【「第九ひろしま2009」(第25回)公演記=6】本番前日リハーサル終えて広島駅、そして駅前のビジネスホテルへ
明日で阪神・淡路大震災からまる15年───乗り物好きの私にとっても、あれは物凄くショッキングな出来事(というか自然災害)でした。
何しろ阪神間を並行して走る3つの鉄路(阪急・JR・阪神)が被災地域に於いて一斉に寸断されてしまったのですから───8月中に3つとも全線復旧したわけですが、それから今日に至るまでの間に、3つの鉄路は凄く様変わりしたような印象を受けるところです。
勿論、互いに激しい競争状態にあることに変わりはないのですが・・・
つい先頃には中米地域に位置するハイチが大地震に見舞われたとのことで各種メディアがこれでもかと言わんばかりに一斉に報じられているところなのですが、一部メディアからは15年前の阪神・淡路大震災と構造的によく似たタイプの地震ではないかとの指摘も挙がっているみたいで───何れにせよ、今は見守るのみであり、1日でも早く復興が進むことを願うばかりです。
というわけで、ここのところ、昨年(2009年)の12月20日に開催された、25回目を迎えた「第九ひろしま(第九ひろしま2009)」に合唱参加した時のことを綴ってきています。
前回(第5回)では、どうにかして公演会場である広島サンプラザホール(「広島サンプラザ」のホール棟)に到着し、本番前日のリハーサル(合唱団は「第九」終楽章と『蛍の光』斉唱の両リハのみ)に臨んだところまでを記しました。
それにしても、昨年の4人のソリスト陣、21年ぶりのオール外国人歌手による陣容だったわけですが、それだけに公演指揮者の山下一史も凄く気苦労していた様子であるように見受けられました《尤もそれが指揮者の本分ということなのでしょうけれども・・・》。
それだけに、『蛍の光』のリハーサルに入ろうとした際に誤って『きよしこの夜』と口走ってしまったのも、ある意味無理からぬことだったのかも知れませんね。
幾つか波乱はあったものの無事に前日リハーサル(オケ合わせ)を終えた私たち合唱団は『蛍の光』斉唱リハーサルが終了したところで解散となり、続けて行われる第1部リハーサルに向けての準備が進む中を静かに退出しました。
その際、ふとステージの方向にチラッと目線を向けていると、丁度第1部ゲスト出演者の紹介が為されているところで、カジュアルな服装に身を包んだ若手ヴァイオリニスト・正戸里佳の姿が目に飛び込んできました《ほんの一瞬でしたけど・・・》。
ホール1階正面ロビーを経て道路側玄関からホール外に出た私は、広島サンプラザ直結の歩道橋を逆に辿る格好でJR線上の最寄駅・新井口に向かいました。
そして、手持ちの「青春18きっぷ」にて入場し、入って来た上り列車で広島駅へと戻ることにしました。
その戻る途中、一つ手前の横川駅に停車中に車窓から見えた同駅可部線ホーム。
すっかり日が暮れて暗くなってしまった空の下で煌々と照らし出されている島式ホームの両側に両方向の電車が停まり、その間を行き交う利用客たち、そして我が電車と同じく広島に向かう電車の車掌の姿が見えていました。
何だか普段の広島の姿の一端を垣間見た思いにさせてくれる一時でした。
我が上り列車が先に発車となり、広島に到着───改札を出た私は、そのまま駅から南東方向に徒歩約5分のところにある、今晩の宿となるビジネスホテルへと向かいました。
昨年の広島市内滞在中に於ける一夜の宿となったこのビジネスホテル〔左写真〕、一昨年(2008年)にオープンしたばかりの施設との由で、出発当日の朝(いや未明だったか…)のうちにネットで予約したわけですが、”1周年記念価格”ということで室数限定で設定されていた4千円台前半の値段にて押さえることが出来ました《しかも事前のカード払いで───手間が省けて嬉しい限りデス》。
事前にネットで確認した、このビジネスホテルの周辺地図で、ホテルの近くにビックカメラが軒を構えていることを把握した私は、リハを終えたぐらいの時間帯ならば人が沢山行き交うんだろうなぁ、と半ば不安に思っていたものでしたが、いざ現地に向かってみると、まぁたまたまそうだっただけなのかも知れませんが、人の姿は疎らでした。
嬉しいやら意外に感じるやらでちょっと複雑な心境になりつつ、出発前に印刷しておいた予約確認メール文面で日時などを確認しながら中へと入った私。
早速フロントに予約確認メール文面を提示、言われるままに宿泊カードに名前などの必要事項を書き入れていると、館内レストラン(1階)にて無料のウェルカムドリンクのサービスがある旨の案内をされました。
こんなの初めて・・・思わず頭の中がフリーズ状態に。
それでも何とか一通りチェック・インを済ませ、”部屋の鍵”を手渡されました。
”部屋の鍵”───実はこれもまた私にとって初めての体験で、非接触型ICカードによるカード・キーだったのです。
カード・キーといえば、私の場合、寝台特急列車の個室寝台(A・B両寝台1人用個室)等で経験してはいるのですが、何れもカード・リーダに差し込む等してカードの磁気テープ部分を読み取らせる方式だったので、非接触型ICカードタイプに巡り会えたのは今回が初めてのことです。
指定された部屋の所在する階にエレベータで上がり、そして割り当てられた部屋の前に立ってドアノブすぐ上にある接触部にタッチしてドアが開いた時には、思わず心の中で感嘆していました《貧乏性の私・・・》。
尤も、価格の安さが故のことかも知れませんが、割り当てられた部屋の場所というのが・・・
ご覧のように、エレベーターのすぐ隣の部屋であり、しかも・・・
窓の向こうにあるのはすぐ隣の建物の窓───という部屋でした(笑)
まぁ値段相応、ということですね(諦)
とはいえ、部屋自体のつくりはというと、こざっぱりとした、何処かシンプルな感じのものでした。
難点を一つ言えば、目覚ましの類が見当たらなかったことかな〔テーブルの上に卓上時計はあったけれども、目覚まし機能は見当たらなかったし〕・・・
次に玄関に向けて撮影してみました。
次にユニットバス内部。
そのユニットバスのドアに貼られている注意書き───これの右下にワンポイントで配されている非常ベルが、これまた凄くリアルな感じ!
そして、玄関ドアとその周辺。
なお、フロントで手渡されたカード・キーは、在室中は、ここに差し込んでおきます《上で示した「玄関ドアとその周辺」の写真画像の中でも出てきているが…》。
そして廊下に目を向けてみると、白系と黒系とのコントラストがなかなか渋い雰囲気を醸し出しているような印象でした。
程よく暗めの照明と相まって、より渋みを醸し出しているかのようですね。
で、このあと、夕食を兼ねて外出することになったわけですが、それを前にして、あることを忘れていることに気づきました。
それは何かと喋りたいところですが、ここまで分量的に長くなってしまっていますので、そのことも含めて、次回以降の記事にて続きを車部定期対と思います。
どうもスミマセン。
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