【「第28回1万人の第九」;レッスン2】”マーチ”に”M”に”Seid umschlungen,”──「大阪5」写真撮影。貨物列車も
公演本番(12月5日)を約2ヶ月半先に控える「第28回サントリー1万人の第九(10000人の第9)」。
昨日〔9月16日〕、我らが「大阪5」クラスに於ける2回目のレッスンがありました。
そして、この日は「大阪5」クラスに於ける写真撮影日でもありました。
JR線(大和路線)の自宅最寄駅からまたも遅めの電車で大阪に向かう羽目となった私(スミマセン…)でしたが、レッスン会場への途上、ちょっとした出会いがありました。
平野駅に向かっていた時のこと───前方右手に見える城東貨物線(おおさか東線「新加美~JR長瀬」間に設置されている正覚寺信号場から分岐する非電化単線の貨物線)高架を平野方向に向かうコンテナ列車の姿が目に入り、早速手持ちのコンデジを取り出して撮影。
高架を降りたコンテナ列車───牽引機が見えてきました。
その牽引機は「DD51-833」───JR貨物・吹田機関区に配置されているカマでした
そして平野を発車して約30秒後のコンテナ列車の姿───終着駅であろう百済貨物駅に入線しているところです。
その百済貨物駅───元々は非電化の駅でしたが、この写真画像の中にありますように、真新しい架線柱が建植されているのが見えました。
すれ違う王寺方面(上り)の普通電車。
天王寺で大阪環状線の内回り線電車に乗り継ぎ、学校帰りや勤め帰りの客などで混み合う中を大阪へ───途中、大阪城ホール最寄りである大阪城公園駅を通りかかるも、混み合う車内に於いて大阪城ホール全景を眺める余裕は無し。
大阪駅に着いた頃には開始時刻まで1分あるかないかぐらいだったかな───とにかく例によって(?)早足にてレッスン会場へと向かったのでした。
それでも、会場である梅田東学習ルーム体育館(特別研修室)の正門をくぐってみると、玄関ロビーに2~3人ほどのクラス生の姿が見え、ひとまず心の中に安心感が・・・
受付デスクで出欠チェックを受けた後、促されるままに右横に設えていた名前リストが並べられた机のもとへ───今回と次回レッスンの2回にわたり、プログラム掲載に際しての名前チェックが行われることになっていたのです。
早速合唱パートから自分の名前を見つけ、文字と読み方に間違いがないことを確認して「○」印を入れて、場内へ・・・
場内では、既に有元先生が壇上に上がっていて何やら話をしていた最中でした。
テノール領域のすぐ後ろにまで足を運んだところで準備運動───体のストレッチから始まり、泳法動作、顔のストレッチと進み、そのあとは発声練習へ。
このうち顔のストレッチで、例によって「ニッカ」や「サントリー」などと飛び出していく中で、先生自身が先日に初心者向け”12回クラス”の一つである「大阪G」クラスに担任の代理として教壇に立った際のこぼれ話を披露、場内は一瞬笑いに包まれていました。
なお、発声練習は1度・2度・3度・5度の各音階により行われ、このうち5度音階を使って「マメマメ…」と声出しさせる練習で2オクターヴ分こなしました。
この日の「第九」レッスンは、前回の続きとして、男声合唱のみによる行進曲(マーチ)のところから始まり、一番有名な「練習番号M」を経て、いわゆる”二重フーガ”箇所に入る直前のところまでを学習しました。
そして、この日は写真撮影の日にあたっていたこともあり、初回レッスン時に行われていた母音のみによる歌唱練習などは省略され、パート別の練習に続いて全員で合わせるというオーソドックスなやり方で進められました《ピアノ伴奏抜きでのアカペラ練習はありました》。
少々駆け足気味に───それと、自主練習をするように、との呼びかけもありましたね。
そして、最初に取り上げた行進曲の箇所に入る前にテノール・パート内で自己申告によるパート分けがあったのですが、その時ちょうど私は何やらゴソゴソしていたこともあって何れかのパートで挙手するのを忘れました(爆)
尤も私自身は基本的に「テノール1」(テノール高音域)ですが───あ、「テノール2」(テノール低音域)だと公演会場に於いてバス・パート寄りに席配分が為される関係で中央寄りの席で歌えますよ、などと先生から宣伝(?)がありました。
なお、この日の行進曲の箇所での練習はあくまで挙手による自己申告に基づいて進められたわけでありますが、公演会場に於ける実際の座席割り当てに反映させるためのテノール領域内パート別申告は、恐らく4回目レッスンに於ける出席チェックの際に求められていたような───よくは覚えていませんが《スミマセン…》。
で、この日の「第九」レッスン全体を通して抱いた印象でありますが、まずは歌唱する際の顔つき───譜面上でフォルテ指定となっている箇所で歌おうとすると、勢い余ってか、私も含めてですが、どうしても怖い顔つきとなってしまうみたいで〔例えば「Freude」や「Brüder」を怖い顔つきで歌ってしまうとか…〕、レッスン期間中に克服すべき課題の一つですね。
とはいえ、私の場合、人より表情に出てしまうところがあるので、歌詞の持つ意味にふさわしい顔つきで歌えるよう心掛けるのみかな・・・
なお、その顔つきのことに関連して、我らがテノール・パートに対して、疲れ顔で歌わぬよう・・・とも言われました(汗)
次に声の響かせ方・出し方───特に高音域に於いて、あたかも頭のてっぺんから響かせるが如くに声を出すこと・・・との説明があり、また、音を拾いにいくかの如く彷徨き気味な声の出し方はしないこと(目標の音程でピチッと声出しすること)・・・ともいわれました。
特に次に声出すべき音程まで1オクターヴ以上離れている場合、私もしばしば外してしまうので、気を付けなければ《1オクターヴ離れていなくとも外してしまうことしばしばですが(ォィ)…》。
そして、譜面上にてフォルテ(f)指定となっている箇所で、特に高音域に向かって歌うところでは高音域に入るに連れて勢いから声量を大きくしないこともいわれました《「練習番号M」の中で→歌い方の解説のため、先生持参の紙風船が登場、場内を沸かせました》。
あと、「練習番号M」の後の、女声も含めた混声合唱で「Seid umschlungen, …」と歌い出してから暫く進行した606小節目のところに見える、アルトとソプラノが1拍違いで「Diesen …」と歌い出すところに於いて、アルトとソプラノによる「B(H)-C」の2度不協和音のあとに聞こえてくる「A-C」の3度和音が織りなす響きの美しさに、場内はうっとりしていた様子───有元先生が力説していました。
それともう一つ、「練習番号M」の練習が終わったところで、有元先生が、ここで第1部が終わりとなります、というふうに語り、ここまでの形式(楽式)についてと、テーマ(主題)になっているものは何か・・・という質問が飛び出しました。
正解は「変奏曲形式」と、チェロとコントラバス(低減部)がユニゾンで奏でる”歓喜の主題”と称されるメロディ・・・ということになるわけですが、1問目の楽式を訊ねる質問のところでバス・パート領域の中から答える人が現れ、拍手の渦が起こっていました。
なお、最後に集合写真の撮影があるということで、初回レッスンの際には最後に行われた通し練習も省略となり、この日のレッスンは幕となりました。
休憩時間中に撮影したモノ。
この日の配布物デスクの様子。初回レッスン時と比べて少なくなっているような───その一方で、この日の出欠受付時に配布されたアンケート用紙の投函箱が新たに設置されているのが見えました。
そして、そのアンケート用紙投函箱に早速記入済み用紙を投函する人の姿を目の当たりにし、文章力などに欠け且つコミュニケーション能力に欠ける私自身に失望感を覚える始末。
体育館正面入口から撮影した、煌々と照明を照らし出していた梅田東学習ルーム本館(旧校舎)の様子───何やらカルチャー教室の類を開いているのだろうか・・・
そして、その学習ルーム本館とヤンマーの看板・・・
4年前、ここの体育館と旧校舎の間を通る道路を拡幅するという計画が持ち上がっていたのですが、今も取り壊しなどの動きを一切見せていない所から考えると、頓挫してしまったのかな。
で、初めのところでも記しましたが、この日は「大阪5」クラスの写真撮影日ということで、レッスン時間中にもスナップ写真撮影のため女性カメラマンが一眼レフ片手に撮影して回っていました。
休憩後のレッスン後半に於いては、壇上に上がって指導している有元先生にもレンズが・・・
そしてレッスン終了後には会場後方に於いてクラス集合写真の撮影が行われ、別に控えていた年配男性カメラマンが超広角レンズ(?)を装着した一眼レフと大型フラッシュを使い、両隣と互いに手を繋ぎながら繋いだ手を上にかざし、掛け声を上げているところを何枚か撮影し、そして解散。
解散の際、コミュニケーション能力に難のある私自身、こんな場で1人浮いていたら勿体ないかなぁ・・・などと心の中で頭を抱えつつ、帰路についたのでありました。
余談になりますが───帰り道は例によって学研都市線・おおさか東線を経由しましたが、学研都市線からおおさか東線への乗換駅である放出でおおさか東線の電車の発車待ちの最中、京橋方面のホームをおおさか東線(というか城東貨物線・百済方面)から来たとみられる貨物列車が通過していくのをおおさか東線電車の車窓から偶然目の当たりにしました。
けれども、いつもより多く乗り込んでいる勤め帰りの客を前に行動を起こすことが出来ず、見送るだけに終わりました(涙)
次回レッスンは、1ヶ月近く間が空いて、「鉄道の日」当日にあたる10月14日───引き続きプログラム掲載向けの名前・読み方正誤確認が行われることになっています。
そして、この次回レッスンでは”二重フーガ”のところを本格的にとりあげる旨の予告が先生から出されています。
予習(昨年の復習?)をしなければ・・・
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