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中国「国産技術」による高速鉄道、トルコ進出…トルコ高速鉄道。スペイン製と「韓国+トルコ」(合弁)製の車両使用か?

 先日、日本の鉄道信号界でお馴染みの存在となっている日本信号が、大手商社の丸紅と共に、トルコ国鉄(TCDD)が運営する、エーゲ海に面したトルコ西部の街イズミル(Izmir)を走る近郊鉄道2路線向けの信号諸施設について総額約10億円で受注した旨のことをお喋りしました。

 

 アメリカとブラジルの両高速鉄道プロジェクトで欧米と激しくやり合っている中、小規模ながらもまた一つ成果として積み上げたわけですね《尤も”高速鉄道”とは関係ない分野になりますが…》。

 

 小さなことからコツコツと・・・

 

 

 ところで、海外に於ける高速鉄道プロジェクトといえば、日本国内ではヴェトナム、アメリカ、ブラジル等で進行中の同プロジェクトの類を耳にしそうなところなのですが、実はトルコでも高速鉄道プロジェクトがTCDDの下で進行中で、昨年(2009年)3月に首都アンカラ(Ankara)と北西部の産業都市エスキシェヒール(エスケシェヒル;Eskişehir)を結ぶ最初の高速新線が、約40億ドル(現在のレートで約3418億円)を投じて開業させています《→『トルコの高速鉄道計画【トルコ】』》。

 

 その後、12億7000万ドル(現在のレートで約1085億3400万円)を投じて、エスキシェヒールから更に西進してトルコ最大の都市イスタンブール(イスタンブル;İstanbul)にかけての高速新線延伸工事が進められているわけですが・・・

 

 この、トルコで最初の高速鉄道である「アンカラ~イスタンブール」間の高速新線の建設、どうやら中国の企業(中国鉄道建設公司)が受け持っている模様で、中国政府からの出資も受けているのだとか。

 

 正直ビックリでした───いつの間に中国が・・・

 

 

 高速鉄道界に於ける中国といえば、3年前(2007年)に東北新幹線などで運用されているE2系新幹線車両をベースにしたCRH2型電車(「和諧号」車両)などを製造して開業にこぎ着けていますが、日本など海外の高速鉄道技術を取り入れた上で「国産技術(海外技術に基づく自主開発)」で製造した等と中国国内で喧伝しまくっていたことが記憶に新しいところでしょう《その状況を見たJR東海が早々と見切りをつけていたことも記憶に新しい・・・》。

 

 そんな中国が、最近になって、その「国産技術」による高速鉄道を海外に積極的に売り込みを開始し、その中には今回のトルコ高速鉄道プロジェクトも含まれているわけです。

 

 勿論、日本も新幹線技術の売り込みのため”参戦”しているアメリカとブラジルの両高速鉄道プロジェクトに中国も”参戦”している模様で、特にブラジルの高速鉄道プロジェクトに於いては当のブラジル政府が、審査に際して、技術面よりもコスト面を重視する旨の表明を既にしていることから、価格競争力で優位に立っているとさえいわれている中国サイドにとっては追い風となっているような気配すら感じます。

 

 ただ、ブラジルの高速鉄道プロジェクトに関しても、入札要件の一つに高速鉄道技術の移転も入っていたような気が───ただでさえ日本などから移転させた高速鉄道技術を「国産技術」としてしまっている中国が仮に落札された場合、日本にしてみれば二重に技術移転させられる格好になってしまいそうなところなのですが・・・

 

 

 ちょっと脱線してしまいましたが、そんな中国の「国産技術」を以て建設が進められているトルコ高速鉄道の「アンカラ~イスタンブール」間建設工事に関して、日本に於いて「第62回伊勢神宮式年遷宮」を迎える2013年には、現在の開業区間の西端にあたるエスキシェヒールからイスタンブールの西南西約100km少しのところに位置するコセコイ(コジャエリ近郊;Köseköy)までの187kmの区間が延伸開業となる予定と報じられています《→『高速鉄道の延伸【トルコ】』》。

 

 更に、これとは別に、首都アンカラから途中のポラトリ(アンカラと同じくアンカラ県に属する;Polatlı)でイスタンブール方面の高速新線と別れて南下し、セルジューク朝(セルジューク・トルコ)時代の古都コンヤに至る212kmの高速新線が今年中に開業の運びとなっている他、アンカラから東に進んで、標高1,278mの中部アナトリア地方で最も高地に位置する都市で、現在のトルコの建国の礎をつくった地でもあるシワス(シヴァス、スィヴァス;Sivas)に至る480kmの高速新線も現在建設工事中とのこと。

 

 そして、これらとは別に計画段階にある高速新線が3路線存在し、開業区間、建設工事中区間を含めた総延長は2297kmに及ぶとか。

 

 加えて74編成分の高速鉄道向け車両の発注も予定されており、今後10年間の総投資額は120億ドル(約1兆250億円)に上ると報じられてきています《スペインの鉄道車両メーカーCAFが製造した高速電車車両を投入しているとの話がありますが、韓国の現代ロテムトルコのツヴァサス(TÜVASAŞ)社の合弁で設立された鉄道車両メーカー・ユーロテム社がライセンス生産する高速車両を投入するような話も伝わってきています》。

 

 

 日本国内に於いて殆ど報じられていない地域で、着実に高速鉄道受注の実績を上げ続けてきている中国。

 

 アメリカの高速鉄道プロジェクト、そしてブラジルの高速鉄道プロジェクトも、うかうかしていると中国に持って行かれそう───日本連合の奮起を期待するところです《ヴェトナムにしても、一旦決まったと伝えられた新幹線技術の導入も高コストからヴェトナム国会にて拒否されていますから…》。

 

 

◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
中国、高速鉄道輸出に積極的 「先輩」日本は複雑
日本製列車が“爆発炎上” これが中国の「新幹線」で起こったら…
コンヤ(Konya)
シワス (Sivas)

 

 

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【関連記事(トルコ鉄道事情)
トルコ国鉄のイズミル近郊2路線の信号設備を「丸紅&日本信号」が受注───2004年の受注以来の実績買われる
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コメント

中国の勢いおそるべしですね。
ブラジル、アメリカは日本に頑張って取ってもらいたいです。

 gachopinさん、こんにちは。

 実行力の面において、日本は中国に後れをとっているという印象を禁じ得ないところがあります《鉄道だけでなくあらゆる分野で》。

 今度、オーストラリアでも高速鉄道プロジェクトが明るみに出て、日本もJR東海などが”参戦”の意向を示していますが、安全などを十分担保しながらもいかに低コストを実現できるかの工夫なども含めて、アメリカ、ブラジル、そしてオーストラリアに於いて悔いのない”戦い”をしてきてほしいと思います《尤も政治力の必要性も耳にするところですが…》。

こんにちは。はじめまして。

トルコの鉄道について調べているうちに、貴方のページにたどりつきました(^^;

BS-TBSの列車の旅を見ていたら、「9月6日特急」なる奇妙な名前の列車を特集してました。名前の由来が気になって(頭の部分を見てなかったからかも)、インターネットで調べまくったのですが、その意味については全くヒットしませんでした。

バンディルマ~イズミール間を走っているみたいなのですが、番組の終わりあたりで「9月17日特急」の存在も明らかになり、ますます訳がわからないのです。

ネットでは「9月9日特急」が出てきたりで、みんな断食月の「ラマザン」に関係があるのかもしれません。
(ちなみに国民の祝祭日にはあたりませんでした)

というわけで、もしも由来についてご存じだったらお暇なときでけっこうですので、教えてください。
どうぞよろしくお願いします。

 とーますさん、こんばんは。
 こちらこそ初めまして。


 私の場合、先日にイズミル近郊の国鉄路線で使用される信号設備として日本企業(日本信号)の製品が納入されるとのニュースに接したところから初めてトルコ国鉄(というかトルコの鉄道事情)のことに踏み入れている口でありますので、残念ながら、仰っているような「9月●日特急」の由来については、少しネット上で調べてみたものの、わかりませんでした。

 お役に立てず、申し訳ないです。


 ただ、最初に挙げて頂いている「9月6日特急」に関しては、以下に挙げる記事で紹介されているのが見えました。

『イスタンブルーイズミル間7時間に短縮—最も安全で快適なのは特急9月6日号』
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=10383

 この記事によると、約3年半前の2007年2月21日に運転を開始していて、フェリー航路と特急列車のセットでイスタンブールとイズミルの間を約7時間で結び、高速バスと比べて約1時間短縮できるという触れ込みで売り込んでいるみたいです。

>親切な管理人様

本当にすみませんでした。
なんだか筋違いのお願いをしてしまったみたいで。

それにしても、「国産技術」の国にはむかつきますね…。
テレビ東京系で先日やっていた番組を見て、イライラしてました。

日本の鉄道が、世界中を走る事を夢見ながら、ブラジル・アメリカでの奮闘を期待したいです。

本当にありがとうございました。

またおじゃまします。では。

 とーますさん、こんにちは。

 いえいえ、お気になさることは無いですよ───それにしても「9月●日特急(特急9月●日号)」を走らせるようになってきているあたり、1950年以降、殆ど道路にばかり金をつぎ込み、鉄道を放置し続けてきたトルコにとっては大きな転換であり進歩であるように感じるところです。

 昨年(2009年)の3月に首都アンカラとエスキシェヒールの間で部分開業した高速鉄道も、地上構造物は中国の手が、運用車両はスペインの手がかかっているものの、トルコの鉄道界にとっては大きな進歩であることは間違いないところでしょう。


 ところで、世界中で展開されてきている幾つもの高速鉄道プロジェクトの中で、日本は現在、ブラジルとアメリカ、そしてオーストラリアに於ける各高速鉄道プロジェクトの受注合戦に参戦しているか、参戦しようとしています。

 先日には鉄道好きとして知られる日本の国交省大臣が中国の高速鉄道に敵陣視察し、色々と質問を浴びせかけていたみたいですが───敵の手の内を知りながら自らの戦略により磨きをかけていくことも大切ではないかな、と思ったりもする今日この頃です。


 また、何時でも遊びに来て下さいね。

この記事へのコメントは終了しました。

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