【「第九ひろしま2009」(第25回)公演記=14終】岡山で”こだまレールスター”を目撃、そして新快速にて家路に・・・
2月になってしまいましたが、ペースダウンしながらも、昨年で25回目を迎えた広島の「第九ひろしま(第九ひろしま2009)」に合唱参加した時のことを相変わらず綴り続けています(爆)
とはいえ、ここのところは公演を終えた後の広島からの復路について記してきています。
ちなみに前回(第13回)の記事では、2日間お世話になった広島サンプラザに別れを告げ、手持ちの「青春18きっぷ」を使ってJR線(山陽本線)に於ける公演会場最寄駅である新井口を発ち、途中広島駅のホームに一旦降り立ったところまでを記しています。
それにしても、広島の地で、かつて関西圏(主に湖西線と草津線)で運用されていたであろう湘南色の元「111系(113系)5700番台」車両と出会えるなんて、思っても見ませんでした。
岡山行き「通勤ライナー」入線までの僅かな一時、懐かしい気分を噛みしめていた私でした。
広島駅で、かつて草津線などで活躍していた湘南色の111系車両と出会い、懐かしい気分に半ば浸っていた私でしたが、間もなく入線してきた広島18:54発、新井口駅基準では「18:41発」となる岡山行き「通勤ライナー」(区間快速;広島~八本松間)に乗車し、2日間お世話になった広島の街をあとにしました。
「西の箱根」との異名を持つセノハチ(瀬野八)区間を越えたところに位置する八本松までノンストップで駆け抜け、その次の西条で東横インを擁しながらも何だかベッドタウンな雰囲気を感じさせるような駅前広場を目の当たりにした時には、賑やかな広島市中心部から離れていっているんだな、と実感させられる思いがしました。
それにしても東横イン、こういう場所にもあるんだなぁ───いやぁ恐るべし(笑)
それはさておき、八本松から先は終着駅・岡山まで各駅停車となり、一駅停まる毎に少しずつ乗客を降ろしていきました。
あ、でも新幹線のりばを擁する三原で乗ってきたかな───ちなみに私はというと、広島で乗車して以来、ここまでずっと立ち続けてきていました。
次の糸崎でも、ドアの開いた乗降口から、退屈しのぎ(?)に、携帯を手にしたまま列車外に携帯内蔵カメラのレンズを向けて撮影してみたり・・・
それでも、次の尾道あたりでようやく座れたような───よくは覚えていないけれども、少なくとも岡山県内に入る(というか戻る)までの間に席が空いて座れたように何となく記憶しています。
この後は、岡山到着まで、ボンヤリしていたのか、殆ど印象に残っていないです(汗)
ただ、福山、大門(広島県最東端の駅)───とやり過ごしていくうち、あぁ広島からどんどん遠ざかるなぁ、としんみりとした気持ちになっていたくらいかな・・・
倉敷あたりで気が付くも、またうとうととしていたのか、岡山到着が迫っていた頃になってようやく我に返り(?)、降り支度をしていたものでした(爆)
そして、終着駅・岡山に到着。
この岡山で一旦「青春18きっぷ」使用を中断、夕飯用食糧を仕入れてから新幹線きっぷ類を買って入場し直すことにしていました。
広島で事前に手持ちの携帯を使って乗り継ぎパターンを調べていた私は、岡山~姫路間で新幹線利用とすることで姫路22:56始発の野洲行き新快速を捕まえられることを情報として掴むことが出来ていました。
岡山に於ける最も最短時間で乗り継ぎ可能な、姫路にも停車する新幹線上り列車は岡山21:58発の新大阪行き「ひかり584号(レールスター)」で、待ち合わせ時間にして30分足らずと、改札口すぐ横に軒を構える駅舎内コンビニ店舗で夕飯用の食糧を物色するには程よい感じであるところから、その「ひかり584号」による新幹線ワープを実行に移した次第。
新幹線乗車時間を気にしながら食糧を物色していた私でしたが、弁当・握り飯関係の在庫が全般的に残り少なくなっていた中で、結局比較的安価な弁当をゲットすることに成功、レジ精算を済ませてからレジカウンターすぐ右横に備え付けられている電子レンジで弁当を温めておき、その後ほぼ真向かいに位置する自動券売機コーナーへ。
そこの一番右端に見えている指定席券等も発券可能な自動券売機(みどりの券売機)で姫路までの「乗車券+新幹線自由席特急券」を手持ちのクレカで購入・・・
「運賃+自由席料金」合わせて4千円ほどと思いこんでいましたが、いざ買ってみれば「3,130円」───4千円いってない(笑)
それでも余分な出費に変わりなく、正直ちょっと痛かったかな(涙)
ま、それはさておき、1枚に収まった格好の姫路までの新幹線きっぷ(乗車券+新幹線自由席特急券)を自動改札機に差し入れて再び入場、そして新幹線乗り換え口に足を運んで今度は新幹線自動改札機に差し入れて新幹線コンコースへ。
まだ発車時刻まで少し時間があったので、ホームに上がって「ひかり584号」が入線してくるのを待ってもよかったけれども、すっかり夜空となってしまっているこの時間は凄く冷え込んでいたのでホーム上で列車が来るのを待つのはちょっとキツいし、せっかく温めておいた弁当が冷えてしまいかねない。
かといって、新幹線コンコース内に備え付けの椅子に座って食べようとすると列車入線のことが気になってしまい、結局ラップ包装の一部を破いたままの状態でエスカレーターでホーム上へ。
8両編成の一番最後尾の自由席車両(1号車)の一番後ろの乗降口の並んでいると、まもなくして「ひかり584号」入線のアナウンスが鳴り響いてきました。
それにしてもえらく早いアナウンスだな、と思いながら、ふと視線を隣のホームのほうに向けてみると、一番向こう側のホームに「レールスター」車両(700系7000番台)が入ってくるのが見えました。
そして、側面に見えるLED式行先表示窓のところを目を凝らして見てみると───そこには「こだま 岡山」の表示が…
これこそが噂の「こだまレールスター」───私も目の当たりに出来ましたよ(笑)
尤もすぐに「回送」表示に変わってしまったので、あっけなかったんですけどね・・・
そうこうしているうちに、まもなくホーム左手方向が、列車接近を告げるかの如く、前照灯の光で明るくなり、次いで700系ならではの前照灯パターンをした編成先頭部が姿を現し、そして私たちの待つホームへと入線してきました。
久しぶりの700系7000番台車両(レールスター車両)による「ひかり」───最初2列側の窓側の席に座るも、対向線路の見える3列側も空き空きの状態だったので、すぐ3列側窓側席へと移り、そこで破りかけのままのラップ包装を破りきって夕飯としました。
乗車時間にして20分ほどしかなかったので少々急ぎ気味で食しましたが、それでも木目調の妻面壁は眺めているだけでも落ち着きというものを与えてくれていました。
そうそう、持参していたみかんの残りも全部───過ぎゆく、ホームの明かりに照らし出された夜の相生駅を眺めながら食べていました(笑)
そして、姫路に到着───関西圏内への帰着。
向こう側に見える下りホームにはN700系車両の姿が見えていました。
姫路までの短い間ながらお世話になったレールスター車両。
このあと新幹線コンコースへと下りていった私───500系「こだま」らしき列車も停まっていったみたいでしたが、身体が動きませんでした(自爆)
有人改札に佇む若い女性客を除いて人の姿の見えない姫路駅新幹線コンコースをあとに乗り換え改札を抜けてエスカレーターを下り、一旦中央改札から出場した私は、若いカップルの姿などを眺めつつ、「青春18きっぷ」を取り出して再び入場し、JR神戸線(山陽本線上り)のりばへ。
それにしても凍える寒さ───先に発車する西明石行き普通列車を見送りつつ、ブルブル震えながら新快速の入線を待つ私。
そして、これから乗る、姫路22:56始発の野洲行き新快速(223系12両だったか…)が入ってきました。
以前は土休日のこの時間帯に新快速の設定はされていなかったのですが、昨年のダイヤ改正あたりから設定されているのでしょう。
最後尾車両に乗り込んだ私───大阪までの1時間ちょっとの間、闇夜の中を走り飛ばす新快速に身を任せていました。
さすがにこの時間帯では乗ってくる人の数は多くなかったのですが、繁華街を擁する三ノ宮で多くの乗客を迎え入れ、たちまち席が埋まって満員状態に・・・
恐るべし、三ノ宮。
そして、若干の入れ替えなどが見られたものの、ほぼそのままの状態で大阪に到着。
このあと、大阪環状線と大和路線(関西本線)の両最終電車を乗り継ぎ、日付の変わりゆく深夜の闇の中を自宅へと向かったのでありました。
ふうぅ~っ、長かったなぁ、ここまで(ぉぃ)
それにしても、昨年暮れの「第九ひろしま2009」合唱参加に係る広島滞在、時間の読みの甘さ(というか下手さ加減)というものが随所で露呈してしまった───そう考えているところです。
復路に於ける”新幹線ワープ”はともかくとして、公演本番当日朝のタクシー強行軍は明らかに私のミスでした。
この時かかったタクシー乗車賃「2,850円」、正直痛いですが、言ってみれば私に課せられた罰金(ペナルティ)のようなものです。
あとは───う~ん、孤独を愛していたかな(笑)
というか、人との関わり方、距離の置き方が相変わらずわからずじまい、といった感じです。
今後の課題として、自問自答しながら日々考えてみようと思います。
途中で”鉄的”話題を急遽入れたりしてスローペースとなってしまいましたが、今回までおつきあい頂き、ありがとうございました。
ちょっと気が早いですが、今冬も出来れば、大阪「1万人の第九」と共に、広島「第九ひろしま」へも合唱参加したいと思っています。
<(_ _)> ありがとうございます。応援よろしくお願いします <(_ _)>
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