サロネンが来日不可能に──ウィーン・フィル来日公演。クリーヴランド管を日本に率いるウェルザー=メストらが代役に
まだまだ自宅のデスクトップPCの問題で落ち着かぬ毎日を送っています《今月はしばし留守にしてしまっています…どうもスミマセン》。
その煽りで、今週、昨日(10月14日)までNHKラジオ第1放送の『ラジオ深夜便』夜23時台の後半に於いて全4回構成で届けられていた『ないとエッセー「わが音楽の師・ショパンを語る」』〔語り…小山実稚恵(ピアニスト)〕の2回目と3回目のエアチェックを忘れてしまっています(涙)
昨夜の分で最終回となりましたが、その最終回に関しては何とか忘れず録音予約を設定出来ました───エアチェックも無事出来たみたいで、一安心です。
出来れば、年内にも是非アンコール放送を(笑)
ところで、その昨日の昼過ぎに『Webぶらあぼ』に立ち寄っていると、思わず目を引いてしまう記事が・・・
『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者エサ=ペッカ・サロネン来日中止と指揮者交代』
もしかしてエサ=ペッカ・サロネンが急病を患ったとか───などと思いつつネット上を探索していた私でしたが、どうやら”やむを得ない事情”で来日できなくなったとの由のようで、サロネン自身の個人的事情、あるいは彼の親族内部の事情によるもの・・・と勝手に解釈しています《本当のところは情報がないので知る由もありませんが》。
それにしても、公演まで残り1ヶ月弱というところで突如出された、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演招聘元であるサントリーホールからの指揮者変更公式リリースに、何だか眠気が吹っ飛んだかのような気分になりました。
なお、サロネンと共に来月(11月)上旬に予定されている今年のウィーン・フィル来日公演(ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2010)の指揮者として来日することになっているラトビア出身の若手指揮者、アンドリス・ネルソンスについては、現在のところ、特に変更はない様子。
そして、来日できなくなったサロネンに代わって、フランツ・ウェルザー=メストとジョルジュ・プレートルの、これまた名の広く知れ渡った2人の指揮者が来日する(というか代わりにタクトを執る)ことになりました。
ウェルザー=メストといえば、同じ来月の中旬に予定されているクリーヴランド管弦楽団・来日公演の指揮台にも立つことになっていますので、彼にしてみれば日本国内に於いてウィーン・フィルとクリーヴランド管を掛け持ちする格好となりますね《11月9日「ウィーン・フィル」→11月17・18両日「クリーヴランド管」;何れも会場はサントリーホール(東京・赤坂)》。
これに伴い、サロネンがタクトを執ることになっていた公演分については演奏曲目の変更が告知されています───その中で、新たに予定演奏曲目の一つとして組み入れられたシューベルトの『交響曲第2番』について、日本国内に於いては演奏される機会が稀なだけに、私自身も興味を抱きそうなところです。
ま、曲目はどうであれ、今年のウィーン・フィル来日公演も、是非、NHKあたりがライヴ収録して放映してくれることを希望しています───出来ればトマジの作品が取り上げられる公演分が収録・放映されれば嬉しいかな(笑)
ふと思ったのですが、今年のウィーン・フィル来日公演、たしか当初の予定では小澤征爾が指揮することになっていたんですね《何を寝ぼけたことを…》。
それが、すでに周知の通り、食道ガンが判明し、その治療に専念すべく指揮出演キャンセルを表明、それに伴い、小澤の代役として起用されたのがサロネンとネルソンスの2人だったような・・・
そのうちのサロネンが前記の通りキャンセルとなったことから急遽ウェルザー=メストとプレートルの2人がウィーン・フィル来日公演の指揮台に立つことに───この2人、小澤から見た場合、いわば”代役の代役”ということになるわけですね。
ある意味、今年のウィーン・フィル来日公演は波乱含みの様相を呈しているような気がしないでもないところですね。
昨日は「鉄道の日」(旧・鉄道記念日)でもありましたが、今回は音楽ネタとなってしまっています(爆)
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はじめまして。
作詞:玄奘三蔵 作曲:ベートーヴェン、という変り種の第9をご存知でしょうか?
編曲と歌:つのだ☆ひろ。つのだひろが、ベートーベンの「第九」のメロディーで、ゴスペル風に般若心経を歌い上げてます。
http://www.youtube.com/watch?v=gCF4Bg9R__o
?ブログ内検索で出なかったもので。
オイラもチョイ鉄で旅ものをUPしておりますのでお立ち寄りのお誘いでした。
投稿: yuusuke320 | 2010年10月17日 (日) 13時44分
yuusuke320さん、こんばんは。
レスが遅くなってしまってスミマセン。
ご指摘の『YouTube』投稿動画、私も少しながら拝聴しました───正直これは初耳です(笑)
「第九」に般若心経をカヴァーさせ、ゴスペル風のリズムに乗せるというアレンジ法、なかなか面白いものですね《尤も一度耳にしただけではわかりませんでしたが…》。
このケースに限らず、『YouTube』内を眺めているだけでも、様々なヴァージョンの「第九」演奏(というか演奏もどき?)が存在するみたいですので、時間を作って”旅して”みるのも面白いかもしれませんね。
投稿: 南八尾電車区 | 2010年10月23日 (土) 23時45分