーすみだ』の中で放送されるのみです《尤もイヴェント自体は「万九」等と同様に司会進行を置くなど半ば式典仕立てになっていたりするのですが…》。
そのため、現状では東京・墨田区外からやって来る合唱参加者と聴衆に対しては、終演後に公演の模様を視聴(或いは聴取)する手段が存在しません。
ただ、一般放送事業者が主催する前記2つの「第九」イヴェントと異なり、「5000人の第九」を主催している墨田区などではサーバ設備(ストリーミング・サーバなど)を自前で設置していないことが考えられるため、公演の模様をライヴ収録して後日公式サイトを通じて期間を限定してでも「第九」演奏の全てを丸ごとネット配信されるのを期待するにはちょっと無理があるといわざるを得ないところがあるようにも思います。
実は過去に1度だけ、国技館すみだ第九を歌う会公式サイト(5000dai9.com)のトップ・ページに於いて過去の公演分の中の「第九」演奏の一部(確か「練習番号M」の箇所だったように記憶…)を収めた音声ファイル(WAVE形式ファイルだったか…)が期間限定で掲載されていたことがあり、その気になれば数分程度のビデオクリップや短時間収録の音声ファイル(MP3形式で「第九」終楽章のみ収録したものとか)を公式サイトを通じて配信出来そうなものなのですが・・・
公式サイトではありませんが、海外通信社(ロイター通信)のWebサイト上に今年2月に行われた第25回公演の際の「第九」演奏の一部がビデオ・クリップの形で公開されており〔→『東京「5000人の第九」の今年公演分(第25回)を収録したビデオクリップを発見・・・海外大手通信社Webサイトにて』〕、私もそのことを初めて知ったときには驚いたものでしたが、こんな形でもいいので、来年の第26回公演の際には「第九」演奏のクライマックス部分だけでもいいのでクリップにして収録・公開(公式サイトからの配信)をしてほしいと願うところです《私自身も今年の第25回公演に参加させて貰いましたが、数分程度のビデオ・クリップを眺めているだけでも公演のことを思い出させてくれるものです》。
今後の主催者サイド(墨田区など)の奮闘に期待したいと思います。
<(_ _)> ありがとうございます。応援よろしくお願いします <(_ _)>
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「東京「国技館5000人の第九」2009年(第25回)開催分の関連リンク集・・・2010年(第26回)開催分リンク集を兼ねる」
「東京「国技館5000人の第九」2010年(第26回)開催分の関連リンク集・・・2011年(第27回)開催分リンク集を兼ねる」
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