余部橋梁の2代目新橋梁、早速ライトアップ・・・開通初日(8月12日)の夜、真夏の夜の”未来鉄路”。地元住民等の手で
昨日(8月12日)開通した、コンクリート主体で建造された2代目新余部橋梁。
昨日の夕方以降に放映された一部のニュース系番組では、この余部橋梁開通の朝の模様や、まだ”余部鉄橋”と呼ばれていた頃の初代橋梁を映した古い映像が紹介されるなどしていました。
うっかりしてビデオレコーダに録れなかったのは残念でしたが、テレビ映像を通して在りし日の”余部鉄橋”を偲んでいました。
その余部橋梁の、昨日開通した新橋梁をライトアップするという行事が地元住民らで組織する「明日の余部を創る会」の手により早速行われていました。
これは『“銀河鉄道”闇夜に浮かぶ 余部新橋ライトアップ』という記事が伝えているもので、昨日の夜19~22時頃までの約3時間、新橋梁の南側に特設された約70基の照明によって照らし出された新橋梁の餘部駅寄り橋脚2本分の姿が闇夜の中で幻想的な景観を醸し出していました。
そして、この新橋梁ライトアップの模様は地元・香美町に在住する方が書き下ろした『余部橋梁開通!! さらば余部鉄橋』というブログ内記事の中でも紹介されており、ことに前出の新聞記事では紹介されなかった、観光用に残された旧橋梁の一部が手前にたちはばかる新橋梁北側からの眺めは、在りし日の”余部鉄橋”を思い出させるのに十分でした。
3年前に行われた”余部鉄橋”こと初代旧橋梁のライトアップの模様は現在も『余部橋梁最後のライトアップ。』(←『ライトアップ! 余部橋梁。』)などで見ることが出来ますが、古き良き時代の鉄路の薫りを漂わせているような、そしてテクニカルにして何処か温もりを感じさせてくれるところがあります。
これに対し、昨夜行われた2代目新橋梁のライトアップでは、何処かクールな感じがすると共に、未来へとつながっているかのようなイメージも抱くところがあります。
勿論、造り立てホヤホヤの綺麗さ、そして美しさというものに惚れているのも正直ありますが───あ、古いものはダメと言っているのでは無いですよ(汗)
なお、この新橋梁ライトアップは今日(8月13日)の夜間時間帯にも行われることになっているそうです。
いつのことになるのかわかりませんが、機会を作って、この新しい2代目余部橋梁を実際に渡ってみようと思うところです。
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