「10000人の交換絵日記」に初心者向けサポートコーナー …「1万人の第九」公式。「第九ひろしま」自主練教材にも?
相変わらず、自宅デスクトップPCの1台の”買い換え騒動”(?)で落ち着かない私です。
昨日(9月27日)も追加で幾つかネット上から買い物していました───数時間悩み抜いた末に(自爆)
頭の中に於いて、様々な雑念が次々と去来してくるものだから、中々前に進めませんでした。
さて、昨日の夕方あたりから雨模様となってしまった、こちら大阪ではありますが・・・
毎年12月の第1日曜日に大阪市中央区内に所在する大阪城ホールに於いて開催されてきている「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」の今冬開催分(第28回公演)の公演期日まで、残り2ヶ月少しとなりました。
チケット前売開始日時も「10月16日(土)・朝10時」と「1万人の第九」公式Webサイト上にて既に発表されるなど〔「ぴあ」・「ローソン」にて取扱(但し開始日当日は特電)〕、年末の足音が徐々に大きくなりつつある今日この頃なのですが、そんな中、今年も「万九」公式サイトに附設されている「10000人の交換絵日記2010」に於いて、今年は「ソプラノ9-changの初心者応援プロジェクト」(以下「初心者応援プロジェクト」)なる新コーナーが登場、私も思わず引きつけられているところです。
このコーナーには「万九」合唱指導者団に参加している先生方からのワンポイントアドバイスが寄せられてきており、現在は大谷先生(「大阪B」担任)から2本、木村先生(「大阪A」・「大阪1」担任)から1本、それぞれ初心者に向けてのアドバイスが寄せられてきています。
つまりは、「第九」合唱初心者を対象としたいわばサポートページのようなもの・・・ですね。
このうち、私自身も一時期初心者クラスにてお世話になったことのある木村先生からは「プリン VS とろろいも」というタイトルでワンポイントアドバイスを寄せてきています。
要は「プリンプリンプリン…」或いは「とろろいもとろろいもとろろいも…」というふうに繰り返し口にする(というか喋る)のもいいことだ、とのことで、いわば”早口言葉”的トレーニングですね、これは。
私も試しに小声で速めにやってみましたが〔恥ずかしいので…〕、やはり回数を重ねるに連れて舌が回り辛くなってくるのがわかりました。
何のことはない、舌の動きが喋る速さについていけなかっただけのことなのですが───つまりは発音に際しての口の動き、舌の動きをスムースにさせるためのいわばストレッチのようなものと捉えればいいのだろうか・・・
なお、この木村先生による”早口言葉”ストレッチについては、昨年開催分(第27回公演…2009年)に係る「10000人の交換絵日記2009」の中でも紹介されており、こちらは動画の形で寄せられてきていますが〔→『★木村先生の早口言葉』〕、早口言葉の一つとして有名な”色つきパジャマ”を取り上げていました《実際は「青パジャマ赤パジャマ黄パジャマ…」の形でトレーニングしていた模様》。
余談になりますが、この”色つきパジャマ”の早口言葉については、『Yahoo!知恵袋』に於いても、パジャマの色の並び順を問う質問の形で、挙げられてきています《木村先生のレッスンに於いては”青”から始まっていますが、この『Yahoo!知恵袋』に於ける質問では”赤”から始まる並び順について問うています》。
一方、大谷先生から寄せられてきた2本のアドバイスのうち、最初に寄せられてきた「『イヌのポーズ』で腹式呼吸」にも、思わず引きつけられそうになりました。
なんでも、犬を初めとする四つん這いで歩く動物たちは皆腹式呼吸をしているとの話で、それに倣い、”四つん這い”の状態で腹式呼吸を行い、そこからお腹を意識しながら少しずつ立ち上がる───というもののようで。
これは本格的、と記事を眺めていて感じた私自身───ふと『<第九>と日本人』(鈴木淑弘著;春秋社)の中に掲載されていた、日本のとある合唱団の体育館に於ける練習風景をとらえた写真の存在が頭の中に浮かび上がってきました。
そこには合唱団員たちが体育館の壁に沿って1列に並ばされ、壁に向かって斜めに這い蹲っている場面が写っているわけですが、恐らくは腹式呼吸絡みのストレッチか、或いは腹から発声させる練習の一環で行っているところでしょう《尤もその写真が掲載されているページの本文には写真に関しての解説書きとみられる一節は見当たらなかったように記憶していますが…》。
大谷先生からのアドバイスにせよ、体育館に於ける練習風景にせよ、ノドからではなくお腹から、いや身体全体から発声することの大切さというものを教えてくれているように感じるところです。
ここまで書いたあたりで、今年の「大阪D」所属のクラス生たちから、各々のブログ内記事を通じて、その「大阪D」クラスに於いては、フィットネスクラブよろしく健康的なレッスンが展開されていたりとか、整体師をしている「1万人の第九」初参加のクラス生の方から声出しのための整体(ストレッチ)法を伝授していた・・・などとの証言をネット上に寄せてきているのを思い出しましたが、やはり、うまいこと声を響かせるためには身体全体を使って発声することが肝要のようですね。
この新企画「初心者応援プロジェクト」コーナーの内容、広島県内に於いて同じくレッスンに励んでいる「第九ひろしま2010」合唱参加者の方々にも自主レッスンの教材のひとつとして十分役立つのでは、と感じました《勿論「5000人の第九」など他の「第九」催事への合唱参加者にも…;よろしければ、試しにこちらからお立ち寄りになってみて下さい》。
今後とも、公演本番に向けて、更なる充実(というか合唱指導の先生方からの更なるアドバイス)を期待しています。
私もこの「初心者応援プロジェクト」コーナーを参考に、密かにトレーニングしていようと思います(笑)
<(_ _)> ありがとうございます。応援よろしくお願いします <(_ _)>
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わかりやすくて、実践しやすい。
とてもいい練習法だと思います。
こういうフォローってとっても大事でいいことだと思います。うちのブログでも紹介します!
私の声楽の師匠は、発声練習を必ず2種類やってました。
最初はアの口で同じ音で「アエアエアエアエアー」
この時のエはアの口のまま、舌の先を下の歯と歯茎の境目にくっつけて、舌をぐいっと前に出す感じ。鏡を見ながらやるといいですよ。
半音づつ上げていって、適当なところで折り返します。
(これは、実はウムラウトの発音につながるのですが、口中の筋肉を柔らかくするのにとっても効果的です)
もう一つは、ドレミファソファミレドーの音で、「ミイイイイイイイイー」
半音づつ上げていき、これも適当な高さのところで折り返して最初に戻ります。
必要なところにだけ力が入っていて、必要ないところに力を入れない事が声楽にとっては大事なようです。
体中のいろんな筋肉を自在に動かせるようになるのも歌が上手になる近道かもしれませんね。
投稿: とまこまゐ | 2010年9月28日 (火) 23時28分
とまこまゐさん、こんばんは。
毎度亀レスになってしまい、どうもスミマセン。
発声練習に纏わる貴重なお話をありがとうございます。
仰るように、必要ないところに力を入れない(というか余分な力を抜く)ということは、身体へのダメージを最小限に食い止める意味で重要であり、声楽で上達させる上でも欠かせないことであるように思いますね。
いや、声楽に限らず全ての音楽演奏の上達に於いて欠かすことの出来ない要素だったりする・・・
口で言ったり書いたりするのは簡単かもしれませんが、いざ実行に移そうとしてもなかなかうまくいかない───勿論私も然り(爆)
昔、ピアノを習っていた時期がありましたが、やはり腕や手に余分な力が入ってしまうと途端にぎこちなくなってしまうし・・・・・・
記事本文の中で取り上げました「初心者応援プロジェクト」のこと、是非「第九ひろしま」の場に於いても一教材としてご紹介下さればありがたいです。
私も自主練の教材として密かに活用しようと思います(笑)
投稿: 南八尾電車区 | 2010年10月 1日 (金) 23時16分