フリーソフトが威力発揮──「第九ひろしま2010」合唱参加申込。「青春18きっぷ」今冬分発売決定などを受けて
昨日からいよいよ11月───今年も残すところあと2ヶ月を切ったということになりますね。
広島に於ける「第九ひろしま2010」(「第九ひろしま」第26回公演)の合唱団員募集も昨日(11月1日)を以て終了となり、その「第九ひろしま2010」の2週間前に先行して開催される、こちら大阪に於ける「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」第28回公演に係る本番に向けてのレッスンもそろそろ大詰めを迎えるところまできており、早いところでは出演者用座席券の順次交付が始まっているところも出てきている模様。
ちなみに私の今年属している「大阪5」クラスに於いては、先日掲載した記事でも喋っていますように、去る10月28日に4回目のレッスンを行い、2回残すだけとなっています。
ところで、先に記しました、昨日を以て合唱団員募集を全て終えた「第九ひろしま2010」でありますが、私も募集最終日の当日ギリギリに応募を済ませました。
ここ数年、経済的な事情などもあって、応募受付締切日ギリギリに「第九ひろしま」への合唱参加を申し込んできていますが、今年の場合、一つだけ昨年までと異なる点があります。
JR全線の普通列車が乗り放題となる「青春18きっぷ」の今冬分発売の有無について、応募締切日の直前まで決まらなかった(というか公式発表しなかった)ことです。
最近の「第九ひろしま」の傾向として───公演本番前日に於けるリハーサルの開始が夕刻(16時頃)で推移していることから、大阪を8~9時台に発車する新快速で発つことで、リハーサル開始前に広島市内入りすることがダイヤ上可能となっています。
公演会場である広島サンプラザホールの最寄駅はJRの新井口駅または広島電鉄(広電)の商工センター入口駅となっていて、当然のことながら、「青春18きっぷ」にてそのまま公演会場最寄駅まで乗っていくことが出来ます。
例年の「青春18きっぷ」冬季発売分の通用(利用可能)期間は「12月10日→翌年1月20日」となっていて、通常はこの期間内にちょうど「第九ひろしま」の公演期日が入る格好となっています《今冬の「第九ひろしま2010」の公演期日は”12月19日(日)”となっており、例年通り「青春18」通用期間内に入っています(尤も今冬の「青春18」は通用期間が例年より10日間短くなっていますが…)》。
そのため、ここのところは専ら「青春18きっぷ」を利用しての広島市内入りに徹してきています。
ところが今年の場合、いつもは2月のうちに3季分まとめて発表されるはずの「青春18」発売及び通用期間について、年末期に於ける東北新幹線「八戸~新青森」間延伸開業〔現在は前記「第28回1万人の第九」公演本番の前日にあたる「12月4日(土)」を開業期日とすることで決定済〕とそれに伴って新たに発生する並行在来線区間の第3セクター鉄道線への移管などの絡みから、今夏分までしか発表されず、「第九ひろしま2010」合唱参加申込の最終締切日の3日前にあたる10月29日になってようやくJR旅客6社から一斉に発売されることが正式に表明されるという有様でした。
もし、11月に入ってからも「青春18きっぷ」今冬分の発売の有無が公式にリリースされていなかったら───1996年の初合唱参加以来毎年続けてきた「第九ひろしま」への合唱参加が途切れていたのかもしれません。
勿論経済的な事情もありますが、いまの私自身の心境もあって、「第九ひろしま」、いや地元・大阪の「1万人の第九」も含めた「第九」イヴェントへの個人での合唱参加自体を見直していましたから・・・
ただ、「青春18きっぷ」今冬分発売に係るJR旅客6社からの公式リリースが発出される8日前〔10月21日〕、某鉄道写真家が「青春18」今冬分のPRポスター向け写真撮影のため現地入りした旨のことを自らのWebサイト上にて告白していたことが「2ちゃんねる」筋を通じて知るところとなり、そこから今冬も引き続き「青春18」が発売される公算が大きくなったと感じてきていましたので、仮に11月に入ってもJR旅客6社から発売される旨の公式リリースが発出されなくとも、近日中に公式な発売告知が為されるであろう、との期待感から、「第九ひろしま2010」への合唱参加申込に踏み切っていたかもしれません。
まぁ詰まるところ、今年は「青春18」に半ば振り回されていた、ということなのかもしれませんね・・・
で、「第九ひろしま2010」への合唱参加申込でありますが、今年から郵便振替口座(というか「ゆうちょ銀行の振替口座」)への通常払込に一本化されてきており、払込用紙の通信欄及び依頼人欄(今は一体化されていますが…)に必要事項を全て記入した上で最寄りの郵便局窓口或いは通常払込対応ATMから送金することで全て完結する形になっています。
勿論、主催者〔中国放送(RCC)〕側に於いても必要事項欄を用意した専用払込用紙(が付属された募集チラシ)を用意していましたが〔「1万人の第九」各レッスン会場でも配布されていました〕、私の場合は、「第九ひろしま2010」公式サイト内のFAQ集に記載されている案内に従い、あらかじめ郵便局にて入手しておいた青色の払込用紙に必要事項を全て記入し、自宅から自転車で5~6分のところに位置する街中の郵便局に備え付けのATMから送金しました。
その、郵便局備え付けの青色払込用紙への必要事項記入に際して、今回大いに役立ったフリーのソフトウェアがあります。
「nyao soft♪」が製作した「nyao soft♪アプリシリーズ15」の中の一つに列せられている『♪郵便振替』と呼ばれるソフトウェア(フリーウェア)です。
文字通り、郵便局備え付けの郵便振替払込用紙のフォーマットに特化した伝票印刷ソフトで、現行のヴァージョンでは民営化後の現行フォーマットに則ってつくられています。
そして、実際の使用に際しては、同じく前記の「nyao soft♪アプリシリーズ15」の中の一つに数えられる『♪郵便番号検索』(これ自体もフリーソフトの扱い)も予めインストールしておくことで、より便利に使えるようになります。
今回使った「第九ひろしま2010」合唱参加申込に即する形で、実際の流れについて簡単に紹介しますと・・・
インストール後、「[スタート]→[すべてのプログラム]→[nyao soft♪アプリ15]→[♪郵便振替15]」の順で起動させると、以下に示すようなランチャ(というかウィザード?)が表示されます。
ここで一番上に見える「払込取扱書票(青・赤 両用)」を選ぶと、以下に示すような入力フォーマットが表示されます《下図は既に必要事項が入力された状態になっていますが…》。
で、私の場合は個人での合唱参加申込でしたので、上図で示されているように、通信欄入力スペースには、必要事項のうちの合唱パートなどを先に入力、併せて「参加者住所・氏名は依頼人欄に記載の住所・氏名と同じ」という旨の文言も入れます。
その上で住所・氏名・電話番号各欄入力スペースに移るわけでありますが、ここで郵便番号の入力の際、予め前記の『♪郵便番号検索』をインストールさせておくと、入力後に左に見える[〒(検索)]をクリックすることにより、入力した郵便番号に対応した町名までの部分が自動入力されます《例えば「大阪府大阪市北区梅田」に対応する郵便番号「530-0001」を入力しておき、[〒(検索)]をクリックすれば、住所欄のところには”梅田”の部分までが自動入力される》。
そして必要事項を全て入力し終えたら、左上に見える[印刷]をクリックすることで実際に払込用紙に印刷させることが出来ます。
口座番号や払込金額が各々のマス目にきれいに収まっているのが見えますね《印字フォントの大きさは3段階に設定可能;上図は印字フォント・サイズ「大」に設定した上で印刷》。
依頼人欄に於ける住所・名前・電話番号の印字も見事でした───通信欄も枠内にきれいに収まっていましたし(笑)
シンプルながらも、よく出来たソフトであると実感しました。
何はともあれ、フリーソフトの助けも借りつつ合唱参加申込にこぎ着けることが出来た今冬の「第九ひろしま2010」───その2週間前に開かれる「第28回1万人の第九」と共に、自分自身にとって悔いが残らぬよう、残り1ヶ月余りの時間を有効に活用していこうと考えています。
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