「1万人の第九」と同時に合唱団員募集を開始。第1部ゲスト無しか…「第九ひろしま2010」正式発表《+ココロのこと》
先日、広島県内に於いて今冬開催分「第九ひろしま」(2010年12月19日。第26回公演…「第九ひろしま2010」)に係る合唱団員募集の開始を告知するテレビCMが放映されていた旨のことを話しましたが・・・
昨日のうちに、主催者の中国放送(RCC)Webサイト上に正式に合唱団員募集要項(「第九ひろしま2010」公式サイト・団員募集ヴァージョン)がアップされていることを確認しました。
指揮者並びに4人のソリスト陣については先日掲載記事の中でお伝えしたとおりに正式発表されたのですが、今冬開催分では第1部ゲストを別途招請せず、「第九」ソリスト陣4人の持ち歌などで第1部を構成する予定であることが伝わってきています。
公演の前半にあたる第1部に於いて別途ゲストを招請しないのは、2005年開催の「第九ひろしま2005」〔第21回公演…金洪才(キム・ホンジェ)指揮〕以来5年ぶりのこと。
オペラ・アリアなど、クラシック音楽系統中心にオーソドックスに構成されるのだろうか───そのあたりは公演チケット前売の始まる9月から10月にかけてぐらいに発表されることと思いますので、その時まで待つしか術は無さそうです。
また、先日掲載した記事の中で、今冬指揮者として招請されることになった円光寺雅彦について「『第九ひろしま』に於ける客演指揮は1996年の第12回公演以来14年ぶり2回目」という旨のことを喋りましたが、実は彼自身、東京の「国技館5000人の第九コンサート」にも2006年(第22回公演)と2008年(第24回公演)の2回にわたって客演してきており、これまでに東京と広島で計3回、大規模「第九」イヴェントのタクトを務めてきていることになります。
現在も日本国内で毎年定期的に開催されてきている3つの一般公募型大規模「第九」イヴェントにてタクトを執ってきた指揮者たちの中で、2つ以上の大規模「第九」イヴェントを指揮者として股にかけてきているのは、現役では円光寺ただ一人。
2006年、2008年と東京で5千人規模の合唱団相手に「第九」を振り、更に2年経過した今年、14年ぶりに広島で千数百人規模(東京の4分の1程度)の合唱団と再び相見えることとなった彼がどのような音楽作りを展開するのか、楽しみなところです。
もう一つ、先日掲載記事の中でお伝え出来なかった合唱団員募集時期についてですが、今年は大阪「サントリー1万人の第九」の合唱団員募集開始日と同じ「6月1日(火)」に受付開始となることが正式発表され、併せて以下の通りに応募締切日も発表されています。
【応募締切日】 ◎ 「第九」合唱初心者 … 9月30日(木) ◎ 「第九」合唱経験者 … 11月1日(月) |
こちらの設定方はほぼ昨年通りとなっていますね。
なお、参加料(レッスン料込み)については昨年と変わりありません。
最低でも約4ヶ月間という長きにわたる応募受付期間を設定した今冬の「第九ひろしま」、第1部ゲストを別途置かない代わりに著名なソプラノ歌手である佐藤しのぶを「第九」ソリスト陣の一人として招請するなどの取り組みが実を結ぶのかどうか───と書くところなのですが、当の私自身、参加するか否かは現時点では未定とさせて頂きます(ォィ)
話は変わりますが、先日、別の「第九」合唱仲間を通じて大阪「1万人の第九」の今冬開催分に係る募集パンフレット(チラシ)を入手することが出来ました。
A4サイズ6ページにわたる豪華な作りとなっている今冬開催分の「万九」団員募集パンフ───その2ページ目の上部のところに、以下のくだりが書かれているのが見えました《「1万人の第九」公式サイトに於いても見ることが出来ます》。
上記のくだりにもありますように、本来は8月或いは9月に始まるレッスンでコツコツと積み上げていくことで初めて公演会場である大阪城ホールに於いて「第九」の壮大なハーモニーが実現出来るし、その過程で合唱団員間のコミュニケーションが生まれてくるものだ───という趣旨のものであるように思うところです《この解釈につき間違っていたら遠慮無くツッコミをどうぞ…》。
実際、周囲の合唱参加者たちの話を聞いていると、この「万九」を通じて合唱仲間を増やしてきていることなどをブログなどを通じて語ってきています。
しかし私自身の場合、精神的な問題等を抱えているが故に他者とのコミュニケーションに難があり、そのため何処かの合唱団に所属するといったことが出来ず〔過去に1度だけ期間限定で所属したことはありますが、見事失敗しています…〕、個人単位で参加出来る「1万人の第九」に於いて、システム的な流れとして、約3ヶ月間のレッスンに出席して大阪城ホールに於ける公演本番で「第九」に合唱参加する・・・こうすることが精一杯というのがあります。
レッスン会場に於いて見知らぬ人と気軽に知り合い、やがて友人関係に───なんてことは今の私には到底出来ません。
このことについて、自分自身、他者との距離感が掴めないとでもいうか、接し方がわからないとでもいうか───そんなところがあるように思っています。
その”接し方がわからない”ことなどから、今は「ヒッキー」(引きこもり)の状態にある私自身。
正直言って「ヒッキー」している今は居心地いいです───だが、このままでは私にとって前進は無いでしょう。
何らかの形で一歩前進させたい、たとえゆっくりであっても・・・
そのきっかけを今冬の「1万人の第九」或いは「第九ひろしま」の中で掴みたい───どんな形であっても。
一度しかない自分の人生。
精神的にキツいかも知れないけれども、後悔しないためにも、出来ることからきちんと実行していこう・・・と考えるところです。
まずは6月から応募受付が始まることになっている、私の地元で開催される「1万人の第九」で第1関門(抽選→7月下旬当落発表予定)を突破出来るよう、すべきことをきちんとしようと思います。
P.S.(100530追記)
先日、私の手許にも「第九ひろしま」今冬開催分(第26回。「第九ひろしま2010」)の合唱団員募集パンフレットが届きました。
ところがその「第九ひろしま2010」募集パンフ、昨年開催分までとは趣を異にしていました。
A4サイズ・4ページ構成となっているそのパンフを見ると、昨年まで付いていた「合唱参加申込用紙」が参加申込用紙を兼ねた郵便振替払込用紙に置き換わっている他、これまで別紙配布されてきた全レッスン日程とレッスン会場周辺図も一緒に刷り込まれていたのです。
主催者の一つである中国放送(RCC)からの説明によると、今冬開催分より合唱参加申込(通常募集→広島県内向け)については参加料の郵便振替(というか「ゆうちょ銀行への振込」)通常払込みに一本化し、その参加料払込みに際しては、参加申込に際しての必要事項記入欄を通信欄に刷り込んだ専用の郵便振替払込用紙を使用させることとしました。
ただ、RCCのWebサイト内に掲載されている「第九ひろしま2010」特設サイトによると、手許に合唱団員募集パンフレット(に付いている専用郵便振替払込用紙)が無くとも各郵便局に備え付けの青色をした郵便振替払込用紙を使用してでも参加申込は可能とのこと《通信欄に記入すべき必要事項については『「第九ひろしま2010」よくあるご質問』に掲載されている「Q.専用応募用紙でないと申込みはできないのでしょうか?」項の回答欄を参照》。
今回の措置は恐らくRCCサイドに於ける事務・経理処理の効率化を狙ったものとみられるところなのですが、郵便振替通常払込みに関しては、最近では通常払込みにも対応したATMの設置が進んできており、その対応ATMを使って通常払込みを行うのであれば、稼働してさえいれば窓口の閉まっている土曜日(設置局によっては土日祝日)であっても受け付けてもらえる上、手数料も窓口にて払い込む場合と比べて安上がりとなっていますので〔→『通常払込み』〕、地元広島から合唱参加されていてレッスン会場となっている施設の付近に住んでいる人は別にして、この措置により合唱参加申込に際しての利便性はトータルで高まっていくように感ずるところです。
今回の「第九ひろしま」通常団員募集に係る応募方法の一本化に伴い、昨年開催分に於いて応募者数僅少につき頓挫してしまった広島県外(主に関西圏)向け合唱団員募集が今年も行われるのかどうか微妙なところ───尤も県外向け募集が無くとも「第九」合唱経験を持っていれば通常募集のほうにて申し込むことも有りですので 影響は限定的と思われるところですが《但しその場合、少なくとも「第九ひろしま」に初めて参加される方は申込前に問い合わせ先に電話或いは電子メールにより相談等されることを強く勧めます》。
更にFax送信による申込も出来なくなることから、今後「第九ひろしま」への合唱参加申込時に於いては当ブログで紹介しているPCからのFax送信法(→こちらで紹介)などが使えなくなってしまいます───ただ、その当ブログにて紹介しているPCからのFax送信法は、一部のケースを除き、一般的なFax送信への応用が可能ですので、何かの書類をFax送信させる折りには是非ご活用下されば幸いに存じます。
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